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2つやっているエチュードのうち1つはe-mollでちょっとバッハみたいな感じのところがあって最初から印象がよかった。弾き始めはあまり音が出ないのだけど、何度か弾くと出るようになってきて、低弦をちゃんと鳴らしたいとか、この音を強調したいとか、ここはちょっと遠くにいくの、ここはアップの音をちょっと硬めに出したいとか、いろいろとやりたいことが湧いてくる。楽しい。そうしてそんなにひどく難しくないのでそういう一つ一つの音に気をつかうと自分の実力でなんとか実現できたりするところが楽しい。それでもいつまでも間違えるけど。間違えないというのは音楽をする以前の問題なのかもしれないけど、それを前提にしているとそれにすごく時間がかかって楽しいことができなくなるのであんまり重要視しなくてもいいかなあとも思う。もう一つのエチュードはハイポジションに上がっていってその上がるところが音程がずれたり、なんだか左手のせいで3拍子がぎこちなかったり、そうこうするうちに一弓スタッカートがでてくるし、そこの上行する音階の音程が外れて、そのあとちょっと前と同じメロディで落ち着くのだけど、最後に一番弾きにくい一弓スタッカートがでて終わるというあんまり感じのよくない曲だ。でも一応難しいところを何度も弾いて練習はしている。一弓スタッカートは最初にしっかり弓を弦にひっかけて始めて、途中でもそのコンタクトを感じることができればうまくいくみたいな気がする。ハイドンは弓のスピードと乗せることを意識して、とにかくもたもた感をなくすのをまず第一にしようと思っている。この1楽章もかれこれ1年触っていることにもうすぐなる。それも3回目の取り組み。それでもまだまだなのだけど、今回発表会でずっとさわっていなくて久し振りにやったら少し明るい感じが出るようになってきた気がする。今まで習慣的に弾いてきた感覚、体にしみついてしまったもたもたした感じをなるべく忘れるようにして、作り直したいなあと思う。ちょっと油断すると、自動的にもたもたしている。弓の勢いをつけると左手の音程が抑えきれなくなるみたいで、音程とりは前より悪くなっているみたいだけど、形だけは気をつけて、今はあんまりちんまりしないように大雑把にして、音質の実験を優先したほうがいいかなあと思っている。そういいながら結構慢然と弾いていて意図していたのと違う感じになっていても気がつかなかったりしてだめだなあと思う。何をやったのか覚えていないけど時間がすぐなくなってしまう。昨日夜に「チェンジリング」という映画を見に行った。クリントイーストウッドが監督している。最初に始まった時に「ああ映画だ」と思わせてくれて、そうして最後に終わるところで「ああ映画だ」とまた思わせてくれた。その息遣いからイーストウッドが映画をよく知っている人だということがわかる。映画の中身は人物の描き方が少し破たんしている感じはあったかなあ。そのときそのときでその人を貫いているものが変わるみたいなちょっとわからない描写があった。でも見ている間はぐっと映画の中に入りこませてもらったので日常を忘れられていい気分転換になったと思う。映画館で映画をみるとそういうところがやっぱりいいと思う。こんどまた弦楽5重奏があってこの間と同じボッケリーニとシューベルトで、ボッケリーニはおなじ2番チェロだけど、シューベルトはこの間は1番だったが今度は2番なので、そろそろ練習しなくてはならない。ロストロポビチが2番チェロを弾いているCDを1楽章だけだが楽譜を見ながら聴いた。びっくり。こんなに違うのだ。ピチカートはピチカートと思えないような音がしている。はじいているというより、ぽんぽんと叩いているようなそれでいてすごい響きがある丸い音。伴奏をしてもその音楽性がふつふつと湧き出ていてすごいとおもった。
2009.02.28
