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2010.09.04
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カテゴリ: 洋画感想

ベンジャミン・バトン 数奇な人生
■監督:デビッド・フィンチャー 
■出演者:ブラッド・ピット ケイト・ブランシェット タラジ・P・ヘンソン ジュリア・オーモンド ジェイソン・フレミング ティルダ・スウィントン
■ストーリー
 80歳で生まれ、若返っていく
 数奇な人生を生きた、ある男の物語
私は数奇な人生のもとに生まれた??。「グレート・ギャツビー」で知られるF・スコット・フィッツジェラルドが、1920年代に書いた短編を基にした『ベンジャミン・バトン数奇な人生』は、こうして幕を開ける。それは80歳で生まれ、年をとるごとに若返っていく男の物語。ほかの人々と同じように、彼にも時を止めることはできない。
第一次世界大戦末期の1918年にニューオーリンズで始まり、21世紀へと続く彼の人生は、たとえようもないほど不思議なもの。“普通”とは言い難い彼は、出会った人々や場所を心に刻み、愛と出会い、愛を失い、生の喜びと死の悲しみに震えながら、壮大な旅を続ける。
生まれてすぐに捨てられたベンジャミンに、無償の愛をくれた育ての母。外の世界へ飛び出し、誘われるまま乗った船で仕事をくれた船長は「自分の信じる道を進め」と教えてくれた。異国で出会った女性との初めての恋、初めてのくちづけ。第二次世界大戦で共に戦い、夢半ばで散った男たちと結んだ絆、名乗り出た実の父の死……ベンジャミンは自分に与えられたさまざまな機会をすべて受け入れ、そこで出会った人々と深くかかわっていくことに、生きる意味を見出していく。
そんな数え切れない出会いと別れの中で、ベンジャミンの人生を大きく変えたのは、生涯思い続けた女性、デイジーだ。互いに求め合いながらも、別々の時の流れを生きなければならないふたり。人生のちょうど真ん中で、やっとほぼ同じ年齢になったふたりは、互いを慈しむように強く優しく愛し合う。しかし、彼らは気づいていた。やがてまた、時に引き裂かれることを??そのとき、ふたりが選んだ人生とは?この世に、時を超えて残る愛は、あるのだろうか???



感想。
主人公は、ベンジャミン・バトンという奇妙な肉体を持って産まれた一人の男性でした。
でも、彼は「中心人物」に過ぎなくて、重要なのは「彼に関わっていく人々の価値観や生き様」なんですね。
ベンジャミンも、周りの人々に支えられて助けられて、老いた体で産まれて若返っていく過酷な人生を起伏激しく色彩豊かに送ることが出来たのだけれど、同時にそんな彼によって何かに目覚め支えられて人生を大きく変えていく周囲の人々の姿も印象的でした。
人間は、一人で生きていくのではなくて、支え合い励まし合い時には反発し、離れていても何かしらの影響力を持って互いを成長させていくものだな~と考えさせられました。

物語は、病院に入院している老婦人デイジーが娘キャロラインにベンジャミン・バトンと書かれた日記を読んで貰うという形式で進行します。
首を傾げながらも読み出すキャロライン。

日記は、妻が命を賭けてそして本当に命を落としてまで産んだ我が子がヨボヨボシワシワ化け物みたいな赤ん坊だということに激しいショックを受けて、衝動的に外へ連れ出して老人ホームの階段に捨ててしまったボタン工場経営の父親という話からスタートします。
そんな外見の赤ん坊にもかかわらず「奇跡だわ。神様からの贈りものだわ」と喜んで育てる決意をした老人達の世話をしている献身的な黒人女性のクイニーと、そんなしわくちゃの子どもでも平気で受け止めてくれた老人達によって真っ直ぐに育てられます。
周りがヨボヨボボケボケの老人しか居なかったからこそ、偏屈にならず鬱にもならず育つことが出来たんでしょうね。
駄目かも知れないけれど、捨てられて良かったのかも知れないと思いました。

そこで、年下の可愛い少女デイジーと出会います。


ベンジャミンは、様々な変わった人達と出会い、彼らに色々と老人ホーム以外の世の中や生き様を教わります。
そしてとうとう、船乗りとして大海原へと旅立つのですよ(*´Д`*)見た目じいさんだけれど雇った船長も変わってるw
でもちょい感動。
船長に娼婦をあてがわれたり、ソ連で人妻と不倫をしたりとアクティブなベンジャミン君w
しかもデイジー宛のはがきにストレートに「恋をした」とか書いてるあたり、若さって残酷だなぁと(¨;)


