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追い詰められたいや、自分で自分自身を追い詰めたそう言った方が正しいかもしれない元々のんびりした性格だからか、自分で自分を追い詰めないと、尻に火がつかないみたいそんなわけで、土壇場になってジタバタするのは多々あることけれども、さすがに今回だけは参ったハッキリ言って、無理!やり始める前から白旗を掲げている状態とは言え、やらなきゃならない無理無理!絶対無理!!時間と睨めっこしながらの孤独な闘いさすがに極限まで追い詰められると、自分でも驚くほど能力が発揮されるこの力が普段から出ればいいのに…なんて横道に反れるような思考回路は今は遮断されているとにかく与えられた使命をひとつひとつ片付けていく頑張ったほんと頑張ったでも一日という時間は限られているやはり全てをやり遂げることは到底できないそんな事は端から解りきっていたことどうする?放棄する?いやいや、ここまできたのだから諦めないと言うか、こんな事もあろうかと、実はある秘策を用意していたのだ秘策と言っても、最後の手段だから決して良い選択肢とはいえない平たく言えば、“逃げ道”逃げ道ってなんだか言葉の響きはよくないけれど、今目の前に突きつけられている現実から逃げるのではなく、あくまでも一旦待避するということ真っすぐな道のりをただひたすら突き進んでいくと、息が詰まる思いをすることがあるそこに逃げ道という一本の道を作ることによって、新たな道筋が出来上がる逃げ道ばかり作って、楽な方へ楽な方へ行ってしまうのは問題だが、たまには逃げ道を歩んでいくことも必要まさに、今がそのときちょっと小癪な手段ではあったが、おかげでどうにかこうにか事なきを得ることができた逃げ道を歩んだことによって、ちょっと遠回りすることになってしまったけれど、またすぐに元の道に戻って、遅れを取り戻せるよう頑張ります
2010年02月28日

知人の方に誘われて、「TEPCO・1万人コンサート」なるものを観るために日本武道館に足を運んだこの催し、なんと無料で観ることができるのだそう但し、チケットは事前応募による完全招待制抽選に当選しなければならないのだその招待客数、ペア3500組(7000人!)凄い人数である仕事では今まで何度か訪れたことがある日本武道館客の立場としては初めて中に入ると、その広さ、さらには観客の多さに驚かされたこのコンサートには、アマチュア合唱団約3000名が参加しているその方々と招待された観客を合わせると、催しの冠にもなっている1万人になるというわけ雑然としたざわめきのなか、自分はというと、独特の空間が物珍しいこともあって、視線を忙しなく動かしながら開演時間を待っていた平成元年にスタートした「TEPCO・1万人コンサート」今年で18回目を迎える今回の作品は、古くから伝わる安寿と厨子王の物語をなかにし礼氏が新解釈で書き下ろしたもの『真説・山椒太夫~愛と永遠の絆』安寿と厨子王の師弟は、遠国に行ったきりの父を訪ね、母と乳母と共に旅に出るやがて、人さらいを働く山賊が横行している辺りを通りかかる山賊の頭目・山椒太夫は錬金術師であり、そのための人足を集めていた四人は用心に用心を重ねるのだが、山賊たちの巧みな罠にかかり、母と乳母は行方知れずとなり、師弟は山賊の頭目のもとに連れていかれるそれから師弟の苦難の日々がはじまるところが、山椒太夫は安寿と厨子王の実の父親であり、姉弟の苦難は「魂の錬金術」として、父が与えた試練であった大団円、安寿の死をも厭わぬ犠牲と厨子王の勇気によって姉弟、母、そして山椒太夫は黄金の刻を迎えるはたして、その黄金の刻とはどのような瞬間なのであろうか…(公演あらすじより)世界劇とは、ドイツのカルル・オルフ氏が提唱した詩(言葉)と音楽、人体の動き(主に舞踏)が一体となり、ひとつの世界を創り出す総合舞台芸術のことこの“世界劇 黄金の刻”では、宙乗りをはじめとする大掛かりな舞台装置、豪華絢爛な衣装、現代のテクノロジーを駆使した照明、音響が作品の世界感を巧みに創り上げる役者が演じ、ソリストが歌い、ダンサーが踊り、舞踏家が舞う…世界劇ならではのダイナミックで、幻想かつパワフルな舞台座席は2階席遥か前方にある舞台を見下ろすような位置当然のことながら、演者たちの表情を窺い知ることはできない声と、その方が醸し出す雰囲気で、「あぁ…あの人だ」と判別できるぐらいけれども、舞台全体を見渡すことができるので、世界劇という、この作品が持つ世界観は十分堪能することができた作品は、なかなか壮大なテーマを取り扱っているセリフをソリストの方々が謳いあげるので、物語がうまく理解できなかったり、作品的にちょっと難しいところもあるのだが、ドラマティックな展開にグイグイと引き込まれる里見浩太朗氏、佐久間良子氏をはじめとする名立たる俳優の方々の演技は勿論のこと、舞踏家、ダンサー達の踊り、3千人で構成された合唱団による合唱、太鼓の演奏、宙乗り、レーザー光線による照明など、様々な演出によって視覚・聴覚が刺激されるとにかく凄い!!その一言に尽きると思うたった一日だけ、しかも1回限りの舞台の為だけにこれだけの贅を極めるのだから、ただただ凄いとしか言いようがないはじめての世界劇ダイナミックな迫力に圧倒され、荘厳な世界観に魅せられた機会があったら、是非また観てみたいけれども、抽選なんだよね…TEPCO・1万人コンサート 18th世界劇 黄金の刻『真説・山椒太夫~愛と永遠の絆』出演/山椒太夫…里見浩太朗/芳乃…佐久間良子/安寿…高島礼子/厨子王…尾上右近/小萩…松原智恵子/山岡太夫…林与一/鏡の大王…麿赤兒/闇の魔王…ダレン・リー ほか
2010年02月27日

