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こんばんは。いきなりですが今夜はこれ。活断層を恐れるな エネルギーフォーラム10月号 連載コラム「おやおや マスコミ ?」より「活断層を恐れるな」(中村政雄氏) メディアは活断層が好きだ。新聞もテレビも頻繁に取り上げる。日本中活断層だらけだから、住宅やスーパーマーケットを建てるときは気を付けなさいという趣旨の記事かと思ったら、全部が原子力発電所の安全性がらみだ、「原発と活断層」という採り合せは、よほどの商品価値があるらしい。 原発の近くに道の活断層が見つかったとか、予想していたより少し長かったとか、これらの”新発見”がまるで鬼の首でも取ったように報じられている。 学者が新発見したりそれを論じるのは勝手だが、私達が知りたいのは、それがどれだけ危険なのか、ということである。 私は地震の現場をずいぶん取材したが、活断層は少し離れていればそれほど怖いものではない。伊豆半島の地震では、活断層の真上にある家は住めなくなったが、10mも離れた家は大丈夫だった。 阪神淡路大震災では高速道路が660m倒壊したが、道路を挟んで数10mしか離れていない公団住宅は平気だった。地盤のしっかりした場所、耐震設計をした家は大丈夫だった。 2300人の死者の出た台湾大地震(M7.7)では台湾中部の活断層が南北約80km垂直に最大9m動いたため、活断層の上に建っていた建物の多くは全壊したが、そこから10mも離れた建物にはほとんど被害がなかった。 活断層から10kmも離れており、耐震設計をした原発に大きな危険があるとするなら、活断層のすぐ近くや活断層をまたいで走る鉄道、活断層の近くにある病院や住宅の安全はどうなるのだろう。原発さえ安全ならあとはどうなってもいいのか。原発が危ないというなら、地震でどうなるのか、具体的に示してほしい。(以下略) この後、毎日放送の「反原発側の意見しか集めていない」偏向番組、朝日新聞の「なんでもかんでも無理やり原発と結び付けたがる」『?』な報道等が続いておりました。 毎日放送の番組は私は見ていない(平日の昼間だしねェ)ので知らないのですが、朝日新聞の記事に関するものは私も読んだのであります。 この記事、「大学の『ものづくり』(工学部)離れ」を「原発の基盤技術低下の懸念」に結びつけると言う、かなり強引な内容で、見出しも「大学 原子力離れ」。私も記事を読みながら苦笑した憶えがあります。(・・・だってさぁ、工学部は原発だけじゃないし。(苦笑)) オモシロ度としては毎日新聞の方が上(←JRの特急電車(485系3000番台改良型の「はくちょう」)の脱線事故の時に「風の息吹を感じろ」なんて凄い事を運転手に要求していた)の様な気もするのですが、最近の朝日新聞にはちょっと敵わないと思うのであります。(毎日新聞は簡単に突込みが出来過ぎて面白くない。朝日の記事は真面目に変な事書いているから少し玄人向け。) 昔はここまでオモシロイ新聞ではなかったと思うのですが・・・どうしちゃったんでしょう、朝日。 話題が大分脇へ逸れてしまいました。 今回のメインテーマは朝日新聞の楽しみ方ではなく、中越地震の時に私が目にし、考え方を変えられたものについてであります。 さて、私は中越地震の直後に1週間ほど有給休暇をとり、震源地である小千谷市に行っておりました。 車の中に寝泊りし、実家を片付けたり、また、開いた時間には体育館で寝泊りするお年寄りに飲食物を配ったり(ホントは大したことしていない・・・情けなくなるほどに)、と言ったことをやっておりました。 この時に車を止めた場所は、1,500ガルの揺れが観測されたと言う、土川地区にある小学校のグラウンドです。 確かに、学校の周辺のアスファルトの道路はボコボコで、あちこちでマンホールが飛び出し、脇の電柱も殆ど全てが傾いていました。 しかし、興味深い事に、崩壊した住宅は木造の非常に古いものが殆どで、比較的新しい住宅にはヒビ一つ入っていないものが多数ありました。また、驚いた事に、築40年位経っている筈の小学校の校舎も、煙突の一部が崩れただけであとはほぼ無傷の状態でした。 震源地に近い山古志では全家屋が倒壊したと言います。しかし、そこから数キロ離れた所では、このような状態だったのです。 ところが、こういった所は殆どTVや新聞に出ていませんでした。新聞に出るのは木造の家の下敷きになって潰れた軽自動車。TV中継は外壁の崩れたビルの前。