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「出来なくてもしょうがない」発達障害判明後〝開き直り〟消えた重荷 自分なりに楽しむコミュニケーション漫画家のゆめのさん(ツイッター・@yumenonohibi)は、コミュニケーションにまつわる悩みを抱いてきました。自分の気持ちを、思うように言語化できない。会話から間を置いて、初めて適切な表現が思い浮かぶ……。最近、そうした事象が、発達障害に起因すると分かったのです。「他の人と同じように出来なくても、しょうがない」。ある種の〝開き直り〟を通じ、生きやすくなるまでのプロセスについて、描いてもらいました。知能検査で分かった自分の特性30歳を過ぎてから、ADHD(注意欠如多動性障害)・ASD(自閉スペクトラム症)と診断された、ゆめのさん。より正確に状態を調べるため、専門的な医療機関で、知能検査を受けました。 すると、言葉や絵から情報を読み取ることは比較的得意な一方、処理速度が極端に遅いと判明したのです。更に、マルチタスクが苦手といったことも分かりました。 「思い当たる!」。一連の結果に、ゆめのさんは膝を打ちます。周囲の人々と話す中で、言いたいことが咄嗟(とっさ)に思い浮かばず後悔したり、食事しながらうまくコミュニケーションが取れず、失敗したりした経験があったからです。 苦悩の根っこを見据えた上で、自分の振る舞いを顧みると、捉え方が変わりました。 他の人と同じように人間関係を築き、交流できない。その点に負い目を感じ、不安を強める場面が少なくありませんでした。でも発達障害由来なら、一つの特性として理解すれば良い、と達観したのです。 「私は他の人と元から違うんだから、出来なくたってしょーがない」。そうやって、良い意味で開き直れるようになったのでした。無理のない仕方で、対人関係を築いてもいいゆめのさんはその後、発達障害について調べる中で、琴線に触れる表現と出会いました。精神科医・本田秀夫さんの著書『発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち』(SB新書)に登場する一節です。 <「対人関係が苦手」という特性は、「一般的な対人関係を築くのは得意ではないけれど、別のやり方ならば対人関係を十分に築ける」特性――『発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち』> 例えば、大勢で会話するのが苦手な場合、少人数でお茶を飲む機会を設けてみる。たくさんの人と関わらねばならない仕事に抵抗があるなら、在宅勤務や、極力一人で回せる業務に取り組む。自分なりに最適解を導き出すことは可能なのです。 「ふつう」に執着せず、「私」という主語を取り戻すことから始めてみる。無理のない仕方で、対人関係を築いてもいい。そう気付けたとき、心にのしかかる重荷が消えたかのように、開放的な気分になれたのでした。「他の人と違う点」を前向きに捉える発達障害の診断は、ゆめのさんにとって、自分自身の特性を受け止めるきっかけになりました。長年悩んできたコミュニケーションについても、「自分らしく、ちょっとずつ進んでいこう」と思えるようになったそうです。 一方で、発達障害の診断を受けずとも、他者との距離感が測りづらい、といった困り事を抱える人はいるでしょう。自分自身と、家族や友人、知人の個性が衝突する場合もあるかもしれません。 こうしたケースを念頭に、ゆめのさんは、次のように話しました。 「『他の人と違う点』を前向きに認識し、自分に合った対人関係を、無理なく築く。そのことが、誰しもに当てはまる、生きやすさを得る手立てになるかもしれません」 ◇ ゆめの:マンガ家。著書に『心を病んだ父、神さまを信じる母』(イースト・プレス)。好きなことは寝ること。withnews[YAHOOニュース] 発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち (SB新書) [ 本田 秀夫 ]本田先生の著書に救われている当事者も多いのでしょうね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.31
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障害児入所施設で虐待 知的障害がある高校生の口にトイレ紙…元職員2人に有罪判決【岡山・津山市】津山市の障害児入所施設で、知的障害のある入所者を虐待したとして暴行などの罪に問われている元職員の男2人に対し、岡山地方裁判所津山支部は、27日、有罪判決を言い渡しました。判決を受けたのは、津山市の障害児入所施設、「津山ひかり学園ひかりの風」の元看護師の國司義彦被告(46)と、元児童指導員の西本政美被告(58)です。判決によりますと、國司被告は、2021年8月、知的障害がある男子高校生の顔のあたりを押して、転倒させ、尻をけるなどしたものです。西本被告は、2021年6月、同じ男子高校生の頭や足をトイレットペーパーで数回小突き、口に丸めたトイレットペーパーを入れるなどしたものです。27日の判決公判で、岡山地裁津山支部の小山恵一郎裁判長は、「入所者に抑圧的な対応をとっても構わないとの考えに固執し、虐待行為に及んだ経緯も非難に値する」と指摘しました。その一方で、施設を懲戒解雇され、一定の社会的制裁を受けているなどとして、國司被告に懲役1年2カ月、執行猶予3年、西本被告に罰金30万円の有罪判決を言い渡しました。 [FNNプライムオンライン]口にトイレ紙、窒息していたかもしれないのに、あまりにも軽い判決ですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.30
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肉団子詰まらせ失われた命、背負われないランドセル見つめ「なぜ防げなかったのか」昨年12月、和歌山県岩出市の児童発達支援センターでダウン症の男児(当時5歳)が肉団子をのどに詰まらせて亡くなった事故から1年が過ぎた。28日の命日を前に両親が取材に応じ、「あの子がいないという空虚な気持ちはいつまでも続く」と胸のうちを語った。「とってもかわいいでしょう。来年からこれを背負って学校に行くはずだったんだけどね」 12月中旬、男児の写真が並ぶ自宅リビングで、母親(41)は明るい「ピスタチオグリーン」のランドセルを見つめた。 七五三で着たジャケットや前掛けと同じ、男児のお気に入りの色だという。亡くなって4か月が過ぎた頃、我が子にどうしても買ってあげたくなり、夫と、お兄ちゃん2人と選んだ。「この色ならほかの子と間違えないだろうし、何よりあの子みたいに明るくてきれい」 昨年12月22日昼、男児は通っていた施設内で肉団子をのどに詰まらせ、救急搬送されたが6日後、窒息による低酸素脳症で亡くなった。あごの力が弱いため両親は刻み食を与えるよう頼んでいたが、施設側からの説明では、男児の前には肉団子がそのまま置かれ、保育士は他の子どもの世話で目を離していたという。 保健師の勧めで通い始めた施設について、母親は「とてもよくしてもらって感謝しているけど、なぜ事故を防げなかったのか、今は不信感が募るばかり」と漏らす。 思い出は色あせず、家族の食卓の話題は、今でも男児のことばかりだ。父親(44)は事故の前日、男児と一緒にゆず風呂に入ったという。「小走りでお風呂に飛び込んできてゆずを投げて。楽しそうやったな。でも、そこで時間が止まってしまってる」 和歌山県警が捜査中だということで、県や施設から詳細な報告はない。両親は「一生一緒にいられるものだと思っていた」と目を赤くし、「二度とあんな事故が起こらないよう、真相を明らかにしてほしい」と求めた。読売新聞オンライン[YAHOOニュース]亡くなってから一年経とつとしていても、まだはっきりした状況の説明がないのは辛いですね。現場にいて思うこと、食事だけは目を離してはいけないと、昼休みを返上しても見守っています。他に手の掛かる子供がいるのなら、食事時間を前後してでも必ず誰かが傍に付いていることが預かる側の責任かと感じます。それもできないのなら保護者に頼んで付いて貰うのが原則でしょうね。保健師の勧めでの入所だと、本当に悔やんでも悔やみ切れないですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.29
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編集委員インタビュー 作家 岸田奈美さん ネットの世界でも、出版の世界でも注目される若手作家がいる。神戸市出身の岸田奈美さんだ。2019年、ネットサイト「note(ノート)」に発表した身辺エッセーが爆発的な評判を呼び、あれよあれよと作家として独立した。うそのような展開だが、読んで納得。抜群に面白い。物を書く人間の一人として、うらやむくらい。車いすユーザーの母親、知的障害のある弟との日常をつづった文章は、読んでいて涙がこぼれそうになったかと思えば、次の瞬間には大笑いしている。岸田さんにとって「書く」とは何なのだろうか。[神戸新聞NEXT]辛く哀しいことが多い程に、愉しさも倍増するのでしょうね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.28
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社説(12/2):障害者の逸失利益/「生産性」の差別 見直しを 障害者だからというだけで「命の値段」は低いのか。交通事故で亡くなった聴覚障害の女子=当時(11)=の逸失利益を巡り、加害者側が障害者の尊厳を傷つける主張を展開する訴訟が、大阪地裁で続いている。 事故は2018年2月に起きた。歩道にショベルカーが突っ込み、女子を含む5人が死傷。運転手の男は危険運転致死傷罪で懲役7年の判決が確定した。訴訟では、女子の遺族が男と勤務先に損害賠償を求めている。 逸失利益は将来の収入など本来得られるはずだった利益のことで、損害賠償の大きな部分を占める。訴訟で被告側は「聴覚障害者は思考力、言語力、学力を獲得するのが難しく、就職自体も難しい」「就職できても得られる賃金は低廉」として、女性労働者平均賃金の4割相当(約153万円)を基に算定した逸失利益を主張した。 亡くなった女子のみならず聴覚障害者全般に向けられたこの主張は、明らかに偏見や差別ではないか。さらに年少者の逸失利益は昨今、男女の全労働者平均賃金に基づいて算定するのが一般的だ。女性労働者に限った平均賃金を算定根拠に持ち出した点にも、首をかしげざるを得ない。 聴覚障害があっても補聴援助システムや音声認識アプリなど技術の進化で、自らの可能性を切り開いている人は多い。現に訴訟でも今年5月の口頭弁論で、女子より重い聴覚障害がある遺族側弁護士が意見陳述に立ち、被告の主張に反論する場面があった。 被告側は8月、それまでの主張を撤回し、逸失利益の基になる収入を聴覚障害者の男女平均賃金(約295万円)に変更したが、なお男女の全労働者平均賃金(約497万円)とは開きがある。 かつては障害者の逸失利益が、就労可能性がないことを理由にゼロと判断された時代もある。障害者雇用の進展に伴って運用は少しずつ見直され、09年には青森地裁が重度障害者にも逸失利益を認める全国初の判決を出し、確定した。 ただ、画期的だった青森地裁判決も算定の基になる収入を青森県の最低賃金とし、全労働者平均賃金を当てはめなかった。障害の程度と収入の関係、いわば「生産性」や「稼ぐ力」で健常者と差をつけた。障害者の逸失利益が争われた今年9月の広島高裁判決も、基礎収入を全労働者平均の8割にとどめた。 生産性による価値判断は、過去に優生思想が招いた差別と大差ない。障害者に不妊手術を強いた旧優生保護法を、司法は明確に違憲と断じた。障害者の逸失利益に関し、差別を追認するような司法判断は見直されるべきだ。 あすから9日までは障害者週間。社会に根深く残る差別や偏見こそが「障害」であり、多くの可能性を閉ざしていないかを考えたい。[河北新報]少し前の記事ですが、最近になって、テレビでも特番で報道しています。交通事故で娘を亡くなったのにも関わらず、これほどの屈辱を味わうことになるとは、なんともやるせないですね。495万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.27