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昨日そう思って、今日確認してやっぱりそうかもと思った。弓のことで、よく力で弾くのではないとか、重みだけをかけるとか、抜くとか、いろいろ言われる。最近今までとちょっと違う音がするようになって、個人的には「鰹節削り」の発見が大きなきっかけになっていると思っているが、昨日くらいにハイドンを練習していてふと弓を遊ばせるようにすればいいのだと感じた。先生にしっかり持ちすぎると捕え損ねると言われてそれがすごく印象的でうまく弦がとらえられない時は力を入れないように注意していた。そうしたらふと右手で弾くというより弓が無重力状態で遊ぶような感じで動くのをただ右手はちょっと手伝ってあげる感じにすればいいのじゃないかと思った。重力が欲しい時には重みをあげて、上に行きたいときにはちょっと持ちあげてあげたり、方向づけをしてあげたり、勢いをつけてあげたり。まあつまり右手で弾くということなのかもしれないけど、主体は右手でなく、弓である気がした。バトンガールのバトンプレイのようにバトン自身があたかも動いているような、重力を感じさせない遊び。例えばC線からG線を乗り越えてD線に行く時はちょっとそこに放り投げてあげるくらいのノリで、そのためにちょっとコントロールするという感じ。まだ確かではなく実験確認中だけど、自由になっている感覚があるときにはこの遊ばせる感覚がある気がする。弓が楽しんでいると私自身も楽しい。今日はエチュードの1弓スタカートでちょっとむきになってしまった。昨日やったよりもうまくいかなくて、何度も何度も何の対策もなくやみくもに練習してこれではだめだと思いながらもむきになっておんなじことをやっていて、原因と対策の対応ができなくて自分でも変な所にはまってしまっていると思いながら、抜け出せない。結局抜け出せなかった。なんでだろう。なんでだったのだろう。また明日。ハイドンのCdurはいっぱいYou Tubeに出ているのだけど、Ddurはなぜかロストロポービチのくらいしかない。ロストロポービチだとなんだか普通にあたりまえに弾いていて(上手すぎて)私の感覚がおかしいのか、なんかひっかかってくるものがない。あんまり参考にならない。昨日そこでCdurだけどちょっといろいろ見ていたらウイスペルレイの演奏を見つけて聴いた(見た)。これがすごく魅力的だった。ウイスペルレイももちろんロストロポビチと同じくらい上手に見えるのだけど、1つ1つが引っ掛かってきて、音に魅力があって、ハイドンもイキイキとして、退屈しない。やりすぎてはいないと思う。不自然ではなくてちゃんとクラシックとしての説得力はあるのだけど、ついつい最後まで聞かずにはいられないという感じの演奏で、やっぱりウイスペルレイっていいなあと思った。ずっと前に木場のほうの小さなスペースでバッハの無伴奏全曲を聴きに行ったことがあった。天井を見上げるとガラス窓がついていて、そこに鳩の影があったり、なかったり。そんなガラスの上のどんよりとした空を見たりしながら聴いていたように思う。6曲セットの6組曲、計36曲を弾き終えた後のアンコールは、1番のプレリュードだった。そのメッセージに涙がでるほど感動した。
2009.02.25
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確定申告を作った。ほとんどはじめての経験だったけれど楽しくできた。国税庁のホームページで親切な入力フォームがあってそれに入れていくと自然に出来上がる。自分で電卓をたたいて足し算引き算をしなくていいし、あちこち転記しなくてよいので、この私の苦手部分を引き受けてくれるから本当に助かる。それからわからないことがあればインターネットで調べるとたいがい出てくる。社会保険料の控除、扶養控除、いろいろ学んで、なるほど所得税ってこうなっているのね。サラリーマンの必要経費とかなんとか、会社で働いているときは会社まかせだったけど、こんなふうになっているんだ。まあみんなから文句が出ないようによく考えてあるなあなんて思いながら、理解して行った。会社の経理をやっていた時には税務はいやだったけど、結構没頭した。昨年前半に会社で払いすぎていた税金が戻ってくる話なのでモチベーションがすごく高かったことも楽しさの大きな要因だった。この作業を終えて思ったのは、少し経ったら税理士事務所の助手かなんかでほそぼそ働こうかななんて思っていたけれど、今までほど税理士はいらなくなるのではないかと思った。よほどでない限り、個人や小さな会社であればたぶんインターネットで学びながら自分でできるように思う。税理士のような結構硬いと思う職業でも需要がなくなる可能性はあるのだなあと気がついた。
