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新事務所 第二ステージ師走もいよいよ押し詰まってきたが、わが社の引越しも来週となった。テクノアークしまねに入居が許可され、以来5年の歳月が流れた。この5年間の出会いと出来事、そして設計し完成した数々の建築。計画案で終わったもの。色々な思い出とともに礎となった5年間であった。コーポラティブ思想の具現化や職人文化との融合としての分離発注方式、住まい塾を通して、一般の方々への情報公開、啓蒙活動・・・等等。メルブックの発刊。全国の多くの方々との交流。産学官島根交流会。東工大大学院を会場にした産学官東京交流会。北海道をはじめ、全国から設計依頼をいただくことができたこと。振り返れば、色々な物事が実績として顕実化した。どれもこれも、時々の夢、目標として描いてきたことの実現であった。夢は実現するものであることをつくづく実感する。人生には決して無駄はないと言われる。私もそう実感している。過去に大きな挫折を経験し、6年前に再起を果たし、どう前に向かって進んでよいか分からぬままにテクノアークしまねに入居が許され、無我夢中で過ごした5年。振り返ればよくここまでこれたものだと思う。そして今、大きな社会福祉事業の理念の構築を終え、いよいよ顕実化の時を向かえ、産みの苦しみの真っ最中だ。この事業は社会を変えるほどの大きな波紋となることだろう。ゆえに、生み出すにあたり幾多の試練を与えられている。構想開始から3年。ひたすらこの事業に打ち込み、ある面では心も体力も疲弊している。それだけ大きな怪物のような事業だ。私の建築家としての人生の大きな流れからすると、一直線に突き進んでいる。そのために現実の営みに無理が生じてくることもあった。何かが犠牲になってきた。何かを犠牲にしなければならなかった。いよいよ実践のとき。私のライフワークとなるものが構築された。そんなときのテクノアークしまねからの卒業だ。いざテイクオフだ。この施設は、起業家の受け入れ施設であり、私が卒業すると、新たなチャレンジャーが入居してくることだろう。ここで基盤をつくることができたことに感謝だ。新しい事務所は、松江の中心市街地だ。松江駅にも近い。閑散としてはいるが、以前はにぎわった中心商店街も程近い。一通り入った静かな街ではあるが実に便利のよい立地だ。栄えた時代なら考えられないような軽費の家賃がありがたい。ことによれば、次に与えられた命題は、中心市街地の活性化なのかもしれない。そういえば、数年前、日本居住福祉学会の早川学会長から、全国の中心市街地の活性化活動に取り組んではどうか、といわれたことがあった。建築家としての創業間のないころだったので、雲をつかむような気持ちでお聞きしていたものだった。さ~。いよいよ建築家としての第二ステージが始まる。----------------------------------------------------------------- 地図は、松江市の中心部 右上にJR松江駅、新事務所は大正町、左隣が昭和町と名づけられて いるように、大正から昭和にかけて栄えた街だったのだろう。 落ち着いてきたら、街の歴史にも触れてみたい。
2007/12/22
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エノログ(醸造家)公式認定醸造家バッシーさんは、いよいよ国際認定たるエノログ(醸造家)の称号をうけられた。日本でも数少ない国際資格としてのエノログの資格だ。これで世界中のワイナリーでエノログ(醸造家)として活動できるのだ。バッシーさんの理念やビジネスコンセプトが、国際的なエノログにふさわしい活動であることが認められたのだ。私は建築家の感性でバッシーさんと接していたから、醸造家としてのバッシーさんの思いを汲み取ることができていたと思う。5年前、県の起業家のインキュベーション施設に入居したときに隣り合わせとなった仲だが、それ以来、多くのことを語り合ってきた。考え方、活動、今までに成し遂げてこられてきたこと、これから何を目指すのか、などなど。バッシーさんの事業は、今日までにさまざまな出来事があった。具体的な事業となりかけたときに障害が起こり立ち往生したこともあった。私は、その立ち往生の原因が、プロジェクト関係者の理解不足であることを感じていた。私は関係者ではないのだが、バッシーさんの一番身近な存在になっていたと思うので、事業全体を俯瞰(ふかん)することができた。だから立ち往生の原因を感じ取ることができた。私は、バッシーさんの理念や具体的な活動の意義や意味について、常に語り合ってきたので、本質を感じ取っていた。私はよく、「世界に通用するスーパーマンが目の前に来てくれているのですよ!」と、関係の方々に申し上げてきたのだが、その意味が分からなかったのだろう。こうして、現実に、国際資格たるエノログになられたことで、私が感じ取っていたものは間違いなかったのだが、何より、せっかくこの地に世界に通用するエノログ(醸造家)がいるのだから、みんなで応援したいものだ。彼がめざすのは世界最高水準のワインの誕生というものだ。バッシーさんが島根において生み出すワインが世界最高水準となれば、バッシーさんだけでなく島根全体が世界最高水準となる。