自分で言うのもなんだが、結構遠慮するタイプ言いたいことがあっても、“これを言ったらどうなるだろう?”と、頭のなかでまず考えてしまい、あれこれ考えた末、結局言葉をグッと呑んでしまうあまり自己主張をせず受け身の態勢で構えているから、損な役回りを受けることもしばしば頼まれ事をされると、断ることがなかなかできない御人好しな性格の持ち主でも自分的には、それで損をしているとは思っていない“誰もやらないなら、自分がやるしかないじゃん”といった感じん!?結局は、良いように利用されてるだけか?そんな自分を見て、周囲の人は結構気を遣ってくれる“大丈夫?”“無理してない?”とかもうね、これが当たり前のようになっているから、何とも思ってないこういう性分なんだろうね、きっとだから、これからもこのまんまだと思うただ、周囲に気を遣うことによって、自分のことをついつい後回しにしてしまうのだけはなんとかしないと利口でもなければ器用でもないことは自分自身がよく判ってるから…【御人好し】何事も善意に捉える傾向があり、他人に利用されたり騙されたりしやすいこと(辞書調べ)
2010年02月26日

柔らかな陽射しが降り注ぐ今日は、まるで春を思わせるような陽気だポカポカとしていて、気持ちがいいそんな春の陽気に誘われてか、それとも、偶然和菓子屋が目に留まったからかどちらが明確な理由かは定かではないが、なんだか無性に桜餅が食べたくなった目に留まったのは、住宅街の一画にある和菓子屋木造建築のその店構えは古びていて、見るからに歴史を感じる風格があるというよりも、古くから地元に根づいているといった印象その店に並んでいる和菓子は、どれもが素朴でありながら、どこか温もりを感じるものばかり色々と目移りはするが、「桜餅が食べたい!」という欲求を満たすべく、桜餅を購入した勿論、選んだのはこしあんのもの粒あんは、なんか嫌なのだ桜の葉に包まった、ほんのりピンク色をした桜餅口に近づけただけで、桜のええ匂いがします一口パクッ!春やねぇ…餡子の甘さに対比するような存在の、あしらわれている塩漬けされた桜の花びらそのしょっぱさ、かなりパンチ効いてますところで、桜餅は桜の葉で包まれているけれど、この葉っぱって食べるものなのかな?自分は食べない葉を食べることになんか抵抗があるのだ今回も試しにひとくち入れてみたけど、やっぱりダメ葉を食べないほうが美味しい葉は香りだけ楽しませてもらいます春はまだまだ先…けれども、暖かな陽気と、桜餅の香りに、春の訪れを感じずにはいられない自分であった
2010年02月25日

昔から暗記するのが苦手まったく覚えられない覚えるということに関して、脳がまるで拒絶しているかのよう勉強嫌いというのが、少なからず影響しているのだろうか?そんな自分は、高校のとき、学校の演劇会で準主役に抜擢されたことがある準主役だけに出番も多ければ、セリフも沢山あるけれども、セリフを覚えることができないどう足掻いても無理なものは無理結局、本番も台本を手放すことなく演じたというのも、舞台の演出家という役柄で椅子に座っていることが多かったので、本を見ながらでも何の違和感もなかったからだ歳を重ねた今でも、暗記はダメ例えその場で頭のなかに叩き込んだとしても、効果は長続きしない自分に興味のないこととなると、その物覚えの悪さは尚更のことどうすればいいんだろ?ひょっとして歳のせい?いやいや、これは昔からだから…でも益々酷くなってきているような気がするそんなとき、たまたま見ていたテレビ番組で、気になる情報を得たそれは、“薔薇の香りが記憶力を高める”というもの人の記憶力と関係のある「海馬」が薔薇の香りによって活性化するためで、就寝している間に香りを嗅ぐと良いとのことはたして薔薇の香りで記憶力がUPするのか疑問に思うところだが、研究結果も出ているそうならば、薔薇の花は好きだから、これから部屋に飾ろうかなたとえ自分の記憶力が向上しなくても、部屋に花があると癒されるからね
2010年02月24日

都内某所の住宅街偶然見つけた一軒の洋菓子屋お世辞にも綺麗とは言えない店構えは、一見すると下町の町工場のようその店は、バームクーヘンが売り物のようだったメディアでも取り上げられたことがあるらしく、その事を大々的に宣伝している間口の狭い、飾り気のない店内店舗のすぐ奥は厨房になっている工場兼店舗といった印象品揃えは、やはりバームクーヘンが一番多いけれども値段が高くてビックリしたよっぽどこだわりがあるバームクーヘンなのだろうかよくよく見ると、ケーキも扱っているのだが、かなり割高こんなこと言ったら失礼かもしれないが、店構えのわりには、高級志向なのかな?そんななか、ロールケーキが美味しそうだったので、お買い上げそのロールケーキ、透明のプラスチック容器に無造作に入れられているおおよそ洋菓子屋の仕事とは思えない質素さ大きさのわりには値段も高めきっと商品に自信があるから、見た目じゃなくて、味で勝負しているんだろうねと、自分で一人勝手に納得してみた“スーパーいちごロール”名前からして、なんだか美味しそう切り分けてみたん?スポンジの巻き方がうまくないのか、切り口が綺麗じゃない苺もさほど入っていないし…さすがに、ケーキの見た目が残念だと、ちょっと悲しいそれでも美味しいのであればと、一口運んだ!!!!!ハッキリ言う美味しくない!いや、不味いわけじゃないんだけれど、美味しくもないスポンジはカスカスだし、生クリームもイマイチ肝心の苺はというと、味も素っ気もない苺は当たりハズレがあるにしても、肝心のロールケーキの出来がこれではいただけない高くて、しかも美味しくないだなんて詐欺でしょどこが“スーパーいちごロール”なんだ?って感じもしかしたら、店イチ押しのバームクーヘンは美味しいのかな?いやいや、もう利用しないよ
2010年02月23日

