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発見したばかりの Q&A
記事を取り上げて、コメントしています。
Q
基礎の立ち上がりは、高いほうが良いでしょうか?
標準は450mmですが、オプションで600mmにできます。
我が家の場合は、追加料金が12万円です。
敷地の側に水路(幅1m,深さ1.2m)があり、
普段の水深は10cm程度ですが、大雨で反乱することがあります。
しかし、
水路よりも我が家のほうが高い位置にあり(+300mm~380mm)、
水路の反対側が低地なので、あふれた水はそちらに流れます。
我が家の敷地には、入ってきません。
(ここ60年は、敷地内が水であふれたことはありません)
水路が近くにあるので、湿気は多いほうだと思います。
万が一を想定して、基礎を高くするか迷っています。
12万円ならば「安心代」として安いほうかと思うのですが、
新築ハイに陥って金銭感覚がマヒしているフシがあるので
決断できずにいます。
基礎の高さについて、ご意見をいただければ助かります。
よろしくお願いします。
補足
ありがとうございます。 河岸段丘の高い位置に家を建てます。
水路がある道路の反対側(我が家の反対側)は、
2m低くなってなっています。
ここが水害にあう場合は、この地域全体が水浸しになる時
だとおもいます。
その際、たかが15cm高くしたくらいで被害を防げるとも思えず、
「やらないよりマシ」程度の安心料になると思います。
そうなると湿気対策くらいしかメリットがなくなります。
他にメリットがあれば、決断できると思うのですが……。
※単純なコンクリート基礎の高さではなく、
どのような基礎にするか‥の方が、
重要かと思います。
つまり、布(ぬの)基礎にするか?
ベタ基礎にするか?・・ということです。
ベタ基礎なのであれば 湿気対策の心配は無いので、
高さを高くする意味はありません。
なので、
勧められているのは 布基礎なのかと思われますが・・。
いざ 浸水被害!・・が実際に起こった場合に
どのようなことが起きるか、知っておきましょう。
布基礎とベタ基礎で 違うことが起こります。
方や 浮いて流されたり、
事後の排水作業が大変だったり、
同じく乾燥作業が大変だったり、
・・ということに 差が生じてきます。
下に、過去記事を掲載します。
A
わずかな差なら高い方がいいです。
地面から離れた方が湿度が低く、
建材の劣化やシロアリ被害の危険も少なくなります。
A
温暖化が進化しており、雨の降り方が変わって来ています。
基礎高にするデメリットは階段数が増える事等が有りますが、
その立地であれば、高い方が安心出来るかと。
水害に有ったら、その金額では対応出来ませんので。
一旦 浸水してしまったら、
大変なことになりそうです。
※地域によっては、ベタ基礎を採用しない
方が いいかもしれません。
水害で 浸水した住宅を考えると、
ベタ基礎ではなく、布基礎の方が・・
※後々の対処がしやすいようです。
私も 反省・・です。
ベタ基礎の方が色々な意味で優位なので、
( ・・と思っていました )
建築会社の提案コンペの際の設計図書では、
すべて ベタ基礎を指定していました。
今後は ハザードマップを確認して、
どのような基礎を採用するか?
考えようと思います。
※以下は 浸水した住宅の床下を乾燥させる方法
を示しています。
( まず することは 「乾燥」が最優先です )
現実に浸水した方が 大学の助教で、
床下管機構を通じて 床下の湿気を屋外に排出
しています。
布基礎で床暖熱の家だから、被災後のこの方法
が可能ですが、
ベタ基礎で基礎断熱の家の場合は、当然ながら
基礎に 通気口が無いので、この方法は不可です。
※床下の湿気を基礎から排出できない ベタ基礎は、
一旦 浸水して 床下が湿ってしまうと、
床下の感想が難しくなり、大事になってしまいます。
床下も室内という造りになっているので、
室内と床下が 「ガラリ」で何か所も通じています。
床下の湿気を放置していると、
簡単に室内も不衛生な状態に なってしまいます。
※火災保険からの給付は・・?
床下浸水だけだと、火災保険の給付はありません。
※水災として補償が適用される 3要件は、
1 床上浸水
2 地盤面より45cm超の浸水
3 損害割合が 30%以上
・・で、いずれかに該当する必要があります。
ということも含めて考えれば、
何が何でも「ベタ基礎」を採用するのは
まずい、・・と感じました。
以後、反省!・・します。
浸水してしまったべた基礎は、
床下の乾燥作業が難しい。
※・・ので、
水害が予想される地域で採用するのは、
好ましくないと言いましたが・・。
ベタ基礎の採用はやめた方がいい
・・とも、言い切れません。
※前言をひるがえしてしまい、またまた
反省です。
人様のお話をすなおに そのまま受け取る
のは 好ましい事かもしれませんが、
自分の頭で考えることもまた、必要です。
( 自分がいつも言っていることです )
浸水してしまった ベタ基礎は、
排水が難しい、乾燥作業が難しい、
ということで、水害が予想される地域では
採用しない方がいいい と言ってしまいましたが、
訂正します。
「排水しやすいベタ基礎」を造ればいい
・・ということです。 反省!・・です。
※浸水後に 水を抜きやすいように、あらかじめ
水抜き穴をもうけておく。
当初は モルタルで塞いでおいて、いざと言う時に、
貫通させて 水を抜くということです。

※それから、いざと言う時に 床下を潜って移動
するための 人通口(じんつうこう)の造りを
工夫することです。
この写真の人通口では、浸水した水がたまった
ままになりますが、この立ち上がり部分を・・

※立ち上がり部分が無い人通口を採用することです。
これで 水抜きがしやすくなります。
ということで、水害が予想される場所がらでも、
工夫をすれば ベタ基礎でもOKなようです。
反省!!
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武田FP 自宅:10時~15時 事務所:15時~18時
佐々木FP 事務所:10時~15時
布基礎、ベタ基礎、どっちにするべ。
・・っと。
〇 商品販売をしない。 〇 しがらみを持たない。
誇りをもって、愚直に、
消費者側に立ち続けて20年目の
ファイナンシャル・プランナー事務所。
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