PR
カレンダー
発見したばかりの Q&A
記事を取り上げて、
コメントしています。
木造建築のマイホームで、
「通気」は 非常に重要な事柄です。
きちんと認識しておきましょう。
※生涯最大の買い物です。
何にも知らないまま 買ってはいけない。

※木造住宅の外壁や屋根の内側の「水分や湿気」を
放置しておくと、大変なことになります。
この絵のように、「湿気」を上へ上へと通して、
最終的には 屋根のてっぺんから排出しなければ
なりません。

※このような仕組みになっていることは、
しっかり 理解しておきましょう。
木造住宅の外壁の内部や 屋根の内部が
新築後 1~2年で 湿気でグダグダに腐って
しまっていたら、
「高気密・高断熱」も「地震に強い家」も、
ただの念仏に過ぎないことになります。
Q
新築戸建てで
14ミリ外壁を釘打ち工法で施工する予定です。
※おバカさんです。
「14mm外壁に釘打ち」は あり得ない!
業者に簡単に洗脳されているようです。
今どき「厚さ14ミリの外壁で釘打ち」
なんてことをするのは、
建売住宅やアパート・貸家等の
「安かろう 悪かろう 住宅」だけです。
とにかく イニシャルコストが安ければいい
という考え方で、長い目で見れば
大きな不都合が発生することになります。
使用する外壁が横張り縦張りどちらにも
対応可能なのですが、釘打ちの場合
おすすめはどちらになりますでしょうか?
詳しい方教えていただけますと幸いです。
※おバカさんです。
現在の木造住宅の外壁内の湿気は、
外壁の内側に「通気層」をもうける
通気工法で、「下から上へ向かって」
通気・排出する仕組みで行われます。
胴縁(どうぶち)という板を
外壁内側に設置して、その厚み分が
外壁内の通気層になります。
湿気を下から上へ逃がすためには、
通気層が「タテ」になっていなければならず、
「ヨコ」では 湿気を排出できません。
胴縁をタテにする場合は、
外壁サイディングをヨコ張りになります。
外壁サイディングをタテ張りにする場合は、
胴縁はヨコになります。
胴縁がヨコ張りだと 通気できません。
外壁内の通気、非常に重要です。
※建築業者によっては、おかしな施工をして、
後に不都合が発生したりしています。
拝借してきた絵を、下に貼り付けます。

※外壁サイディングを横に貼る場合は、
このように縦方向に胴縁を打ち付けます。
( 横方向の胴縁では そもそも通気できない
)
その際に 大切なのが、窓廻りです。
住宅金融支援機構の木造住宅工事仕様書では、
3cmの隙間を設けるよう 示されています。
でないと、
通気ができず 湿気が滞留することになります。
が、現実は、3cmのすき間を設けずに施工されて
いる現場が いくつもあるということです。
信じられない事ですが、胴縁の意味を理解しないで
工事している建築業者がいるということです。
A
普通にお勧めは横貼り。
縦貼りの場合は横胴縁も必要となってくる
ので壁内通風が阻害される場合がある。
そんな事を何も考えてないな~ってな
横胴縁打ってるような業者もたまに見かける。
今どき14の釘打ちを標準とするような業者
だと注意しとく方が良い。
A
縦張りは横胴縁、横張りは縦胴縁になりますが、
外壁通気の観点では横胴縁はおすすめしません。
(エアホール胴縁などの対策品を使えばいいですが)
胴縁の通気検証動画
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00138/062300571/
通気が阻害されると長期的に結露リスクなど
構造体の長寿命化に影響を及ぼしますので、
慎重に判断されることをオススメします。
厚み15㎜以上だと通気金具仕様となるので、
縦横張りの違いによる懸念は出てきませんが。
A
今から新築するのに釘打ち工法ですか?
サイディングが出来たばかりの頃は
その弊害がよくわからなくて
よくあった工法みたいですが
今は通気工法が一般的です、
あまりおすすめでないと思います。
デメリットだらけの 釘打ちサイディング。
これを採用するのは、アパートや貸家、
建売住宅、ローコスト住宅。
※昔は マイホーム建築で、当たり前のように
サイディングは釘打ちでしたが、
今は 金具止めが普通です。
釘打ちサイディングのメリットは、安いだけ。
初期投資分のお金がちょっと安く済むだけです。
( 長い目で見れば 所要コストは 全く逆 )
ひるがえって、デメリットは山ほどあります。
このことを 建築主が知っているかどうかは 不明です。
そもそも釘打ちかどうかの選択肢も知らなかった?
工務店が工事金額を安く見せるために・・
特に説明もせず 釘打ちサイディングを採用した?
( その可能性が高い )
デメリットを列記します。
・釘打ちした周辺から劣化ししやすい。
・釘打ちで固定してしまうと、地震時の逃げが
ない状態で、破損しやすかったり、
逆に釘が緩んだりしてしまう。
・釘の頭が出てしまったり、凹凸のために
汚れがついて 目だったりする。
外観の見栄えが悪くなりやすい。
・職人の技量次第では 釘打ちでクラックが
発生する可能性も。
・シーリング交換、ひび割れチェック、表
面コーテヒング塗りなおし などの
メンテナンス費用がかさむ
・水の侵食で変形やそり ひび割れなど
内部から劣化してしまう
ボードが腐ってしまったり カビてしまったり。
仮に・・釘打ちから金具止めに変更すると、
工事費が30万円アップする!なんて言われても、
金具止めにした方が 将来も含めたコストは安く済む。
30万円が 50万円でも 70万円でも同じこと。
そもそも この業界で、30万円や70万円なんて
吹けば飛ぶような金額です。
きちんと 複数の工務店を比較すれば、
まったく同じ条件であっても、500万円や1000万円
の価格差は、普通につく業界です。
30万円や70万円でびびっている場合ではない。
良い内容の建物を、同じ条件で・・
5社程度の工務店に提案させて、きっちり比較しよう。
当初から 1社に決めてかかっては、いけない。
※釘の頭が見えます。 これが将来・・。

