武田つとむファイナンシャルプランナー事務所　岩手盛岡駅前

あ　その垣根もすべて撤去するんだ・・・
５年後に家を新築ってどうでしょう？
解体工事終了予定の 12月3日です。
生命保険に入る必要があるのはどんな人？
住宅ローン控除が継続に？　手続きは？
こんなモノがマイホーム建築の見積書？
基礎コンクリートそのままだと搬出できず
2700万円の新築は高望みでしょうか？
玄関のタタキ廻りのコンクリートで苦戦？
子供４人だけど住宅ローン6000万 GO！？

カテゴリ

健康

(6)

バックナンバー

2025/12
2025/11
2025/10

2025/09
2025/08

カレンダー

2020/05/25

テレビどこに置くの？開放的なリビングのジレンマ

カテゴリ：マイホーム

完全に開放的な空間にすると・・
　　　※あれ、テレビが置けない。

自分の頭で考える生活設計。

〇メール顧問会員のKさん（30代）

　　　（　相談：生活設計＆マイホーム建築　）

2020.3.17　新規メール顧問会員。
　　　　　　（　年間顧問料：3.6万円入金　）
2020.4.1　現状診断。
2020.4.16　マイホーム取得シミュレーション。
2020.5.12　マイホーム取得実行支援スタート。
　　　　　　（　年間支援料：33万円入金　）

　　　※黄色の枠線内がマイホーム建築用地です。

　　　※北側と東側、しっかり広い道路に面しています。

メールをいただきました。
2020.5.24

武田様

いつもお世話になっております。 Kです。

ブログ拝見いたしました。
調査と間取りの作成ありがとうございます。
また、連絡が遅くなり申し訳ございませんでした。

イメージを伝えるための間取りや外観の画像を探して
いたら、間取りプランが出来上がっていました…。
　　　※安心しました。

　　　　建築支援を依頼していることを忘れて
　　　　しまっているのでは？と心配していました。

間取りの感想ですが、
今まで住宅展示場に行ったときに何回か間取りを
考えてもらったことがあるのですが、
それらよりも一番理想に近いと感じました。
　　　※良かった、良かった。

ダイニングとキッチンを東側に持ってくるのは
あまり考えたことがありませんでした。

今まで作成しもらったものは、和室が南東にあり
ダイニングキッチンは家の中央にあったので
個室とLDKの区切りがいまいちでした。

作成していただいたプランではプライベートスペースと
パブリックスペースが分かれていて
良いと感じました。
　　　※お客さんがリビングから奥へは行かない、
　　　　そんな動線だと安心ですね。

南北に間口の広い西側に家を建てて、東側が駐車場
のイメージはその通りです。
　　　※はい、なので玄関も東側です。

外出する時も東側の道路を利用することが多くなると
思います。

北西の二部屋は後でクローゼットを工事するような
イメージでしょうか？
　　　※できれば、「将来職人さんが入って工事」に
　　　　しないように、
　　　　建築時点で「下がり壁」と「嵌め殺し建具」
　　　　を用意してしまえば、
　　　　将来の最適な時点で、パパ一人で部屋を区切って
　　　　収納も造れてしまいます。

　　　　それまでの期間、「嵌め殺し建具」は
　　　　小屋裏収納に置いておきましょう。

部屋の中央に階段？がありますが、屋根裏収納用ですか？
　　　※そういうことです。
　　　　断面の幅が5間もある大きな切妻屋根だと、
　　　　大きな小屋裏空間ができてしまいます。

　　　　使わないのは、もったいないです。

お風呂は寝室の８畳を小さくすれば2.5畳になりますか？子供が多いので２．５畳にしたいです。
　　　※了解しました。
　　　　主寝室を8畳のままで作ってみました。

洗面所と脱衣所は分けたいです。女の子が二人いるので分けといたほうが良いという妻の意見です。
　　　※はい、そのように修整してみました。

リビングとダイニングの間の壁は在来工法では必須でしょうか？

　　　※いいえ、構造的にできないことはありません。
　　　　壁は無くても問題ありません。
　　　　開放感が希望なのであれば、どのようにでも。

　　　　開放感に関連して問題提起したいのは、
　　　　「テレビを見ることはありませんか？」
　　　　「見るのであればどこに置きますか？」
　　　　・・ということです。

　　　　リビングには、テレビのことだけではなく、
　　　　あるていどの幅の「壁」が必要になります。

　　　　開放的であり、色々な空間と連続している
　　　　リビングを構想する場合、
　　　　皆さんが行き詰まるのが、テレビの置き場所です。

　　　　もし、家族みんなでテレビを見るのであれば、
　　　　どの位置に置いて、みんながどのように座って
　　　　見るか？　
　　　　プラン構想の初期段階で固めておきましょう。

　　　※広いお風呂、洗面と脱衣の分離、を加味した
　　　　新たなプランを作ってみました。　ご参考に・・。

外観(南側)はこんな感じでウッドデッキがあり、
そこで洗濯物が干せるようにしたいです。

　　　※はい、これでイメージが理解できました。
　　　　深い軒・・って、こういうことだったんですね。

　　　　このウッドデッキの出幅は
　　　　1間（1820mm）のように見えますが、
　　　　K家のプランで南面すべてをこのようにすると、
　　　　面積が 8坪増えて、48坪の家になります。

