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米国ETFおすすめ
のリストをお探しでしたら、ぜひ本稿をご覧ください。 2026年8月8日時点の「アメカブETFプロ」の内容をもとに、わかりやすくご紹介しています。現在は無料で公開しておりますので、今後の参考としてお役立ていただければ幸いです。
アメカブETFプロは、米国株式市場の ETF(上場投資信託) のみで構成された、ドル建ての 資産運用 ポートフォリオです。
バイ・アンド・ホールド(Buy and Hold)というパッシブ運用ではなく、その時々のマクロ環境に応じて市況に合った投資戦略へ転換し、高いパフォーマンスが期待されるセクターや資産クラスへ積極的に投資判断を行うアクティブ運用型のポートフォリオです。ただし、デイトレ(デイトレード)とは全く違います。
前号につきましては『 米国株おすすめETF (2026年8月1日号) 』を、ご参照下さい。
それでは、本題に入ります。
今週の『アメカブETFプロ』では、米ドル指数が強気相場から弱気トレンドへ転換した点に注目しています。短期・中期のトレンドシグナルはいずれも弱気に転じ、日本円も対ドルで円高方向へブレイクアウトしました。
こうした環境変化を受け、先週まで保有していた米ドル強気ETF(UUP)のロング・ポジションをショートへ転換するとともに、ユーロ強気ETF(FXE)のロング・ポジションを新たに追加しました。UUPは前週比-0.4%下落しており、ベッセント米財務長官が志向する「ドル安・株高」の政策効果が表れ始めている可能性があります。
また、米ドルと主要資産の逆相関も鮮明です。過去90日間の対米ドル相関係数は、金(ゴールド)が-0.86、ビットコインが-0.88となっています(両方とも負の相関性です)。米ドル安が金価格の上放れを後押しする構図が強まるなか、「ドル安基調」を前提に構築した新興国市場のロング・ポジションも引き続き堅調に推移しており、『アメカブETFプロ』全体のリターンに寄与しています。
8月7日(金)に発表された米7月雇用統計 が市場予想を下回ったことを受け、米国債利回りは全年限で急低下しました。これに伴い、市場が織り込むFRBによる9月利上げの確率は、約50%から44%へ低下しています。
さらに、来週12日(水)には伸びの鈍化が予想される米消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることから、アメカブドットコムでは、米国債利回りが引き続きレンジ下限を試す展開になるとみています。
こうしたなか、金利ボラティリティの高止まりとイールドカーブのスティープ化を見込む投資戦略の一環として、金利ヘッジETF(IVOL)のロング・ポジションを新たにポートフォリオへ組み入れました。一方、長期米国債ETF(TLT)については、引き続き「コア・ショート」と位置付け、ショート・ポジションを維持しています。
債券市場のボラティリティを示すMOVE指数は76.12と、前週比では-1.3%低下したものの、前月比では+15.8%高の大幅上昇となりました。米国金利市場は引き続き、スタグフレーション懸念の震源地となっている気がします。
一方、株式市場のボラティリティは債券市場とは対照的な動きを示しました。SPYのオプションデータによると、SPXのガンマ・エクスポージャーが大幅なプラス圏にあるなか、VIX指数は一段と低下し、その想定レンジの上限が17.88まで低下したように思います。
現物金ETF(GLD)は、8回連続の安値切り上げを示した後、目先の節目である4,101ドルの抵抗線を突破。これは教科書どおりの上放れとなり、前週比+7.2%高と急伸しました。ドル安基調への転換を追い風に、引き続きスタグフレーション環境への備えとして有力な資産配分先として位置付けています。
そしてアメカブドットコムでは、このシグナルを受けで6月20日号と7月4日号から提示していたウラン・ビジネス(URA)と銀ビジネス(SIL)のショート・ポジションを買戻しました、一方、前月比+12.0%高となった石油精製企業(CRAK)については、そのロング・ポジションを維持しております。
ドル安を追い風に、アメカブドットコムの国別実質個人消費支出予測モデルに基づく国際分散投資戦略は、引き続き堅調に推移しています。ロング・ポジションでは、コロンビア(COLO)が過去最高値を更新し、前週比+0.6%上昇しました。また、フィリピン(EPHE)は同+1.5%高、ニュージーランド(ENZL)は同+1.2%高です。