2009.02.23
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発表会が終わって1週間以上たった。もう宇宙のかなたの出来事のようでもある。新しい先生のところで初めての発表会。朝起きて出かける前に練習できないので、朝起きて初めて弾くのがリハーサルとなることは覚悟していた。リハーサルで初めてピアノと合わせることも覚悟していた。でも時間がなくてリハーサルではピアノのあるブーレだけ1回とうまく合わなかった1か所を弾いただけで本番となった。しかもリハーサルの時にすごく緊張して弾いているとき右手ががくがくふるえていた。やっと落ち着いた時にはもう終わりだった。朝起きて初めて弾くカバレフスキが本番なのだという事実を目の前にしてかなり緊張度が高まった。そんなの無理という気持ちが強くて、これはどうしても「大丈夫。弾ける。」という気持ちにまずしておかないと弾けないと思い、ロビーの椅子に座ってもう一回頭のなかで弾いてみたけれど途中で話しかけられたりして、本当に左手と右手のたどっていく道がイメージできなくて、暗譜が飛んでしまうのではないかというほとんど今まで味わったことがなかった恐怖まで覆いかぶさってきた。結局、滑稽だが、誰にもじゃまされないトイレの個室(外で「紙がない」とか言っていたが無視した)で4番と5番を1回ずつ頭の中で弾いてみて、やっと気持ちが少し落ち着いた。本番の時はやはりブーレの出だしが右手の動きがちんまりして音が委縮している感じが気になったが、とにかくなるべく大きく弾くように気をつけて、最後のウサギがかろうじて満足のいく感じになった気がした。カバレフスキを弾いているときは聴いていただいている方たちと何かが交信できているような幸せな気持ちになる感覚があってうれしかった。しかしスケルツォの一番最後の絶対に外すべきでない音(何度も練習したのに!)を外して、ほんとに私は精神的に弱いなあと思った。うちに帰ってから録音を聞いてみたら、なんか音がぶつ切りでぼそぼそしていて何が言いたいのかわからない感じで、レッスンのときに先生に注意されたところもそのままなおっていないし、本番に弾いているとき感じたものは私の勘違い(またもや)だったとわかって落ち込んだ。結局、ただ弾くことだけで精いっぱいという領域を出ることはいつになったらできるのだろうと思うが、これは毎日練習できることではないし、今はあまりこだわらずにとにかく実力がつくようになりたいと思う。またエチュードを始めて、久しぶりにハイドンを再開した。気のせいか、ハイドンもちょっと右手がのるようになった気がする。でもまだまだだけど。それとバッハの3番も練習している。アンサンブルの練習もしなくちゃいけないし、限られた時間でなんだか何をどう優先していくか、ちょっと整理ができていないかもしれない。面接もありそうだし。
2009.02.22
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今日のトピックスは練習の内容より、お昼に作った悪あがきさんから教わった人参パスタかなあなんて思う。もう食べてから8時間以上たつけど「あー、おいしかった。」ってまだ思っている。あのパスタのルー(カレーのときしかルーって言わないか。ルーって何語かしら?)をたとえば豚肉のソテーとかにかけて食べたらおいしんじゃないかなあと思った。今度やってみよう。チェロのほうはもうなんだかわからなくなってきた。だいたい今はわかるわからないではなくて、こうすると決めたものを叩きこむ時期かもしれないけれど、なんか4番がまだ安定しない。毎日形が変わっていく感じ。最初の2フレーズがやっぱりやり直したので定着していない。こんなのすごく危ないんじゃないかと思うけど、やたらに弾いても左手が痛くなるだけで益がないので、とにかく腰を据えてきちんとイメージをまとめるようにした。結論としてはたぶん音程を気にすると流れが切れる。それで音程が定着してくればたぶんもう少しスムーズにできるのではないかということ。むきになると右手まで硬くなって悲惨なことになる。この曲弾けば弾くほどどんどん難しくなる気がする。まだ時間が必要だけど、さて明日が最後の日。
