2003年05月28日
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“関口博のよくばりカレンダー”って、まだやってるんでしょうか……?

先日、サンシャインビルの“ナンジャタウン”に行った際に、
「自分の誕生日の新聞」なるものを購入した。
タバコの自販機みたいなもので、お金を入れて自分の誕生日を
入力すると、その日の新聞(Y新聞)の1面と終面をプリント
した用紙が出てくるというシロモノだった。
500円だったので、友だちと一緒に「これは楽しい!」といって
後先考えずにコインを挿入口に入れたのだが、今になって考えると、
図書館に行ってコピーすれば20円で手に入ったのでは……? 


1面には、これと言って大事件の報道は載っていなかった
のだが、とても興味深かったのが、終面のテレビ欄! 
テレビって、やっぱりここ30年くらいの日本の風俗を知るうえで
欠かせないアイテムなのだと、あらためて実感。
「新婚さん、いらっしゃい」って、2○年前からやってたのね。
そのころの三枝のパートナー(女性)って、誰だったんだろう?
それから、フジテレビの6時半からは
「ガッチャマン」
「マジンガーZ」
「アルプスの少女 ハイジ」
と、立て続けにアニメが放送されていたことも判明。

この当時、家長制は崩壊しつつあり、家庭内における
子供中心の価値観が浸透し始めていたことが伺える
(とか、勝手なこと言うなよ!)

個人的には、「プロ野球 オールスター」と、
「テニス ウィンブルドン男子決勝戦」、それに

スポーツ界のビッグイベントが行なわれていたことに
因縁めいたものを感じてしまった。
「そうかぁ~、わたしのスポーツ好きは、誕生の瞬間から
運命付けられていたのね!」
……なんてね。
(↑バカ)

さて、千秋楽が行なわれていたことからも解るように、
わたしの誕生日は日曜日だった(これも初めて知ったこと)。
わたしが生まれたのは朝だったと昔から聞かされていたので、
ということは、母親の陣痛が始まったのが土曜の深夜だったのだろう。
これなら、父親も仕事を休む必要がなく、親戚なども集まりやすい!
「わたしってば、生まれたときから、誰にも迷惑をかけることの
ない良い子だったのね!」
と、自分で自分を褒めつつ(↑大バカ)、しかしそのとき、
ふと脳裏をよぎる一つの記憶があった。

あれはわたしが、4~5歳の頃のこと……。
日曜の夕方に、友だちと遊んでいて頭を切るという大怪我を
負ったわたしは、親に付き添われて近所の病院に行き、
数針縫うことになった。
一通り治療を終え、「ま、たいしたことなくてよかったね」
「その頭にかぶってるネット、マスクメロンみたいだな!」
などと両親の暖かい言葉を頂戴しながら、岐路につく。
家に帰り、ほっと一息ついてテレビをつける父。
しかし刹那、彼は烈火のごとく怒り出したのだ。



………。

その時、幼いわたしは知った。
厳しい東京砂漠で日々戦う男たちには、我が子以上に
大切なものが、いくらでもあるのだということを……。

ちなみにわたしの父は、大のテニス好きでもある。
わけても、四大大会の中でも最も長い歴史を持ち、
最も格調高いウィンブルドンを見るのを、1年の内の
最大ランクの楽しみにしている。
その決勝戦の日に、わたしは生まれてしまったのだ……。

「もしかしたら、誕生の瞬間に父はたちあっていなかったも
しれないな……」。
タブロイド版サイズの、自身の誕生日の新聞紙を見ながら、
しみじみ思う、今日この頃。





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最終更新日  2003年05月28日 17時44分16秒
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