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横浜美術館に『モネそれからの100年』を観に行って来ました。国内の美術館の収蔵作品から展覧会のために集められた、たくさんのモネの作品を観る事ができます。モネの作品と一緒に展示されているのが、「それからの100年」としての現代アート作品です。100年前の作品と現代の作品が一緒に展示されている光景は、開港の文化と現代の文化が融合して成り立つ横浜の地の様です。今回出展されているモネの作品は、国内の美術館から集めたと言うものがほとんどです。それでも初めて観るものが多くとても新鮮でした。特に、メナード美術館の「チャリングクロス橋」、個人蔵の「霧の中の太陽」はオレンジ色の太陽に照らされた空気の色が印象的な作品で、これらに出逢えただけでもこの展覧会に来た甲斐がありました。
2018年07月23日
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上野の東京国立博物館に『縄文展』を観に行ってきました。金曜日の夕方ですが、今日は天気も悪く空いていました。東博の平成館で開かれる企画展は二部屋に別れて展示があります。最初の部屋では土器や装飾品の展示、二つ目の部屋では土偶や人がたの土器が展示されています。 1万年ほど前の古い黒曜石の矢尻、石斧、耳飾りなどがありましたが、翡翠の装身具の裏側から光を当てて展示されているのが、一際美しく虹を見ているようでした。原始的な美に触れた気軽しました。土器ではやはり火焔型土器が素晴らしい。大きなものは1メートルくらいありますが、その文様の不思議さと強烈な形状には、時代を超えたアートの力を感じます。 次の部屋では、縄文の女神と言われる国宝の土偶が展示されいます。現代のモデルの様なスタイルの美しさ、横から見たシルエットに惚れ惚れします。もちろん遮光器土偶も実物の展示があります。ディフォルメされた姿は、「これぞ土偶」という存在感で360度隙がないのははさすがです。 動物の土偶もありました。特に猪の姿はかわいかった。これは絶対見て欲しいですね。それにしても、これだけの縄文の遺物を良く集めたと思います。残念なことに、国宝の土偶がすべて見られるのは7月31日からです。それまでは、「縄文のビーナス」と「仮面の女神」と言われる二つはお預けです。国宝が揃ったらもう一度観に行きたいと思いました。 写メを撮れるコーナーもあるのでインスタに上げたい人には嬉しいでしょう。 国立西洋美術館の「ミケランジェロ展」との相互割引も100円引きになるので、両方観るのもいいですね。ミュージアムショップも土偶グッズがいろいろあって楽しいです。
2018年07月06日
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