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知的障害児、臓器移植のドナー対象に 15歳未満、家族の同意条件本人の意思表示が難しいとされ、一律に臓器移植のドナー(提供者)から除外されている知的障害者について、厚生労働省の臓器移植委員会は23日、15歳未満なら家族の同意を条件にドナーになれるよう改正臓器移植法の運用指針(ガイドライン)を見直す方針を決めた。15歳以上は「さらに検討が必要」として、引き続きドナー対象には含めない。年度内にも提言をまとめ、同省に提出する。 臓器移植法に基づくガイドラインは臓器提供の意思表示が有効な年齢を、民法の遺言可能年齢の15歳以上と定めている。2010年からは15歳未満でも家族の同意があれば臓器提供ができるようになったが、知的障害者は1997年の法施行時から年齢にかかわらず一律に除かれていた。 同委では「小さな子どもは親や保護者が判断できるのに知的障害があると判断できないのは整合性がない」などの意見が出され、知的障害者の家族らでつくる「全国手をつなぐ育成会連合会」の西恵美・副会長も「15歳未満の知的障害児も知的障害のない子と同様に遺族の承諾で臓器移植を可能とする運用が妥当」との見解を示していた。ただ、15歳以上の知的障害者への適用にも前向きな意見が出されたが、臓器移植法の制定時や改正時の国会での議論を踏まえ、さらに慎重な検討が必要とした。 また、子どもの臓器提供の可否を医療機関が適切に判断できるようにもガイドラインを見直す。「虐待を受けた疑いがある18歳未満の子」は臓器提供できないが、ドナーになれる判断基準を「児童相談所に通告しない場合」と明示する。そして、児相と自治体への確認と、医療機関内の倫理委員会を経たうえで臓器提供ができるようにする。一方、児相への通告があっても「虐待の可能性がない」と判断されれば、同様に臓器提供ができるとした。現行では「疑われる」ケースの線引きが明確でなかった。毎日新聞[YAHOOニュース]医学が進歩しても、臓器移植はまだまだ様々な論議が交わされる議題ですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.26
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発達障害の記事読み「みんな違うから助け合える」 新聞コン最優秀賞【岩手】日本新聞協会が実施した第12回「いっしょに読もう!新聞コンクール」で、盛岡市立見前中学校2年の尾崎柚果(ゆうか)さん(14)が中学生部門で最優秀賞を受賞した。7月20日付の朝刊で、ニトリホールディングス会長の似鳥昭雄さんのインタビュー記事を読み、発達障害について考えた。「違い」を認めて、支え合うことの大切さを「意見書」としてまとめ、評価された。 母が職場から持ち帰ってきた朝日新聞の朝刊を読んだ。記事の中の「発達障害」という言葉に目を奪われた。尾崎さんには大好きな姉がいる。2歳上の高校1年生で、昔から隣にいる存在だ。姉には発達障害があり、耳が聞こえすぎるなどの感覚過敏がある。 似鳥さんが、最近わかった自分の発達障害について語った記事。「注意力が散漫」で「誰でもやれるようなことはやれないで、誰もやらないことがやれる」と言われる。でも、人がやらないことという「違い」を心がけ、一代で大企業を築いた。「長所が見つかると、短所が隠れちゃうんだよね」。大事なのは、いろんなことをやり、何が得意か「違い」をみつけること、と似鳥さんは話した。 確かに自分と姉は違う。自分は忘れ物が多く、姉は記憶力が高い。一度授業で聞いた国は名前がすらすらと出る。でも、姉は文章を書くのが苦手で、自分は物語を考えることが好き。 今までは自分と姉は違うで終わらせていた。しかし、似鳥さんの「長所と短所」の言葉にはっとした。障害があるから違う、のではない。「発達障害という名前をつけるのは間違い。長所であり短所なんだよね」と母も話してくれた。 違うというところが、みんなのおそろいなのかもしれない――と意見に書いた。自分と他人の苦手を受け入れ、その上で自分を生かすことが大切だと、インタビューで理解できた。 「みんな違うからこそ、お互いに助け合える」 尾崎さんが伝えたいのは「障害だから冷たくする、障害だから優しくするのではなくて、障害のあるなしは関係ない」ということだという。「できないことをカバーしあうのは当たり前。違いを怖がらない心を持ってほしい」と願う。 受賞は、いちばんに姉に伝えた。「姉は、自分のことでそんなふうに考えてくれているなんて、素直にうれしいなあ、って言っていました」とはにかんだ。[朝日デジタル]すてきな姉妹ですね。そして、ひとつの気づきを糧に前向きなれる、素晴らしいことですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.25
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高槻の小5死亡「マスク着用、詳細は不明」 事故調査委が報告書大阪府高槻市の小学校で今年2月に体育の授業で走っていた小学5年の男子児童(当時11)が倒れて亡くなった問題で、大学教授らでつくる学校事故調査委員会は24日、報告書をまとめ、市教育委員会に答申した。報告書は、男児は「5分間走」の開始時はマスクをつけていたとしているがその後の詳細は不明で、学校側のマスクの指導などに事故の原因となり得る瑕疵(かし)はみられなかったと結論づけた。 市教委などによると、男児は2月18日、体育の授業でグラウンドを5分間走っている時に倒れた。救急搬送されたが、心不全で死亡が確認された。男児はマスクをつけて授業に臨んだとみられ、保健室に運ばれた時はあごにマスクがかかっていた。これまで走っている最中につけていたかは不明で、死因との因果関係も分かっていなかった。 報告書は、児童は当初マスクをつけていたと推定されるが、いつあごにずらしたかなどの詳細は不明だったとした。また、医師からの意見として、一般的にマスクをした状態で学校が実施したような5分間走を実施しても、マスクが直接の原因で死亡するとは考えにくいとされているとした。 市教委は7月に事故調査委の設置を発表した。委員会は大学の教授と准教授の計3人で構成され、大川尚子・京都女子大教授が委員長を務めた。委員会は事故に至った過程や原因を調べ、計7回の会合を開き、再発防止策も含めて報告書にまとめた。[朝日デジタル]遺族にとっては、死因が分からないのがなんともやるせないでしょうね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.24
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信頼厚かったクリニック、患者800人行き場失う…「体の一部を奪われたような気持ち」 大阪・北新地の心療内科クリニックで起きた放火殺人事件では、行き場を失った患者らの支援という問題が浮上している。都心にあるクリニックは、心の不調を訴える働き手の社会復帰を支える場として信頼が厚く、800人以上が利用していた。心の支え 「薬がなくなり、早く新たな通院先を見つけたいが、どうすればいいのか」。被害を受けた「西梅田こころとからだのクリニック」に通っていた大阪府摂津市の会社員男性(51)は戸惑う。 うつ病を患い休職し、2015年から通院。事件で亡くなった院長の西沢弘太郎さん(49)が親身に接してくれ、19年に復職した。時折、症状が出るため、2週間に1回通院していたが、心の支えを突然奪われた。「いつも味方でいてくれた院長を失い、体の一部を奪われたような気持ちだ。信頼できる先生にまた出会えるだろうか」。インターネットで新たな通院先を探すが、不安は消えない。職場復帰 クリニックは15年10月に開業。西日本有数の繁華街にあり、平日は午後10時まで診療していたため、会社勤めの人ら多くの患者が通院していた。大阪府などによると、利用者は大阪、京都、兵庫の3府県だけで少なくとも800人に上る。 力を入れてきたのが、うつ病などで休職した患者らの職場復帰を支援する「リワークプログラム」だった。患者らが医師や臨床心理士の助言を受けながら集団でリハビリを行い、人との接し方やストレスへの対処方法などを身に付け、病気の再発防止や復職を目指す。 プログラムに取り組む医療機関などでつくる「日本うつ病リワーク協会」(東京)によると、08年に約30だった会員の医療機関は約200に増加。同クリニックは大阪府内に13ある会員医療機関の一つだった。 摂津市の会社員男性もプログラムの経験者で、「前向きに取り組んでいた人たちは今、心が折れてしまっているのでは」と心配する。 厚生労働省の調査では、17年の精神疾患の患者は約348万人で、05年の1・3倍に増えた。コロナ禍でうつ病や、うつ状態の人が増えたとのデータもある。メンタルの不調が原因で失業する人も多く、心療内科の役割は増している。 プログラムを行う京都府内の医療機関の担当者は「継続的な実施が重要で、その場を奪われた人への影響は大きい。別の実施機関を探す必要があるが、新しい環境になじめるか心配も大きいだろう」と懸念する。支援急務 支援の動きも始まった。大阪府はクリニックの通院者や事件で心のケアが必要になった府民を対象に専用の電話相談窓口を20日に開設。ケースワーカーや心理士が対応し、薬に関する相談や治療を受けられる別の病院や診療所を紹介している。21日までに75件の相談が寄せられたという。 大阪精神科診療所協会(大阪市)は、所属する医療機関に対し、クリニックの患者を受け入れるよう要請した。協会の担当者は「府内の診療所に多数の問い合わせがあると聞いている」と話す。 精神疾患の治療に詳しい大分大医学部の寺尾岳教授は「心療内科などの患者は医師とのつながりが深く、通院先をなくすと喪失感や不安が大きい。自治体は関係団体と連携して医療機関につなぎ、患者が環境変化に対応できるようきめ細かい支援をすべきだ」と話す。[読売新聞]ひとつの事件が及ぼす影響は、ことのほか、大きくなっていますね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.23
