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2012.11.08
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カテゴリ: 洋画感想

ザ・ホール
■監督:ジョー・ダンテ
■出演:クリス・マッソグリア、ヘイリー・ベネット、ネイサン・ギャンブル、テリー・ポロ、クイン・ロード
■ストーリー
僕たちの秘密、地下室の[穴]

ハリウッドを代表する新旧ヒットメーカーがタッグを組んだ超話題作!
監督:ジョー・ダンテ「グレムリン」×脚本マーク・L・スミス「モーテル」×製作総指揮クリス・ベンダー&J・C・スピンク!そしてVFXには「PLANET OF THE APES 猿の惑星」などを手がけた4-Ward Productionsを起用、「グレムリン」以上の自信作と言わしめた傑作アドベンチャーホラー!

NYから田舎町のベンソンヴィルに越してきたトンプソン一家。2人息子の兄のデーン、弟のルーカスは大の仲良し。彼らはある日、家の地下室の床に頑丈な錠がいくつもかけられた謎の扉を発見する。デーンが鍵をこじ開けるとそこには深くて暗い[穴]が…。隣人の美少女ジュリーも加わり、3人で[穴]の謎を探ることに。試しに物を落としてみたらば、いつまでたっても音がしない。無限の深さを持つ[穴]なのか?しかし、[穴]を開いてしまったその日から彼らの周りで次々と奇怪な事が起こってゆく。そして遂に地下室でピエロに襲われたルーカスが[穴]の中に連れ去られてしまい…。


感想。
小学生高学年から中高生あたり向けのホラーファンタジーかな。
大人にはちょいと刺激が足りないけれど、意外とそこそこ面白かったです。

アドベンチャー…では無いと思います。

郊外のベンソンヴィルへ都合により引っ越してきたトンプソン一家。
母親は看護師で父親は訳ありで居ません。兄デーンと弟ルーカスの2人兄弟。兄は高校生くらい?弟は小学生。
一家はあちこちを点々としてるようです。そのせいかデーンはちょいと反抗期気味。定住しないのでそれが面白く無いんでしょうね。友達も出来たかと思ったらすぐに引っ越しだもんねぇ(´・ω・`)
そんなデーンも隣家の可愛い同年代の女の子ジュリーを発見して、そわそわwうん、思春期で良いねww
兄がジュリーに惹かれてるのをいち早く察したルーカスは、構ってくれないし遊んでくれないしいびってくる兄への軽い仕返しのつもりで庭にいたジュリーに声を掛けます。
良い根性してるわルーカスw小学生の弟ってこんな感じで小憎らしいよねww
頭に来てルーカスを追い回すデーン。ルーカスは地下室に逃げ込み、床にある変な扉を発見します。
正方形の扉ですが、頑丈に沢山の鍵が掛けられている変な扉。
ルーカスを追ってきたデーンとジュリーも興味津々。
地下室の鍵を探し、隠してあったのを発見して南京錠を全部外して開けたら、そこは床下などではなく深い深い闇でした。物を落としてみても底が分からない不気味な穴。

丁度そのときママが帰宅。ママの声に振り返ってテレビに背中を向けていたので、そこに映し出されていた気持ち悪い顔には誰も気付きませんでした(; ̄Д ̄)きもっ。ホラーだよ子供泣くよ。

夜になり、閉めてあった扉が勝手に開きましたΣ(゚д゚lll)ガーン
ジュリーの部屋が突然停電します。ベッドの下に何かの気配を感じて覗いてみますが何もありません。電気も復活するし。この思わせぶりな演出はホラーにはありがちだよね。
翌日デーンはジュリーに街を案内して貰います。
一人で留守番のルーカスはベッドに大嫌いなピエロの人形が置かれていたのでびびったけれど、デーンの仕業だな!とプンスカしてピエロをデーンのベッドに入れておきます。

何故か外へのドアも開きません。焦るジュリー。真っ暗なトイレの個室からは少女が出てきます。怖いです。
ひぃ!Σ(||゜Д゜)と思ったら突然電気が点いて少女は消え、外からドアが普通に開いてどやどやと人が入ってきました。
呆然としてるジュリー。

その頃ルーカスは一人で穴の所へ行きました。するとそこには何故かデーンのベッドに隠した筈のピエロがΣ(`Д´ )
吃驚して逃げ出すルーカス。デーンが丁度帰宅したので、ピエロの事を問いただすと「そんなもん置いてないし」と言うデーン。
それで2人して地下室へ。するとそこにはさっきの少女がヽ(´ω`=´ω`)ノ
恐る恐る声を掛けると目から血を流してるぅ〜(((( ;゚д゚)))
「死にたくないよ」と言いながら上へ行く少女。そこへジュリーもやってきます。
女の子は虫のように這いずりながら穴へ入っていきました。そして勝手にばたんと閉まる扉。

その後色々あって、ジュリーは前のこの家の住人カールのところへ話を訊きに行こうと提案。
変人で手袋工場に住んでるとのこと。というわけで今は潰れている元手袋工場へ。
工場内の事務所だった部屋に、無数に電球を吊して明るくして座ってる変なおじさんが居ました。
で、カールに鍵を開けたことを説明したら激怒。
「あれは世界の始まりからある穴だ。闇がやってくる。全員殺されるヽ(`Д´メ)ノ 」と恐慌状態のカールを置いて出て行く3人。
そんな穴が何故一般住宅の床に開いてるのか不明wwwそして何故、重い物を置いても扉は勝手にあくのに南京錠だと閉められるかも説明無しwww
肝心のその鍵は消えて無くなってます。
カールの所から出て行くときにうっかりデーンは大切なミニサイズのスケッチブックを落としていっちゃいます。
家に帰るとママは病院の研修で泊まりに行かなければいけないと言います。
カールはデーンの落としていったスケッチブックを拾い、それに何かを一心不乱に書き込んでいます。
周囲の電球は次々に割れていき、最後の1個が割れてカールの絶叫が…。
朝、デーンはスケッチブックが無いのに気付いて一人で取りに行きます。
そこにはカールは居らず電球は全部割れてスケッチブックが残されてました。
スケッチブックは何故か沢山のページが黒く塗りつぶされていて、首を傾げるデーン。