(両方近所・・・) この時、ボランティアやライフライン復旧のために来られた多くの方に混ざり、大学の方が沢山来て被害状況の調査を行っているのを目にしました。その調査結果は後になって発表されています。 それによると、「しっかりした地盤の上に建てられたか否か」が明暗を分ける結果になったそうです。 確かに、盛り土によって斜面に作られた住宅は新旧関係なく土台もろとも崩れていました。しかし、私の実家(築約30年の木造住宅)は土川地区から2~300mの斜面にあったにも関わらず、しっかりした地盤の上に建てられていたために被害は少なく、一部の修理を行っただけで人が住める状態になりました。 私は子供の時から、この斜面に建っている家の耐震性が気になっており、父に「こんなとこ、地震が来たら崩れちまうんじゃないの?」と何回か言った事があったのですが、父はその度に「調べてもらったら、頑丈な地盤の上に建っているそうだから、大丈夫だ!」といっておりました。 そして実際その通りになったのです。 で、ここからは原発の話。 前記の様に、中越地震においては、普通の家でも、しっかりした地盤の上に新しい建築基準法に準じて作られたものは1500ガルでも無傷でありました。 過去数万年に渡って活動した形跡のない断層を避け、岩盤まで掘り進み、さらに通常の倍の太さの鉄筋を使った数mの厚さの鉄筋コンクリートの上に作られた、壁の厚さ1mもの原発。これがどうやったら爆発して放射性物質を撒き散らし、100万人もの死者を出す事になるのか、是非教えて欲しいものであります。 想定外の超巨大な地震が発生し、制御棒が挿入できず、代りに原子炉へホウ素を注入して核反応を止めるするホウ酸水注入系も故障し、数多くある安全弁が作動せず、同じ発電所の他の号機が全て止まってポンプ用電源が喪失し、複数ある非常用発電機が全部壊れ、複数ある残留熱除去系が全て使えず、原子炉の蒸気を駆動原とした(電源のいらない)高圧注入系と原子炉隔離時冷却系が両方とも故障し、格納容器内で発生する水素を除去する可燃性ガス濃度制御系が機能せず、外部への放射性ガス放出を防ぐ非常用ガス処理系が全て使えず、溶融した炉心を冷却したり格納容器破損を防いだりするシビアアクシデント対策設備が全て動作せず、格納容器が破損し、さらに原子炉建屋の屋上が吹っ飛び、チェルノブイリと違って可燃物などないはずの炉心が燃焼を続けて溶融炉心の放射性物質が上昇気流によって殆ど外に出てしまう・・・・・・・という状況は、私にはちょっと想像できないのであります。 「最悪の場合にどうなるのか」を研究するのは、それはそれで重要だと思います。しかし、通常の運転状態ではどの程度の確率で安全系が故障し、また地震時にはさらにどの程度の確率で利用不能となり、結果として「最悪の状態」に至る確率はどの程度なのか(確率論的リスク(または安全)評価(PSA/地震PSA))という事を合わせて論じなければ、あまり意味のない試算なのではないでしょうか。 極端な話、発生確率を考慮しないで「日本列島に直径*mの隕石が落ちると*万人が死亡する。だからみんな日本から出ていこう」と言って危険を煽るのとあまり違いはないように思えます。 実は原発の耐震安全性って、自分が想像している以上に高いのではないか・・・・? これが中越地震の現場を見てきた私の一番大きな印象であります。
2006年10月27日
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こんばんは。 長年原子力に携わってきた者としていつも非常に残念に感じるのが、いい加減な情報を簡単に信じ込んでしまう方が多い事であります。やはり、「原子力」や「放射線」は専門的知識が必要で、一般には理解され難いものなのでありましょうか。 「◎◎Bq」「○○mSv」と言った一般にはあまり馴染みのない単位を用いずに、「すごい量」「何倍」「いっぺんにレントゲン数十枚」といった書き方をされると、一般の方には非常に凄そうに見えるのでしょう。 事実関係よりも、「如何に平易な言葉で訴える事ができるか」が「信用できるか否か」の鍵を握っているのかも知れません。 「少しだけ真実を混ぜ、あとは嘘やハッタリで塗り固めるのが人を騙すうまい手段である。」と言うのを、何かの本で読んだ記憶があります。 しかし、騙されてしまう方を責める事など出来ないのであります。私も立場が変われば、ひょっとしたらコロッと騙されたかも知れないのですから。 さて、件の文章。