埼玉 大宮の地酒屋日本酒、ウイスキーブログ

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2021.12.29
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カテゴリ: ウィスキー

オクトモア12.1 スコティッシュ・バーレイ   18700円(税込)
オクトモアを語るにおいて、【.1】エディションほど適切なものはない。予想を超え、繊細かつパワフル、快活でダイナミック、フルーティでフローラル。非常にバランスの良いヘビリー・ピーテッドモルトだ。
既存のウイスキーの伝統からは突出しているが、ヘッドディスティラー アダム・ハネットは、【.1】エディションについてはアメリカンウイスキー樽のみで5年間熟成させることを基準としている。
この「オクトモア12.1」は、実験中の実験ではあるが、12シリーズの他アイテムにとっても重要なベンチマークとなる。スコットランド本島で収穫された大麦は、ゆっくりと蒸留され、滴るようにポットスチルから流れ落ちた。
熟成の年月を経て構築されたバニラ、柑橘類、ファッジなどのアロマは、この力強い大麦が雄弁に語りかける「ウイスキーの英知」である。
<蒸留>
■2014年収穫の大麦を2015年に蒸留
■スコットランド産コンチェルト種の大麦100%
■フェノール値 130.8ppm
■アルコール度数 59.9%
■ノン・チルフィルター、着色料無添加
<熟成>
■全期間ファーストフィルのアメリカンオーク樽で熟成
■全期間アイラ島で熟成
■5年熟成
<テイスティングノート>
特徴
はつらつとした躍動感と刺激に始まり、続いて重層的な複雑さが現れる。ゆっくりと時間をかけた蒸留と細心の注意を払った熟成、そして精緻なカスク選びの賜物だ。謎に満ちたウイスキーを追い求める者たちさえ満足する、それがオクトモアである。
アロマ
最初は爽やかなシトラス系の香りと大地を思わせるピートスモーク。そしてバニラスポンジケーキと大麦糖、コクのあるモルトの甘い香りが現れる。ココナッツとチョコレート、バニラ、キャラメルが続き、さらに焦げたトフィーの香りが広がり、ピートスモークと蜂蜜が交互に際立ってくる。
味わい
胡椒と甘さ、温めたゴールデンシロップのテクスチャー。蜂蜜とピートスモーク、焼いたオークチップ、ピートの効いたアプリコットジャムが広がる。もうひと口含むと麦芽糖と麦わら、ヘザーの花、ナッツ入りヌガーの甘味、海岸の砂のようなミネラル感が口中に留まり、ドライでフェノリックかつ土っぽいスモークとほのかなシトラス、洋ナシのキャンディを運んでくる。
フィニッシュ
フィニッシュは塩キャラメル、花とハーブの香り、スイカズラと桜草に続き、穏やかなピートスモークが最も長く残る。
明るいゴールド





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最終更新日  2021.12.29 06:00:07


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