ジュリーは気分転換にと二人を自宅庭のプールに誘います。庭にプールか…アメリカンだなぁ。
デーンとジュリーが足跡がついてるのに気を取られて、席を外している間に水面にビーチボートを浮かべて寝ていたルーカスがピエロに引き摺り込まれて溺れかけますΣ(°Д°υ)
溺れてるルーカスに気付いて引き揚げる二人。「ピエロが居た」というルーカス。
半信半疑のデーンでしたが、ベッドで寝てるルーカスの足に小さな手の跡が残っているのを発見。
それに何か見覚えが!とハッとしてあのスケッチブックを全部外して並べていきます。
作業の途中で口笛が聞こえたので下へ降りるとリビングの机の上に刑務所へ入ってる父親からの手紙が。
「ハイ、息子よ」とだけ書かれてました((((;゚Д゚)))ガクブル
そうなんです。一家が点々としてる理由はこの父親から逃げる為でした。父親は2人の息子への日常的な暴力行為による罪のため服役中。この父親に居場所がばれて手紙が届く度に引っ越しをしてきたんですよ。
アメリカの個人情報管理とかザルってことなのか、こえーな(´д`;;

ルーカスとデーンは人の気配を感じて家の中を捜索中に、ルーカスは1階に警官が居るのを発見します。警官は写真を見せて「女の子を捜している」と言います。それにはあの少女ともう1人同じ年頃の少女が写ってました。首にはペアのペンダント。ジュリーが首に掛けているものと同じペンダントでした。
警官が踵を返すと、後頭部がパックリ割れてて脳味噌出てるし!!(;゚ロ゚ノ)ノ
ビビってデーンを探すルーカス。2人で地下室へ行くと、やっぱり這いずって穴へと消えていく警官。こえーよがっつりとホラーだよ。

あの少女は寝てるジュリーの枕元へ。「私のは壊れちゃった」とジュリーのペンダントに触れるとジュリーは目覚めます。「助けてジュリー」という少女からびびって逃げるジュリー。ルーカスとデーンが外から声を掛けたのでそこへ行くジュリー。「あの子は死んだのよ」と混乱してます。「アニーとは親友だったの」と語り、「アニーは落ちたのよ」と言って、突然街へと走り出します。
デーンはルーカスにここで待ってるように言いつけて追いかけます。ジュリーが向かったのは、街を案内してる時に「私はここが嫌い」と呟いた古い遊園地でした。
ジュリーは古い木製のコースターの作業用ハシゴを登っててっぺんへ。そこにはあの少女が座ってました。
隣に座ったジュリーに「助けてくれなかった」と責めるアニーだが、「今は怖くない?」と問い、「さようなら」と言って消えました。
デーンはジュリーに追いついて抱きしめます。

一人で庭で待ってるルーカスにもピエロに襲われるという試練が。
なんとかピエロを倒したルーカス。
二人の事を総合して考えた結果、デーンは「恐怖心」だと解釈します。恐れているものを「穴」に見破られるとそれが具現化して襲ってくるのです。

そしてデーンの恐れているものがとうとう具現化しちゃいました。
そう、それは父親。
自分とルーカスを毎日痛めつけていた恐ろしい恐ろしい存在でした。
デーンが恐れていることはあの父親が再び自分達の目の前に現れること。そして大事な弟が怖い目に遭わされること。
その恐怖心を読んだ「穴」は、父親を具現化して、更にルーカスを「穴」へと連れ去ってしまったのです。

というわけでクライマックスはデーンのターン。
ルーカスを助けるために穴へと飛び込んでいきます。
いかにして父親に対する恐怖を乗り越えられるか。
そして本当に恐れていたものは父親の暴力でもなく弟を痛めつけられる事でもなく、更に深いところにありました。
でもそれを最後の最後ではねのけます。
「俺は父さんとは違う!」
そう、一番デーンが恐れていたものは、そこだったんですね。自分も父親のようになるんじゃないかという恐怖。
それを否定することで「穴」が見せた恐怖に打ち勝つのでした。

穴から2人とも帰還したところで、研修から帰ってきたママ。
「何してるの?」と問うママに「何もないよ。遊んでいただけ」と扉を閉めて答える三人。
その扉に気付いて「何があるの?」と開けるママ。三人は焦りますが、そこは普通の床下でした。
肩を竦めて閉めるママ。4人は地下室を後にしますが、オチはありがちw
誰も居なくなった地下室で、扉がまた勝手に開いて、そこにはまたあの「穴」が……で終了。

これって一見、ただ人々を恐怖に陥れていれる恐怖の穴…に思えますが、そうじゃないんですね。
恐れているものを克服させようとしてるんじゃないかな、と思いました。
恐怖に打ち勝ってもらって人間的に成長させようとしてる存在なのかな〜と。
じゃあ恐怖に打ち勝てなかったカールは( ゚д゚) (゚д゚ ) アラヤダ穴の中?
ちなみにカールの恐れている物は「暗闇」らしいです。
カールは永遠に暗闇の中で怯え続ける事になるんでしょうかね、なんか可哀想(ノД`)





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Last updated  2012.11.08 10:30:13
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