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「心の病」で休職した教職員、4年連続で5千人超 20代の割合高く「心の病」が原因で、2020年度に休職した公立小中高・特別支援学校などの教職員が、5180人に上ることが文部科学省の調査でわかった。前年度から298人減ったが、5千人を超えるのは4年連続。文科省の担当者は「依然として高止まりの水準が続いている」とみている。文科省が21日、都道府県と政令指定市の教育委員会を対象にした公立学校教職員の調査結果を公表した。 精神疾患による休職者と1カ月以上の病気休暇取得者のうち20代は2140人で、初めて2千人を超えた。20代の教職員全体に対する割合は1・43%で、他のどの世代よりも高かった。若手の精神疾患が増える背景について、文科省はベテランの退職が相次ぐなどし、仕事の負担が増しているとみている。担当者は「働き過ぎに陥らないよう勤務時間の管理を徹底したい」と話す。 また、懲戒処分の状況も発表され、「性犯罪・性暴力等」で処分を受けたのは200人だった。前年からは73人減ったが、200人以上が処分されるのは8年連続という。このうち、児童生徒や18歳未満の子どもたちに対する性犯罪・性暴力は96人だった。 管理職(校長、副校長・教頭)に就く女性は1万4357人(今年4月1日現在)で、前年から865人増。割合は21・1%で過去最高となった。朝日新聞社[Yahooニュース]管理職に就く女性が増えたというのは、凄いことですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.22
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障害者アート 原宿の店内彩る新潟県内の作品、バーガー店に 新潟県内の障害者のアートが、東京のJR原宿駅前に今月開店したモスバーガー原宿表参道店の内装に採用された。障害者のアート作品のレンタル事業を展開する「まちごと美術館cotocoto(ことこと)」(新潟市中央区)が扱う14点のアート作品が、若者の街・原宿の店内を彩っている。 モスバーガーは2016年から、県内などの店舗にことことの作品を展示する企画を行っている。今回は新規開店に当たり、持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みの一環として、店内装飾に活用した。 店内には色鮮やかな花を描いた壁一面の大作や、泳ぐ魚の作品のプロジェクションマッピングなどを配置している。作品は3年ごとに更新していく予定だ。 モスバーガーの広報IRグループチーフリーダーの山口さほりさん(41)は「普通の店とは全く違う空間になった。普段は美術館に行かない人にもアートを楽しんでもらい、障害者アートと街の人の架け橋になりたい」と話す。 ことことの高橋亜紀さん(41)は「若者の街に受け入れられたことは本当にうれしい。それぞれの作家が生き生きと取り組んでいることを感じてほしい」と期待を寄せた。 [新潟日報] 色鮮やかなアート作品が並ぶモスバーガーの店内=東京都渋谷区心安らぐ空間でアートも楽しめるとは一石二鳥ですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.21
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発達障害、少しの工夫で生きやすく 秋田市の医師が児童書 秋田市の小児科医で、「井嶋敦子」のペンネームで童話作家としても活動する後藤敦子さん(66)=今村記念クリニック副院長=が、発達障害のある子どもを主人公とした児童書を出版した。注意欠陥多動性障害(ADHD)や自閉スペクトラム症(ASD)の特性を、分かりやすい文章でつづった。「障害のことが分からず、毎日の生活に漠然とした困り事を抱える子どもたちや、周りの友達に読んでほしい」と話す。 タイトルは「ひまりのすてき時間割」(童心社)。主人公の小学6年生ひまりは、ADHDとASDの特性を持つ。物語は、ひまりがその日の出来事、気持ちや悩み、やるべきことの覚え書きを朝から夜まで順番に記した「ひまりのすてき時間割」とともに展開。自分のことを客観的に捉えることで、反省しつつも受け入れ、好きになっていく様子を丁寧に描いた。忘れ物をしない方法など生活の中の工夫も紹介している。[秋田魁新報]ひまりのすてき時間割 [ 井嶋敦子 ]子どもでも十分理解できそうな内容ですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.20
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障害児ダム湖で殺害、父が起訴内容認める 奈良地裁初公判奈良県川上村のダム湖で2月、小学4年だった長女(当時10歳)を殺害したとして、殺人罪に問われた父親で調理師、徳谷和彦被告(37)=同県宇陀市=の裁判員裁判の初公判が13日、奈良地裁(岩崎邦生裁判長)であった。徳谷被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。 起訴状によると、徳谷被告は2月12日午後7~10時ごろ、長女奈那子さんを抱きかかえてダム湖に入り、水の吸引による窒息で死亡させたとしている。 冒頭陳述で検察側は、被告が事件前日に自身の父と口論になったことをきっかけに心中を決意したとし、身体障害と知的障害のある奈那子さんを通っていた養護学校から連れ出し、抱きかかえてダム湖に入ったと指摘。「身勝手で短絡的な動機による悪質な犯行で、殺意も強固だった」とした。一方、弁護側は「(事件当時)被告は軽度のうつ状態にあり、我が子の障害を受容できていなかった。妻の将来の負担も軽くなると考えて心中に至ったが、自分だけ生き残ってしまった悲しい事件」などと情状酌量を求めた。 奈良地検は3月1日から約4カ月間、徳谷被告を鑑定留置し、刑事責任を問えると判断した。毎日新聞[YAHOOニュース]2月のこの事件、漸く初公判に至ったんですね。ちょっとした父子のいざこざで、思わぬ展開の末に、奈那子さんの前途が失われたことが何より残念ですね。494万アクセス達成しております。明けましておめでとうございます。更新が遅れていますが、今年もまったりと綴って参りますので宜しくお願いします。拙いブログにご訪問、コメント感謝です。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.19
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「だめなお母さんでごめんなさい」福祉支援へのアクセス権がない人間の末路2020年7月、京都市左京区で重度知的障害を持つ長男(17)を絞殺したとして母親(54)が逮捕・起訴されました。母親と長男と祖母の3人暮らしで、祖母には認知症があり、母親は自身も精神疾患を抱える中でワンオペでの育児と介護を長期間続けていた実態も明らかとなっています。日本の福祉サービスは貧弱だとよく言われますが、支援そのものは充実しています。問題はそこへ行き着くための導線に乏しいことで、少し歯車が合わなければ適切な支援が行き渡らないことが当たり前のように起きています。特にこの家庭は問題があまりにも多すぎて、具体的な支援を受けても一種類では焼け石に水だったことでしょう。現に生活保護は受けていたようですが根本的な解決にはなっていません。愛ゆえにわが子を手にかける決断をとらせた直接のきっかけは、卒業後の受け入れ施設が見つからなかったことです。受け身では福祉支援をえられるはずもなく、能動的に動いても結果がついてくるとは限りません。貧弱な導線は「詰ませる」ことだけに限って一流です。最愛の一人息子母親のM被告は、2003年6月に長男のSくんを出産しました。Sくんは健常児として生まれますが、2歳半のころにウイルス性脳炎と誤診による治療の遅れから脳の7割を損傷し、重度の知的障害が残ってしまいます。M被告の夫婦関係は元々芳しくなく、Sくんに障害が遺った同年に離婚して生活保護も受給しています。元の記事では断定されていませんが、離婚した時期から色々と察してしまいます。Sくんと言葉でやり取りするのは困難を極め、発達年齢は2~3歳で止まっているとされました。それでもM被告は、息子が自分の名前を書けるよう名前をひらがなに改名してもらうなど、最愛の一人息子が少しでも生きやすくなるようもがいていました。M被告自身も強迫性障害やうつ病を抱える中、Sくんが障害を負ってから15年間向き合い続けてきました。しかしM被告の症状が悪化するに留まらず、M被告の親も認知症が始まってしまい、負担は雪だるま式に膨れ上がっていきます。Sくんも成長して逞しくなり、パニックで暴れた影響は甚大になりました。事件の約1年前にはM被告の症状が深刻化しており、食欲不振・不眠・過労・意欲低下と身体を起こすことさえままならない精神状態となっていました。それでも息子が支援学校を出てからの将来を案じてか、抑うつで動かない身体に鞭を入れるM被告でしたが、それだけで評価してもらえるような社会でない以上、彼女にはさらなる現実の洗礼が待ち受けます。卒業後の受け入れ先がないそもそもM被告が無理心中しようとした動機は、Sくんの進路や自身の体調への悲観でした。Sくんの卒業後を見据えて受け入れ施設を探しても「受け入れは困難」と直接言われたり送迎サービスが無かったりと、厳しい現実に「お祈り」されるばかりです。事件の直前には、M被告は何らかの支援にありつくため連日外出していました。2日前にはかかりつけ医に希死念慮を伝え、前日には支援学校の担任に入所施設の相談を持ち掛け、当日も施設を見学していました。決して受け身で支援を待っていたわけではなく、必死に足掻いてSOSを出し続けていたのですが、現実と社会が応えることはありませんでした。支援学校の担任に至っては「学校としては斡旋できないので福祉事務所に行ってみてはどうか」とだけ返され、M被告は「あの時はもう少し具体的なアドバイスが欲しかった」と振り返っています。とはいえ、重度の障害者を担当する施設そのものが不足気味とも言われているので、レスパイト(介護者を休ませるため一時的に入所・入院すること)すらままならないのかもしれません。息子の進路を閉ざされたM被告は「将来のことを考えてやっていく自信がない。だめなお母さんでごめんなさい」と遺書をしたためて無理心中を決行します。Sくんを睡眠薬で眠らせるとベルトで絞殺し、汚れた口周りを拭いて頬に口づけをした後、自分も死のうとします…が、翌朝まで死にきれないままマンションの屋上にいたところを通報され逮捕にいたりました。