あまりにも事実と違う内容が多く、私の職場の皆様は、怒るのではなく、呆れたり笑ったりしながら、「放っておけ。」という反応が殆どなのであります。 日本の原子力の黎明期からずっと安全性に関わってきた私の上司などは、私が渡したプリントアウトの嘘の部分に蛍光ペンで線を引き、(←色が付いていない部分の方が多かった(苦笑))「こんなものを気にするなんて、貴方は真面目すぎです。無視しときなさい。」と笑いながら話すありさま。(以前このブログでも触れました。) いちいち反論しても面白いのですが、それはそれでリスク(例:これとか、これ。)が伴うようですし、やはり同僚の皆様の様に「無視する」か「笑って楽しむ」のが正しい反応なのでありましょうか。 それでは、とりあえず「反論」ではなく「事実関係」を幾つかあげると致しましょう。。 ・美浜の蒸気発生器細管破断は冷却材喪失であり、反応度事故である チェルノブイリとは全くの別物。そもそも両者は炉型が全く異なる。 ・美浜の蒸気発生器の細管の太さは2mmではない。 (ちなみに肉厚も2mmではない。) ・美浜は細管破断後、自動停止している。また、蒸気発生器細管破断時に 事態の早期解決のために補助的に運転員の関与が必要なのは加圧水型 軽水炉の仕様であり、職員の錬度とは関係ない。 ・女川や福島第一の地震による自動停止は耐震性とは無関係。 炉内構造物の間隔変動による中性子量増加を炉内計装が拾ったものであり、 停止は正常な動作。ただし、簡単に自動停止してしまうのは安全面ではなく むしろ発電効率の面で問題と判断され、数年後に「振れない」対策を実施済。 ・炉内へ混入した針金1本がチェルノブイリ級の事故になることはありえない。 万一燃料が破損したとしても、炉水などのヨウ素濃度を監視しており、検出 が可能である。 ・原子炉解体については、1996年当時、既に国内外でロボットを使った解体 実績がある。現在は海外で100万kWクラスの実績もある。(ただし、問題は 解体した廃棄物のごく一部、高線量の廃棄物の処分場所が決まってない事) ・海水には(水道水にも)元々トリチウムが含まれており、発電所から海へ 放出されるトリチウムを含む海水の濃度はこれらと有意な差はない。 ・日々の被ばく線量については、管理区域入域時に携帯する線量計に常時 表示されており、本人が線量計を付け忘れた(または故意に外した)場合 を除き、「本人が線量を知らない」などという事は(1996年当時から) ありえない。 ・個人の被ばく線量の履歴は1970年代後半に放射線業務従事者登録制度が できてからは国で一括管理されており、もしその手帳を無くしても、 従事者本人が申請すれば登録センターから直接入手することも可能。 よって、「本人に解らない様に処理する」事などできない。 ・発電所における1日あたりの最大被ばく線量は、通常は電力で自主的に 1日1mSvで管理されている(炉内等の高線量工事では2mSvとすることも)。 アラーム設定値はこれらより低く(例:0.7mSv)設定されるのが普通であり、 電力によっては、これをさらに5分割し、1/5の線量(例:0.14mSv) 毎に1回のアラームが鳴る様に設定している。 ・胸のレントゲンは1回平均約0.1mSv。よって、アラーム設定が0.7mSvであれ ば7枚分、もし0.14mSvであれば1.4枚分にしかならない。 さて、「反論」や「批判」ではなく、また業務に関わる機微な情報は廃し、殆どオープンソースから引っ張ってきた「事実」のみを幾つか並べてみました。これで私の所属する企業へ苦情電話が来るかどうか、反応を待ちたいと思います。 某サイトの強制閉鎖後もバックアップを個人的に保存して下さっている妖精現実さんのサイトでは、「パロディー原子力コンテンツが某サイト閉鎖の主要因ではないか」と想像しています。 しかし、私は「反論文」掲載の占める割合がもっと大きいのではないかと感じています。尤も、これは、私が某サイトの作者本人と個人的にメールをやり取りした際に感じた「感触」でしかありませんが。(メール本文を読めば殆どの方が同じ印象を持つと思うのですが、流石に二人でやり取りしたメールをここに転載する訳にはいかないですしね。) 皆様。 ある日、このブログがいきなり閉鎖されるようなことがありましたら、「圧力に屈した」と判断してくださいませ。 Eyfie様。 定検の時はお世話になりました。もし、この書き込みを読まれて修正すべき点がございましたらご連絡下さい。(当方のメールアドレスはご存知ですよね?)