2009.02.12
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音程はいつも悩み。4番の音程をしっかりしなくてはと思う。不安な所をつぶすが、もぐらたたきのように次々と出てくる。音程を注意すると弓が切れるし、弓を考えていると音程が乱れる。本当はとにかく何にも注意しなくても両方できるくらいになっていないと怖いのに。でもとにかくできるだけやってみようと思う。いろいろと逡巡するうちに迷いが多くなってこの間のレッスンのときより下手になっているような気がしてどんどん悪化しているような気分になったが、この間のレッスンのときの録音を聞いたらそれも十分下手だったのでちょっと安心した。夢が大きくなりすぎているだけだ。とにかくこれから少しでも引きあげておければいいなあと思う。音程を合わせるようにしているとあるべき音程というのがわからなくなるときがある。でもとにかく耳をすまして、まずこうだと思うというのを出すようにできればそれから修正もできるようになるように思う。こうと思うというのが出せていない中でああだこうだしていても自分の音程が悪いのか、自分の思っている音程を出す技術がないのかの区別がつかない。平均律と純正調の話にいまいちついていけない私だけれど、今日はそのあるべき音程を探っているときにすぐ近くのAsとGisでやっぱり違った音をとりたくなった。うー、ちょっとは感じるようになってきたのかしら。前に比べたらずいぶん気が楽になって来ている気がする。一人よがりじゃないけれど、でもああだこうだ言われている音程を気にするより、自分でこうあるべきだと思う音程を出せるようになれればよいと思うし、それが出せたとしても人が聴いたときに不快であるのなら、それはそれでそれまでの話なのだと思う。音程が正しいことより、何のための音程かを考えてやっていれば、モチベーションが全然違ってくる。気持よい音程をとれればそれでいい話だ。それを目指すのは楽しい作業だ。
2009.02.11
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どんどん盛り上がるハローワーク。この間は職業相談の窓口は70人待ちだったから、今日は廊下まで人があふれてるだろうかと思って行ったら、今日はなぜかすっきりしていてパソコンも空席がいっぱいだった。相談窓口は50人待ちくらい。認定してもらったあと少しパソコンを見て帰った。練習したいので50人待ちはちょっと。なんでこの間よりすいていたのかは不明。昨日のカバレフスキの4番のお話。イカルスの失墜とちょっとちがうなあ、なんだっけと思っていたが、今日の夜になってシーシュポスの神話だと思いだした。シーシュポスは岩を積むけど最後に崩れてしまう、でも彼は積むことを続けるという神話。カミユのシーシュポスの神話が初めてフランス語の原典購読で読んだ本。これとメリメのカルメンだった。カルメンのほうは覚えているけれど、シーシュポスの神話はほとんど覚えていない。でもあるフレーズは覚えている。だいたい私は映画でもお話はほとんど忘れるが、場面というか感触は覚えている。「目に見えなくてもあるものはある。」みたいな文章があったのを覚えている。それでカミユっていいなと思った。文学はそんなに好きでないと思うけど、哲学書のようなものをかじるのが好き。ほんとにかじるだけで全部読むことはほとんどない。サルトルはなんか嫌いだった。アンガージュマンとか言ってそういう政治にかかわろうとする感じが嫌いだったのかもしれない。ボーボワールにも興味なかった。浅田彰の構造と力がなぜかベストセラーになったころの話。ドゥルーズは何にも感じなかったけど、デリダの「尖筆とエクリチュール」というのはその題名も好きだったし、読んでいてなんだか気持よかった。わかりにくいことを読んでいると気持ちが遠くなってそれがいい。それからミシェルフーコーも気持ち良かった。ほとんど全部読んでいないし、本当に感触しか覚えていない。デカルトよりパスカルが好き。