多くの場所へ助けを求めていた一方で、知人や兄からは「相談を受けることはなかった」「声をかけても『大丈夫だから』と返されるだけ」と言われていました。愚痴を言うだけの関係性を避けていたのか、専門性のない他人を信じていなかったのか、その真意はわかりません。いつでも湧いてくる生命選別主義者Twitter上では、主に知的障害の子を持つ親から「自分の境遇と重なって、まともに読めない」などの感想が飛び出していました。その一方で小躍りしながら政権叩きや障害者差別の薄い持論を力説する有象無象もまた現れています。中には「誰も悪くないみたいな言い方だが、一番の悪は障害児だ。健常児だったらこのような事件は起きなかった」と力説するアカウントの存在まで確認されました。そもそも障害者差別に絡めたがる者たちはニュースを読んですらいません。Sくんは後天的な障害であるにもかかわらず、「障害児を無理矢理生んだ自己責任!」などと先天的な障害と思い込んで発信しているわけですから、脊髄反射で書き込んでいることは明白でしょう。加えて、元記事を読まずにリツイートしようとすると警告が出るようになっていたはずです。また「これを機に安楽死の導入を!」となんでも安楽死に絡める安楽死論者も出没しています。この時ばかりは純粋に「何の足しにもならない重度障害者は生かす価値がない」という思想が見え隠れしており、安楽死における懸念点のひとつである同調圧力を自ら証明しております。こうした「生命の選別」を語る者は、自分が選別する側あるいは守られる側だと疑いもしません。「引きこもりは限界集落に住まわせよ」とか「オタクは誰とも干渉せず一人寂しく死ね」などと言っている輩と一緒です。「こんな夜更けにバナナかよ」の著者である渡辺一史さんが、日本財団の取材に対して答えた一部をここに引用します。「たいてい人って、自分だけは例外であるかのように、他人のことをとやかく言いがちですが、『そんなことを言っているあなたの方こそ、生きている価値はあるのか?』と聞かれたら何と答えるのでしょう。いや、自分は健康だし、一生懸命働いて、ちゃんと税金を払っているし、などと言うかもしれませんが、それが果たして他人を納得させられる価値と言えるのでしょうか。また、そもそも多くの人は、自分に生きる価値があるかなど普段考えもせず生活していると思います。なぜことさらに障害者だけ、生きる価値を問われなくてはならないのか。それに対する答えもぜひ聞いてみたいです」やはり、愛ゆえか障害を持つわが子を手にかけた事件は過去に何度も何度も起きましたが、この事件において特徴的なのは明らかに「我が身可愛さ」がみられないことです。むしろ、息子への愛情ゆえに無理心中を決行したとさえ思えます。絞殺後、息子の口周りを綺麗に拭き取って頬に口づけをしたというのがその証です。自殺の意図があったにせよ、あえて証拠を残すおこないから「我が身可愛さ」は感じられません。事前に殺人の量刑をネットで調べ寝込みを襲い何十か所も刺した元事務次官も、娘が死んだ途端に証拠隠滅を図って座敷牢を整理した夫婦も「我が身可愛さ」が犯行前後に滲み出ていました。それらとは何もかもが異なっています。行く末を閉ざされ就活自殺のようになるまで、被告は息子に惜しみない愛を注いでいました。しかし、状況は一切好転しませんでした。愛だの気合だの測りようのない精神的な要素だけで福祉の狭間から這い出ることは不可能です。障害の社会モデルを認識し、自己責任論を卒業していくことが、亡き少年への手向けとなることでしょう。[障害者.com]実に憤りを感じる事件でしたね。八方塞がりになり喘いでいても生活が改善しない状況、今後も益々増えそうで、決して、他人事とは思えなく、切ないばかりです。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.18
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大阪ビル火災 クリニックを知る元NHKアナ「院長は非常に謙虚で腰が低かった」大阪市の繁華街、北新地で17日午前に起きた火災で、ビルの4階に入居するクリニックの院長を知る男性が、同クリニックや男性院長の人柄について語った。証言したのは元NHKアナウンサーで、発達障害の人の就職を支援する株式会社カイエン社長の鈴木慶太さん。院長にはこれまでに2、3回会っているという。 鈴木さんによると、院長は2015年にクリニックを開業。元は内科の産業医だったが、患者に発達障害の人が多く、苦しみながら働いていることに気づき、発達障害を診察するように。働きながらも来られるよう、夜間も診療できるようにしたという。 「障害について一生懸命勉強され、専門性を獲得しようとされていた」と鈴木さん。当時は発達障害を診る病院は大阪でも珍しく、多くの患者が訪れた。働きながら通う人が多いからか院長は「中高年で、地元に仕事がなく大阪に出てきたけれど誰にも相談できない、といった患者が多い。本人が変わらなければ企業も理解しづらいが、もっと話せる機会が必要」と語っていたという。 「いわゆる“先生”ではなく、町医者というようなイメージ。取材にも『何とかさせてもらっているんです』と非常に謙虚で腰が低かった」と鈴木さん。 一方で、クリニックの施設について、エレベーターを降りたところに受付があるが狭く、圧迫感を感じたとも。「先生が丁寧に診察されるからか、待ち時間が長めで、取材に訪れた平日夕方から夜には、立って待っている人もいた」という。 日中にはアンガーマネジメントや、障害の特性と対処法などを学び、職場復帰を目指すリワークプログラムというデイケアを行っていたといい「もしかしたら、それで事件当時も人が多くいたのでは」と鈴木さん。「放火という情報もあるが、恨みを買うような方ではないと思う。多くの方が犠牲になり言葉が出ない。ご無事だったらいいのだが…」と声を落とした。神戸新聞NEXT[YAHOOニュース]早朝のできごとに本当にびっくりしましたね。重篤とされる犯人が快復して真相を明らかにして欲しいですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.17
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赤ちゃんを2階から投げ落とし殺害か 母親とみられる女を逮捕 千葉県四街道市で、男の赤ちゃんを2階から投げ落として殺害したとして、母親とみられる23歳の女が逮捕されました。 四街道市物井にあるグループホームできのう、「建物の裏で裸の赤ちゃんの死体がある」と施設の関係者から警察に通報がありました。 警察が現場に駆けつけたところ、男の赤ちゃんが死んでいるのが見つかり、警察は、赤ちゃんを2階から投げ落として殺害したとして、このグループホームに住むアルバイトの斎藤千尋容疑者(23)を逮捕しました。 警察の調べによりますと、斎藤容疑者は赤ちゃんの母親とみられ、容疑を認めているということで、警察は、動機やいつ犯行に及んだかなどについて捜査しています。TBS NEWS【YAHOOニュース】また何とも悲しいできごとが起きてしまいましたね。別記事には、容疑者には軽い知的障害があり、施設側が全く本人の妊娠に気づかずにいたとあり、それもまたやるせないばかりですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.16
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発達障害を持つ人が上手に勉強するためのアイデアを紹介。『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に勉強するための本』「学習」に困難を抱える人でも結果が出るメソッド 大人になってから、自身の発達障害に気づく人が増えています。その中でも、勉強に関するあれこれに困りごとを抱えている人は多くいます。 勉強には「きちんと計画を立てる」「集中して講義や授業を聞く」などの要素があり、発達障害の人たちがこれらを苦手としていることにも関係があります。また、発達障害に対する認知度が低かったため、子どもの頃に学習トレーニングなど適切なサポートを受けられず大人になってしまい、今でも悩みを抱えているケースもあります。 本書は、自身が発達障害の当事者であり、発達障害の人などのための学習支援や就業支援の活動をする著者が、発達障害の特性をカバーしながら勉強で結果を出すためのコツを伝授します。スケジュールの立て方や講義の受け方、自習の仕方や試験本番の対処法など、日頃の勉強法を改善できるポイントを具体的に解説します。便利なアプリやサービス・グッズの紹介など、ちょっとした工夫で実践できるアイデアばかりです。 ■書籍概要『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に勉強するための本』 著者:安田 祐輔 発売日:2021年12月13日 定価:1,760円(本体1,600円+税10%) 判型:B5変・160ページISBN: 9784798164656https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798164656全国の書店、ネット書店などでご購入いただけます ・翔泳社の通販 SEshop: https://www.seshop.com/product/detail/23445・Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4798164658 目次 第1章 予定通りにできないのを何とかしたい スケジュールが立てられない予定にない科目をやりたくなってしまう予想外のことが発生し、スケジュールが遂行できない たくさんの情報に惑わされてしまう何から手をつけていいかわからない第2章 勉強する気が起きないのを何とかしたい得意分野ばかりやってしまう不得意分野になると頭に入ってこない コツコツと学習を進めることができない夜寝つけないため、寝不足で頭が働かない朝勉強しようとしても、起きることができない第3章 上手に講義を受けられないのを何とかしたい講師が話している内容が理解できない長時間座っていることができない講義を聴きながら、黒板の内容をノートに取ることができない講師に質問できない オンライン授業(講義)に集中して取り組むことができない第4章 自習ができないのを何とかしたい学んだことをうまくノートに整理できない勉強に集中できない(視覚編) 勉強に集中できない(聴覚編) 勉強に集中できない(ADHD編) 勉強中、ついスマートフォンを見てしまう気づいたら休憩時間を多く取ってしまっている集中するまでの時間が長く、隙間時間の活用もできない参考書をたくさん買いすぎてしまう完璧主義のため、なかなか問題集が進まない自宅で学習できない第5章 試験本番の不安をなくしたい提出書類の締め切りが守れない大事な試験に忘れ物をしてしまう試験中、気づかない間に寝てしまう試験会場まで迷ってしまって、たどり着けない ケアレスミスがなくならない口述試験に受からない 著者について安田 祐輔(やすだ・ゆうすけ)うつや発達障害による離職からの復帰を支援する「キズキビジネスカレッジ」などを展開する株式会社キズキ代表取締役社長。発達障害の当事者。いじめ、一家離散、暴走族のパシリ生活などを経て、偏差値30からICU(国際基督教大学)に入学。卒業後、総合商社へ入社するも、うつ病になり退職。その後、ひきこもり生活を経て、2011年に中退・不登校向けの学習塾「キズキ共育塾」を創業(2021年10月現在、全国に9校舎とオンライン校を展開)。2019年には「キズキビジネスカレッジ」を立ち上げ、現在全国に4校展開。全国13の地方自治体や中央省庁から委託を受け、生活困窮世帯の子ども支援などにも携わる。著書に『暗闇でも走る』(講談社)がある。 【PRTIMES】ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に勉強するための本 [ 安田 祐輔 ]目を通すだけで何か大切な気付きが得られそうな本のようですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.15