2006年10月25日
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こんばんは。本日は、福島県前知事逮捕に関連し、職場で爆笑のネタになった記事2件。その1、朝日新聞記事。揺れる福島県政界、前知事逮捕>(前略)>> 競売入札妨害の罪で起訴され、保釈中の地元大手「佐藤工業」会長、>佐藤勝三被告(67)は「前知事は県政のことを一生懸命やってきた。>公共工事は減らしたが、個人的に財産を残したかというと、そうじゃない。>気の毒だ」。佐藤前知事は、政府を相手にプルサーマル計画に反対してきた。>「原子力政策推進で目の上のたんこぶだったから、結局は国家権力に>つぶされたんじゃないの」とも話した。 この記事を朝刊で読んだ上司。犯罪者の発言まで「反国家権力」に利用しようという、あからさまな意図に朝から目が点になったそうです。 で、途中から話に加わった同僚。「え、国家権力の陰謀? それインターネットの掲示板の話か?」・・・いえ、クオリティペーパーの記事なんです。(笑)その2、JANJAN。「政治家のバカ」第1回~福島県議たちに見るマスコミ迎合~ 2006/10/20 >(前略)>>余談になりますが、今回の佐藤知事辞職や実弟の逮捕問題については、>原子力発電所のトラブル隠し問題で、知事や県からきびしく行政指導を>受けていた東京電力がウラで関係している、という噂があります。>また、東京地検がなぜここまで報道機関に情報リークするのか大いに>疑問でもあります。国民に妄想や錯覚を抱かせないためにも、情報管理を>より厳密にしてほしいと思います。>>(後略) この「東京電力陰謀論」には、人材派遣会社のおばさまから上司まで大ウケ。 JANJANがどんなものか知っている人は「あぁ、JANJANね。」と、苦笑しながら納得。 1回目からこの内容。飛ばしてくれます。 さて、佐藤栄佐久容疑者は「弟がやっていることは知らなかった」と申しておりますが、権力をとりまくゼネコンの噂は地元では以前から有名な話で、町の飲み屋でも耳にすることが出来ました。 この癒着疑惑は地元の財界雑誌にも取上げられた事があり、どう考えても本人が知らなかったとは思えないのです。 県庁職員が、マスコミのインタビューに対して「信じていたのに。ショックです。」等と発言するに至っては、逆に記事を読んだ方が驚きを感じてしまいますね。 私、佐藤栄佐久容疑者については(原子力と関係ない事も含め)いろいろな話を聞いているのですが、機微な情報に属す部分もあるかも知れないので明言は避ける事にします。 ただ、これだけは言わせて下さい。 「正直、「独裁者」という意味では、(よく言われる)小泉さんなんて目じゃないんだよね。」
2006年10月24日
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こんばんは。本日は、電気新聞トップ記事にもなっていた、このニュース。人が近づけないテロ現場や災害現場を監視する防災支援ロボットを開発 化学剤や放射線などの各種検知機能を搭載可能> 三菱重工業は、人が近づけないテロや災害の現場にいち早く>入り込み、リアルタイムで現場の状況を監視・伝達する防災支援>ロボット「MHI MARS-G」を開発した。2連のクローラを装着し、>傾斜45度までの階段や、地下街、瓦礫が覆う不整地などを難なく>走行できるのが特徴。また、化学剤や可燃性ガス、放射線の検知>など、多様なオプション監視機能が搭載可能で、テロや凶悪犯罪>から事故・災害まで幅広い危機管理ニーズに対応する。1台当たり>の標準価格は2,000万円。 > MHI MARS-Gは、当社が原子力施設を対象とした作業・点検>ロボットで培った技術をベースに開発したもの。大きさは幅>500mm、長さ1,000mm、高さ400mmとコンパクトで、地下街などの>一般的な通路はもちろん、階段の踊り場や駅の自動改札機など、>狭隘部の走行も可能。また、アルミパイプフレーム構造の採用>により本体重量約55kgと、従来型の当社遠隔監視用ロボットに>比べて約30%軽量化し、運搬性を高める一方、衝突・落下など>走行時に加わる衝撃に対しても十分な耐性を持たせた。