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2010.09.13
テーマ： 最近観た映画。(41046)
カテゴリ： 洋画感想
マックス・ペイン 完全版
■監督：ジョン・ムーア
■出演：マーク・ウォールバーグ ミラ・クニス ボー・ブリッジス オルガ・キュリレンコ アマウリー・ノラスコ
■ストーリー
イントロダクション
アクション映画の歴史の中に、新たなハードボイルド・ヒーローの名が刻まれた。 マックス・ペイン。ニューヨーク市警未解決事件班に籍を置く刑事、孤独な戦士にして執念の復讐鬼…。2008年10月17日に全米公開された｢マックス・ペイン｣は独特の世界観で観客を熱狂させ、初登場でナンバーワンにランクインするヒットを放った。並々ならぬその興奮が、いよいよ日本を席巻する。愛する妻子を殺されたマックス・ペインは、後悔の念にさいなまれ、心の痛みに耐えながら、たったひとりで憎き仇を追い続けている。ドラッグ中毒だったという美女の誘惑、氷のように冷たい存在感を放つ狂暴な女ロシアン・マフィア、そして“羽”を持つといわれている異様な風貌の男…謎めいた人物との出会いは、彼を事件の核心へと近づけてゆく。しかし、犯人の正体に迫れば迫るほど周囲には死体が転がり、マックスの立場は危ういものとなっていた。一連の殺人事件は、妻子の死とどう関わっているのか!? やがて明らかになる巨大な陰謀と、意外な犯人。命の危機に直面したマックスが、そこで目の当たりにする衝撃の事実とは!?
あらすじ
マックス・ペイン（マーク・ウォールバーグ）はニューヨーク市警の刑事。幸福に満ちていたはずの彼の世界は、自宅に押し入った3人組の暴漢に妻ミシェルと幼い愛娘を殺されたことで一変した。犯人のうちふたりはその場で射殺したものの、残るひとりは逃亡。あと10分早く家に帰っていれば…後悔の念にさいなまれるマックスは未解決事件班に籍を置き、単独で憎き妻子殺しの犯人を追い、孤独な捜査を続けていた。手がかりを求めて訪れたナイトクラブで、マックスはドラッグ中毒だったらしきナターシャ（オルガ・キュリレンコ）という美女と出会う。帰り道、ナターシャは惨殺される。この世のものとは思えぬ犯人のシルエットには“羽”が…。翌日、マックスはかつての相棒アレックスから、自分がナターシャ殺害の容疑者と思われていること知らされる。帰宅すると、事件がミシェル殺しと関係があるというアレックスからの留守電のメッセージが。しかし、今度はそのアレックスが何者かに殺害される。マックスの数少ない理解者ヘンズリー（ボー・ブリッジス）は、警察署のすべての捜査官がマックスに疑惑の目を向けていると警告する。しかし彼の“敵”は警察官だけでなかった。ナターシャの姉であるロシア人ギャング、モナ（ミラ・クニス）もマックスを犯人と思い込み、復讐しようとしていたのだ。
マックスはナターシャが死の直前に連絡を取ったオーウェンという人物が事件の鍵を握るとにらんでおり、モナを説得し、ともにオーウェンのアパートに向かう。しかし、オーウェンは彼らの目の前で部屋の窓から落下し絶命する。行き詰まったマックスとモナはタトゥー・ショップを訪ね、ナターシャが入れていた“羽”のタトゥーの意味を尋ねる。それはスカンジナビアに伝わる、ヴァイキングのお守り、とのことだった。やがてマックスは、エーシル社のマークにも“羽”があしらわれていることに気づき、ヘンスレイのツテでミシェルの上司だったコルヴィン（クリス・オドネル）に面会し、妻が死の直前に携わっていたプロジェクトについて詰問する。コルヴィンの口から明かされたのは、予想もしない事実。彼は妻殺しの犯人を知っていたのだ！ ナターシャが溺れていたドラッグ、“羽”を持つといわれている謎の男ルピノ（アマウリー・ノラスコ）の暗躍、エーシル社と事件の関わり…。様々な謎がひとつの線で結びついたとき、マックスは戦いを決意する。たとえそれによって命を落とそうとも、ケリをつけないことには収まりがつかない。何より、日ごとに激しく突き刺さる心の痛みに、これ以上は耐えられない。しかし敵の正体はマックスの想像をはるかに超えていた。彼の前に現われた真の敵の正体は――!?