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重度障害の長男殺害、精神疾患抱え一人で介護の母に猶予付き判決 重度の知的障害がある長男の首を絞めて殺害したとして、殺人罪に問われた母親で韓国籍の無職尹常任被告(54)の裁判員裁判で、京都地裁は13日、懲役3年、執行猶予5年(求刑・懲役5年)の判決を言い渡した。尹被告は精神疾患を抱えながら長年、一人で介護。増田啓祐裁判長は「同情の余地が大きく、強く非難できない」と執行猶予を付けた。 判決によると、被告は昨年7月16日夜~17日未明、京都市左京区の自宅で、長男の支援学校高等部2年金鍾光さん(当時17歳)の首をベルトのようなもので絞めて窒息死させた。 鍾光さんは、2歳の時の病気で重度の知的障害が残った。会話での意思疎通ができず、入浴や着替えも介助が必要だった。尹被告はうつ病と、極度の潔癖症などの症状が出る強迫性障害を患っており、行政などの支援を十分に得ず、一人で介護を続けていた。 公判では、尹被告に殺害を思いとどまる能力があったかが争点になった。 検察側は、思いとどまる能力が残っていたとし、「周囲に悩みを相談できた」と主張。一方、弁護側は「うつ病の圧倒的な影響があり、刑事責任能力はなかった」と無罪を主張した。 増田裁判長は判決で、尹被告が首を絞める前に鍾光さんが苦しまないようにと睡眠剤を飲ませたことなどに触れ、「冷静な判断力が残っていた」として限定的だが刑事責任能力はあったと結論づけた。その上で、精神疾患のない人でも絶望感を抱きかねない状態で、執行猶予が適当だとした。【読売新聞】韓国籍の方だったんですね。異国の土地での思い悩む育児、1人で頑張るには限界があったのでしょうね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.14
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福岡市に発達障害支援拠点、23年度開所 就労支援機能も集約 福岡市は9日、発達障害のある人を支援する拠点施設を同市中央区舞鶴の福岡保護観察所跡に新築し、2023年度に開所させると発表した。相談を受け付ける「市発達障がい者支援センター」と、さまざまな障害のある人の就労を後押しする「市障がい者就労支援センター」の機能をそれぞれ拡大した上で、同じ施設に移転させる。連携を密にすることで、より多くの人を就労につなげる狙い。発達障害の相談と、就労支援を1カ所に集約した施設は珍しいとしている。 新拠点は7階建てで、延べ床面積約5千平方メートル。広さは、発達障がい者支援センターが現在の約40倍に、就労支援センターが約1・6倍になる。市は職員の拡充も検討。障害のある人の交流施設も新たに設置し、入居する。 発達障害は集中力を保ちにくい、人と関わるのが苦手といった特性があり、仕事が長続きしないことが指摘されている。市によると、発達障がい者支援センターの相談の半数は当事者が18歳以上で、就労支援の強化が課題となっている。市は新施設の早期開所を目指していたが、保護観察所を取り壊す際にアスベストが見つかり、着工がずれ込んだという。[西日本新聞]素晴らしい施設が福岡にできるようで、楽しみですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.13
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<ひと ゆめ みらい>福祉施設の「自立」後押し 障害者の手作り雑貨店「マジェルカ」代表・藤本光浩さん(51)=武蔵野市 各地にある障害者施設の手作り雑貨を扱う専門店「マジェルカ」(武蔵野市吉祥寺本町)を営む。障害者が作る品々を世に広め、市場を開拓したパイオニアとして知られる。 軽度の知的障害がある妹がいることもあり、大学で社会福祉を学んだ。ただ卒業後は一般企業に進み、福祉の世界から遠ざかっていた。たまたま手に取った木工製品が福祉作業所で作られたと知り「品質の高さに驚いた」。その経験が契機になり、十年前、店を開業した。 会社に勤めていたとき、バイヤーや商品企画に携わった。そこで養った「目利き力」を生かし、これまでに全国約二百五十の福祉施設から、バッグやアクセサリー、文房具など、さまざまな商品を仕入れて販売してきた。 大量生産できない手作り品。同店が扱うまで市場に流通していなかったものが大半だ。個性あふれる優れた品質の製品だが「地域のバザーなどで二束三文で売られてきたものも多い」。 開業以来、「ウエルフェア」(福祉)と「フェアトレード」(公正な取引)を組み合わせた造語「ウエルフェアトレード」を提唱してきた。「かわいそうだから買ってあげる」からの脱却。手間をかけて作られた製品を、価値に見合った適正な価格で流通させることを願う。その流れが作り手の障害者の収入アップにもつながると考える。 そんな志にもコロナ禍は容赦なかった。元々、仕入れ先の各施設に売り上げの過半を還元し、低収益体質だったところに来店客の激減という打撃を受けた。たちまち店は赤字に転落し、「もう限界。白旗を揚げ、店を畳もうかと一時は考えた」と振り返る。 わらにもすがる思いで、インターネットのクラウドファンディングサイトで「緊急支援」の呼びかけを始めた。これが窮状を救った。約一カ月の募集期間に全国六百十三人から六百二十万円余の善意が寄せられた。「ありがたかった。『マジェルカの灯を消さないで』との多くのメッセージに励まされ、立ち上がる勇気と希望をもらった」 来年からは、障害者アートを活用した企画商品の製造・販売に乗り出したいと考えている。店とは別組織の一般社団法人の非営利活動として、各地の福祉施設が自らオンラインで製品を販売するのをサポートする活動も始める。<ふじもと・みつひろ> 1970年、北海道生まれ。94年に明治学院大社会福祉学科を卒業し、民間企業で商品企画や販売企画業務に従事。2011年、杉並区西荻窪で「マジェルカ」創業。14年にJR吉祥寺駅から西へ徒歩約8分の中道通り沿いに移転した。問い合わせは同店=電0422(27)1623=へ。[東京新聞]今後も益々、頑張って頂きたいですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.12
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“パラきっかけ運動楽しんで” 知的障害者のスポーツ大会 東京 東京パラリンピックをきっかけに障害者に体を動かすことを楽しんでもらおうと、東京 調布市で知的障害者のスポーツ大会が開かれました。この大会は東京都などが開いたもので、9日、調布市の会場には知的障害者100人余りが集まりました。はじめに参加者は、盆踊りやエアロビクスなどの動きを取り入れた体操を行い、音楽に合わせて汗を流しました。このあと紅白の2つのチームに分かれて徒競走が行われ、参加者は懸命に走っていました。 また、ことしは新型コロナウイルスの対策としてオンラインで500人ほどが参加し、一緒に体を動かしたり、会場に声援を送ったりしていました。参加した18歳の男性は「徒競走で1位になってうれしかった。みんなで体を動かすのは楽しい」と話していました。東京都で障害者スポーツ担当の加藤みほ担当部長は「会場とオンラインの両方で開催することで、大勢の人が一緒になって体を動かしてもらった。ぜひ、スポーツの楽しさを知ってほしい」と話していました。【NHK NEWSWEB】平日にも関わらず、かなりの人数が集まりましたね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.11
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自閉症の主人公とその家族描く、teamキーチェーン「朝ぼらけ」に山中雄輔らteamキーチェーン 10周年記念公演「朝ぼらけ」が、1月7日から10日まで東京・吉祥寺シアターで上演される。Azukiが作・演出を担う「朝ぼらけ」は、自閉症の主人公・近田翼とその家族を中心にした会話劇。近田家は、翼の自立のために家を改装し、八百屋をスタートさせる。彼らは差別や偏見と戦いつつも、周囲からの支援を受けながら、明るく楽しく暮らしていた。近田家の八百屋でアルバイトとして働き始めた松井美羽は、翼の心に惹かれていき……。出演者には、山中雄輔、三澤康平、田中愛実、北澤友梨枝、橋本仁、田中温子、マナベペンギン、西村優、岡田奏、高良紗那、オカモトマサト、今井裕也、森田亘、桑原聡、宮永薫、安未紗、柴田時江、そしてモロ師岡が名を連ねた。■ teamキーチェーン 10周年記念公演「朝ぼらけ」2022年1月7日(金)~10日(月・祝)東京都 吉祥寺シアター作・演出:Azuki出演:山中雄輔、三澤康平、田中愛実、北澤友梨枝、橋本仁、田中温子、マナベペンギン / 西村優、岡田奏、高良紗那、オカモトマサト、今井裕也、森田亘、桑原聡、宮永薫、安未紗 / 柴田時江 / モロ師岡ステージナタリー【YAHOOニュース】自閉症の家族を描く会話劇、珍しい試みですね。493万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.10
