Blog de afutura

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January 19, 2025
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カテゴリ: 子供
一応薬剤師である。昔は一生食べるに困らない免許として薬剤師免許は人気だったが、今はどうなのうだろうか。何せ薬学部は(再編統合しても)増え、免許取得ができる大学は2024年で 国公立で32校、私立は74校はあるはず。地域差は大きいとして、人数的な不足感はないのではとも思う。

一応薬剤師の”一応”とは、免許をほぼ使ったことがないから、調剤実務をしたことがないから、だ。調剤未経験の50代のおじさんが食べられるほど甘くはないだろうし、そもそも薬も覚えられない。ミスのリスクを考えれば、そんなチャレンジは止めた方がよい。

それでも2年に1回、ちょうど1月のこの時期に「薬剤師届出票」という書類の提出が、地元もしくは勤務先の保健所に一応必要だ(オンラインも可)。
自分も出すのだが、毎回6桁の登録番号を忘れてしまう。今回も忘れ、免許証(書状)を探す羽目になった。

免許証をなくすことはないから大丈夫なのだが、どうせ使わないし、登録番号をメモしておくのも危ないかと思って(根拠はない)もはや探すことが定例行事のようになっている。

しかし薬学部の学費は今も昔も安くない。その出資をしてくれた両親には感謝するしかない。
そのくせなぜ薬学部だったかというと動機は強くなく、
  • 冒頭に書いた通り、(昔は)一生食べるに困らない免許の代名詞だったこと
     → でも結果的には免許を使う職業には就かなかった
  • 1980年代末は薬学や農学がブームだったこと。
     → 時代背景の学部選択は大事だが、世の中ブームの収束は早い
  • 数学が苦手だった
     → 当時は受験教科に微分積分を必ずしも必要としない薬学部が多かった
  • ステイタスが高い
     → これは歳をとった今の方が感じる。一族に医歯薬看護系がいると重宝される
くらいなものだ。文系教科の方が得意だったのに、「一生食いっぱぐれのない免許」に惹かれてしまった。それに薬剤師のステイタスが高かったからこそ、学費がかかっても進路として親の反対もなかったのだろう。田舎は特にそうだ。

その程度で人生が決まっていくのだな。






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Last updated  January 19, 2025 12:27:06 AM
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