色々な体験を重ねて我が家である老人ホームへ戻ってきたベンジャミン。
そこで何度か自分と酒を飲んだりと誘ってくれたバトンと名乗る紳士がまた彼の元にやってきます。
彼は怪我を負って自分の人生の終わりが近いことを悟って、とうとう真実を告げるために彼を自分のボタン工場へ連れて行き、そして「君は私の息子なんだ」と衝撃の真実を伝えるのですね。
謝罪して、工場と財産を君に継いで欲しいと願い出るのですが、その時は怒って話を聞かずに出て行くベンジャミン。
まぁ怒るよね……今になって、そういわれてもね。

でも彼は考え直し、やっぱ父親だからと仲直りします。
これまで出会った人々から、色んな事を教えられていたからでしょうねぇ。
父親は満足して、亡くなりました。

その後、デイジーと色々あった末にようやく引っ付きます。
その頃にはベンジャミンも随分若返って、デイジーと同じような年代の外見になっていました。
そして妊娠と出産。
産まれた娘の名前がキャロラインというくだりになって、読んでいたキャロラインは初めてこのベンジャミンという人間が自分の父親だと知ってショックを受けます。
今まで知らされてなかったのですね、何もかも。
自分が死ぬと悟っていたから、最後に娘に真実を知らせたんでしょうね。

娘が大きくなるにつれてベンジャミンは悩み続けます。
だって、周囲は普通に若く産まれて老いていく。
でも自分はどんどん若返っていく。
やがて、産まれた娘にとって「父親」という外見ではなくなりそして「子ども」になってしまい、デイジーは老いたとき「子ども二人を世話する」という羽目になってしまう。

デイジーはそれでも受け入れるわと言ってくれますが、ベンジャミンは「娘にはちゃんとした父親が必要なんだ」と言います。

ベンジャミンの葛藤は計り知れないものだったんでしょうね。

そして、娘が1歳の誕生日パーティの後、父親の工場や家など全てを売り払った大金を置いて、何も持たずにバイクに乗って蒸発したのでした。
寝たふりをして、黙って行かせるデイジー。
彼女もまた、ベンジャミンの苦しみを理解していたから、黙って行かせたんでしょうね。
この辺は本当に哀しいくだりです。
愛する人達を置いて、出て行かねばならない自分の奇妙な肉体…辛いよね( TДT)

それから、ベンジャミンはインドなど各地を転々とします。
一方のデイジーは優しい男性と再婚します。

キャロラインが13歳(14歳だったか?)の時に一度だけ、デイジーとキャロラインの前に姿を見せたベンジャミンは、どうみてもティーンエイジャーな外見でした。
それを見て「あなたが正しかったわ」と理解するデイジー。
「お客さん?」というキャロラインにデイジーは「昔の友人よ」とか何とか言って誤魔化します。
後ろから出てきた優しそうな夫にも友人だと紹介し、二人を先に自動車の方へ行かせてから「優しい人よ」というデイジーに安心したような感じのベンジャミン。

その後、数年が経ち老いたデイジーの元に児童福祉局から連絡があり保護した少年が「認知症」で何も覚えて居らず日記とここの連絡先だけ持っていたから老人ホームに連れてきたと言われて迎えに行くと、ポロンポロンと肩を丸めてピアノを弾く子どもが居たんです。
認知症でデイジーすら分からなくなっていたベンジャミンでした。
老人ホームで、デイジーも一緒になって「元気に呆けてる少年」の世話をすることになりました。
段々小さくなり幼児になって言葉すら忘れていくベンジャミンと暮らすデイジー。
その最後の数年間は、幸せだったのかも知れない。
例え幼児になっていっても、自分のことを何も覚えてなくても、ベンジャミンと暮らしていけたのだから。
ベンジャミンはとうとう赤ん坊の姿になり、デイジーの腕の中で最後の最後に全てを思い出した瞳で、はっとしてデイジーを見つめ、そして息を引き取ったのですよ。

数奇な人生といえば数奇だけれど、大事件を起こしたりするような人生では無い。
でも、凄く心に残った作品でした。
超長い作品だけれど、一度観てみてください(*´Д`*)





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Last updated  2010.09.04 07:46:11
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