ブーレの出だしが、最初に弾く時いつも失敗していたけれど、すこしずつできるようになってきている気がする。ウォーミングアップができてリラックスしていればなんともなくできることが朝いちばんにはできない。発表会の日はうちで練習せずに行っていきなりリハーサルなのでウォーミングアップなしでも弾けないといけないのだけど。まあできなかったらできなかったでしかたない。4番は音が切れていたり丸く入れないところが気になる。それとテンポが雰囲気でちょっと速くなりすぎるところがあるような気がする。音程はまだ心配なところがあちこちある。5番も出だしが難しい。最初からぶんとしてまとまった音がでるとよいのだけれど、それと速さの中で追われないように。ちょっとニュアンスをつけたいところはちゃんと覚えておかないとあっという間に終わってしまう。
2009.02.10
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そんなことをしている場合かどうかはわからないけれど今日は自分で勝手にストーリーを作って途中で感激してしまった。カバレフスキ4番のフレーズが変わったことでまだごちゃごちゃしていた。蓋が開けられてそこからたちのぼったものが頂点に行った後、はらはらと落ちてくる。頂点は実際には達成感のあるものではない。降りてくるところが、昨日思ったのだと音が少し上がる時の持ち上がりがないと思った。持ち上がりはどんな感じか?落ちていくものをふっと上げる、掬う感じがいいのじゃないかと思った。そうか、掬うということはここは水の中?水の中で生まれたものが、上に向かうが到達することなくはらはらと沈んでしまう。再度試みるが同じ(半音上で同じ音形)。それから6度の長短の重音で上がっていくところ、最後はBGの短調で鳴り響く。上昇時に下ではGが連打している。ここはメタモルフォーゼの部分。つまり水中から空中に場所が変わる。おたまじゃくしがカエルになるような変化。だからその変化のエネルギーが必要。そのあとの場面ではまた最初と似たフレーズが出てくるけど違うのは風があること。ピアニシモ。小さな風車(かざぐるま)が初めてかすかに回って、風に吹かれて飛んでいく。初めての空気ってこんな感じ。2つ目の風車は少し力強くそれともに狂気が加わってくる。でも落ちていく。3回目は最後の力の限りの回転上昇と狂気。そして下降。最後は死んじゃう。そんな風に考えて一人で何度も感激して弾いていた。なんかいくらやっても駄目だけどやるっていうお話好きなのかもしれない。でも今考えるとちょっと今日のお話はバカっぽいかもしれない。そもそも題名は"即興"だからもっと軽くさらっとしたものか。流れを考えながら弾くと音程が甘いし、音程を意識すると流れが作れない。遊んでる場合じゃないのかもしれないけど、楽しい。
2009.02.09
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カバレフスキの4番の最初の2つのフレーズの区切りを今までと違った風にしたら、字余り感がなくなった。たぶん外見はほとんど変わらないのだろうけれど、私の頭の中では全然違う。おとといのレッスンのときにはこの新しい区切りを意識したら弾けなくなってしまったくらい。先生に言われたライン(新しい区切り)はすごく美しい。はらはらと落ちていく感じ。落ちて少し上がって、それを繰り返して最後は上がらずに落ちる。なんでそれを今まで読まなかったのか。前の私の考えていた区切りはちょっとこじつけで、それがやはり聞いている人にはぎくしゃくした何をしているのかわからないものになってしまっていたのだと思う。思いこみ激しいというか、ちょっと無理な感じでもそのまま強引にそれでいいと思ってしまうこの性格に注意。この美しさを思い描いて弾いて、録音してみたら、弓の返しの最初の音がとんがっていてあんまり美しくなくがっかり。丸く始めるには左手も右手もかなり安定していないといけないのだろう。高い個所を豊かに弾くための練習をしてみたが、ビブラートの問題が大きすぎて、なんか左と右と一緒には無理です、という感じ。発表会までには間に合わないのはわかっているけどでもやっぱり毎日やってみたい。毎日やって、ほとんど変わらないけれどもあるときふっと行くというのが、夏からやってきた弓の練習と音階の練習。変わらない続きだったけどなんか呪文のようにやっていて、もし私の右手にほんとに進化があったとすればやっぱりこの呪文が一番大きいような気がする。