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自閉症で重度知的障害の息子は入園願書ももらえず…障害児は問題児じゃない、理解ある社会へ 保育園の入所者枠がいっぱいで、なかなか入れないという話をよく聞きますが「幼稚園になかなか入れない」事実もあることをご存じでしょうか。入園希望者が多くて入れないわけではありません。「発達の遅れがある」「障害がある」という理由で、幼稚園に受け入れてもらえない子どもがいるのです。 12月3日から9日は「障害者週間」です。知的障害がある7歳の息子を育てる筆者が、実際に体験したことをお話しします。「息子が拒絶された」現実 2017年10月、筆者は東京都内の、ある幼稚園の園庭にいました。息子の入園を希望し、願書を受け取りに行ったのです。しかし、対応した先生から、入園願書の配布を拒否されました。入園の拒否ではありません。入園の手続きを踏むための書類を渡すことを拒否されたのです。先生の言葉は次のようなものでした。 「息子さんのような子を受け入れたことがないので、どうしたらいいか分かりません」 「うちは少人数で、一人一人をしっかり見ると言っていますが、教員が多くないため、実際は難しいです」 「どうしても、幼稚園じゃないとダメなんですか」 これらの言葉とともに突きつけられた「息子が拒絶された」という事実は今でも、忘れられない苦い思い出です。筆者の息子は自閉症で、重い知的障害があります。7歳の今でも、言葉を発することができません。しかし、入園願書さえもらえないとは当時は想像もしませんでした。目の当たりにした「差別」 時間を息子が生まれた頃に戻します。今でこそ、障害があると分かった息子ですが、妊娠中や赤ちゃんの頃、発達の遅れの可能性を指摘されたことは一度もありませんでした。しかし、1歳を過ぎた頃から、徐々に発達の遅れが目立ってきたのです。息子は1歳のときから、入園前の子どもが親と一緒にお試しで幼稚園に通う、いわゆる「プレ幼稚園」に通っていました。 筆者は息子の発達に不安があったので、集団生活に慣れさせるため、早い時期から、全部で3つのプレ幼稚園に通わせました。さらに、児童発達支援センターなどに通って療育も受けさせ、息子の発達を促すためにできる限りのことをしました。しかし、それでも、息子と他の子どもたちとの差はどんどん目立っていき、その差が埋まることはなかったのです。 時は過ぎ、次年度の幼稚園入園のために入園願書が配布される時期になりました。夫と話し合い、これまで何度も足を運び、最も息子に合っていると思った幼稚園に願書をもらいに行きました。それが冒頭で紹介した園です。当日の状況をもう少し詳しくお話しします。 願書配布の日、筆者が「入園願書を下さい」と主任の先生に言うと、先生は急に神妙な顔をし始めたのです。そして、唐突に「お子さんの障害とは、どのようなものですか」と聞いてきました。筆者と息子はこの先生と初対面ではありません。これまで何度も幼稚園を訪れ、息子の発達の遅れについて話をしてきたので、「どうして、またこんなことを聞くのだろう」と戸惑いました。 そして、息子は言葉は発しないけれど、おとなしい性格で他害行為や多動の傾向はないこと、身体的には健康で脳をMRIで検査しても問題はなく、聴力も検査済みということを説明しました。すると、先生は何の脈絡もなく、「他の園を受けた方がいいのではないでしょうか」と提案してきたのです。筆者が何と返しても執拗(しつよう)に「他の園を見てきたら?」と繰り返しました。 重苦しい空気の中、幼稚園側の「絶対にこの子を受け入れたくないけど、はっきりと拒絶して悪者になりたくはない」という意向が伝わってきました。障害がある息子を落とせば、「差別的な幼稚園」と言われかねないから、「入園はお断りです」と園側から言うことはせずに、私たちが自ら去ることを望んでいたのでしょう。 「落としてくれてもいいから、受けさせてほしい」とも言ってみましたが、先生はひどく困った顔をして、「でもねえ…」とつぶやくだけでした。「息子のような子どもは受け入れたくない」「厄介ごとを抱え込みたくない」と思っているのが分かりました。とても耐えられず、その場を後にしました。 ところが、その直後、筆者の背後で、その主任の先生が次に来た他の親子に満面の笑みを浮かべて、すんなり願書を渡しているのが見えたのです。とめどなく涙があふれ、もう振り返ることはできませんでした。筆者と息子がいるのは世間から隔離された異次元のような場所で、周りの人との間には、目には見えないけれど分厚い「壁」がある…。 どう頑張っても、壁の向こう側に私たちは行けないのだとそのとき思い、がくぜんとしました。「よく来てくれましたね」(長文なので、この続きはリンク先からどうぞ)大人んサー[YAHOOニュース]たかが幼稚園、されど幼稚園。最後にやっといい園と出会えたのも、他の園に断われたおかげでしょうね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.09
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勉強のしかた、休み方を再考しようーー中学生から成人の当事者にすすめられる、2E(ギフテッド&発達障害)のための本。 合同出版では2021年12月23日に『2E 得意なこと苦手なことが極端なきみへ 発達障害・その才能の見つけ方、活かし方』を全国の書店・Amazon・楽天ブックスなどで販売します。 2E(Twice-Exceptional)とは、発達障害と何らかの優れた才能を併せもつ子どものことです。個人の中で能力の発達の凸凹が大きいために、がんばれば凹の部分も凸と同じようにできるはず、と誤解されて叱咤激励の結果不登校におちいる子もいます。また、浮きこぼれの子に当てはまるように学校の授業が簡単すぎてつまらないと思う一方で、運動が不得意で体育には参加したくない、同級生とは話題があわない2Eの子は、能力をもっていても発揮できないことがあります。この本では2Eの人たちが、自分に合ったやり方で生きるために何が必要か、周囲の人はどんな支援をしたらいいのかなどの疑問に対して、ワークとイラストを入れながら具体的な提案をする本です。 例えば授業中に、授業の内容とは別のアイデアが浮かぶことはありませんか? それはもしかしたら、クリエイティビティというとても貴重な能力のサインかもしれません。でも、学校や社会で、特に周りに合わせるルールが大切な場所でこの力を発揮しすぎると、「ルールを守れない」というレッテルを貼られてしまいます。 同じように、こだわりも最後まできっちりやる、細かいところまで徹底するという貴重な能力ですが、ときと場合によっては、融通がきかない、集団行動ができない人と判断されてしまいます。つまり、特性を才能とするためには、適切なときと場所でその特性を発揮する必要があるのです。自分の特性を最大限発揮できるときと場所 を見つけることこそが、大切なのです。これを自分一人でやるのはなかなか難しいので、客観的にアドバイスをくれる親や支援者の存在が重要になります。 2Eの人が自分の理解を深め、能力に気づき、よりよい生活を送るためのアドバイスを4章で構成しました。P6-7脳内物質の特徴と意欲の関係について、キャラクター化して説明します。P72-73 ギリギリになってから集中するのはノルアドレナリンの働きにあった!? マンガで楽しく解説。P88-89自分と課題のレベルがあっていないと感じ続けたら、先生に交渉してみよう。ストレスを感じたら、まずは休むこと。P92-93目次Part1 ギフテッドと2E 1 2Eとは? 2 ギフテッドとは? 3 ギフテッドの6分野 4 発達障害の主な3つのタイプ5 ギフテッドと発達障害 6 2Eに気づかない3つのわけPart2 才能を見つける1 得意なことを見つけよう2 才能としてのADH&AS&LD 3 周りとの相性で評価が変わる4 規格外だと才能になりやすい? 5 才能の種をまず見つけよう6 ギフト(才能)の使い方 7 弱点が別の能力を高めることがある8 折り合いをつけるPart3 あなたの能力を隠しているものを探そう1 3つのストレスレベルを知ろう2 ラスクのモデルと脳内物質 3 ラスクのモデルを活用した対応法 4 脳内物質別やる気スイッチの入れ方 5 適切なストレスが能力を開花させる6 疲れる前に休む7 学校を休むことも選択肢の一つPart4 2Eの人がうまくいくために1 自分らしくいるために2 SOSを出そう3 効果的なアドバイスの受け取り方 4 失敗から学ぶために大切なこと5 自分の存在と行動を分ける6 ペアワーク・グループ活動 7 できないときの6つの解決法 8 ギフトを伸ばす工夫 9 自己イメージのでき方10 コンプレックスのとらえ方11 自分研究あとがき ─ 多様な子どもたちの個性と思いに寄り添う方へ書誌情報『2E 得意なこと苦手なことが極端なきみへ 発達障害・その才能の見つけ方、活かし方』 【著】高山 恵子 定価=本体1600円+税A5判、144ページISBN 978-4-7726-1483-2 Amazon販売ページhttps://www.amazon.co.jp/dp/4772614834/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_N69KQ9HD9SPWPNJCHQ23楽天ブックス販売ページhttps://books.rakuten.co.jp/rb/16943198/?l-id=search-c-item-text-01 著者プロフィール【著者】高山 恵子 NPO法人えじそんくらぶ代表、ハーティック研究所所長。 昭和大学薬学部兼任講師、特別支援教育士スーパーヴァイザー。昭和大学薬学部卒業後、約10年間学習塾を経営。 1997年、アメリカ・トリニティ大学大学院教育学修士課程修了(幼児・児童教育、特殊教育専攻)。 1998年、同大学院ガイダンスカウンセリング修士課程修了。専門はADHD等高機能発達障害のある人のカウンセリングと教育を中心にストレスマネジメント講座などにも力を入れている。主な著書に、『ライブ講義高山恵子I特性とともに幸せに生きる』(岩崎学術出版社、2018)、『イライラしない、怒らないADHDの人のためのアンガーマネジメント』(講談社、2016)、『やる気スイッチをON!実行機能をアップする37のワーク』(合同出版、2019)『自己理解力をアップ!自分のよさを引き出す33のワーク』(合同出版、2020)などがある。 【PRTIMES】自分らしく生きる、一つの目安となればいいのでしょうね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.08