世界から見れば、日本が最高水準となる。バッシーさんがめざしているのは、バッシーさん個人のレベルのものを目指しているのではない。島根というブランド、あるいは山陰というブランドでもない、JAPANを世界最高水準にすることなのだ。だから、日本中のワイナリーや醸造家と交流し、啓蒙活動をしておられる。地元のワイナリーの方々も理解されればよいと思う。バッシーさんというライバルが現れたのではない。対日本に、対世界への同志がいるのだ。このことを理解されようがされまいが、あるいは、あらぬライバル心をぶつけられても、エノログバッシーさんは、その方々の世界に対する底上げをも担って活動をしてこられた。公的称号が授与されたことにより、いよいよその活動が本格的になっていく。バッシーさんは9月にワインショップをオープンされた。このことについて、誹謗中傷の言葉も少なからず寄せられたという。応援団長である私にもその言葉を投げかけた方がいらした。もちろん、ほとんどの支援者の方々は、バッシーさんを信じ、じっと見守ってくださっている。日本がワイン文化としての最高水準の国になるためには、醸造家だけが孤軍奮闘しても成し遂げられない。なにより、消費者である国民が、真のワインの理解者でなければならない。日本のワインの消費量は、酒類全体の2%に過ぎないのが実態だ。だから、ワインづくりと平行して、醸造家自らがワインショップをオープンし、つくり手自らが消費者にじかに語りかける場をつくり運営していかなければならなかったのだ。バッシーさんのコミュニティワイナリー構想の中には最初から盛り込まれており、バッシーさんは、ワイナリーの建設とともに、ショップの全国展開もお話されていた。ワイナリーの建設がいくたの困難によって時間がかかることから、ショップの展開による消費者との会話の場を設け、消費者の知識の底上げと知恵の醸成を働きかける活動から開始されたのだ。この活動について、エノログの公的機関の方々に対しても啓蒙してこられたという。そこにいらした多くのエノログ(醸造家)の方々に、ただ単に、ワイナリーにこもってワインをつくるだけではなく、醸造家が直接に消費者と会話することの大切さを説かれたという。ワイナリー建設に障害が生じたのは、さっきも書いたように、関係者の無知によるものであると私は思っている。いや、間違いない事実であろう。それはそれとして仕方のないことだ。だからショップを先行されることになったのだ。人を頼らず、自分ひとりで成し遂げていかなければならないという決意をされたのだと思う。そんな活動を続けていく中から、真の理解者、協力者が現れてくるのであろう。一方でオリジナルの葡萄栽培も着々と進んでいる。島根だけでなく愛媛にもバッシーさんの葡萄は育っている。改めて言う。島根県は、山陰は、日本は、その理念や醸造技術が世界のトップレベルであるエノログたる醸造家バッシーさんを得ているのだ。エノログの認定機関は、バッシーさんの資質と、今までの活動と、これから成し遂げようとされているコミュニティワイナリー思想などを総合的に評価されての認証であったろう。改めて、日本とフランスでの同時認証であるエノログバッシーさんであることを関係者に是非ご認識いただきたい。----------------------------------醸造家バッシーさんの応援団長として 今日にいたるまで、醸造家バッシーさんを暖かく見守ってくだっている 皆様に心より御礼申し上げます。これからもよろしくお願いいたします。
2007/12/16
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夢しか実現しないこれは、しまね起業家スクールの講師福島正伸先生がおっしゃられたことばだ。言い換えれば、思っていない方向には人生は向かっていかない。偶然にやってくるものでもなく、夢とすることを意識することによって初めてそこに近づき、いつかその渦中にいる人となる。ということだろう。アチーブメントの青木仁志先生も、夢を明確にすることが人生の基本と言われた。夢の実現というゴールを明確にし、そのビジュアルなイメージの実現の時から今日までをさかのぼっていくことにより、今日を生きるすべを明確にして行動していくことができるといわれる。このことは常に私の頭にあることだ。私の夢は明確だ。その夢の実現の姿を明確にし、今日までの道程を意識している。つまり夢の実現のプログラムに従ってわが人生を歩んでいる。もちろん日々起こることをスピリチュアルに予見できるわけではない。夢を明確に持っていようがいまいが想定外のことばかりの連続だ。しかしそんな中でも、夢を明確に持っていれば、その方向に向かってずれているかいないかが日々判断でき、軌道修正していける。現在、それこそ、いままで日本に存在しなかったものを生み出そうとするプロジェクトに取り組んでいる。日々おきることは、それこそ人様からみればつらいことだらけと思える状況かもしれない。しかし、それは、大所高所からみれば、私の夢とするプロジェクトの実現には何らの障害となるものではなく、あくまで生まれ出るために与えられた出来事なのだ。とてもつらいと思うときや、どん詰まりだと思うときもあるかもしれない。