ある人からメッセージが届いていたそれは思いもよらない人物から一体何事かと思ったら、その内容は他愛のないものだったけれども、その何気ないメールがなんだか嬉しくて、何度も読み返してしまったメッセージを送ってきたのは、二十歳そこそこの男性こういう風に書くと、“何、男からのメールで喜んでるんだ?”って思われるかもしれないけれども、そういう趣味はないからあまりにも意外だったので、驚いたというか、嬉しくなってしまったのだ彼とは、直接話したこともなければ面識もないただ間接的に知っているだけの間柄その彼が怪我をしたらしいので、ちょっと気になってお見舞いの旨を伝えたどうやら大事には至らなかったようなので、自分的には軽い気持ちでしたことだったすると、彼からメッセージが届いていた送られてきていたのは、“心配かけてすみません”といった内容のメッセージ意外だったと言うのも、その彼、今どきという言葉がはたして当てはまるのかどうかは判らないが、とにかく調子が良いというか、軽いノリの男で、自分とはまったく噛み合わないような人物気遣いというか、心遣いが出来るとは到底思っていなかったので驚いたのだ文面の言葉遣いは妙に馴れ馴れしいところもあるが、それも愛嬌か一応礼儀は弁えているのだと、感心ちょっとどころか、だいぶ見直したなんだ、いい奴じゃん外見や言動はチャラチャラしているけれど、人を見かけだけで判断してはダメだね
2010年02月22日

人形町に用事があるとき、ついつい足を向けてしまうところがあるそれは、甘酒横丁と呼ばれる通りにある、自家焙煎ほうじ茶の店『森乃園』大正三年創業の歴史あるお茶屋さんである店の近くに来ると、ほうじ茶特有の香ばしい匂いが鼻をかすめるこの匂いを嗅ぐと、人形町に来たなぁ…と感じるぐらいほうじ茶にこだわり続けている店だけあって、実に様々なほうじ茶が取り揃えられているのだが、名物の一つになっているのが、『ほうじ茶ソフトクリーム』ミルクとほうじ茶葉が絶妙にマッチングした大人の味のソフトクリームこれが、とにかく美味しいのだ多いときには、1日に数百本売れることもあるというほどの人気ぶり森乃園に足を向けてしまうと、このほうじ茶ソフトクリームが、ついつい食べたくなってしまうで、注文してしまった茶色いソフトクリーム一見するとチョコレートっぽいんだけれど、これ、ほうじ茶なんだよね濃厚なミルクと、ほうじ茶の香ばしさの相性はバツグン!んまっ!!何度食べても美味しい今日はなぜか温かいほうじ茶を一杯サービスしていただき、ちょっとまったりしてしまったお店の二階には茶房があり、こちらのお店もお気に入り今度時間ができたらゆっくりしに来たいな森乃園【ほうじ茶ソフトクリーム】300円(税込み)
2010年02月21日

過酷な運命に翻弄されながらも己の信じる道を歩み続けた天璋院篤姫2008年にNHK大河ドラマで放送され、大きな反響を呼んだその作品、宮尾登美子原作『天璋院篤姫』が明治座で舞台化された明治座2月公演『天璋院篤姫』薩摩・島津家から徳川十三代将軍・家定の正室となった篤姫その聡明さから大奥はもとより表の政治にも影響を及ぼす存在となっていく夫・家定とのあまりにも短い夫婦関係、公武合体により降嫁してきた和宮との嫁姑の確執など、様々な苦悩を乗り越えながらも、ひたすら前に歩み続ける篤姫徳川三百年の崩壊という歴史の渦の中を生き抜いた篤姫と、篤姫をめぐる人々の姿を壮大に描く華麗な歴史絵巻(作品紹介より)大河ドラマにハマッたわけでもなく、さして篤姫に関心があるわけでもない自分けれども、舞台を通して見た篤姫のその波乱に満ちた生涯は、強く惹きつけられるものを感じた次々と襲いかかる試練の数々…それでも決して屈することなく、己の信念を貫き通す生き様は、生ぬるい自分に対するメッセージのように受け取れ、“このままではいけない…”と自分のなかで何かが弾けたような気がした篤姫が度々口にする言葉「女の道は、前へ進むしかない、引き返すのは恥でございます」女に限らず、男も前へ進むしかないのである天璋院篤姫を演じた内山理名氏をはじめ、共演者には芸達者なベテランから若手実力派といった多彩な顔触れが揃った今回の作品篤姫の生涯を3時間弱にまとめているので、若干忙しない印象は否めないが、歴史に疎く関心もさほど寄せていない自分でも十分に楽しめた明治座2月公演『天璋院篤姫』2月4日(木)~24日(水)まで出演/天璋院篤姫…内山理名/島津斉彬…西岡徳馬/皇女和宮…遠野あすか/しの…小林綾子/本寿院・お幸の方(2役)…秋野暢子/滝山…高橋かおり/勝海舟…国広富之/幾島…香寿たつき/徳川家定…今拓哉/庭田嗣子…山田スミ子 ほか
2010年02月20日