>走行速度は操作機側で高速・中速・低速の3段階の速度モードが>選択でき、最高速度は平地毎時6kmと機動性に富む。>>(略) 低い車体、クローラーによる不整地走破。対災害用ロボットとしては、各地で開催されている見本市やショー等でよく見られるオーソドックスな外観であります。 見た目は全く違いますが、原子力施設用ロボットの開発で得られた技術が使われているという意味では、メイドロボ「WAKAMARU」 の兄弟に相当するものですね。 名前はMARS-Gですが、シリーズ名である「MARS」は「戦神(アレス)」ではなく、「Maintenance Assisted Robot Sysytem」の略称。直訳は「保全支援ロボットシステム」ですが、三菱重工では「原子力防災支援ロボット」としています。 残念ながら型番の「G」も「ゴッド」の略ではない模様です。(合体・分離や変形はしません。) 母体となった原子力用のMARSシリーズには、マニピュレータがついたものや、遮蔽の運搬に使うものなど、いろいろなバリエーションがあるようです。Q&Aを読むと、シリーズの複数のタイプのロボットでチームを組んで使うことも想定している模様であります。↓MARSシリーズのホームページはこちら。http://www.mhi.co.jp/kobe/mhikobe/products/atomic/mars/index_h.html ところで、不整地走破ロボットと言えば、国外ではパワーショベルに昆虫の様な脚がついたでかいロボット(アニメ「ダ*ラム」に出てきた「デザートガ*ナー」みたいなの)もあるのですが、そういうのは我が国では作っていないのでしょうか? この辺、専門外なのでよく分かりません。
2006年10月23日
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こんばんは。 本日は業界紙「電気新聞」の連載コラム「ウェーブ」に「北の核実験、雑記帳」というタイトルで掲載された記事が面白かったの紹介します。 日本原子力技術協会の石川迪夫理事長によるもので、内容は世界を敵に回した北朝鮮と第二次大戦直前の日本の類似性、原爆の爆発のメカニズム、大気中の放射性物質が少ない理由、S50年代の中国の大気中核実験による放射性物質、などなど。 特に面白かったのは文末の下記の部分であります。(以下抜粋)(前略) 昭和50年(1975年)頃、中国の大気中核実験が盛んだった。日本に降る雨は相当な放射能を含んでいた。だが庶民は、仕方がないから、みな傘一本で出歩いていた。 ところで、僕の働いていた研究施設は、放射能検知器と原子炉室が、専用通路を介して、別々の建物に有った。ある日吹き降りの雨で通路が濡れた。終業時刻、炉室から引揚げて来た職員は、みな検知器に引っかかった。靴の裏に雨の放射能が付着したからだ。 そんなこととは露知らぬ職員達、汚染源はてっきり原子炉と思い込み、取って返して大車輪、放射能調査を実施した。だが原子炉室に異変はない。原因が雨と分かって、原子炉室直前で靴を履き替える応急対策を講じた。「雨の放射能で原子炉室を汚染させない」ためだ。ふざけた話ではない、実話だ。 北は再実験を行うだろう。だが、アサリと松茸を除いて、我々庶民の生活に実際上の脅威はない。落着いて推移を見るのが賢明な道だ。 このブログでは、過去にも似た話を採り上げました。 大気中核実験由来の放射性物質が風で建屋の隙間から入り込み、研究施設内で検出された話。これは今回の話とよく似ております。 原子炉や一次系からの放射線ではなく、コンクリートの壁から自然発生するラドンで建屋内の放射線モニタの警報が鳴った話。発電所内(鍵管理されて通常は入れない所は除く)の放射線を気にしていたら、鉄筋コンクリートや石造りの建物には住めないのであります。 (「発電所内のホコリがみな放射化されて飛んでいる・・・」なんていう非科学的(苦笑)な文書もありますが、中性子が当たらなきゃそうそう放射化なんてされませんし、中性子は水や鉄筋コンクリートで遮蔽されて格納容器の外には全くと言って良いほど出てきませんし、もし中性子が当たっても全ての原子が放射化される訳じゃありませんし・・・なんで放置。) 実はまだ似た話が幾つかあるのですが、これはまたそのうちに。(忘れた頃に?)
