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2012.06.07
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カテゴリ: 洋画感想

スプライス(DVD)
■監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ
■出演:エイドリアン・ブロディ、サラ・ポーリー、デルフィーヌ・シャネアック
■ストーリー
『CUBE キューブ』から13年、常に画期的なビジュアル・インパクトを与え続けるヴィンチェンゾ・ナタリ監督が、エイドリアン・ブロディ&サラ・ポーリーによる豪華キャスト、製作総指揮に『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロを迎えて放つ、新たなSFサスペンスの傑作!

‘新生命体'の創造
それは、人類が踏み込んではならない禁断の領域だった

科学者の夫婦、クライヴ(エイドリアン・ブロディ)とエルサ(サラ・ポーリー)は、法と倫理を無視して、禁断の実験に身を投じてしまう。それは、人間と動物のDNAを配合して“新生命体”を創り出すこと…。実験は成功し、二人は誕生した“新生命体”にドレンと名づけ、秘密裏に育てていく。ドレンは急速に美しい女性に成長するが、彼女の進化は止まらなかった。クライヴとエルサの想像を超える変貌を遂に遂げ、手に負えないモンスターと化してしまう。そして、彼女を抹殺しようとした二人は、逆にドレンの恐るべき目的に巻き込まれていく…。


感想。
研究者って、こんなのリアルに居そうだなぁ(;´Д`)と思いました。
倫理より、好奇心や探求心が勝っちゃうというのかな…自分の理論が正しいことを証明したいという欲求が道徳観を凌駕しちゃうのね。

なんかラストが「ヒットすれば続編出すよ(★ゝω・)的だったのがちょい微妙でしたがw
科学者夫婦の狂気が気持ち悪かったです。こういうの好きさんにはオススメです。
オチは途中で読めちゃいます。分かり易い。

ドマイナー作品でもないので、詳細なあらすじは省略しますが、簡単な展開を書いていきます。
クライヴ(男)とエルサ(女)は、夫婦であり同じ目的の研究をしている同僚でもあります。
ニューステッド製薬会社という会社と契約している研究者である2人の仕事は、未知の生物を人工的に作り出し、その生物が持つタンパク質やなんやら専門的な事はわかりませんが、それを利用して新薬などを作り出す事です。

既にジンジャーと名付けた雌の新生物を生み出していたクライヴ達が所属してる研究チーム。
このほど、雄のフレッド君も作り出しました。
この新生物がね、気持ち悪い( TДT)可愛いとか言ってるエルサおかしい。
supuraisu.jpg
なんか脂肪の塊みたいなぶよぶよの物体…可愛いか?w

それを製薬会社の上層部にプレゼンで報告すると「それは素晴らしい。じゃあフェーズ2に移行してね」と言われます。

何故ガッカリするか。フェーズ2というのは、この新生物の開発はここでストップしてジンジャー&フレッドを利用して新薬の製造をする方向で行けという事だから。
2人の目的は、ジンジャー&フレッドのDNAを更に結合させて人間のDNAと組み込んで未知の知的生命体を作り上げる事でした。
そうすれば様々な難病などに対応出来るからだったか何だったか、メリットは忘れました(;´Д`)専門的な話は脳に残らないw
ともかく、人間のDNAを組み込むことは倫理に反するから会社としても危険だし、今は会社も経営が厳しいから製造可能な新薬を開発することが優先だと言われたわけですよ。

ふて腐れた2人は、会社に内緒で禁断の領域へと足を踏み込んでいくわけですよ。

何度も失敗を繰り返し、ようやく成功した…クライヴはそこで満足し、それを凍結保存しようとします。
やがて日の目を見るときが来るだろうと。
だがしかしΣ(`Д´ )そうは問屋が卸さなかった。
ここでエルサが暴走していくのです。

クライヴが入って来られないようにして、人間の卵子と人工授精させようとします。
それを止めようとするクライヴに悪魔の囁きをするエルサ。
科学者としての好奇心に負け、結局人工授精を許可するクライヴ。

最初は分裂?が確認されたら、それで止めると約束してたエルサ。
しかし、止められずドンドンとエスカレートしていきます。

結局産まれるまで成長させ、産まれたら処分すると言ったクライヴに研究したいからと反対するエルサ。
彼女のもはや狂気としか思えない行動言動は続きます。
人間とは全然違う形容をした未知の生物が産まれ、こっそりとドレンと名付け育てていきます。
このドレン(女の子)に自分の子供時代のおもちゃなどを与えて可愛がるエルサ。
クライヴも、いけないいけないと思いつつ、やはり研究者の興味が勝り容認してしまってるんですね。

この夫婦には子供は居ません。
エルサが望まないのですよ。
子供を産むと足枷になるから。自由に研究が出来なくなるから。子供のために人生を潰すのは嫌だから。
男が産めるようになったら、あなたが産めばいいと子作り拒否するエルサ。
そんなエルサは、更なる過ちをおかしていたのです。
それは、ドレンを作るときに使った卵子。
エルサ自身の卵子だったのです。
うわ~そこまでやるか(;´Д`)怖いわエルサ。
作中でクライヴもそれに気づき(ドレンがエルサに似てきたから)、「普通の子供だと自由にならないけど実験の子供なら存分に仕事も出来ると思ったんだろう!」と激怒します。
うん、怒るよねそれはねΣ(`Д´ )