昨日の夜、スーパーで買い物をした半額のシールが貼られていた赤身の刺身のサクマグロが大好物な自分得した!そう思って買ったのだが、帰ってきてビックリ!てっきりマグロだと思っていたら、なんとカツオだった!!ガッカリ…よく確認しないで買った自分が当然悪いんだけれど、赤身の刺身のサクときたら、マグロだと思うでしょ?ん!?そう思うのは自分だけ?ハイ、今度からきちんと確認して買いますさてさて、カツオの刺身どうしよ?カツオって、あまり食べたことがないんだけどとりあえず、醤油に漬けましたとさそして今朝…食べました酢めしに、醤油に漬けたカツオ、それから白髪ネギ、刻みのりをのせて“カツオの漬け丼”マグロに比べたら、ちょっとクセがあるけれど、案外美味しいかも?でも、やっぱりマグロがいいな
2010年02月19日

東京は雪が降っていた夜明け前はそうでもなかったのだが、時間が経つにつれ、落ちてくる雪がどんどんと重たそうなものに変わっていくこのままだと積もりそうな感じけれども出掛け前に見た天気予報では、午前中には雪は止み、晴れ間が見えるといっていた見上げる空は、見渡す限り一面濃い灰色そこから引っ切り無しに雪が落ちてくるそんな光景を目の当たりにしていると、天気予報は俄かには信じ難い雪が降ると色々と面倒…と思っても、やっぱり目の前にすると、テンションは上がってしまう都内にある大きな公園まだ朝が早いせいか、人影はほとんどないそんななか、傘も差さずに子供のようにはしゃぐ自分足跡ひとつないところをペタペタ踏んでいく気分が良い…手摺にこんもりと積もった雪を手で払い落としていくなんだか面白い…ええ歳した男が、無邪気に遊んでます時折通り過ぎていく人たちの冷ややかな好奇な視線を感じながらも、お構いなしに雪のなかを駆け回っていたかなりはしゃいだ気が済むまではしゃいだ一体どれだけの時間を過ごしたろ?いや、そんな大しては経ってないと思うんだけれど…東京の街は、見渡すかぎり白銀の世界都会に居るとなかなか見ることのない光景であるけれども、そんな景色も朝のうちだけであった9時を回る頃には雪は止み、太陽が顔を覗かせた驚くほど天気予報どおりの展開朝のあの寒々しさは一体なんだったのだろう?と思ってしまうほどこれだけ劇的に天候が変わるのも珍しいかもしれない降り注ぐ陽射しは、うっすらと積もっていた雪を溶かし、午後になるといつも見慣れた風景に戻っていた朝見た束の間の白銀の世界…雪のなかを駆け回っていたのは確かに今日の出来事なのに、なんだか遠い日のことのように思えてしかたない自分であった
2010年02月18日

約束の時間までちょっと空いてしまったので、ふらっとカフェに入ったいかにも女性が好みそうな、小洒落た感じそこに男がひとり…昔は、一人で店に入ることに躊躇いがあったけれど、いまではそんなに気にすることもなくなった注文したのは“塩キャラメルワッフル”甘いものが食べたかったのだワッフルの上には、バニラアイス、ホイップクリームが添えられているそこに、キャラメルソースをかけるソースの温かさで溶けていくアイスウ~ン!見るからに美味しそッ!!アイスとホイップクリームとキャラメル、それぞれをワッフルに絡めて…うまっ!いくつもの甘さが複雑に絡み合って、あとから塩キャラメルのしょっぱさが存在感をアピールする焼きたてのワッフルは、外側はカリッ!中はふんわりしていて、美味しい美味しいんだよ美味しいんだけれども、コレ頼んで、自分はちょっと後悔していたと言うのも、自分は“甘じょっぱい味”があまり好みではない甘いなら甘い、しょっぱいならしょっぱい、とハッキリしてほしいのだ昨今では塩を使ったスイーツが流行っているけれども自分は好みが合わないので、その流れには乗っていないなのに、なぜか注文したのは塩キャラメルワッフル何を血迷ったのか自分でも自分がわからないひょっとしたら、ちょっと興味があって、一度は試してみようと思ったのかもしれないでもね、チャレンジしてみたけれど、やっぱり自分の好みじゃなかった甘いものはただただ甘いほうがいい
2010年02月17日

