
サン・テステフの「シャトー・プティ・ボック」は 1972 年からワイン造りを始め、今や同地区で最も注目を集める俊英シャトーとして名を馳せています。 1993 年にまだ 10 代だったガエタン・ラニョー氏が所有者となり、畑を拡大し、ワインの品質改善に尽力しました。 2003 年に、現在の「てんとう虫ラベル」が採用され、 2009 年には正式にクリュ・ブルジョワ認定を受けました。残念ながらガエタン氏は 2012 年に他界しており、現在はラニョー家の一員であるアドリアン・ラニョー氏が、モンローズでセラーマスターを務めていたというローラン・サヴォヴィッチ氏のコンサルタントを受けながら、より優れたエレガンスと複雑さ、フィネス、個性を持ったワインを生み出しています。パーカー氏も「知名度こそ低いが、ゆうに第五級の価値がある」と評価したプティ・ボック。ご家庭のディナーを大いに盛り上げてくれるであろう逸品です!
セパージュ: メルロー 50 %、カベルネ・ソーヴィニヨン 48 %、プティ・ヴェルド 2 %
色 : 艶やかで黒に近い深紅。色からして濃厚な味わいが見て取れる。
香り:
カシスリキュール、プルーンエキス、コーヒー、なめし革など。スワリングする
ことで、香水のような華やかさも。
味わい:
カシス、ブラックチェリーなどの黒系果実に、クローヴなどのスパイスも感じられる。ローストしたコーヒー豆のような焙煎香と新樽由来のバニラ香も。タンニンは力強く、ワインの骨格を作っているが、質が良くシルキーな印象。口内で味わいが放射線状に広がり、丸みを帯びたビッグなスケール感に驚かされる。グレートヴィンテージらしく、一口飲んだだけで太陽の存在を強く感じるような、豊満でリッチなワイン。
仏ワイン専門誌『テール・ド・ヴァン』の 2014 年 1 月号で行われた「 2011 年ヴィンテージ サン・テステフ水平テイスティング 」 ( 仏最高のワイン評論家、 ミッシェル・ベタンヌ氏 も審査員として参加 ) で、プティ・ボックは同じサン・テステフのカロン・セギュールやモンローズ、ラフォン・ロシェ、メイネイなどを抑え、堂々「 第二位 」にランキングされました!これは、コス・デストゥルネルに次ぐ 高い評価 になります!
Ch. PETIT BOCQ (プティ・ボック) 2016
3300円(税込)
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