JONの呟き日記
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2月も早なかば、立春もとうに過ぎたというのに季節はまだまだ冬である。 朝晩はもとより、日中でも外の気温は2、3度程度。 「おお寒う~、」の凍てつく感覚がずーと続いおり、小生の頭の中はいつも「早春賦」(春は名のみの風の寒さや~…、)の合唱が続いている今日この頃である。 ところで食い物の話になるのだが、この時期、旬の食材と言えば「寒しじみ」や「あさり」などがある。 調理の仕方はいろいろだが「炊き込みご飯」や「味噌汁」にすると美味しいこと請け合いなのだ。 栄養価が抜群な健康食材なのだが、何といっても「特有の薬効成分が豊富」なのが特筆ものである。 両者に共通しているのが、「タウリン」いう栄養成分である。 「血液中のコレステロールを低下」させ、肝臓内での「解毒機能の向上・動脈硬化の予防」に有効なのだ。 さらに、「あさり」にはビタミンB12が豊富で「赤血球の生成や中枢神経の維持、脂肪の代謝」を促すという効果があるほか、あさりが含有している「グリコーゲン」には疲労回復効果もあるのだ。 一方の「しじみ」にも同様に豊富なミネラル・ビタミン類「カルシウム・マグネシウム・鉄分・リン・コバルト・ナイアシン・ビタミンB1・B2・ビタミンD・Eなどなど…」、豊富な栄養成分が含まれており、「肝臓機能の改善・強化に貢献しているのは元より、「眼精疲労の改善」「利尿促進」「二日酔い解消」と、取り上げたらきりがないほど抜群の効能・効果を期待できるのである。 さらに二日酔いには「しじみの味噌汁」と「梅干し」の同時摂取が良いとされている。なぜかというと「相乗効果」が発揮されるらしいのだ。 肝臓の中に入ってきたアルコールは脂肪に変化し、肝臓内に蓄積されるのであるが、「梅干し」に含まれる「ピクリン酸・クエン酸」が肝臓の機能を高め、アルコールや疲労物質の乳酸を体外に排出させ、味噌汁(原料の大豆)に含まれる「コリン」という物質がレシチンという物質を作り、その「レシチン」が、脂肪に変化したアルコールが肝臓内に付着し蓄積されるのを防ぐ働きがあるからだとか。 とどのつまり、「梅干し」の成分がアルコールを肝臓から排除し、「味噌」の成分が肝臓内に付着した脂肪を取り除く働きがあるということである。 さらにさらに「しじみ」には、「イノシトール」という成分が「肝臓への脂肪付着を予防」し、「コハク酸」と呼ばれる成分では「胆汁の分泌を促進する効果」があるのだ。 諸兄におかれては是非とも朝食メニューに今が旬の「あさり・しじみ汁」を供し、味覚を楽しむと同時に、二日酔いからの開放を味わい、「日本人に生まれてよかった!」の素晴らしさを実感してみては如何であろうか。
2014年02月17日
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