歌舞伎座には、“一幕見席”というものがある通常歌舞伎の公演は、昼の部・夜の部に分かれていて、3~4つの演目で構成されている一幕見席というのは文字通り、そのうちの一幕だけ観られる席のこと料金は演目により異なるが、大体1000円前後と、気軽に歌舞伎の世界を楽しむにはもってこいの席座席数は90、立見数60、合計150名の定員制切符は、歌舞伎座正面入口の脇にある一幕見専用窓口で販売となるが、当日売りのみで、販売開始時間は開演時間により異なる自分は、その一幕見の切符を買い求める為に列に並んでいた販売開始時間より早めに劇場に到着すると、まだ数人しかいなかったなので、ちょっと時間を潰して頃合いを見計らってから戻ってきたのだが、既に三十人ほどの人が並んでいた列の最後尾につくとき、係りの人に「立ち見になりますが…」と言われたが、それでも構わないと思ったどうしても観ておきたい演目だったからであるいかにも歌舞伎座に通い詰めているような風貌をした男性、それから歌舞伎には縁遠いような若い女性、仕事帰りと思われるスーツ姿の男女、外国人の方など、実に多種多彩な人たちが列に並んでいる時間になると、専用の窓口で切符を購入1400円で2時間程歌舞伎を鑑賞できるのだから、安いものである一幕見の客は、4階席まで直接通ずる階段をあがっていく通常の入口とは異なる専用の階段なので、歌舞伎座のロビーや売店などは利用することができないある意味、隔離されているといっても等しい雰囲気ある歌舞伎座の内装を見ながら、4階席に到着丁度休憩中ということもあって、劇場内は賑々しい状態にあった一幕見席は完全入替制ではあるが、引き続き次の幕を観る場合にはそちらの観客が優先されるなので、最後の演目から一幕見する場合は、大抵立ち見になってしまうようだ今日は自分を含め、30人ほどの人が立ち見となっていた席は4階席天上がすぐ上にあるようなところそこから眺める舞台ははるか前方斜め下にあり、見下ろす感じ歌舞伎座は、今回で2回目これから観るのは、中村勘三郎氏主演の『籠釣瓶花街酔醒』江戸中期の時代、江戸の吉原で実際に起きた事件を題材にしたもので、歌舞伎座でも度々上演されている演目自分がこの作品の存在を知ったのは去年のこと「カゴツルベ」「籠釣瓶 吉原百人斬り」という作品を観劇し、そのドラマチックな展開に釘付けになり、是非歌舞伎版も観てみたいと思っていたそんなときに、2月に公演があることを知ったけれども、歌舞伎座は今年の4月をもって取り壊されるということもあり、チケットを入手するのは困難そこで、一幕見で観ようと考えたのだった『籠釣瓶花街酔醒』野州佐野の絹商人・佐野次郎左衛門は、江戸吉原で道中姿の花魁・八ツ橋を見染め、通い詰めたあげく身請けしようとするところが、八ツ橋は情夫の繁山栄之丞に責められ、満座のなかで次郎左衛門に愛想づかしをする悲憤で故郷へと帰った次郎左衛門、数ヵ月後にふたたび吉原へ現れたその目的は…4階席から見下ろす舞台はやはり遠い分かっていても遠い自分の視力では、役者の方の声を聞いて、「あの人なんだぁ…」と判別するのがやっとそれに覚悟していたとはいえ、2時間近くの立ち見はやはり疲れる役者がぼんやりとしか見えないから、作品の雰囲気、歌舞伎座の空間を楽しんだ肝心の作品はというと、解り易い展開なので、歌舞伎に関して何の知識も無い自分が観ていても飽きることはなかったけれども、テンポがゆっくりとしているというか、間延びした印象は拭えないこれが近い席での観賞なら、役者の方々の表情や所作などが分かって、また違った印象を受けるのかもしれないが、4階席で作品の雰囲気を味わっていた自分としては、どこか物足りなさを感じずにはいられなかった気軽に、そして手軽に歌舞伎を楽しむことができる一幕見席はじめて体験したけれど、面白かった以前から観てみたかった演目も観ることができ、楽しいひとときを過ごしたのであった歌舞伎座さよなら公演二月大歌舞伎・夜の部『籠釣瓶花街酔醒』2月1日(月)~25日(木)まで出演/佐野次郎左衛門…中村勘三郎/兵庫屋八ツ橋…坂東玉三郎/繁山栄之丞…片岡仁左衛門/立花屋長兵衛…片岡我當/治六…中村勘太郎/立花屋おきつ…片岡秀太郎/兵庫屋九重…中村魁春/釣鐘権八…坂東彌十郎 ほか
2010年02月16日

街のいたるところで、山茶花や椿の花を見るようになった我が家の庭でも、藪椿が綺麗な花をつけている白、桃色、紅色、絞り模様…いかにも日本的な凛としたその美しさは、花の色も違えば、見せる表情もたくさんあって、今の季節、街に彩りを添えているさて、山茶花と椿だが、同じツバキ科の植物だけあって、その姿は非常に似ている一目見ただけでは、区別することはなかなか難しい山茶花は秋の終わりから冬にかけて、椿は冬から春にかけてと開花時期は異なるが、冬の時期は重なるので、巷では両方の花を見かけることとなるまあ、咲いている花が山茶花だろうが、椿だろうが、さほど大したことではないのかもしれないが、これが気になりだすと止まらない見分け方はいくつかあるそのなかで一番分かりやすく、自分も決め手にしているのが、“花の終わり”山茶花は花びらが個々に散るのに対し、椿は萼と雄しべだけを木に残してあとは丸ごと落ちるなので、花をみつけると、木の足元に視線を落とす花びらがバラバラと散っていれば山茶花花の形が崩れぬままボトッと落ちていたら椿ということになるけれども、これには一つ困ったことがあるそれは、開花し始めは分からないということひとつでもいいから花が咲き終わらなければ、判断が出来ないのだ今はすっかり見頃を迎えているせいか、いたるところで花が終焉を迎えているので、それを見れば一目瞭然地面を花びらで覆う山茶花見事なまでに落花している姿を見ると、潔ささえ感じてしまう椿どちらの花の終わりも、どことなく儚さを漂わせるその儚さになんとも言い知れない感情を抱く自分季節はゆっくりと、けれども着実に移ろいでいる
2010年02月15日

財布のなかに御守を入れるような柄じゃないんだけれど、実は密かに忍ばせているそれは、ガラス製の小さな蛙なんと金箔入りなのだその名も“金かえる”使ったお金も金かえる落としたお金も金かえるいつも貴方のお財布に謳い文句の駄洒落から察するに、“金かえる”は金運に良いようだこのガラスでできた小さな御守は、蛙の他に、富士山・打出の小槌・招き猫・四葉のクローバーなどいくつもの種類があり、それぞれが健康・縁結びといった具合に効果が違う自分は別に端から金運UPを狙ったわけではないいくつもあるなか、蛙が一番愛嬌がよかったので選んだただそれだけのことまあ、少しは肖りたいなぁ…という卑しい気持ちがあったことに違いはないけどそんなわけで、自分の財布のなかには、可愛らしい小さな小さな蛙が潜んでいるなんてったって、金箔入りだもんねちょっとゴージャスだよ果たしてご利益があるかどうかは分からないけれど、気の持ちようってことで
2010年02月14日