「アメカブETFプロ」は、全世界株式型ファンド、いわゆる「オルカン」のように幅広い市場へ一律に投資するのではなく、投資対象を機動的に選別する戦略の有効性を示す好例です。相関の低い国別エクスポージャーを組み合わせることで、ドル安とスタグフレーションが進行する局面においても、米国の超大型株を大きく上回るパフォーマンスを示す市場を捉えています。足元では、相場上昇の裾野が米国の超大型株以外にも着実に広がっています。
S&P 500は8月7日(金)、史上最高値を更新して取引を終えました。こうしたなか、アメカブドットコムのディフェンシブなスタグフレーション対応型ロング・ポジションは、引き続き堅調にリターンを積み上げています。
ヘルスケア・セクターでは、ファーストトラストのヘルスケア・アルファDEX(FXH)が前週比+3.1%上昇し、史上最高値を更新しました。また、SPDRのヘルスケア・セクター(XLV)も同1.9%高となりました。ヘルスケアは、多くの市場参加者にとって依然として組み入れ比率が十分ではないセクターとみています。一方、iシェアーズの米国保険(IAK)は同+0.6%上昇しています。
大型ハイテク株以外にも買いが広がり、マルチキャップ・バリュー(FAB)は前週比+1.2%上昇しました。また、S&P 500均等加重型(RSP)も同+2.4%高となりました。
2026年8月8日付の「アメカブETFプロ」の内容は、下記の通りです。なお、各銘柄への投資資金は均一に配分されておらず、不均等になっており、加重する銘柄には優先順位があります。
新しい追加は、iシェアーズの米国配当株ETF(HDV)です。一方で、ゴールドマン・サックスのヘッジ・インダストリーVIP(GVIP)は利確し、JPモルガンの米国REIT(BBRE)とSPDRエネルギー・セクター(XLE)は損切しました。
リターンは総じて上昇しています。ヘルスケアの利益拡大が堅調です。その他では、「インカム重視」というテーマが色濃くなっております。
新たにロング・ショート戦略ファンド(LSEQ)を組み入れました。『アメカブETFプロ』も同様にロング・ショートで運用していますが、ボラティリティが沈静化に向かう局面では、この戦略はパフォーマンスが低下する傾向がみられます。なお、テクノロジー(XLK)および一般消費財(XLY)については、損切りを実施しました。
リターンは極度に下がりました。先週号で巻き戻した際に再度空売りをした結果、ご覧の通り大きな損失となっております。
リターンは総じて横ばいです。先週号ではマイナスだった、ニュージーランド(ENZL)とフィリピン(EPHE)がプラスに転じました。ブラジル(EWZ)の利益が縮小しました。
イスラエル(EIS)と南アフリカ(EZA)は損切しました。
リターンは総じて低下しております。先週号ではプラスだった韓国(EWY)とカタール(QAT)がマイナスに転じました。
リターンは横ばいです。デジタル決済(IPAY)の利益は拡大していますが、石油精製企業(CRAK)が少し低下しました。
なお先週号で紹介した日本株のENEOS(東証プライム:5020)と出光興産(東証プライム:5019)ですが、それぞれ前週比+1.28%高、+0.76%高でした。
新しい追加は、半導体メモリ(DRAM)、アジア革新者(MINV)、再生エネルギー(PBD)です。一方で、ウラン・ビジネス(URA)は利確し、銀ビジネス(SIL)、リチウム&バッテリー(LIT)、AI&ビックデータ(AIQ)、AI革命(IVES)は損切しました。
リターンは総じて低下しています。URAはプラスが大幅に縮小され、SILはマイナスに転じ、その他で損切した銘柄は大きな損失となっております。このように、ショート・ポジションについてはロングより比重を軽くし、また保有期間も短くすることが大切です。
新しい追加は、金利変動インフレヘッジ(IVOL)とユーロ(FXE)です。一方で、トレンド転換のシグナルを示した米ドル指数(UUP)については利確しました。
以下のリストは全て新規追加のポジションです。ドル安と債券安が並んでいるところに潜在的なシステマチック・リスクを匂わせます。
現在は、オープン・ポジションはありません。
直近12か月以内にクローズされた取引だけです。
アメカブドットコムは、ニュースで踊ったり、チャートでハルシネーション(幻覚)を見るような投資判断プロセスを行っておりません。
アメカブドットコムでは、ユーロ圏を含む世界20ヵ国以上のマクロ環境をモニタリングしています。私たちは主に実質個人消費支出を月間実質GDPの代替指標として活用しています。