※釘の部分から クラックが発生しています。

※普通に 金具止めをしています。
胴縁(どうぶち)に金具を設置して・・。

※こちらも 金具止めですが、通気胴縁(どうぶち)は無く、
金具自体が通気を計る 通期金具です。
知っておきたい現実:
こんなに違う
『 建築業者による価格差 』
※北から南まで 日本全国で実施した、
地元工務店どうしでの提案コンペの
比較結果の実例です。
建築業者を最初に決めてしまうと、
大損していても 気付く事はありません。




※地元工務店どうしでさえ 大きな価格差
になります。
大手ハウスメーカーや地元有名工務店だと、
もっと ひどい価格差になり、
とても高過ぎて建てることはできないので
・家のサイズを小さめにしたり、
・設備のグレードを下げたり、
・安めの仕上げにしたり、
・外構工事をあきらめたり、
等々の方法で 予算に合わせて建てます。
地元工務店を複数 ピックアップして、
十分な比較検討をすれば、
我慢することのない まともな家を
適正価格で建築する事ができます。
地元工務店を5~6社 比較したらいい べ。
・・っと。
ライフプランニング(生活設計)
22年間 実施してきた キャッシュフロー表作成等の
生活設計業務は、2023年9月で終了しました
が、
ご本人がする生活設計の個別アドバイスは
行っています。
「生活設計アドバイス」1万円/年
実行支援
マイホーム取得の実行支援は、引き続き行っています。
「土地購入」3万円/年
「住宅建築」10万円/年
過去のメール顧問会員と全く同じ支援を行っています。
( 過去記事で 実際の支援状況を確認して下さい )
〇 商品販売をしない。 〇 しがらみを持たない。
誇りをもって、愚直に、消費者側に立ち続けた22年間、
「 FP事務所(有)エフピー・ステーション 」で
つちかったスピリットを そのまま引き継ぎ、
消費者側に立った情報発信や実行支援をしています。
24年目のFP事務所です。
「武田つとむ ファイナンシャル・プランナー事務所」
岩手県盛岡市
メール:
fpst@axel.ocn.ne.jp
1級FP技能士 宅地建物取引士 武田 つとむ
解体工事 終了予定の 12月3日です。 2025/12/03
こんなモノが マイホーム建築の見積書? 2025/12/02
基礎コンクリート そのままだと搬出できず 2025/12/02
キーワードサーチ
フリーページ