2009.02.08
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なんだか今度の発表会はどんな感じになるのか見当がつかない。緊張もするけれど、いつもとちょっと違う落着きがある。それは時間があるからかもしれないしそうでないかもしれない。今までにないほど恐ろしいことが起きそうな気もする。どこかでもう人の前でうまく弾けなくても別にかまわないと思っているところもある。あーそれでも緊張しているかもしれない。昨日のレッスンではカバレフスキの4番などほめられてそれが余計に不安を誘ってもいる。もっとそのまま受け止めればよいのに。ブーレの出だしはやっぱりきんきんしてしまった。もっと力が抜けて落ち着けばもうちょっとしっとりした音でできると思う。左手が変に力がはいって指が動かなくなったりする現象もある。たぶん良くなったと言われた弓は鰹節削りのおかげだと思う。その割に5番はあまりうまくいかなかったけれど。高いところで豊かに鳴らすときの練習の方法を習った。ハイドンの高い所をいっしょに練習していただいてから、なんとなくそういうことではないかと思っていたことがやっぱりそうなんだと確認できてうれしかった。それはできないことができるようになる過程について。すごく素敵な過程だ。今日はもう一回振り返りをして、弾く練習はすこしだけした。まだやり残していることをぎりぎりまで試みてみようと思う。
2009.02.07
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朝ごはんを食べながら、ロストロポービチが弾いているカバレフスキのソナタを聴いた。私が弾いているのはこれではないけれど(もっとずっと簡単なもの)、カバレフスキってどんな感じかなと思って。それと昨日の夜YouTubeで見た(聴いた)カバレフスキのコンチェルトも結構素敵だったので。おふろのチャイムの曲と洗濯機の洗濯終了の曲の違いもわからない母が「ピアノがすごくいい」と言った。アレクサンドル・デデューイン(この名前の響きが私はすごく好き)かなあと思ってCDの解説を見たら、なんとピアノはカバレフスキ自身が弾いていた。こんなにピアノ上手なんだ。上手というか、チェロと一体化していてすごい。ロストロポービチのチェロなどを聞くと私は何をしているんだっけという気分になるが、まあ私は私として練習を始めた。今日もカバレフスキのスケルツオを今日は一応研究/実験最後の日の予定なので研究/実験が全然終わっていないこの曲を主体に練習した。途中で録音してみたけど、ああまだしゃぶしゃぶしていてやっぱり全然鳴っていない。ぶんと言ってほしいのに。とにかくゆっくり右手に何度もその動きを覚えさせるしかないか、柔らかくすることを忘れずに。とC線のところを練習していたら、なぜだか鰹節を削る感覚を思い出した。弦が鰹節削りの刃で弓が鰹節のかたまり。強くすると鰹節が刃に食い込んで鰹節が動かなくなる。弱すぎると表面を滑るばかりで粉になる。ちょっとかませてしゃっと削るとカンナくずのようなきれいな鰹節ができる。その鰹節削りをイメージして弾いたらなんだかすごくうまく行った。今度はぶんと言ってるぞ。これはすごい発見。少しするとまたなんだかよくわからなくなって、あまり鰹節を信仰しすぎると誤った道に行くかもと思ったけど、でもまた鰹節感覚が戻ってうまくいってる感じがして、という感じで時間がたった。あと2日で何とかめどが立つかしら。
2009.02.03
