星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2025.12.21
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カテゴリ: 本帰国で再発見!
 昨日のニュースで上野動物園生まれの双子のジャイアントパンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」が来年1月末に中国返還になる事を知りました。返還前に一目パンダを見たいという人達の行列を見て相変わらずの日本でのパンダ人気には驚きます。

 パンダ人気は国によってかなり温度差があると実感したのはシンガポール在住時にシンガポールの動物園の1つ「リヴァー・ワンダー」内の「熊猫館」に行った時でした。最初は2012年に貸与されたカップルのジャイアントパンダ「カイカイ(雄)」と「ジアジア(メス)」の2頭だけの展示で込み合う様子もなくオープンスペースで自由に寛ぐパンダの笹を食べる音まで聞こえる事に驚きました。2021年にはカップルにメスの「ラーラー」生まれ昨年返還されるまでは3頭のパンダを行列も予約もなく見る事が出来ました。香港のオーシャン・パークでも一度見ましたがそれほどの混雑があったという記憶はありません。

 ふと気になって台湾の動物園にパンダはいるのだろうか?と検索してみると今年5月の「The Asahi Shinbun Globe+」がヒットしました。


台湾固有の「クロクマ(絶滅危惧種)」像に平伏す「パンダ像」@「台湾市立動物園」ネットの画像。

 中国の「パンダ外交」という言葉は有名ですが、台湾へは2008年に最初のパンダが香港、マカオと同じ貸与ではなく「プレゼント」という形で送られています。そして初代パンダから台湾で生まれた「ユワシツアイ」は今年で11才になるそうです(繁殖年齢が3.5~7.5才ぐらい)

 そして「
ユワシツアイ」の処遇を巡って台湾と中国の間で水面下で探り合いのような状況になっている事を知りました。貸与された2008年当時は中国に近しい「国民党」が台湾で政権を握っていて、どうも中国は台湾を「国内扱い」にしてパンダを贈ったようです。一方台湾側は国際か国内かをあいまいにする「玉虫色」の証明書を輸送に当たって発行しているようで問題の火種はその時から既に始まっているようです。パンダがプレゼントであれば「台湾を中国の一部とみなす」に対して返還すれば「台湾は独立国」を主張する事になりこれは両国にとっても一歩も譲れない状況なのではと推測します。




雄の「カイカイ」雌の「ジアジア」と共に2027年返還。  2024年返還の「ラーラー」









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最終更新日  2025.12.21 12:25:00
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