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「何かもう疲れてしまった。だめなお母さんでごめんなさい」 障害がある17歳の息子を絞殺した母の絶望 ワンオペ育児、自身のうつ病 2020年7月、京都市左京区に住む無職の女性(54)が、重い障害がある長男=当時(17)=をマンションの自宅で絞殺する事件が起きた。女性はうつ病を抱え、殺害後に自殺を図っていた。「何かもう疲れてしまいました」。11月に京都地裁で始まった公判や関係者への取材からは、ワンオペで育児を続けた女性が息子の進路に悩む中、精神的に疲弊していき、SOSもうまく出せないまま絶望感を深めていった様子が浮かび上がった。 ▽誤診した脳炎の後遺症 裁判資料などによると、女性は03年6月、長男を出産した。夫婦関係や生活不安から精神的に落ち込み、強迫性障害とうつ病を発症する。05年には夫と離婚し、生活保護を受給するようになった。 長男が2歳半のころ、けいれん発作が続くようになり、自発的に呼吸ができない危篤状態に陥った。入院先の医師の誤診で、ウイルス性脳炎の治療が5日ほど遅れたため、脳の7割を損傷。前頭葉と右側頭葉が萎縮し、重度の知的障害が残った。 長男は言語によるコミュニケーションが困難だった。小学生になり、女性は息子が自分の名前を書けるよう、漢字3文字の名前をひらがなに改名した。ただでさえ1人での子育ては大変なのに、長男は「おなかがすいた」「のどがかわいた」という欲求や便意をうまく伝えられず、入浴も介助が必要。目を離した隙に車道に飛び出したり、家庭内で暴れて物を壊したりすることもあった。発達年齢は2~3歳とされた。 女性には強迫性障害の持病もあった。掃除機を毎日かけたり、人が触れたところを一日に何度も消毒したりするなどの行動を繰り返すようになり、子育てと家事の負担が膨大になっていった。事件まで、こうした生活を15年以上続けていたことになる。階下には認知症が始まっていた母親が住んでおり、その介護も1人でしていた。 強迫症状と抑うつ状態が悪化し、19年秋ごろには食欲不振で体重が12、3キロ減少。不眠症状や疲労感、意欲低下から横になって過ごすことが増えた。 ▽犯行後に口元を拭き、頬にキス 20年7月2日、支援学校(高等部)を卒業予定だった長男の就職先を探す中で、障害者支援施設を見学した。だが「受け入れは困難」として断られた。事件当日の16日午前にも別の施設を見学したが、送迎サービスがないため断念せざるを得なかったという。 この日の昼ごろ、LINEのメモに「何かもう疲れてしまいました」「(長男を)誰に託したら良いのか・・・」などと書き込んだ。午後6時半ごろには、風呂上がりの際、長男が衝動的に服を破いたり、女性を後ろから抱えて放り投げようとしたりした。 長男の将来に加え、自身の体調も悲観した女性は、思い詰めて自殺を決意。ノートに遺書を記した。「何かもう疲れてしまいました。将来のことを考えてやっていく自信がない。誰に託したらいいのか答えが出ず、連れて行きます。ごめんなさい。だめなお母さんでごめんなさい。だめな娘でごめんなさい。残したお金は障害児のために使ってください」 長男を睡眠薬で眠らせ、カッターで手首を切ろうとした。うまくいかず、ベルトで首を強く絞めた。抵抗されることはなかった。犯行後、動かなくなった長男の口元を拭き、服を着替えさせ、頬にキスをした。 次に自らの手首や首元をカッターナイフで切りつけ、包丁を胸に突き立てた。だが、死ねなかった。物干しざおにベルトをかけて首をつろうともしたが、やはり死ねない。遺書に「(長男の)そばで死にたかったな」と書き足した。さらに近隣のマンションから飛び降りようとしたが、ここでも死にきれず。帰宅すると家の中を片付け、睡眠薬を大量に服用した。意識がもうろうとなり、再び近くのマンションから飛び降りようとした際、管理人に発見され、110番を受けて駆けつけた警察に確保された。翌朝になっていた。 ▽「何もかも終わりに」 「間違いありません」 11月24日の初公判。裁判長から起訴内容の確認を求められ、黒いスーツを着た女性は小さな声で答えた。背筋を伸ばして座っていたが、傍聴席からは、その目がどこか遠くを見ているように映った。 この日の公判では、関係者の供述調書や陳述書の読み上げもあった。知人らは女性について「常に長男のことを考えて行動し、生活の全てをささげていた」「声をかけても『大丈夫』と気丈に振る舞っていた。どれだけ悩み苦しんでいたのか」などと証言した。女性の兄の調書には「相談はあまりなかった。早く気付くことができれば」と悔やむ心情がつづられていた。 女性は被告人質問で、長男の生い立ちや障害が生じた理由を自ら説明した。「発語はあったが、とんちんかんなことが多く、コミュニケーションは難しかった」という。進路がうまく決まらず、事件直前にかけて、うつ病が悪化していったことも明かした。 事件の2日前、女性はかかりつけの医院を訪問し、死にたい気持ちを訴えていたという。翌日には支援学校の担任と面談した。女性から入所施設の問い合わせを受けた担任は「学校としてあっせんはできないので、福祉事務所に行ってみては」と応じたようだ。その時の気持ちを裁判員から尋ねられると、女性は「もう少し具体的なアドバイスが欲しかった」と答えた。 長男殺害を決断した場面については「睡眠薬を飲ませた時には、とりあえずぐっすり寝てほしかった。殺そうという気持ちも少しはあった」と振り返った。遺書を書いた時点で殺害の意思を固めていたという。 「疲れて、何もかも終わりにしたかった。自分の病気、将来のこと・・・どうしてこの時(に事件を起こしたの)かは、よく分からない」親族や知人を頼ることはできなかったかと問われると「もともと伝えることが苦手で、打ち明けられなかった。私が死ぬしかないとの考えで頭がいっぱい(だった)。相談もしておらず、そこまで考える余裕がなかった」と下を向いた後、「(長男は)全てでした。大好きだった」と声を震わせた。 「今振り返って、どうすればよかったですか」 検察官がこう質問すると、女性は「踏みとどまっていれば」と小さな声で答えた。踏みとどまるとはどういうことかと重ねて尋ねられると、しばらく沈黙した後、「言葉にできません」と話した。 ▽検察も「刑の減軽必要」と言及 論告で検察側は、女性を精神鑑定した医師の意見などをもとに「うつ病の程度は重度とまでは言えない」とし、遺書の内容や殺害方法からも「自分の問題や周りの状況を適切に把握していた」と主張した。 ただ、「うつ病の影響を受けて能力は著しく低下していた」と述べ、女性の状態は限定的ながら責任能力を持つ「心神耗弱」であり、刑の減軽が必要とも指摘。懲役5年を求刑した。 対する弁護側は、最終弁論で「症状には波があり、一時的に重症だった」と強調。普段の性格や献身的な養育姿勢から見て不合理な選択をしていることや、殺害も衝動的で計画性はなかったと訴えた。その上で女性は当時「うつ病の圧倒的な支配下にあった」と述べ、責任能力を欠く「心神喪失」の状態だったとして無罪判決を求めた。判決は13日。 重い障害がある息子への世話を1人で抱え込んでいた女性が引き起こした悲しい事件。周囲にSOSのサインを上手に出せず、追い詰められた末に無理心中を図った。地域や行政はこうしたケースにどう向き合い、手を差し伸べたらよいのだろうか。重い課題が残ったままだ。47NEWS[excite.ニュース]卒業後の進路について、もう少し学校側が丁寧に親身に取り合ってくれていれば、と切羽詰った母親の想いを思うとそれなりにSOSを発信していただけになんとも残念でやるせないですね。地域や行政との関わりも八方塞がりとなり、どうにも救われなかった状況、社会の責任をも痛感しますね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.07
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負い目感じる母親「手が掛かる子を預けている」学校に声上げられず 姫路・特別支援学級の暴言・体罰 兵庫県姫路市立城陽小学校で特別支援学級の担任をしていた元教諭の男性(39)が差別的な暴言や体罰を繰り返していた問題で、過去に元教諭が担任する学級に在籍していた男児の母親が3日までに神戸新聞社の取材に応じた。男児が元教諭から叱責(しっせき)されているのに気付きながら母親として声を上げられなかったといい、「安易に放置した管理職や、子どもの弱みにつけ込んだ元教諭を許すことはできない」と言葉を振り絞った。この問題が学校内で発覚してから間もなく半年となる。「息子は今は元気に通っているが、心の傷は本当に癒えたのか不安は消えない」と胸の内を明かす。 男児は集団行動が苦手で「クラスメートの邪魔をしてはいけない」と支援学級を選んだ。普通の子どもより大変だろうから、「学校に手が掛かる子を預けている」という負い目があったという。 元教諭が担任になってから、男児は「また怒られてん」と不満を漏らすようになった。本人は怒られた理由を理解できておらず、違和感が残った。息子からのSOSに気付きながら「我慢しようね」と慰めることしかできなかったという。元教諭の補助役で、暴言や体罰を管理職に告発した女性職員を慕っていたため、何とか通い続けたという。理解できない理由で児童を叱り、親に説明もない。元教諭は支援学級には合っていないように感じたが、担任が代わることはなかった。「また怒られるから言わないで」と息子に頼まれ、学校側に苦情を言えなかったという。 女性職員は2018年度から少なくとも7回、学校側に実態を訴えたが、管理職は確認もせず、事実上放置したことに今でも納得できずにいる。 「なぜ学校はすぐに動いてくれなかったのか」「なぜ、他にも見聞きした教職員がいたのに訴えは届かなかったのか」 学校の説明会で何度も疑問をぶつけたが、現校長からは「口頭注意で直ると思っていた」という言葉しか返ってこなかった。 発覚後、個々の教員は児童のケアに一生懸命取り組んでいると感じる一方、管理職は責任を十分果たしていないように映り、わだかまりは消えない。 現在、市教育委員会が弁護士ら外部委員による検証委員会をつくり、原因や背景の調査、関係者へのヒアリングを進めている。母親は「学校現場の体質や歴代の管理職の責任まできちんと明らかにしてほしい」と願っている。【姫路市立城陽小学校の特別支援学級での暴言・体罰問題】担任だった元教諭(39)が2018年以降、児童6人に「生きる価値がない」などの差別的な暴言や、体を押さえつけるなどの体罰を繰り返していたことが発覚。元教諭の授業をサポートする女性職員が管理職に少なくとも7回相談したが、管理職は市教育委員会に報告したり、確認したりせずに事実上放置。今年6月、女性職員が元教諭の問題行為を記録したメモを校長に提出したことで学校側が調査を始め、県教委が計34件を認定し懲戒免職とした。【神戸新聞NEXT】現場に配置される教職員の質が恐らく個々の子供の障害の状況に見合っていないのでしょうね。現場を支える管理職とその大元の教育委員会にも原因がありそうですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.06
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障害ある娘に代わり投票した母「まさか起訴されるとは」 関係者に広がる衝撃 自閉症の娘と一緒に投票所に行き、見慣れない環境で「固まって」しまった娘の代わりに投票用紙に記入し投函した母親が、公職選挙法違反の罪で3月に在宅起訴されていた。11月に報じられると、裁判で刑事罰に問おうとする検察側の姿勢に「そこまでやるのか」「まさか起訴とは」と関係者らの間で衝撃が広がっている。専門家も異例と語る今回のケースは、障害がある人の家族にとっても人ごとではない。投票現場では何が起きていたのか。 ▽聴覚過敏だが、ピアノが得意 大阪市を廃止し、4特別区を設置する「大阪都構想」の賛否を問う住民投票の投開票は昨年11月1日に実施された。淀川区に住む自営業の母親(59)は10月25日、自閉症で身体障害もある長女(22)を車いすに乗せ、期日前投票のため区役所を訪れた。 母親によると、長女は療育手帳A(知的障害が重度)。障害の判定所見には「面接で発話や発声はできず、名前の呼び掛けにも応答しない。3歳級の発達段階で、スプーンを持って食事し、リモコンを操作してテレビを消すことはできる。不快刺激に敏感でパニックに陥ることもしばしば」と記されている。・・・(長文なので、続きはリンク先へ)47NEWS[YAHOOニュース]22歳で初めての投票だったのでしょうか。最近では、依頼すれば介助してくれる特定の職員も常備しているようなので、やはり親でも手を貸さずにまずは依頼してみることでしょうね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.05