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今日は練習しながら左手の指先にばねがついていればいいなあと思った。なんか固い。もっと柔らかく弾力性のある指先がほしい。でもそう思いながら、前はそう思わなかったのだから、そういうものがほしいと思うだけなにかが変わっている、自分が欲しいと思う音のイメージができてきたのかもと思った。カバレフスキのスケルツオを多めに練習した。最後のほうでやっとこうかなという右手の感触がつかめた気がした。最初のD線からG線への移動は、D線に重みをかけてまず腕からG線に重みを移動すると同時に左でG線を叩いてAを出す。指のほうはすごくいやがってD線からG線に移動する感じ。D線にしがみつく感じがあるとG線に移動したときに重みがかかりやすい。ブンと言ったらすぐにD線にもどってUPでDを弾き、FisにまたDownで乗っける、左手はビブラート。ちょっと前気味横にもっていくといいかも。Downで重みを乗っける前のUpは意外と勢いよくあげておかないといけない。当たり前といえば当たり前のこういったことを速いテンポの中でもちゃんとやれば、たぶんちゃんと鳴るのだと思う。明日まではまだまとめないようにしようかと思う。先週一応仕上げたものはレッスンで言われたことをもとにまたご破算にした感じ。気になる部分をいろいろやってみて一番気に入った感じを見つけて、それが実現できる率を上げる。それで最後にまたつなぎ合わせてまとめて全体の中でもそれが実現できるようにするのはたぶん2日あればいいのだと思う。
2009.02.02
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おとといレッスンに行って、昨日は午前中にアンサンブルの練習に行って、そのあとちょっと解放されてだらだらして、それからレッスンの思い出しとこれから何をすべきかをまとめた。今日はそれをやってみた。が、あっという間に時間がたってしまった。今度の金曜日にレッスンに行って、その次の土曜日が本番。暗譜がいつもならとりあえず覚えることは早くに済んでいるのに、今度の曲は3曲とも微妙に違ったり、些細な半音の違いが大きな分かれ道になったり、半音違って同じ音形を反復したり、同じ音なのだけど1拍ずれてできていたりで、頭と体に曲がしみつくまでに時間がかかった。レッスンの前日ぐらいにやっと頭と体にひっついてきた。ブーレはピアノの伴奏があるのだけれどその部分を先生がチェロで弾いてくださった。伴奏なのにすごく魅力的に弾かれて、私も触発されてがんばって、最後に弾いたのはとてもリラックスして楽しくて結構できたかなあと思ったけど、帰ってきて録音を聞いたら全然負けていた。音量は前より少しはましになったかもしれないけれど、何といっても音の魅力が全然違う。私がさんざん弾いたウサギ部分を先生が最後のところで少し弾かれている(つまりピアノに1回ウサギがでてくる)ところで、ウサギが光る。全然別物が出てくる感じ。何が違うんだろうとよく聞いて、やっぱり響きとか、進め方緩め方が違うんだろうなあと思う。ああこの曲もまだやるべきことはいっぱいあるのだと再認識した。最初にウサギをきちんと鳴らすことが大きな課題。これは左手の固さもあるようだと今日気がついた。それとリタルダンドの仕方。バランスが悪いみたい。カバレフスキの4番はこのブーレで気分をよくした(実際には勘違いだったけど)後で弾いたのでおもったよりリラックスして弾けたけど、音程を外してやはりもっと左の指を安心したものにしなくてはならないと思った。それからフレーズとフレーズの間で響きが切れないようにすること。一番高まったところでまだちゃんと鳴らないこと。重音の音程と右手の安定。とかまだいろいろやりたいことがある。5番はちゃんと弦をとらえられていないと指摘されて、まあできてるかなあなんて思っていたけれど、まだまだ浮いているというのがわかった。ウサギ問題。右手がまだ固いようだ。これの改善が一番難しい課題かもしれない。今一つ改善する手順がよくわからず、ただ何度も弾いているだけという感じになってしまう。ゆっくりとすれば、こういう音というのがわかってきたので、それをやって速くしてもそれがなくならないことを確認するという作業をするのかなと今は思っている。腕を持ち上げること、それが落ちる、そのエネルギーを右手はやわらかく受け止めて弦に楽器にそれを伝えて、鳴らす。そういうことなんだと思うけど。今回これができるようになったらいいなあと思う。
2009.02.01
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