片栗の花

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2007年01月15日
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カテゴリ: 詩・歌
今日の宮内庁で行われた 歌会始 』でした。

私は歌を作れないので万葉集の中にある月の歌です。
昔、夜の明かりは月や星だけだったので、月を読んだ歌がたくさんありました。
万葉集1 (日本古典文学大系4)岩波書店 から相聞歌を選び出しました。
私の目に留まったものです、他にもいっぱいあります。
(  )は私のかってで、不確かな訳です。

目には見て手には取らえぬ 月の内の 楓のごとき 妹をいかにせむ
  (目には見えるのにとらえどころのないあなたをどうしたら…)

ぬばたまの その世の月夜 今日までに我は忘れず 間なくし思へば


夕闇は路たづたづし 月待ちて行かせわが背子 その間にも見む
  (夕闇は歩きづらいです。月が出てから行きなさい。その間だけでも)


  (月の光に一目見たあの人を夢に見た)

北山にたなびく雲の青雲の 星離(さか)り行き月を離りて
   (雲が星を離れ、月を離れるように私のもとから去っていった)

月夜の光に来ませ あしひきの山き隔りて 遠からなくに
  (月の夜、遠くないんですから来ませんか)
月夜の光は清く照らせれど 惑ふ情に 思ひあへなくに
  (月の光は清らかですが私は行くかどうか迷っています)

月を見ながら、愛の言葉を交換した万葉人の時代を思い浮かべてみました。





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Last updated  2007年01月15日 22時17分36秒 コメント(9) | コメントを書く
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