そしてドレンに構う余り、本業がおろそかになっちゃってる2人。
ジンジャー&フレッドの研究や世話をクライヴの弟や同僚に任せっきり状態(;´Д`)駄目じゃん。
それでジンジャーの変化を弟に報告されていたにも関わらず、半分聞き流した状態のまま、会社の株主?投資家?達を招いて盛大にジンジャー&フレッドのお披露目会を開催することになったのですね。
そこでガラスケースに入れた2匹の間の仕切を取ると…以前会わせたときは仲良く「刷り込み行為」を行っていたのに、突然お互い毒針を出して殺し合いを始めたのですΣ(゚д゚lll)ガーン
会場阿鼻叫喚。お披露目会大失敗。上層部に絞られる2人。ざまぁ(σ´Д`)σと思ってしまったw
それでクライヴは「残骸を調べたら、いつの間にかジンジャーが雌から雄に性転換してた」と説明します。何故それに気付かなかったと責める上層部。
ドレンにかまかけてたんだもんね(;´Д`)ちゃんと新薬の製造に集中しろやと怒られる二人。
この性転換事件でオチが分かってちょい萎えた。

やがてドレンは段々と美しく(いや、美しいとは私はおもわんが)成長していきます。ドレンの1日は人間の1年らしい。
思春期になり、ドレンはクライヴに恋をしてしまいます。
そしてフェロモン出しまくりで、クライヴに襲いかかるドレン(○゚∀゚)ガハッ∵∴
クライヴもやる気満々で全裸でがっつり絡み合ってやってるシーンをばっちりエルサに見られちゃいます(`-д-;)ゞ
「不潔よぉぉおぉぉ~((((((((((((*ノノ) ヒドイワーッ」と言っては居ませんが、ショックでクライヴを振り切り自宅へ戻るエルサ。
あ、ドレンは外見がアレだし会社にも内緒だしということで、エルサの実家(廃農場)の納屋で育ててます。

エルサを追いかけて説明する二人。この時二人はようやく後悔しますが時既にお寿司(寒いよママン(。゚ェ`。))

エルサはドレンの組織からタンパク質を合成し、そのレベルはジンジャーの10倍になったと「ちゃんと仕事しないと首だしΣ(`Д´ )」と言った上司にその成果を見たら?そこにあるし。と言い捨てて納屋へ向かうエルサ。
あ、上司には使用した組織がドレンの物だとは言ってません。

それで「責任を取る」ためにドレンの元へ帰る2人。しかし何故かドレンは水槽の中で死亡。遺体を裏庭へ埋めてドレンの私物を燃やしてたら、弟から全てを聞いた上司が「ドレンを研究に使う。会社の物だ。寄越せ」と弟と共にやってきます。
「裏庭に埋めてあるから勝手にすれば」と無気力な2人。
しかし実は死んでなかったドレンに上司は殺され、弟も殺されちゃいます。
しかも復活したドレン。性転換して男になってました(;´Д`)うん、ジンジャーので読めた。
そしてあんなラブラブに迫ってたクライヴに対して、野郎はイラネ(゚Д゚)、ペッ!!と殺しちゃいます。
で、案の定今度はエルサに発情して襲いかかるドレン(ノ`Д´)ノ
そしてここで初めて、言葉を発するのです。「私はあなたの中にいる」。
うん、ガッツリ中に入ってるねΣ(゚∀´(┗┐ヽ(・∀・ )ノエロはやめい。
これは以前、エルサがドレンに囁いた言葉「あなたの中に私がいるの」という言葉と同じ意味…怖いよ~狂気だよ~気持ち悪いよ。
その後、エルサはドレンを撲殺しますが、彼女は全てを失ってました。
倫理をおかした代償は大きかった……ですね。

そして数ヶ月後、お約束のオチが待ってました(´・ω・`)
エルサ、妊娠中。勿論相手はドレン。ドレンの目的はこれだったね。
心なんて無いのですよ、ドレンには。あるのは「種の存続」という本能のみ。クライヴに迫ったときは、エルサが心身共にクライヴの中にいて、それが障害になって上手く行かなかった。だから今度は男になってエルサ相手に繁殖すればいい。エルサは自分の物だから。だと思います。
そしてエルサがいる場所は会社の社長室?いつも出てきたおばちゃん。多分社長?
エルサとドレンの子供を会社に多額で売り渡す契約を交わします。
本当に良いの?と問う社長?にエルサはうつろな顔で「失う物はもう何もない」と答えるんですね。
そらもう、何も無いわなΣ(`Д´ )自業自得過ぎて気持ち悪いだけの人間だわエルサ…。

人間のエゴを上手く描いていたと思います。
で、これがヒットしたらパワーアップした新生物が会社から逃げ出して~って展開になるか、仲間を増殖させて~って展開になるか、人間を凌駕する知能と肉体で人間社会を制圧していく~とかいう続編を作るつもりだったんだろうなぁ。





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Last updated  2012.06.07 14:22:42
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