しかし、今までもそうであったように、夢さえ明確にもっていさえすれば、必ず夢の実現への道は開けていく。障害だと思えることも、私に足りないものを気づかせてくれる大切な出来事なのだと思える。腹が据わっている、ということは、このような心持を持っていることではないだろうか。そう思えるこのごろだ。私は、プロジェクトの理念に賛同した。私の理念とプロジェクトの理念が一致し、さらにそれを具現化し、現実に実現させるというものなのだ。とてつもなくすばらしいものなのだ。この内容を心から理解していただく方は、ことによれば非常に少ないのかもしれない。ある全国的に活躍している会社の方が、「このプロジェクトを実現させるには幾多の困難を克服していかなければならないでしょう。多くの人はプロセスにおける困難のほうを見るだろう。真に理解していただける方は、ことによれば全国に15人しかいらっしゃらないかもしれない。その方々は、その理念によって困難は乗り越えられるであろうし、実現される、いや実現しなければならない!と思うだろう。」とおっしゃった。夢を明確にもち続けさえすれば、夢は必ず実現する。夢しか実現しない。
2007/12/15
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若き起業家の志志を胸に抱いた若き起業家の思いを感じるとき、その奥深き根源にたどりつくと感動を覚える。手法や手段に執着しているわけではなく、世のため人のため顧客のため、という思いを通り越して、その商品の思いの実現!だという。そういう境地にまでに至っている。例えば、魚を扱うとすれば、消費者の思いをかなえるために新鮮な魚を供給するというのが企業の使命といえるものだろう。彼はそれを飛び越え、魚の願いをかなえることだという。森羅万象、生きとし生けるものには心があるといわれる。そのものの思いを消費者に届ける事業を成し遂げたいという。21世紀は心の時代だと言われて久しい。起業家・企業家の精神はそこまで行き着いたのか。まことにうれしい限りだ。神の御心という人がいる。森羅万象に神が宿るという。神の思いに素直になるということは、そのものの思いになり、その思いを伝えていくことなのかも知れない。そんなことを感じるひと時であった。
2007/12/08
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六本木ミッドタウン 東京へ出張した折に六本木ミッドタウンへ足を運んだ。■六本木ミッドタウンはサントリー美術館とセットになっている。 ■ミッドタウンの六本木公園に安藤忠雄設計のミュージアムが建っている。
2007/12/07
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松江の風景 松江の街を自転車で走ると癒される思いだ。地方都市の箱庭みたいな街だが、海、山、街、町の風景はかろうじてよき日本の面影を残している。宍道湖半のサイクリングロード(ウオーキングロード?)は、風景を楽しみながらウオーキングを楽しむ人たちの姿が見られる。夕日スポットから街の方向を見ると、新旧混合の面白い風景が見える。やはり宍道湖の夕景はすばらしい。今の季節は、午後5時前後に夕日が沈む。荒れた日の宍道湖の風景もすばらしい。宍道湖はさまざまな表情を持っている。このスポットも好きな場所だ。松江市の北側の郊外に足を運ぶと、北からやってきた白鳥たちに会える。自転車で走っていける範囲で充分に自然が楽しめる。
2007/12/04
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サンフラワー事業の反響このところ、さまざまな機会でサンフラワー事業を紹介しているが、反響がすごい。この事業は、福祉環境の提供、雇用の創出、産業基盤の創出、地域活性化対策の創出等々、さまざまな要素においてのコミュニティ創出事業だ。国の建設補助金に頼ることなく、事業所がすべての資金を負担する。つまり、国庫補助には一切頼ることなく、なおかつ、入居者の一ヶ月の生活費が10万円台の前半ですべてがまかなえてしまう。2人で暮らす場合はさらに安くなり、20万円以内でまかなえてしまう。さらに、入居者は、職員と一体となって地域貢献を行っていく。まさしく生きがい対策も万全だ。こんな夢のような事業が実現した。ここで働く職員の方々の働き甲斐対策も万全で、とかく離職率の高い福祉介護職への配慮も万全だ。この事業は、従来までの老人福祉施設の概念と根本的に違う次元のものだ。私が立ち寄った先でお話しすると、家族の入居やご本人の入居希望が寄せられる。このことから、入居舎の確保については、まったく問題ない。中には、同じような施設を是非つくりたいとおっしゃる方も現れた。まだ表にはほとんど出ていないのに、これほどの反響があるということになれば、報道でもされればとんでもないことになりそうだ。何はともあれ、そうなるという予測はついている。3年間にわたってこの事業の企画を行ってきて、今まさに建設という実現作業が始まった。産学連携の賜物であり、社会が待ち望んだ事業がいよいよ実現の時を迎えた。
2007/12/01
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