TOSはMIT AVt1 op。うちは通常TOS接続。
また、DAC64Mk2との完全な入れ替えなので、ACケーブル(謎)やXLRケーブル(ベルテック)、ラック(クアドラスパイア)の設置場所も同様です。

そういう人にこそお勧めしたいのがQBD76。
DAC64ベースとした音調は変わらずに、ピーカンに晴れ渡った音場が、音像が展開します。解像度が高い現代的な音、今風な音です。これを聴いて情報量がないというのは、よほどのひねくれ者か、耳のキビシイ人でしょう。DAC64Mk2に比べると硬質なのは、まだまだ新品で通電時間が足らないせいかもしれません。ただこのまま通電しても、今聴いたQBD76の本性は変わらないと思うなぁ。
TOSとCOAXとAES/EBU、ケーブルそのものの力量差はあると思いますが、決定的に音が違うことはないようです。そんな中では、AES/EBUだと、音像がやや後ろに引き全体の見通しがよくなった感じはありますね。
後から思いましたが、バッファを解除するともっと差が大きく出てきたのかも。バッファはケーブル間格差をずいぶんと小さくする印象なんです。
そんな中、QBD76からDAC64Mk2に切り替えるともうガッカリかというと、そんなこともないですね。私自身DAC64Mk2愛好者であることを差し引いても、これはこれでよいと思います。(あくまでも比較すれば)DAC64Mk2はいい色彩感を持っているのです。この塗り重ねることで発する立体感ある豊かな音色は、QBD76にはやや欠ける。こういう隅々まで見えることで、陰影が浅く感じるなんてのはよくある話ではあります。またこれも月並みですが、声の焦点の当たり方がやや高い方にシフトしたようで、女性Vo.の年齢は若返った感じもします。
結論を言えば、DAC64Mk2とQBD76、2台とも持っているとベストですね(爆
いや、本当に。DAC64Mk2好きであるほど、これは使い分けたくなるでしょう。
(続く)
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