今日は、近代演劇の創始者であるイプセン原作の「ヨーン・ガブリエル・ボルクマン」の翻訳劇を観劇『ジョン・ガブリエルと呼ばれた男』人生は愛すること憎むことそして夢見ること生涯ひとつのものを奪い合う双子の姉妹頂点を目指しすべてを失った男と、どんな夢も愛もこれまで手に入れることなく生きてきた男誰もが嘘がつけない誰もが一切譲らない人生をかけた辛辣な言葉の刃が次々と繰り出される…(公演あらすじより)かなり難しいいや、自分の読解能力が追いつけていないだけなのかもしれない話の流れは掴めているところが、作品から何を感じとればいいのかが分からないだから、ただただいくつもの場面が自分の前をスーッと通り過ぎていくけれども決して退屈ではなかったむしろ惹きつけられていた出演者は4人だけ仲代達矢氏、十朱幸代氏、大空眞弓氏、米倉斎加年氏という錚々たる顔触れ姉と妹、男とその友人、夫と愛人、夫と妻…それぞれの対決という構成になっているのだが、愛と憎しみをぶつけ合う言葉の応酬、気迫の籠もった演技、張り詰めた空気は、静けさのなかにも情念の炎が激しく燃え盛っていて、息が詰まる思いをしたぐらい特に、仲代氏は存在そのものが神懸かっていて、ただただ圧倒されたこの作品、自分にとっては、内容云々というよりも、役者の方々に魅せられた作品だった舞台『ジョン・ガブリエルと呼ばれた男』世田谷パブリックシアター2月12日(金)~21日(日)まで出演/ジョン・ガブリエル・ボルクマン…仲代達矢/エルラ…十朱幸代/グンヒル…大空眞弓/フォルダル…米倉斎加年
2010年02月13日

心惹かれる花…それは、自分が好きな色だったり、美しい花姿など、理由は様々一様に言えるのは、綺麗な花に惹かれるということそのガーベラを見て、自分は惹かれるものを感じた見事なまでの大輪の花優雅にうねる花びら淡いクリーム色が、見る者に優しい印象を与える名前は『パスタ』おそらく、あの食べるパスタのことなのだろう言われてみれば、なんとなく、そんなイメージがするうん、なんとなくねなんだかパスタっぽいでしょ?このガーベラのどこに惹かれたのかそれはズバリ、名前!ユニークなネーミングがついた花をみつけると、ついつい興味を持ってしまうのだ
2010年02月12日

家を出てから数分して気づいたあ!忘れものした…歯を磨きながら、今日はアレを持っていかないと…着替えながら、アレ忘れずに持たないと…と、何度も確認していたにもかかわらず、靴を履くとき、玄関の棚にちょっと置いたら、それを持たずに出てきてしまったハァ~我ながら何してるんだろ?ほんと情けないいつも朝用意するからダメなんだよね前日の夜のうちにやっておけばいいんだよけれども、疲れて帰宅すると、明日の朝やればいいや…と思っちゃうで、その結果がコレほんと、毎回毎回同じ過ちを繰り返すも、まったく進歩が見られない男です
2010年02月11日

車の運転をすると、性格が変わる人がいる自分もそうかもしれない短気になるこんな言い方をすると誤解を招くけれど、決して運転が荒いわけではない普段からすると、車を運転しているときは短気気味になるということ渋滞にイライラ…ウィンカーも出さずに急に車線変更してくる車にイライラ…信号を無視して道路を横断する歩行者にイライラ…通勤、そして仕事と、ほぼ毎日車のハンドルは握っているので、ヒヤッとする場面に遭遇することもしばしばなので、車を運転しているとき、結構ストレスを感じることが多く、気づかぬうちに眉間に皺を寄せているそれは、車から降りるとき、眉間に疲労感を覚えるほどイライラしてもしょうがないんだけれど、ついついイライラしてしまう自分では温厚な性格だと思っているのだが、案外短気なのかもしれない駅前の通りを走行していたときのこと通行人が多いので、注意を払って徐行して運転していたと、その時!突然、自転車に乗った老人が横から飛び出してきた慌ててブレーキを踏むと、スピードも出ていなかったこともあり、衝突は免れた当の老人はというと、何事もなかったかのように、目の前をフラフラと自転車を漕いで行ってしまった呆れるというか、呆気にとられる自分ほんと、危なかった…ハンドル握っていて、久しぶりにヒヤッとしたこのことで、自分の眉間の皺がギュッと深く刻まれていたのは言うまでもない
2010年02月10日

今日は良い天気身体を動かしていると、汗ばむぐらい近所に1本だけある河津桜は、この陽気に誘われたわけではないが、一足早く春を告げるべく、キレイな花を咲かせているそんなポカポカ陽気に包まれて、寝不足気味の自分は、ちょっとボーっとしていたすると、傍にいた知人がボソッと一言「今日は、春の匂いがする…」叙情的な台詞など言うような彼ではないので、その言葉はなんだかおかしかったと同時に、思わずクンクンと鼻を働かせ、匂いを探したん?別に何も春らしい匂いなんかしないじゃん彼曰く、なんとなく春の匂いがしたとのことなんとなくねぇ…この陽気だから、春は感じるけどさ春の匂いって、一体どんな匂いかな?たぶんね、人それぞれなんだと思う自分は、植物から季節を感じることが多いそうだなぁ…沈丁花の香りを見つけると、春だな!って感じるまだ時期的にちょっと早いけれどね暖かさも手伝ってか、すっかり気分だけは一足早く春が訪れているようだ
2010年02月09日

