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〇メール顧問会員
のNさん(40代)
(相談:生活設計・マイホーム建築)
2019.7.16 メール顧問会員申し込み。 2019.8.6 新規メール顧問会員。
2019.12.5 現状診断。
メールをいただきました。
2020.1.24
お世話になっております。 メール会員のNです。
ブログ拝見しました。ありがとうございます!
あの家は我が家でございます。

※黄色の〇の家でOKのようです。
これから、この家を建て替えします。
マップ写真新しくなっていましたね💦
でも、
私のスマホのGoogleマップのブロックのような地図
だと駐車場のままのようになっているのですが...😌💧
※さらに、ヘリで現地に行ってみました。
黄色の矢印がN家でいいですか?
あと、登記はしてあったのですねσ(^_^;
すいません💦
※はい、Nさんが送ってきた添付資料の内、
2枚が、「登記事項証明書」です。
土地・建物それぞれの登記簿です。
私自身訳がわかっておらず、当時、境界が~と言われ、
何をどう調べたらいいかわからず、ネットで検索し、
調べると、裁判沙汰やら、何やら出てきたり(+_+)
なんか、大変な事になりそうだなぁ~(;´Д`)
と不安だらけで、とりあえず、
法務局に登記をとりに行くんだなと思い行ったのですが、
下の子が幼稚園行く前のチョロチョロ期で
法務局の方と話をしている最中も脱走したり、
私自身がよくわかってなかったから、
説明不足や私の理解力が足りなかったんですね💦
きっと、
武田さんがおっしゃっていた測量図の事ですね。
誰が言ったのかは記憶にないのですが、
なくても、大丈夫だけど、ないと土地は売れないと
聞いたので、
測量図や境界承認の書類の事だったんですかね。
※土地を売る際には、測量図を整えたいですね。
我が家の玄関は
セットバックされる 533-4に面しています。
※写真で、前面道路として見えているのは、
この「533-4」です。
533-4は我が家で依頼した測量の方は私有地と
言っていて、お名前も伺いました。
※はい、公道には普通・・地番が無い
のが普通です。
( たまに 役所が所有ということはあり )
地番が有る場合は、個人の所有者がいる
ことが推定されますが、
N家の右(東)側から上(北)に入った
奥に2棟建っているように見えます。
この方々も「533-4」を通る形で
建築確認申請しているはずなので、
Nさん宅が建築できないはずはないと
思われます。
いただいた添付資料の中に、
役所の都市計画部建築指導課による
「道路調査回答書」というものがあります。
( 平成28年9月23日 )
そこに書かれています。
調査対象地(Nさん宅)の南側道路(533-4)は、
建築基準法第42条2項の規定による道路です。
建築する上で、問題は無いと思われます。
心配であれば、年のため・・
この資料を持参して
役所の都市計画部建築指導課に行って、
「建て替えを検討していますが、
だいじょうぶ建築できますよね?」
と、確認しましょう。
連絡が取れないから、新しく建ったお家の
業者側の測量会社の方からもその方に連絡して
貰っているけど、連絡が取れないと...。
そして、それっきり数年たってます。
だから、測量図とかも何も貰っていません。
お金も払ってもいませんが...。
もう、何もなかった事でいいのかな...?
※仕事をしていながら・・
数年間もお金の請求をしないことは
ありえません。
正式に、仕事を終了できていなかった
・・のでは?
※で、測量図が無いならどうするか?
どうやって、土地の形やサイズを確認するか?
・自分たちで巻き尺で東西南北の
4辺の長さを計ることはできますか?
・今の建物の写真撮影
南から見た建物の全景写真
東から見た建物の全壊写真
・・で、
おおよそのスペースの大きさを把握
することができます。
どうでしょうか? できそうですか?
いただいたメールについて、
確認させてください。 2020.1.23
※午前の記事で質問しましたが、
このお宅だということで大丈夫ですか?
そこが確認できないと、前に進めません。