　　　　とんでもない予算オーバーになりそうです。

　　　　だからと言って、
　　　　出幅を半分の半間（910mm）にすれば、
　　　　面積増は4坪で 44坪の家になりますが、
　　　　いかにも貧相な「濡れ縁」になってしまいます。

　　　　間を取って、リビングと和室の前の4間幅分、
　　　　（　南面の外観上のシンメトリーを意識　）
　　　　出幅を4尺5寸（1365mm）でどうでしょうか？
　　　　面積は3坪増で、43坪の家になります。

　　　　それから、洗濯物干しは、天気の悪い日は
　　　　脱衣室等で干すように工夫したらいいと
　　　　思います。

　　　　まともな家であれば、簡単に乾きます。

ちなみに、
土地の南側にお墓がありますがここに建物が建つ可能性って
あるんでしょうか？

以上、よろしくお願い致します。
※はい、私も現地調査に行って気づきました。
　　　　こんなところに小さな墓所が・・　と。

　　　　Kさんが今マイホーム建築を計画している土地も、
　　　　そもそも基本的にマイホーム建築不可の土地です。

　　　　その縛りを解除して建てようとしています。

　　　　隣地の方々がいつか同じ行動をしても、
　　　　おかしくはないことなので、
　　　　いつかはありうることだと思って計画し、
　　　　この先の生活をする必要があります。

マイホームに関する希望。

駐車スペース：２台以上

・外観
和風（和モダン？）な感じが良い。
切妻屋根で軒の深い家。

主な部屋の広さは以下の通りです。
LDK：２０帖程度
和室：４．５～６帖＋押入
主寝室：８帖程度
子供部屋：４．５帖程度＋クローゼット×３部屋
浴室：２．５帖
トイレは２か所
シューズクローク
WIC
納戸

間取りの希望。

・玄関は西側か東側が良い。
　(冬になるとこの地域特有の強い北風が吹くため。)
・玄関から子供部屋にはリビングを通っていくようにしたい。
・リビングorダイニングに勉強スペース
　（家族みんながリビングで過ごす時間を増やしたい。）
・LDKは東西に横長（L字型？）
・キッチンは南向きで、ダイニングテーブルは
　キッチンの南側に配置
・できれば和室は南側でリビングとつなげたい。
・子供部屋の２部屋をを最初は１部屋として、
　後で２部屋に区切れるようにしたい。
・脱衣所と洗面所を分けたい

　　　※東側から土地を眺めています。
　　　　2012年の８月にタイムスリップしてますが・・。

　　　※北東側から眺めています。　2015年10月。

　　　※北西から眺めています。　2015年10月。

　　　※これが、測量図です。

　　　※面積は、500㎡ ≒ 151坪　・・です。
　　　　住宅地としては大きめですが、東西に長く、
　　　　面積の割には南北の長さは短いです。

　　　

マイホーム取得シミュレーション
2020.4.16

　　　※資金計画です。
　　　　建築費以外の諸費用も、このようにかかります。

　　　※マイホーム取得後の人生は、以下のようになります。
　　　　（　1年ごとの貯蓄残高の推移　）
　　　　教育費がかかる時期は、急激に貯蓄残高が減るので、
　　　　それ以前の繰上返済は無理なことが分かります。

　　　※グラフの根拠になるキャッシュフロー表です。
　　　　左が現役、右が老後です。

　　　※現役の拡大です。　子供が3人です。
　　　　教育費がかかる時期は大変なことになります。

　　　※老後の拡大です。　老後は特に問題ありません。

　　　※下が、老後の死亡保障必要額の推移です。
　　　　夫は、ある程度必要でしたが、住宅取得で
　　　　必要額ががくっと減ります。

　　　　2～3年で、ほぼ不要になります。
　　　　子供が3人いても・・です。
　　　　保険業界に洗脳されたままでではいけない。

K家の現状診断の結果。　2020.4.1

　　　　キャッシュフローグラフ
　　　　（　1年ごとの貯蓄残高の推移　）
　　　※52歳から一生、お金が無い生活に・・。

　　　　現在は貯蓄残高が多めですが、
　　　　子供3人の教育費がかかる時期になると、
　　　　急激に貯蓄が減っていきます。

　　　※それでも、だいじょうぶです。

　　　　キャッシュフロー表があります。
　　　　根拠を持って、対策を考えることができます。
　　　　確信を持って、行動を起こすことができます。

　　　　おちついて、生活設計していきましょう。

　　　※その根拠になるキャッシュフロー表です。
　　　　左が現役、右が老後。

　　　※読者の皆さんも、これを参考にして
　　　　自分たちのキャッシュフロー表を作って
　　　　みましょう。
　　　　一生の見通しが分かってしまいます。

　　　※現役の拡大です。

　　　※老後の拡大です。

　　　※Kさん夫妻のの年金受取額は、
　　　　平均よりちょっと多い程度ですが、
　　　　老後支出はあまり多くないので、
　　　　貯蓄がどんどん減るわけではありません。

　　　※夫婦それぞれの年金は、
　　　　以下のような受け取り方になります。
　　　　この金額が、老後の
　　　　キャッシュフロー表に書き込まれています。

　　　※Kさん夫妻の死亡保障必要額の推移です。

　　　※生命保険は、夫だけ4本に加入しています。
　　　　保険料は、年44万円。　多過ぎっ！
　　　　払込み保険料総額は、1164万円。　多過ぎっ！

間取りを考えるの、最高に楽しいべ。
・・っと。