埼玉　大宮の地酒屋日本酒、ウイスキーブログ

昨年 2 月に入荷後ご好評をいただき完売となっていた キングスバリー社のベンネビス。同社が海外流通分として 持っていた在庫を分けてもらうことができ、望外の再入荷と なりました。

もともとオフィシャルボトルもバリエーションは多くなく、 どちらかというと地味なイメージが先行していたかもしれませんが、竹鶴氏ゆかりの蒸留所として脚光を浴びたことで、再評価された実力蔵です。その独特のフレーバーはクセになる ファンも多く、特に長期熟成品には驚くほどのポテンシャルを持ったボトルも多数でています。

さて、今回のボトル。 22 年の熟成とすでに長熟と言っていい レベルですが、度数の強さと相まって力強い味わいが層になって波のように押し寄せてきます。特にナッツやチョコレート、バターを思わせるような風味は、そのボディの強さとともに 実にしっかりとした骨格を浮き上がらせています。

最近、モルトファンからの評価が高く、完売が続いており KB 社の在庫が手薄の状態です。もっともっと評価されてもいい蒸留所の長期熟成アイテム、確保しておくべき１本として強く推奨いたします。ぜひお見逃しなく。

ベンネビス 1996 22 / キングスバリー ゴールド
容量： 700ml 度数： 57.2 度  　　  円（税込）