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皆さん、いかがお過ごしでしょうか。 先だって、俳優のAさんの自殺があり、驚いています。Aさんは、充分に十人並み以上の顔であり、背丈も高く、実年齢よりも若く見えました。 ほとんどの男性が、Aさんより見劣りがする容姿であっても、自ら命を絶つなど考えずに生きていることを思うと、人生の皮肉を感じます。 もちろん、男性にとっては、容姿よりも仕事が優先ですが、その仕事も、Aさんの場合は、これから先の予定も、びっしりと埋まっていたそうです。 俳優さんに限らず、傍目(はため)には順調に暮らしていた人が、自(みずか)ら命を絶った事を知った時、「あの人に、一体どんな悩みがあったのだろうか」と、周囲の人たちは疑問を抱(いだ)きます。 私は占い師として、これまで沢山のお客様の話を伺ってきました。多くのお客様が、生きることに対して、過大な幻想を抱(いだ)いていらっしゃって、ご自分の願いが叶わないから不幸だと悲観していらっしゃいました。 私は、高校生の時、ある高僧がお書きになった本を読みました。そして、その本には、次の言葉がありました。 「人の一生は、つらくて寂しいものだ」 私は、高校生で、この言葉に出会った時に、ふた通りの解釈をしました。 1.高僧と呼ばれる人でさえも、人の一生は、つらくて、寂しいという感覚から解放されなかった。 つまり、苦しい修行を積んでも、孤独から解き放たれることはできない。 2.高僧が、修行を通じて、「人の一生は、つらくて寂しい」という答えに辿り着いた。 つまり、修行の末の帰着(結論)が孤独だ。 私は、高僧の「人の一生は、つらくて寂しいものだ」に対する解釈は、高校時代から今に至るまで、変化はしていないです。(上の1と2です。) ただ、私も人生の年輪を重ねるとともに、1より2が、割り合いとして大きくなっています。 要するに、1の解釈は、孤独から解放されたいと足掻(あが)く煩悩を感じますが、2の解釈は、孤独を受け容れる考え方ですね。2の解釈のほうが、高僧の悟りを感じますからね。 私は、幼い頃から、自分ひとりの時間を楽しむことができるので、ウマが合わない人と無理につきあうよりは、独りで過ごすことを好む傾向があります。 女性の傾向として、「誰かが居ないと寂しい」とか、「恋人が居ないと寂しい」とか、孤独に耐えることができない人たちが多いですが、孤独に強くなることも大事ではないでしょうか。寂しさに弱いと、つまらない恋愛に走ってしまいますからね。 そして、独居と孤独も、意味が異なります。 独り暮らしであっても孤独でない人もいれば、家族があっても孤独な人もいます。 皆さんも、「寂しい」とか「ひとり」という言葉を掴まないで、生きていって下さい。人生は、結婚しても苦労があるし、子どもに恵まれても 心配があります。文責 占いイズム ルビーとれまが
2011年04月29日
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一昨日(4月12日)、ピアノの調律師さんに私の自宅に来ていただき、グランド・ピアノの調律をしていただきました。 グランド・ピアノの鍵盤の調整は、机の引き出しを開けるような格好で、作業が行われます。 調律師さんは、ご自分が背もたれ無しの椅子(ピアノ・ベンチ)に座って、鍵盤の奥はピアノの本体(鍵盤を抜いた空洞の奥)に載せて、鍵盤の手前をご自分の太ももの上に置いて、鍵盤の調整をしていました。ちょうど、机の引き出しの半分を、手前に引いた格好です。 また、次に、調律師さんは、88鍵盤全体をピアノ・ベンチに載せて、鍵盤の調整をしていました。椅子と鍵盤は、アルファベットのTの字みたいです。 調律師さん自身が椅子に座ったり、また鍵盤全体を椅子に載せたり、そういう工程の繰り返しで、約1時間掛かりました。 音の高低の調律は、神経の集中を必要とするそうなので、私は防音室から出て、リビングで待っていました。そして、音の調律が2時間掛かりました。 私の家のグランドピアノは、まだ新しいです。昨年の6月14日の搬入時の調律の後、昨年の10月5日に調律をしていただいておりました。その時(昨年の10月5日)の調律は、作業工程そのものが、3時間30分掛かりましたが、一昨日(4月12日)は、3時間余りでした。 ピアノの調律は、神経も遣うし、忍耐も必要とする仕事だと、いつも感心しています。 そのあと、調律師さんに紅茶を出して差し上げて、30分ほど談笑しました。 どんな仕事も楽な仕事は、ひとつもないと思います。 私は、イベント・ピアニストの経験があります。私のモットーは、次の通りです。 「仕事を選ぶ事は、生き方を選ぶ事」 「たとえ、あなたが優れたピアニストであっても、あなたはピアノ調律師の仕事に不満を言ってはいけない。 その心は、自分ができない事には、注文をつけてはいけない。」 人がして下さる事に不満を持つよりも感謝の気持ちを持つほうが、あなたの運勢を向上させると思います。 文責 占いイズム ルビー とれまが
2011年04月14日
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