感想。
え・・・・・・っと(-.-)
しかも敵の迫力なさすぎ。
存在感が無いってかね、ハードボイルド一辺倒な作風にしようとしてる割に敵の重圧感とかが全くない。
主要キャラの使い方もなんかパッとしないし、全体的に華がない。
盛り上がりにもなんだか欠けるのは演出不足？
諸悪の権現である『ヴァルキア』という幻覚症状と中毒症状の激しい麻薬を飲んだら翼を生やした北欧神話のヴァルキリーの幻覚をみて、それから逃げるようにして飛び降りたり殺されたりして死ぬんだけれど、それって北欧神話云々を知らない人が飲んでも、同じ幻覚を見るのかね？そもそもなんでヴァルキリーの幻覚を見るの？その辺が激しく疑問。
その『ヴァルキア』は元々は主人公マックス・ペインの妻ミシェル・ペインが勤務していたエーシル製薬が軍事用に開発していた新薬なんですね。
恐怖心はおろか痛覚もなにも感じなくなる薬を開発していたのですよ。兵士が戦場でびびらないようにね。
でもその新薬は１％の被験者にしかまともには効果を見せず、残りの99％の被験者は上記の幻覚作用と酷い中毒性に悩まされて、しまいには薬を奪うのに研究者を殺害するような事態になったんですよね。
それで表向きは全ての情報を廃棄して闇に葬ったことになってたのですが、実は秘密裏に製造されてるんですね。
今作ではそれがどのようにそのエーシル製薬が“本当の意味で、どこで”利用していたのかまでは明かされてませんでしたが。
その開発に携わっていたマックスの妻が、そういう秘密を色々知ってしまったので赤ん坊共々殺害されちゃったのですよ。
まぁ悪役が誰かは最初の方で「あ、こいつらだね」と丸わかりな感じでしたがｗ
そして、クライマックス一歩手前で「１％の副作用無し人間」だったここ数日のマックスの周囲で起こっていてマックスが犯人じゃないか？と疑われていた連続殺人の犯人のアジトである元々はクラブだったビル「ラグナロク」へ乗り込みます。
北欧神話を採用してるから「ラグナロク」なんだ( TДT)単純すぎ
そこで『ヴァルキア』飲んで無敵ｗ状態のそいつと対決だけれど、しょぼすぎ( TДT)
もりあがらねぇ・・・・。
工工工工工エエエエエエ('д`)エエエエエエ工工工工工工
マックスを助けた男が最初からマックスの味方で親身になってくれているマックスの父親の元同僚で今はエーシル製薬勤務のＢ・Ｂという人物なんですが、じつはこいつがミシェルを殺害した最後の一人だったんですね。
こいつが黒幕の一人だったんです。
そのＢ・Ｂがマックスを偽装自殺させようとマックスの懐にその『ヴァルキア』のアンプルを２本押し込んで麻薬中毒者に見せかけて重しを付けて氷の張っている冷たい川に落とそうとして、間一髪でマックスは自ら川に飛び込んで逃げるんですね。
悪役２人は「寒さで死ぬだろう」と追いかけるのを諦めて帰ります。
マックスは根性で（朦朧とした意識の中で妻ミシェルにまだ死んじゃ駄目とか追い返されますｗ）岸に這い上がり、懐にねじ込まれた『ヴァルキア』を飲むんですね。
工工工工工エエエエエエ('д`)エエエエエエ工工工工工工その２
いくら凍死寸前まで冷え切ってる体を動かす為とはいえ、それってどうなんだろう……と萎えた。
それで体から湯気を上げて復活するマックスｗｗｗえ、そんな即効性でしかも副作用無し？
見えてる幻覚も、ヴァルキリー・・・・えー・・・・うーん( TДT)な感じ。
それで「無敵」状態でエーシル製薬に乗り込んで派手な銃撃戦～♪
なわけだけれど、なんでか盛り上がれない私。
なんでだろうか。
きっと「無敵」な割にショボイからｗ
それと悪役がショボイからｗｗ
結局ヘリで逃げようとエーシル製薬のCEOである一番黒幕であろうおばちゃんに連絡を取ろうとするのですが、携帯に出ないおばちゃん。
Ｂ・Ｂはトカゲの尻尾切りされちゃうんですね～。
それでマックスは取り敢えずミシェルの敵を取るのですが、今回はそれで終わり。
エンドロール後に次作への予告編（？）も入ってるし、そのおばちゃん含むエーシル製薬の裏の悪行を暴くまでをシリーズ化するようですね。
でもなんだかぱっとしない出来だったから・・・・続編どうなんだろう(´;ω;`)
あまりオススメは出来ないレベルだったなぁ～。
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