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自分の頭で考える生活設計。

〇メール顧問会員のNさん(40代)
(相談:ライフプランニング)
2019.2.20 メール顧問会員になる。
2019.4.25 現状診断 終了。
メールをいただきました。
こんにちは、
2/20にメール顧問会員となりましたNです。
昨日はブログ掲載、ありがとうございました!
やっと生活設計ですね。
これから、
保険の解約に着手していきたいと思います。
※がんばれ! がんばれ!
アフラックのがん保険は主人の実弟
(保険代理店勤務なのです・・・)から、
※あら・・。
また私の個人年金保険は親しい間柄の人から
契約しており、
※あら・・。
少し時間がかかるかもしれませんが
一つ一つ作業を進めていきたいと思います。
※身内や知人に保険屋がいる人は、
非常にお気の毒・・です。
お金たれ流しの生涯が待っています。
またこの中には入っていませんでしたが、
ペット保険(年々高くなり、現在42,000円。
(チワワ7歳半)も解約を考えています。
※佐々木FPが言いました・・。
「うちは、その倍です。」
次女のモモ(フレブル黒:♀)の
ために、ペット保険で10万円/年
以上も払っているようです。
(おバカさんです)
「10歳を超えれば高くなる」
んだそうです。
この4月に長女は大学進学で
一人住まいを始め、
夫は元々岩手県内で単身赴任です。
「犬がいないと寂しくて」
しょうがない佐々木FPのようです。
ただ、ペットは健康保険などありませんし、
かかる時はかなり高額だと周りの方から聞くので
悩む所ではあるのですが。
武田さんはペット保険についても
どう考えられますか?
※はい、待っていました。
保険の原理はすべて同じことです。
加入者全員が損をしないと、
その仕組みは成り立ちません。
(当たり前)
医療保険は高額療養費制度が
あるから、入る必要がない。
・・のではありません。
医療保険は確実に損をするから、
入らない方がいい。
・・のです。
ペット保険や他の保険も安い共済も、
原理はまったく同じです。
ワンちゃんに多額の医療費が
かかろうが、払うしかないわけで、
それを損と考えるのであれば、
毎年ペット保険に入りながら
ワンちゃんの医療費を負担する方が、
確実に損の額は大きくなります。
でなければ・・
加入者みんながお得になっていれば、
そのペット保険は
仕組みが成り立ちません。
相互扶助・・が、保険の原理です。
加入者全員の損の上に成り立って
います。
損をしてもなお保険に頼るしかない、
そのようなことに限って、
保険は有効に活用したい。
それは、3つしかない。
1 火災保険
2 自動車保険
3 収入保障保険
業界の洗脳から、目を覚まそう!
ワンちゃんを飼い始めた時点で、
「この子にはだんだんに
家族以上に医療費がかかってくるな」
という意識を持とう。
その覚悟が無ければ飼わない。
佐々木FPの家族で一番医療費が
かかるのは、モモ・・だそうです。
(当たり前)
保険の解約作業が全て終わりましたら、
住宅ローンの繰り上げ返済について
ご相談したいと思います。
よろしくお願いします。

※加入生命保険は、夫3本、妻3本です。
すべて継続すれば、保険料総額は
約1000万円!(もったいない!)
・・です。
夫の保険は・・
1 変額終身保険 : 貯蓄目的?
2 収入保障保険 : 死亡保障
3 ガン保険 : 医療保障
妻の保険は・・
1 こくみん共済 : 医療保障
2 個人年金 : 貯蓄目的
3 ガン保険 : 医療保障


保険加入はお金を失うことです。
お金を失っても、損をしても・・なお、
加入せざるを得ないのは、
計算の結果必要とされた収入保障保険
のみです。
それぞれのがん保険は解約して、
その保険料分を貯蓄すれば、
家計に好ましいことになります。
(当たり前)
妻のこくみん共済も、お金をたれ流す
だけなので、さっさと解約したい。
そして、現在N家では住宅ローンを
返済中です。
なのに、
ローン返済をしながら、
保険で貯蓄をしているのは、
非常に不経済なことです。(当たり前)
そのような余裕のお金があったら、
繰上返済をした方が、大きな
パフォーマンスを実現できます。
※下のKが繰上返済です。(H=普通預金)


※終身保険や個人年金で、このような
ハイパフォーマンスは実現できない。
(当たり前)
ぼぉ~っとしていては、いけない。

※貯蓄するお金があったら、
借金返済をした方が合理的です。
ということで、結局は、
夫の死亡保障を確保するために、
今の収入保障保険の保障額を減額するか?
新たな収入保障保険で
当初1170万円の保障を確保するか?
どちらかになります。
夫の死亡保障のみを確保して、
他の保険は解約・清算して、
解約返戻金は繰上返済に充当したいです。
今までの保険料・・年43万円が、
これからは・・年3.6万円程度で済みます。
保険でお金をたれ流してはいけない。
本人が修正・作成した
キャッシュフローグラフ。
※自分で修正(生活設計)して添付された、
キャッシュフロー表とグラフは以下です。
※まともな人生になりそうです。
現状診断時点とは見違えるようです。

※下が死亡保障必要額の推移グラフです。

※夫は、8~9年後の55~56歳で
死亡保障は不要になります。
規模の小さい収入保障保険で
十分に見えます。
(現在は、過剰加入状態です)
妻は、3~4年後の51~52歳で
死亡保障は不要になります。
長い年月で割り算すれば、
大した金額ではありません。
妻の分は、保険で備える必要は
ないのでは?・・という印象です。
(すべて解約していいのでは?)
※死亡保障必要額の計算根拠です。(夫)

※死亡保障必要額の計算根拠です。(妻)

《 N家の概要:現状診断時点 》
2019.4.25

※現状診断時点のキャッシュフローグラフ。
(貯蓄残高の推移)
このままでは、老後破綻・・です。
なぜ、こんなことになるのか?
※キャッシュフロー表。

※現役のキャッシュフロー表の拡大です。

※老後のキャッシュフロー表の拡大です。

※夫婦の年金手取り額は300万円弱で、
平均よりは多い金額です。
が、老後支出は、
毎年500万円とか400万円とか、
現役並みの支出金額です。
当然、貯蓄残高はどんどん減ります。
基本生活費もかなり多いんですが、
Nさん夫妻の場合は、
車費が突出して多く、これから生涯で
4800万円にもなります。
(住居費よりはるかに多い)
老後のすべての期間で、収入を上回る
生活をすることは不可能です。
※人生最後の不足資金は、1900万円です。
生活設計で家計改善する場合は、
この1900万円を収支で挽回することに
なります。
そんなに難しいことには見えません。
夫婦で具体的に数値を変えてみて、
人生がどうなるか?
グラフで確認しましょう。
あるていど、メドが立ったところで、
その資料を添付して、
生活設計の依頼をしてください。
現状診断時の案内文をもう一度読んで。
※Nさん夫妻の年金受給のかたちと、
手取り額・・です。

※夫婦で受け取る年金合計(手取り)額は、
最大の時期は年293万円です。
できれば、この範囲内で生活すれば、
貯蓄が減ることはないんですが・・。
※上記年金額の計算根拠です。夫の年金。

※夫の年金受取額(総額)は、3,077万円です。

※妻の年金。
※妻の年金受取額(総額)は、2,737万円です。
夫婦の年金手取り額の合計は、このように
5千万円、6千万円、のようになります。
ペット保険も原理は同じだべ。
・・っと。
〇 商品販売をしない。
〇 しがらみを持たない。
誇りをもって、愚直に、
消費者側に立ち続けて18年目の
ファイナンシャル・プランナー事務所。
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