知人の方からお菓子を戴いた文明堂『匠のバームクーヘン』文明堂といえば、真っ先にカステラが思い浮かぶのだが、この“匠のバームクーヘン”もとても人気がある商品誕生から約40年、カステラに次ぐロングセラー商品なのだそう新鮮な卵・発酵バター・アーモンドプードル・無漂白の超薄力粉など、良質の原材料を厳選し、その配合、タネづくりに贅をこらしました(商品説明より)名前がスゴイよねなんてったって、匠のバームクーヘンだもん早速ひとくち…んまっ!美味しい!さすが匠やねって、味の良さがイマイチ分かっていない自分バームクーヘンって、あんまり食べないからさけれども、美味しいと思ったのは紛れもない事実しっとりとしたバームクーヘンと、外側のフォンダン(糖衣)のバランスがすごく良いあっと言う間に1つペロッと食べてしまったその日、偶然にも文明堂に行く機会があったそこで、今さっき頂いたばかりの、匠のバームクーヘンを発見!えッ!?意外といい値段するんだねもっと味わって食べればよかった…と、卑しい気持ちを隠すことができない自分であった
2010年02月08日

仕事で、東京の郊外を訪れたとある駅前の通りお世辞にも活気が溢れているとは言えない商店街そこで、気になる店を見つけた和菓子屋さんであるみたらしや餡子といった団子をはじめ、おにぎり、海苔巻、いなり寿司、お赤飯など数多くの商品が並んでいるごくごく普通の和菓子屋…なぜ、そのような店が気になったのか?実を言うと、この店、テレビで見たことがあるのだいや、正確に言うと、見たことがあるような気がした何の番組だったかは覚えていないのだが、団子が安い和菓子屋として、たしか紹介されていたはたしてこの店がテレビで取り上げられた店なのかは、うろ覚えの記憶のなかを探っただけなので、定かではないけれども、なんとなく店構えは似ているし、売られている団子は1本50円と安い多分、否おそらく、この店なのだろうと、自分のなかで一人勝手に決着をみせたちょっと店を覗いたパック詰めされている数々の品は素朴さがあり、どこか懐かしさを感じるそして、そのどれもがお手頃な価格となっている折角だからと、何を買おうか迷っていると、あるモノに眼が留まった餡子の団子のうえに、なにやら白いものがのっかっている『クリームあん団子』!!!!!生クリームと餡子?無類の生クリーム好きの自分としては、これは買わないわけにはいかない1パックに団子が2本入っていて、価格は90円安い!!欲張って3パック購入した餡子に生クリーム…和と洋のコラボレーションそのお味は…んまっ!!あまりの美味しさにビックリした!餡子の甘さに、生クリームのコクがプラスされて、味に奥行きがある一見するとミスマッチなような気もするけど、意外と合うんだねあぁ…ほんと美味しいこれ、病みつきになりそう残り5本の団子、独り占めしちゃおうっと!
2010年02月07日

園芸店で、球根を購入した『ギガンジューム』スラッと長く伸びた茎に、薄紫色をした小花がたくさん咲くシルエットは、なんとも特徴的好きな花のひとつである見慣れている植物とはいえ、どのように育つのかは知らないそこで、ギガンジュームを自分で育ててみようと思った一体どのような生長を見せてくれるのだろうそう考えるだけで、まるで子供のようにワクワクしてしまう日々の暮らしのなか、楽しみがまたひとつ増えた
2010年02月06日

観劇のために新宿へ初めて訪れる紀伊國屋ホール古びているというか、なかなか歴史を感じさせる空間は、ほぼ満席の状態観る前から否応にも期待感が高まるシス・カンパニー公演『えれがんす』シンクロナイズド・スイミング界の開拓者フィギュア・スケート界の重鎮高得点をたたき出してきた鬼コーチたちの、点数のつけられないひそやかな日々我が身に幸運をもたらすのはどっちか!?(公演チラシより)題名といい、ポスターといい、どんな作品なのかまったく想像つかないそんな状態だったので、幕開きの渡辺えり氏と木野花氏によるコテコテの漫才には面食らった?????一体どういう作品なんだろ?シンクロ、そしてフィギュア・スケートの鬼コーチとして名を馳せた真紀子とあい子は、持ち前のキャラクターから漫才師として第二の人生を歩む初めこそ順調な出だしだったものの次第に翳りが見え始め、新たな人生を模索するあい子はスポーツクラブの経営に乗り出したが、失敗物件は裁判所によって差し押さえられ、明け渡しを命じられていたその最後の夜、スポーツクラブに、親友の真紀子、あい子の妹・れい子、スポーツライターの宮らが一堂に介す宮が連れてきた一人の青年、原悦太郎その青年から、女三人は驚愕の真実を突きつけられるのであった…人付き合いをしていくうえで、本音ばかりをぶつけることはなかなかできないやはり言葉を選ぶし、そこには当然のことながら遠慮もある親友、兄弟…親しい間柄ならなんでも容易く言えそうな気もするが、逆に、だからこそ言えない場合もある昔は華々しい日々を送っていただけに、今の状態が惨めで情けないその苛立ちをついつい周囲に向けてしまう本当は素直になりたいのに、意固地ゆえかなかなか素直になれない大人たち人間の弱さ、脆さを思い知らされた作品この作品では、とにかく渡辺えり氏のパワフルさが、自分のなかで印象に残った声の通りの良さはバツグン!役柄のせいかもしれないが、どこか憎めない愛すべきキャラクターで、すっかりファンになってしまったクスッと笑って、ホロッと泣く…生きているとほんと色々なことがあるけれど、前向きな気持ちになれる作品を観終わったあとには、自分の心のなかに一筋の明るい陽が差し込むのであったシス・カンパニー公演『えれがんす』紀伊國屋ホール1月29日(金)~2月14日(日)まで出演/鶴岡真紀子…渡辺えり/川上あい子…木野花/川上れい子…梅沢昌代…/宮優…八嶋智人/原悦太郎…中村倫也/イ・スミン…コ・スヒ
2010年02月05日