5年くらい前に我が家の周りが、ガラリと変わりました。
※手前右側の新しい家は、セットバックして
建てているようです。
Nさんのお宅が 出っ張っているように見えます。
私が見た・・このグーグルマップの写真は、
撮影年月が 2019年5月になっています。
( まだ1年もたっていない写真のようです )
我が家の公道側にあった駐車場と隣接し公道沿いの空き家
(駐車場の持ち主)、
我が家の奥の一軒家(駐車場と我が家に隣接)を更地に
して、新しい家が数棟建ちました。
※そのようですが、この立ち位置から奥へは
入って行けませんでした。
近辺に「新しい家が数軒」建ったのであれば、
土地を分譲売却して数軒建築されたのだと
思われます。
その時に土地の境界にサインしてくださいと、
業者に言われて義母に連絡しました。
※その「業者」という人が、分譲業者に
依頼された土地家屋調査士だと思われます。
土地を分譲して売る場合や、
建築条件付き販売をする際には、
きちんと測量をして測量図を作成する
必要があります。
なので、近隣の住人に境界承認のハンコを
もらって回ることになります。
新しい家の住人達には、土地の測量図も
資料として渡されます。
( 法務局にも保存されます )
でも、
業者の境界と、義母とその姉妹達との記憶が違ってました。
元々その土地を買った義母の母が言っていた境界の印
(+ネジみたいな)ではなく、その印より我が家寄りで
相手側の登記はなっていると言われ、
法務局に私が我が家の登記を取りに行きましたが、
ありませんと言われ(・・;)
※法務局に行ったけど ありませんと言われた、
ここで言う「我が家の登記」とは、
具体的に何のことでしょう?
いただいた資料の中には、
土地の登記事項証明書(登記簿)、
建物の登記事項証明書(登記簿)、
どちらもあって、確認できています。
なので、「我が家の登記」がありません
という意味が分かりません。
我が家の「測量図」が無いということ
なら、理解できます。
隣接の数棟の新築家屋は測量しているから
測量図があって当然です。
ところが、N家が測量をしていないのなら、
勝手に測量図ができて、法務局に保存
されることはありません。
昭和40年頃に登記しましょうって流れになったらしい
のですが、我が家はしてなかったんじゃないかと、
言われました。
※ ???
お義母さんが相続したのは、平成19年12月です。
その前の所有者が相続したのは、平成4年4月です。
昭和40年ごろ・・って、関係ないのでは?
境界は義母と業者で話し合い、サインし、
新しい数棟の家が建ちました。
※はい、それが現状ですね。
我が家も測量して、登記した方がいいかねって、
主人と話し、測量業者を探し、お願いしたいのですが、
測量は終わり我が家との境界の話しあいで、
玄関前が私有地らしくその方との連絡が取れないとなって、
それっきり数年になります。
※ ??? 私有地? 所有者?
私も現地に行ってみましたが、
お宅の真ん前までは行けず、
「玄関前が私有地らしい」ということですが、
その「玄関」がどこにあるか分かりません。
公図の状況から想像するに・・
玄関の位置として考えられるのは、
南か東・・です。 どちらですか?

※写真で指摘した家がN家なのであれば、
この公図の赤い枠の家です。
上の2枚の写真の撮影位置は、黄色の
矢印のポイントです。
で、玄関がどこか分かりませんが、
その前に私有地がるとすれば、
可能性としては 533-25 か、533-4 です。
533-4 は、別の資料で 42条2項道路
(みなし道路)ということになっているので、
個人の所有ではないと思われます。
玄関の向きが東だろうが、南だろうが、
南側の2項道路に十分な間口で接しているので、
普通に建築はできるとうに見えます。
もちろん、道路中心線から2メートルの
セットバックは必要になりますが・・。
新しく建った家にも面しているので、
所有者は一緒なのに、何故数ヶ月で連絡取れなくなるのか
不明ですが...
※ ??? 本当に私有地?
そんな、こんなで、我が家は測量も登記もしていない状態です。
※測量は終わった・・ということでしたが、
法務局に登記はしていないとしても、
作成された「測量図」はどこにありますか?
なんか、高額な料金払わされそうで怖くて連絡出来ません(>_<)
※ ???
添付した資料も数年前ですので、新しい物の方が良かったり、
足りないものがあれば、法務局へ行ってきます。
ご確認お願い致します。
あと、Googleマップで我が家をみると、
周りは駐車場時代の古い並びになってます。
※私が見たお宅で間違いなければ、
周りに駐車場はありませんでした。
私が見た・・このグーグルマップの写真は、
撮影年月が 2019年5月になっています。
かなり、最近です。 新しいです。
※今日はNさんの記事を2本書きました。
回答や感想を、できるだけ早く
ポンポン返してください。
のんびりしていると、知らない内に
月日はどんどん経過してしまいます。
早めのやり取りをしているつもりでも、
マイホーム建築の段取りは、
結局は数か月を要してしまいます。
マイホーム建築後の人生を、
シミュレーションしてみました。
2019.12.17
※実際にマイホーム建て替えをすると、
その後の人生はどうなるか?
ザックリと計画プランを作って、
勝手にシミュレーションしてみました。
※設定条件
《 予算 》
・建物解体費:80万円(21坪)
・マイホーム建築費:1890万円(21坪)
・諸費用 :160万円
・合計:2130万円
《 資金 》
・自己資金:330万円
・住宅ローン:1800万円
・合計 :2130万円
《 住宅ローン返済 》
・57,895円/月 ( 694,740円/年 )
《 ランニングコスト 》
・ローン返済:69万円/年
・固定資産税等:10万円/年
・火災保険料等: 2万円/年
・リフォーム:150万円
(15年後・以降10年ごと)
まず、シミュレーション2で、
マイホーム取得をしてみましょう。

※マイホーム建築前の人生は、こうでした。
この状況でマイホーム取得をすれば、
以後の人生はどうなるか?
キャッシュフロー表とグラフで見てみましょう。
※マイホーム取得を載せたキャッシュフロー表。
左が現役、右が老後。