2006年10月19日
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こんばんは。 先週発表のあったこれです。 三菱自動車が、東京電力、中国電力、九州電力、北陸電力、関西電力の電力5社とリチウムイオン電池を使った小型電気自動車の性能評価に着手する事になりました。(パチパチパチ・・・) とりあえず11月から東京電力と中国電力が評価に参加し、九州電力は来年1月から、また北陸と関西は来年秋以降加わる見込みとなっています。 さらに、(12日の電気新聞によると)三菱は今後も「一緒に取り組めるところがあれば(共同研究先を)増やしたい」としているそうで、さらに他電力が加わる可能性もあります。 寒地でのバッテリー性能評価のためにも、北海道電力さんには是非参加して欲しいところです。 東京電力は急速充電器を開発中で、また既に富士重工とも共同開発を進めているところ。実は既に発電所内の書類運搬等の軽微な業務には一人乗りの小型電気自動車が普通に使われていたりします。(そう言えば昔からトヨタのRAV4LEVなんかも試験的に導入したりしていたんだよね) 東京電力では、複数の電気自動車を評価し、来年以降、3,000台の業務車を電気自動車に切替える計画。 また、中国電力はリチウムイオン電池や(こちらも)地元企業と開発する急速充電器(25分で電池容量の80%程度まで充電!)の性能評価と絡める計画の様です。 三菱自動車さんも不祥事で大変苦労された事と思いますが、頑張って欲しいものです。 私が初めて乗った車は三菱の軽でしたが、大した故障もなく走行距離10万kmを突破しました。それ故、三菱車には思い入れがあるのですよ。 いや、トヨタ車の次に、なのですが。(^_^;)
2006年10月16日
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こんばんは。 近日中に迫った<住民の意向を無視した>強制引越しに先立ち、本日は近所の古本屋へ本を持って行ったのであります。 その数、約140冊。 殆どがこの10年程の間にたまった模型雑誌。 その他、絵を書く人のための画面構成の専門書や、聖書や哲学の解説書、インチキ科学の見破り方(←これ、理工系出身者から見るとあたり前過ぎてツマランかった・・・)などなど。 で、感想。 正直、古本屋に持っていくより、Yahoo!オークションに出品した方が良かったです。 いくらなんでも、全部合わせて200円はねーべよ。(T_T)
2006年10月15日
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こんばんは。 NPO法人「気候ネットワーク」という団体がありまして、この団体、8月に「オール電化は地球温暖化防止に寄与するのか?」という報告を発表しておりました。 発表当時、私も概要を読んだのですが、これがまたなかなか面白いシロモノ(イロモノ?)でありました。 「オール電化の導入により、CO2は逆に増える。これは脱原発に逆行し、エネルギー多消費型社会の継続につながる。」という、「まず反原発ありき」の内容だったのであります。 「脱原発に逆行」はまぁ取り敢えず置いておくとして、この報告書、電力関係者でなくエネルギーの基礎をちょっと齧っただけの人であっても、試算の前提条件から既にオカシイという事に気付くようなモノでありました。 IHのエネルギー効率をガスと比較するにあたって、所謂「火力平均」の手法を取っていたり(んでもってヒートポンプのCOPは殆ど放置だよ)、また従量電灯A・Bの使用電力量を契約口数で割ったものを一般住宅の平均消費電力量としてしまうドンブリ勘定などなど。 正直、この前提条件(特に後者)には目が点になりました。 10/10の電気新聞では、この辺の前提条件の誤りを電力中央研究所が指摘していました。記事によると、NPOの報告書では「厨房・給湯をガスから電気に変えると年間消費電力量は15,376kwh増加する」となっていますが、この電力量、仮に15度の水を40度のお湯にする場合、1日・1家庭あたり、なんと1,300リットルに相当する数値との事! 限りなく「トンデモ」に近く思えてしまうのは私だけではないでしょう。 このNPOの報告書を斜め読みした知人曰く、 「あれは中学生の夏休みの宿題レベルの数字遊びだよ」 。 これまた厳しい評価です。 人の意見を叩くのはあまり好きではない(えっ?)のですが、今回は↑この評価があまりにもウケたため、ブログで採り上げた次第。
2006年10月12日
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