仕事絡みで今日はちょっと遠出をした帰り道、高速道路のパーキングエリアで一休憩『ソフトクリームソーダ』なんて、甘いモノを注文したメロンソーダのうえに、ソフトクリームがのっかってんの美味しそうでしょ?ところがさ、アルバイトらしきお姉ちゃん、まだ不慣れなのか、盛り付け方が下手クソだった手渡された時点で、ソフトクリームは傾いていて、ソーダの泡がブクブク出てきてた…そう、これ嫌なんだよねクリームソーダって、アイスが沈むと、炭酸と乳製品が反応してのことなのかよく分からないけど、なんか汚い泡が出るでしょ?それを阻止するため、自分は先にアイスを食べてから、ソーダを飲む当然のことながら今回もそうしようと思ってたのに、すでにソフトクリームは沈没中みるみるうちに泡がブクブク…いそいでソフトクリームから食べたうん、意外と濃厚で美味しい後に残ったエメラルド色の泡とソーダ飲んでいて、ビックリした!量少なッ!!カップのなかには、キューブ状の氷がギッシリ!ソーダより氷の方が断然多いやんッ!なんか、騙された気分…高速道路のサービスエリアの店って、そんなもんなの?
2010年02月04日

いつの頃からなんだろ?節分の日に東京でも“恵方巻”を食べるようになったのは…自分が子供の頃は、そんなん無かったよそもそも、節分に食べると縁起が良いとされる“恵方巻”は、大阪を中心とした風習節分の夜にその年の恵方に向かって、目を閉じて一言も喋らず、願い事を思い浮かべながら太巻きを丸かじりするのが習わしまた、商売繁盛や無病息災を願って、七福神に因み、かんぴょう・胡瓜・椎茸・たまご・鰻・でんぶなどの7種類の具を入れることで、福を巻き込む意味があるという説もあるなぜ節分の日に太巻を食べる習慣がなかった関東でも、恵方巻が認知されるようになったのか?その背景には、企業の販売戦略があった商業的に売り上げが落ち込む1月後半から2月初旬の販売イベントとして、コンビニエンスストアを中心として、スーパーマーケットなどで展開それがきっかけとなり、恵方巻の存在が全国各地に広く知れ渡ったなるほどねぇそういえば、コンビニやスーパーなどで大々的に宣伝してたよけれどもどうなんだろ?別に抵抗があるとか、意固地になっているわけじゃないけど、そこまで世間のブームに躍らされなくてもいいんじゃない?と、自分は思うと思ったら、我が母がまんまと躍らされていた遅くに帰宅したら、「今日は太巻よ」だって!丸かじりなどする気はさらさらないので、一口サイズに切り分けてお皿に…これじゃあ、ただの太巻じゃん!そんな節分の夜です…
2010年02月03日

朝目覚めると、部屋の窓を開けた一面、白銀の世界昨晩から降り積もった雪が、外の景色を白一色に染めていた「積もったんだ…」東京ではなかなか雪景色を見ることなどないので、心が躍るけれども、素直に喜んでばかりはいられないすぐさま現実が突きつけられる「通勤大丈夫かな?」自分は始発電車よりも早く家を出るため、マイカー通勤をしているなので、雪が降ると、車の運転が心配になるしかし、外に出てみると、幹線道路は車がつねに行き来しているせいか、アスファルトが剥き出しになっていて、雪は皆無の状態だった一先ず安心…けれども、やはり裏道となるとそうもいかないいつになく神経を集中させて車のハンドルを握るのだった午前中は外回りその途中、公園であるものを見つけた雪といえばそう、雪だるま!これが結構大きい土が混じっていて、ちょっと汚い雪だるま表情は葉でつけられ、胴体には腕のつもりなのか小枝が突き刺さっている不恰好だけれども、なかなか愛嬌があるそれにしても、疑問に思うことがひとつ昨日雪が降り出したのは夜になってから雪だるまが作れるぐらいとなると、かなり遅い時間だったはずそんな時間に子供達が作ったとは考えられないだとしたら、大人?大人たちも雪が降ると、やっぱりテンション上がるんだね天気予報だと、今日は晴れとのことこの雪だるまも、今日には溶けてなくなってしまうんだろうねさようなら、雪だるまさん…
2010年02月02日

今、自分のまわりでは風邪をひいている人が多い職場もそうだ何人か欠勤しているので、その穴埋めをするためにてんてこ舞い風邪をひくな!とは言わないけれど、風邪の予防対策や体調管理はしっかりとしてほしいものだと、偉そうなこと言っているけれど、自分はどうなのかって?ハイ、元気です!いや、元気じゃないなすっごい疲れてるし…けれども、風邪をひく気配は全くと言っていいほど無い健康体なわけではない自分なりの風邪予防?そんなもの、何もしていないマスクも装着してないしね無防備状態それでもひかないんだよなぁこれだけ周りの人間が風邪をひいているのに、自分だけピンピンしていると、なんだか取り残された感じがするだからって、皆と一緒に風邪なんかひきたくないけど…そういえば、こんな言葉があるね『馬鹿は風邪をひかない』これ、一体何の根拠があって言っているんだろうでも、自分は賢くないから、案外当たっているのかも!?
2010年02月01日
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