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シュトーレンでクリスマス気分 苫小牧のパン店、25日まで販売 知的障害のある人が働く苫小牧市新開町4のパン店「愛らんどベーカリー」で、ドイツの伝統的なクリスマス菓子「シュトーレン」が店頭に並び始め、ムードを盛り上げている。 シュトーレンは、ドライフルーツとナッツが入ったパン菓子。同店では洋酒にドライフルーツやアーモンドなどを漬け込み、生地に練り込んでオーブンで焼き上げている。最後に粉砂糖を満遍なく振りかけ、完成させる。時間がたつほどドライフルーツと生地がなじみ、おいしくなるという。【北海道新聞】粉砂糖を振りかけて真っ白に仕上がったシュトーレン 日持ちするシュトーレン、忙しない師走を乗り切る先人たちの知恵ですね。492万アクセス逹成しております。いつもご訪問にコメント咸謝です。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.04
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TOKYOまち・ひと物語 障害児の育児「一人じゃない」 穐里明美さん発達障害児向けの運動プログラム「パラリンビクス」などを通じて障害児の育児を支援する「パラリンビクス協会」(品川区)。代表理事の穐里(あきさと)明美さん(47)は、自閉症と、難聴などの症状が現れる「ワーデンブルグ症候群」の長男を育てている。自身も偏見や差別に悩み、孤独を感じた経験から「障害児のママ、パパに一人じゃないよと伝えたい」と話す。長男の明ノ心(あきのしん)君(8)は生まれてからずっと目が開かず、生後2カ月の頃、医師から「将来的に弱視になる」と告げられた。「視力が弱いなら、耳の感覚を養おう」。こう考え、明ノ心君にたくさん話しかけ、歌を聞かせた。しかし、乳幼児健診をきっかけに両耳が聞こえないことが判明。さらに、3歳の時に自閉症と診断された。抱っこすると、背中を弓のように反ることなどから「ずっと自閉症ではないかと思っていた。白黒ついて、じゃあこれからどうしようと前向きに気持ちを切り替えられた」といい、フィットネスインストラクターなどの仕事を続けながら、病院や、発達障害のある未就学児のための療育施設に通った。運動プログラム平成31年、明ノ心君は特別支援学校の小学部に入学した。同時に、療育施設への通所が終了。すると、「もっと頻繁に療育に通わせてあげたかったが、仕事でなかなかできなかった」という後悔の念が込み上げてきた。ほかの働く親からも、週に何日も通所するのは難しいという声を聞いており、「何かできないか」と考えた。10代の頃からバックダンサーとして活動。その後はフィットネスの道に進み、インストラクター養成校を設立した。また、30歳で入学した大学では障害者スポーツを研究した。こうした経験を基に、発達障害児向けの運動プログラムを作るというアイデアが浮かんだ。動物や乗り物などに見立てた動きで、心や体の発達を促すパラリンビクスを考案し、令和2年12月、パラリンビクス協会を立ち上げた。マークの制作も活動は、運動プログラムの開発や普及だけにとどまらない。今年5月からは、クラウドファンディングで支援を募り、「この子には障がいがあります。」と明示したマークを制作。申し込みのあった個人や事業所に無料配布している。9月には障害児の家族のオンラインコミュニティー「パラリンっ子ひろば」を開設した。親族から、子供に障害があることを近所にはいうなといわれた。障害児用バギーを使っていると、白い目で見られた-。穐里さんのもとには、こうした親の悩みが寄せられる。「障害児の子育てって、たぶん私も含めて、みんな孤独を感じることがあると思うんです」。一方で「例えば、子供が外で泣き叫んだとき、周りの人がにこっとほほ笑んでくれたり、頑張っているねと声をかけてくれたり。それだけで心が救われた」と振り返る。だからこそ、「障害を隠さなくてもよい、周囲の人が手を差し伸べやすい社会を作っていきたい」と話し、こう続けた。「活動をする上で、いつも一番大切に思っているのは、子供は〝そのまま〟でいいということ。温かい見守りの中で、将来に向けてできることを少しずつ増やしつつ、その子らしく成長してほしい」産経新聞【YAHOOニュース】思いが形になる、すてきなことですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.03
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不登校や発達障害…悩みを抱えた人の居場所「コミュニティカフェ」 相談だけでなく“就労”も後押し多様性を見つめるシリーズ「ひとりじゃない」。きょうの舞台は、不登校や発達障害などさまざまな悩みを抱えた人の居場所となっている砺波市のコミュニティカフェです。訪れる人たちの相談にのるだけでなく、就労も後押しする取り組みが始まっています。 砺波市にある、「みやの森カフェ」。 ここには、年齢も状況も異なるさまざまな人が訪れます。 訪問する人だけでなく、店に立つ人も日によってさまざまです。 この日は、10代から30代までの若者たちが調理や接客をしていました。 彼ら自身、もともと不登校や発達障害などの悩みを抱え通うようになったカフェの常連です。 ここは、学校や社会で生きづらさを感じている人たちが相談,、交流できる「居場所」。 そして、自信を取り戻す「チャンス」を得られる場所です。 カフェは7年前にオープンしました。 運営しているのは二人の女性です。 フリースクールの講師だった加藤愛理子さんと、養護学校などで教員をしていた水野カオルさんです。 いま、特に力を入れて取り組んでいることがあります。 *加藤愛理子さん「結局ここに来る人たちにとって何が必要かというと、就労がいちばん必要なんですね。居場所も必要なんですけど、居場所でホッとできて仲間ができたときにじゃあ次は?っていうと、やっぱり仕事をしたいっていう人がほとんどなので。それじゃあ、つくろうかっていうことになって」 カフェで若者たちが「働く体験」ができるようにしたのも、その一環でした。 引きこもりやうつ病などを経験し、一般的な働き方に自信がもてない…。 そうした人たちが社会に出る最初のステップになればと考えています。 社会で働く「最初のステップ」となる場を広げようと、去年から高岡市の高齢者施設と連携し、施設内の清掃業務に、働きたい人を派遣する取り組みが始まりました。 *タケシさん「少しずつ慣れてきております」 県西部に住むタケシさん(20)。 高校生のころ不登校になり、2年前からカフェに通っています。 このほど、清掃の仕事に挑戦することになり、この日は、先輩に付いて研修を受けていました。 *タケシさん「(最初は)不安で、頭の中で難しく考えていて、俺にはできんやろうと思っていた。(今では)自信がついたのと、自分でもできるんだなってホッとしたというか」 メンバーのためにつくられたマニュアルをもとにトレーニングを重ね、清掃の正規のスタッフになると時給は900円に。 また、体調が悪いときは休みやすい体制をとっています。 *江畑美由紀さん「ここよく触るかもしれないので、ここも拭いて」 タケシさんの先輩、江畑美由紀さんも、もともとカフェの常連客。 以前は看護師として病院に勤務していましたが、心身ともに調子を崩し、2年ほど家に籠っていたといいます。 そんなときカフェで声をかけられこの仕事を始めました。 *江畑美由紀さん「私、本当にこのまま働けなかったらどうやって食べていこうかっていうところまで、もう本当に追い詰められていたので、何かきっかけを作ってくださったってことはすごい大きな一歩だったので感謝しています。だから最初のお給料をもらった時に涙出ました」 清掃の仕事を終えたタケシさんはカフェへ。 昼食は、カフェで過ごす仲間がつくってくれました。 *水野カオルさん「(タケシさんは)ここに来始めたばかりのころは、金縛りに毎日合って眠れない人だった。でも毎日来るようになったら、一応眠れるようにはなったけど、今度は、明日は(カフェで)何があるかウキウキして眠れないって」 *タケシさん「俺からしたら(カフェは)オアシスなんだろうなって。ですし、たまたま自分と似たようなことをしている人を見ると『こんな風に人から見られるんだ』っていうこともあったし。色々学ぶことは多い」 安心できる「居場所」だからこそ、余裕をもって自分を見つめ直し、自分のペースでできることを探せる…。 ここに集う人たちは、カフェで生まれたつながりを通して、自立するきっかけを掴んでいます。 *加藤愛理子さん「Q(このカフェに集う人は)誰かのために自分ができることを探して取り組んでいる? 『ために』っていうとちょっと違うような気もするんですけどね。誰か『と』とか『一緒に』とか。そんな感じかなっていう気がします。今、(誰かの)『ために』何かするっていうことで苦しんでいる人がいっぱいいるので、誰かのためにならないと自分はダメ、みたいな感じ。そうではなくて、誰かと『一緒に』楽しむっていうことからスタートすると、結果として誰かのためになる。自分のためにもなるし、誰かのためにもなる、ということを実感してほしいなと思っています」 カフェに集まる若者の中には、お菓子づくりが得意なメンバーも多いということで、先月には、近所の空き家にお菓子工房をつくったそうです。 クッキーやケーキなど本格的なスイーツの販売なども計画していて、カフェを拠点に自立支援を支える取り組みが、今後さらに広がっていきそうです。富山テレビ放送【YAHOOニュース】こういう場所が今後多く求められるようになりそうですね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.02
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親子でバルーン満喫 佐賀パイロットクラブが佐賀市で係留高次脳機能障害や知的障害などがある人たちを支援する「佐賀パイロットクラブ」は27日、佐賀市天神のどん3の森でバルーンの係留をした。親子連れら約80人が集まり、搭乗体験を楽しんだ。 バルーンに親しみ、クラブの活動の周知にもつなげようと毎年実施している。係留はビーバーバルーンクラブなどが協力した。好天に恵まれ、バルーンが上昇すると参加者から歓声が上がっていた。【佐賀新聞LIVE】毎年開催されている貴重な体験、皆さん、楽しんで参加されたことでしょうね。☄にほんブログ村にほんブログ村
2021.12.01
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