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眠らない町だという あなたが暮らす この町は 真夜中だというのに 空は明るく 車は列をつくり 人々は携帯を握り ベンチにうなだれる 華やかな町だという あなたが暮らす この町は 真夜中だというのに 月は眠り 星は光の海に溺れ 人々は眠ることも忘れ 足早に歩き続ける 眠らない町だという この町が ほんの一時 眠りに落ちる瞬間の・・・ 真夜中の 泣いているような 空の色
2007.07.30
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ひざを抱えてうずくまるあなたの姿私には分かっている悪いのはあなたじゃないことだけど差し出した手を覚めた目で見返してあなたは一人でうずくまる闇の中私は涙を流してあなたを見ている背中を丸めてうなだれるあなたの姿私には分かっている間違ってたのはあなたじゃないことだけどかけた言葉を体全体で撥ね付けてあなたは一人でうなだれる闇の中私は涙を流してあなたを見ているあなたを助けてあげたくてあなたを抱きしめてあげたくて闇の中私は涙を流してあなたを見ている
2007.07.24
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地下鉄のホーム足早に歩く人波あなたに早く会いたくてエスカレーターを駆け上がる何を話そう何処に行こう二人だけで会える初めての日曜日新宿西口の小田急の前でポケットに手を入れて携帯を握り締める何を話そう何処に行こう気持ちだけが先走りする二人の日曜日曇り空を見上げて小さな声で口ずさんでみるあなたの好きなメロディー何を話そう何処に行こう迷い続けて決められない約束の日曜日 何を話そう 何処に行こう あなたの姿を探しながら 何を話そう 何処に行こう 曇り空の日曜日
2007.07.18
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川の流れが胸の奥まで染み込んで疲れ果てた魂がざわざわと音をたてる悲しみも苦しみもすべてを流れにまかせればきっと忘れてしまえるはず・・・川の流れが胸の奥まで押し寄せて閉じ込めた感情をざわざわと洗い流す寂しさも憎しみもすべてを流してしまえればきっと歩き出せるはず・・・ 川の流れに身をゆだねて どこまでも、どこまでも ざわざわと 流れているような 気持ちの夜更け 森は眠り 手の届きそうな 星空は 水面を照らす ざわざわと 音をたてて流れているのは あれは わたし・・・
2007.07.10
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先日の続きです。アイスクリームに感激して田沢湖を一巡りしたあと、雫石温泉に一泊しました。ここは、一度来たかった所なんです!なぜ・・・?ロマンティックで、きれいな響きやと思いませんか・・? しずくいし 憧れていたところはホンマにいい所でしたよ。泊まった宿も仰行しくなくて、さりげなく静かな感じ・・・お部屋もきれいで、窓からの景色がサイコーに素敵でした。露天風呂からの景色もよかったですよ川の流れを聞きながら・・・久しぶりにほっこりとしました。お料理も美味しくって、料理長さんが挨拶に来てくれはったので感激でした。だって、特別のコースじゃなんですよ。平日のお勧めコースの宿泊で、料金だってフツーー今までもっと高いコースで泊まった事もあったけど、こんなふうに隅々まで気を使ってくれてるなぁーて、感じたのは初めてでした。それとも、旅行会社を通さずに個人で申し込んだからかなぁ・?まぁとにかく、もう一度行きたい!!
2007.07.09
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お久しぶりです!甥の結婚式をきっかけに、一週間ほど日常生活から遠ざかっていました。中部国際空港から岩手・花巻空港まで・・・一日2便やからかなぁ・・?たくさんの乗客で驚きました(ごめんなさい・・笑)花巻で予約していたレンタカーに乗り田沢湖に向かってドライブです。お天気が良くていいスタートです(嬉嬉)岩手に住んではる方はご存知ですよねぇ?小岩井農場の近くに まつぼっくりっていう手作りアイスのお店があること・・・すごく美味しいって聞いてたので楽しみにしてて、私はトマトのアイスを食べました。 おいしいーー!!牧場が多いから、新鮮で美味しいミルクがいっぱい入ってるんやろねぇホンマに、めちゃめちゃ美味しいねん・・・家の近くにもこんなお店が欲しい!チェーン店にならへんかなぁ・・・・って真剣に思ったくらいですよそれから田沢湖に・・・思ってたよりも小さめの湖で、木立の中をグルーッと一周・・・その途中に たつこ像が輝いてました。湖の水も透き通って、太陽が反射してきらきら・・・周りの木立もすっきりと、木漏れ日がちらちら・・・そんな自然感がいっぱいの景色のなかに、金色の像っていうのは私的にはちょっとばかり、残念な気持ちもありましたけど・・・綺麗な景色ということは間違いないですね。続きはまた・・・田沢湖が田沢潟と呼ばれていた頃、院内にまれにみる美しい娘、辰子がいた。辰子はその美しさと若さを永久に保ちたいものと、密かに大蔵観音に百日百夜の願いをかけた。満願の夜に「北に湧く泉の水を飲めば願いがかなうであろう」とお告げがあった。辰子は、わらびを摘むと言ってひとりで家を出て、院内岳を越え、深い森の道をたどって行くと、苔蒸す岩の間に清い泉があった。喜び、手にすくい飲むと何故かますます喉が渇き、ついに腹ばいになり泉が枯れるほど飲み続けた。時が過ぎ、気がつくと辰子は大きな龍になっていた。龍になった辰子は、田沢潟の主となって湖底深くに沈んでいった。一方、辰子の母は娘の帰りを案じ、田沢潟のほとりに着き、娘が龍になったのを知って悲しみ、松明にした木の尻(薪)を投げ捨てると、それが魚になって泳いでいった。後に国鱒と呼ばれ、田沢湖にしか生息しなかった木の尻鱒という(田澤鳩留尊佛苔薩縁起より)さて、十和田湖を南祖坊に追われ、男鹿半島に八郎潟をつくり主となった八万太郎は、毎年秋の彼岸の頃、田沢湖に恋人の辰子を訪ねて冬を過ごすため、主のいない八郎潟は凍りつき、2人の龍神が住む田沢湖は冬の間も凍らない湖として知られている(三湖物語より)
2007.07.05
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