米国の主要な証券取引所や金融機関からAPIを通じて取得した市場データ(価格推移、出来高、オプション価格やそのオープンポジション数など)を活用し、どのような株式の属性やセクターに投資資金のフロー(お金の流れ)によるモメンタムが生じるのかを予測しています。
米国株式市場の取引のうち、およそ80%がコンピューターアルゴリズムによるものです。そして、ドルの値動きとそのトレンドに関するデータ予測が、これらのアルゴリズムに組み込まれている計算式のコアなコンポーネントになっています。
アメカブドットコムの定量分析の目的とは、このコンピューターアルゴリズムのコンセンサスを捉えることなので、米ドル指数の動向を細かくモニタリングしております。
定量的分析に基づくアルゴリズムで投資判断を行っているものの、それが必ずしも正しい結果につながるとは限りません。ポジションを保有している期間中にプラスとなったにもかかわらず、利益確定のタイミングを逃した銘柄もあります。また、ポジションを保有した翌日に大きく下落した銘柄もありました。
投資のヒント:投資は確率論です。たとえ99%の確信があっても、1%の結果が出る場合があります。例えばルーレットでも、黒か赤になる確率は97.40%ですが、2.60%の確率で「0」が出ることがよくあります。したがって、ポジションを始める際は、投資資金の1~2%から始め、その上昇(もしくは下降)トレンドが信頼できるようになったら、徐々に増やしていきましょう。熱いお風呂を先ず指先で温度を確かめるのと同じです。このプロセスは、銘柄選定以上にパフォーマンスに大きな影響を与える要因となります。
直近12か月以内にクローズされた取引だけです。
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引き続き、ご愛読のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
『アメカブドットコム』は、米国株式市場の動向をデータに基づき分かりやすく把握できるよう、アメリカ上場株式およびETF(上場投資信託)の日次パフォーマンスランキングを提供するサイトです。 米国株ランキング を時価総額、セクター、サブセクター、ファンドタイプなど多様な分類軸から市場を分析できるため、市場全体の中でどの領域に強さや弱さ、あるいはモメンタムが生じているのかを簡単に見極めることができます。
本サイトは、投資アイデアの発掘とリスク管理の双方を支援することを目的に設計されています。米国主要株価指数だけでは捉えにくい市場の広がりや内部構造を可視化し、大型株が相場を主導しているのか、セクターローテーションが進行しているのか、ETFを通じた資金の流れに変化があるのか、また特定カテゴリー間の相対パフォーマンスにどのような差が出ているのかを把握する際に有用なツールです。
本サイトは、米国株式についてのトレンドの発見、銘柄・グループ間の比較、市場参加者の動向変化の見極めを簡単にし、米国株式市場を俯瞰するための実践的な分析ツールとして活用できます。日々の市場データを投資判断に資するインサイトへと結び付けるうえで、有効な情報基盤となります。
アメカブドットコムの 米国株式決算カレンダー では、各銘柄の実績EPSとアナリストから集計した予想EPSを掲載しております。これらの数値に加えて各銘柄の四半期収益成長率(前年比)は、マネックス証券、楽天証券、SBI証券には記載されておりませんので、 実績PERと予想PERを算出する のに役立ちます。
米国株式市場のIPO・上場スケジュール についても、毎週更新しております。今後予定されているIPO株の予想株価レンジを記載しておりますので、市場の勢いを判断したりするのにご活用ください。
アメカブドットコムが提供している米国経済指標データの特徴は、長期間にわたる推移をご覧いただけることです。例えば、 米国の実質GDP は1929年から、 実質一人当たりGDP は1947年から、 政策金利(FFレート) は1954年から、 消費者物価指数(CPI) は1913年から、 インフレ率 は1960年から、 リテールセールス は1992年から、 耐久財受注 は1992年から、 失業率 は1948年から、 非農業部門雇用者数(ノンファーム・ペイロール) は1939年から集計されています。
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