如安

友人との思い出

友人との思い出は秘密にしておきたいが、これはこれで許されることでしょう。なかなかパソコンの前に座る機会がなく、日々追われてます。昨年の５月以来、ウツ状態で、ただただじっとしているに限る。そんなところです。人と会うと不通にできるのだが、やはり不通じゃないのかも。しかし、こちらの事情は別にして、来訪者の対応に追われます。昨年９月。８月の忙しい野外活動も一段落しかけたころに、人の紹介で若者が来た。末期ガン。なんで、まだ若いのに。病気に若いも老いも関係ないですね。さぁーこれから。全てが順調。やりたかった仕事に就き、さぁーこれから。３，４日いて帰られ、どうもその後、色々な人や、色々な宗教や、色々な治療法に明け暮れたようだ。そのあと３回ほど来訪。お互いにキリスト者だから、聖書の話し、主の話し、祈りや奇跡、ルルドやファチマの話し。プライベート・チャペルがあるので、黙想が出来たとおもう。僕のところでは、病気に対応できないし、ここに長くいることもできない。ホスピスから天国に旅立った。僕のＣＤ「アヴェマリア」を病床でよく聞いてくれたと言う。今月に帰天の知らせを受けた。アバに友達とこぞって行きたかった、とのこと。彼のおかげで、幾つかの大事なことを示された。「十字架の道行き」「ロザリオの祈り」最後に来たときは車椅子だった。ファチマのマリア様の前で、布団をしいて横たわりながら祈られる姿は永井博士を想像させた。ノベナがおわりました。