※現役の拡大。

※老後の拡大。

※その結果の人生は以下です。

※う・・、ちょっと危うい人生です。
教育費がかかる時期と、老後・・妻の一人期、
資金が不足することになります。
それでは、シミュレーション2より
さらに対策をしてみましょう。
※大丈夫かどうか?未確認ですが・・
妻のパート収入を80万円から100万円に。
左が現役、右が老後。

※現役の拡大。

※老後の拡大。

※その結果のキャッシュフローグラフです。

※ぎりぎり、何とかなりそうです。
もし、収入を増やす働き方が無理なら、
方法は、もう一つしかありません。
2 支出を減らす ・・です。
自分でキャッシュフロー表を、色々
自由にいじってみましょう。
質問や希望・要望をどうぞ。
家計を勝手に改善してみました。
3つの人生を比べてみましょう。
※これを参考に、自分たちの人生を
真剣に考えてみましょう。
マイホーム建築に突き進む前に、
このように生活設計していきたい
という方針を決めましょう。
※現状診断の結果、マイホーム建築する
には ちょっと不安な家計でした。
家計改善法は、2つしかありません。
1 支出を減らす。
2 収入を増やす。
シミュレーションしてみましょう。
金額をキャッシュフロー表に書き込めば、
その結果がグラフに反映されます。
どのように人生が変わるか?
確認できます。 これが、生活設計。
《 現状のまま の人生 》

※このままの状況でマイホーム建築に
突っ走ってしまうと、危険な感じです。
《 シミュレーション 1 の人生 》
1 現役中の妻の働き方。
年収58万円を80万円に。
( 黄色の塗りつぶし )
※これなら、なんとかなる・・かな?
《 シミュレーション 2 の人生 》
1 現役中の妻の働き方。
年収58万円を80万円に。
( 黄色の塗りつぶし )
2 老後の夫婦の働き方:5年延長。
夫:年収100万円、妻:年収60万円。
( オレンジの塗りつぶし )

※これなら、まったく安心して
マイホーム建築できそうだけど、
老後・・70歳まで働きたくない・・?
《 シミュレーション 1 のキャッシュフロー表 》

※現役の拡大。

※老後の拡大。

《 シミュレーション 2 のキャッシュフロー表 》

※現役の拡大。

※老後の拡大。

現状診断で分かったこと。
2019.12.5
※現状診断の「総評」でお伝えした事は
以下です。
教育費がかかる時期と人生の最終盤に、
危険な状況になります。

★収入を増やす工夫が必要だと思われます。
妻は58万円ではなくもっと稼ぐとか。
58万円ではなく80万円で18年間働くことで、
さらに約 400万円
増えます。
★老後、夫婦それぞれが、パート程度でさらに
5年とか働くことも必要になるかも。
夫:100万円・妻:60万円の計160万円を5年間で、
800万円
になります。
〇マイホーム取得計画の目安は、
ザックリと「住居費総額」を捉えます。
現状診断時点の住居費(総合計)は、2,013万円です。
(CF表より)
さらに・・最後(妻の死亡時点)の貯蓄残高は、
28万円です。(同上)
合計額は、 2,041万
円です。
★『マイホーム取得での住居費総額』 =
『建築費+諸費用+ローン利息+固定資産税総額+リフォーム代』
( 土地が無い人は 土地代も加算 )
の合計額が、 2,041万円
以内に納まれば、
現在の生活レベルのままで住宅取得が可能だ
ということですが、
ちょっと資金不足か?といったところです。
※建築費の見当は・・
現在の建物と同様のサイズであれば、
21坪です。
場所は大都会です。
坪単価の目安は、ザックリと90万円です。
21坪 × 90万円 = 1890万円
もう・・建築費だけで2000万円近くに
なってしまいます。
つまり、N家の場合は、
現状のままでマイホーム建築に
突っ走ってしまっては、危険です。
・・ということが、分かりました。
( 対策は、②で考えていきましょう )
〇死亡保障 : 必要額の計算結果は以下です。
( 13~19ページ )
夫は現在: 2623万円、10年後: 1467万円、
19年後:451万円 ( 加入:200万円 )
妻は現在:-2030万円、10年後:-140万円、
19年後:701万円 ( 加入: 0万円 )
「マイナス」は、不要・・ということです。
「加入生命保険と必要額」の推移を、
ビジュアルで確認してください。 (20ページ)
★夫は2,600万円ほどが必要です。
収入保障保険加入の準備をしたいです。
現状診断時点の状況。
2019.12.5
※マイホーム建築を実行する前の
N家の状況を具体的に見てみましょう。
キャッシュフローグラフ
( 1年ごとの貯蓄残高の推移 )

※この状況のままでマイホーム建築に
突っ走るのは、危険です。
※グラフの根拠になるキャッシュフロー表です。
左が現役、右が老後。

※読者の皆さんも、マネをして作ってみよう。
一生の見通しが分かってしまいます。
※現役の拡大です。

※老後の拡大です。

※老後の年金手取りの受け取り方は、
このようになります。

さあ! どんどん進めよう!
・・っと。
〇 商品販売をしない。
〇 しがらみを持たない。
誇りをもって、愚直に、
消費者側に立ち続けて19年目の
ファイナンシャル・プランナー事務所。
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