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※アップした後確認したら、一部文章がダブっていました。「原稿を投稿する」をクリックしたとき、またしても文章が全部消えました。書きかけの文章を「復元します」で復元をしましたが、なぜか途中の文章が二度登場するという不可解な状況に。修正しましたが、またおかしなことになっている可能性が…。気づき次第修正します。恐れ入ります。リハビリに行ったら、作業療法士の先生から「見ましたよ!」と嬉々とした表情で話しかけられた。ふむ。虫けらはこの手の話が多い。そこで、他人が虫けらをどう見て、どう評価しているのかを考えてみることにする。⚫︎歩いていた非常に多い。ただ単に歩いていただけなのに、皆嬉しそうにその事実を虫けらに語りかける。事務所近所の同業者同「木曜日、歩いてましたね」木曜日に限らず、毎日歩いている。その当時は、30代半ばの元気な頃。木曜日というと、原稿を書いていたFM局に打ち合わせのため向かうときの話である。虫「どのあたりを?」同「背筋ぴーんと伸ばして、難しい顔して、 墓に向かって歩いていきましたよ」大阪の北区には、寺が集中している地域がある。その一角に、かなり大きな墓地があって、その周辺を歩いていたということだ。虫「声をかけてくれたらよかったのに」同「いやぁ、後光が差して、とても声をかけられる雰囲気じゃ なかったですよ」後光というのは「墓」にかけた言葉だろうが、歩き方に威厳があったということらしい。当時はどういうことかわからなかった。定食屋のマママ「虫けらさん、いつもシュッとしてはるわ」虫「え? 服装?」マ「服装もそうやけど、 姿勢がいいから、スーツ姿がかっこいいんよ」虫「姿勢、いいですか?」マ「パンプス履いて、カッカッカッって歩いてはるの、 宝塚の男役みたいよ」へー、そんな風に見られているのかと、ちょっと驚いた。事務所近所を普通に歩いているだけなのに、そんなに目立つのか。作業療法士作「見ましたよ!」虫「えっ! 何を!?」作業療法士の先生の嬉々とした勢いに驚いて、虫けらも嬉々として返した。作「◯◯から△△に向かって歩いてたでしょう? きのう」虫「あ、おとといでしょう。はい。歩いてました」作「すぐに虫けらさんだとわかりました」虫「え? そんなに特徴あります?」作「姿勢がすごくいい人だなぁ、と思ったら、虫けらさんでした。 歩幅が広いし、足が速くてとても追いつける感じじゃ なかった」虫「大きな荷物、持ってたでしょう?」作「はい。でも、姿勢がよかったし、重そうじゃなかった。 見ていたら、みるみる姿が小さくなって」虫けらは、歩幅が大きく足が速い。荷物を持っていても、姿勢は崩さないし、速度も変えない。姿勢がいいのは、それが体に最も負担がかからないからだし、歩くときは、できるだけ筋肉を使うように配慮している。歩幅を大きくするのもその一環。しかし、他人からは虫けらの意識はわからないわけだし、「歩幅が大きく、足の速いおばはん」は意外と人の視線を集めているのかもしれないと思った。気をつけて歩こう。⚫︎噂話パーティー広告代理店の創立記念パーティーが開催され、そのときに参加した人たちの話。その当時、映像制作に携わっていたが、虫けらは「企画」「構成」「シナリオ」と「監督」業務をこなし、これのみを受注したり、制作全般を受注したりしていたが、「撮影」「編集」「録音」「制作」など、虫けら以外のクリエイティブ業務は外注することになる。虫けらに「企画」〜「シナリオ」を発注していた制作会社の社長が虫けらに言った。社「虫けらさん、パーティーで噂の中心になってたよ」虫「噂? 誰が噂話を?」聞くと、これまで発注側、受注側で虫けらに関わった人たちの名前が複数出てきた。業界は狭い。それは認識できている。しかし、どうして虫けらの話題を出すに至ったのだろう。皆、別々の会社だし、仕事の内容もバラバラである(企業のプロモーション映像、商品の販売促進、展示会の展示映像など、映像の使用目的が全く違う分野の仕事に複層的に携わっていたため、それ専門の制作会社と別々に付き合う形だった)。社「女性監督の話をみんなでバラバラにしていたら、 全員虫けらさんのことを言ってたってこと。 僕も驚いたわ。虫けらさん、顔が広いね」その頃は、女性監督は稀だったので、話題に上ることはわかる。しかし、話題にするには、何か目立った要素があったからであろう。虫「何で私の話題になったんですか?」社「歌がめっちゃうまいとか、酒が強いとか、 容姿がいいって話もあったけど、 仕事に関する話も結構あったよ」それ以上は怖くて聞けなかった。仕事については、虫けらは厳しいことで有名だった。スタッフを罵倒したり、殴ったりというのが当たり前の映像業界だったが、虫けらはそういうことはしない。しかし、時間や仕事内容に大変うるさかった。言葉少なく端的に指示し、指摘するので、若いスタッフはもちろん、虫けらより年上のスタッフも一切逆らわなかった。きっと、それに不満を漏らす人もいたのだろう。しかし、随分後になって、スタッフから、「虫けらさんとは仕事がしやすい」と言ってもらった。「監督の言う通りにしたら、間違いないと思っていた」と、スタッフからも、主人からも言われた。虫けらは常にクライアントと綿密な連携を取り、作業工程の一つ一つに了解を得ながら日程や納期を守って仕事をする。故に、納品した後の修正や改定が一度もなかった。そういうことを認めてくれたスタッフ、もしくは珍しく思ったスタッフが、虫けらの噂話をしていたということのようだ。映像の世界は、アバウトな人が多い。主人が「お前と仕事するときが、一番緊張した」というくらい、虫けらは仕事に厳しかったのだ。(自慢話みたいですが、自慢ではありません)居酒屋マ「きのうは、虫けらさんの話で盛り上がったわ」と、よく行っていた居酒屋のママに言われた。虫「どんな話で?」マ「どんな仕事してるんやろ、 彼氏はいるんやろか、 ゴルフ、うまいらしいで、 事務所はどこなんやって、 いろんなことでワイワイ。 暴走しそうなときは、 私の知ってることを言って修正しといた」虫けらの噂話をしていたという常連さんたちは、50〜70代の社長連中。虫けらは40代。何に興味があって、虫けらの噂話をするというのか。こちらは全く興味がないので、その話をスルーしたが、ろくに話したこともない人たちに噂話をされたのは余り気持ちいいものではない。マ「ゴルフに誘われるかもよ」虫「しばらくコースに出てないので、断ります」マ「カラオケも行きたいって言ってたわ」興味を持たれるのは仕方ないが、ゴルフやカラオケに行くメリットがこちら側にない。居酒屋で出くわしたときは、適当に会話し、誘いはうまくかわしたと記憶している。自分がいない場所での噂話、モヤモヤするものがある。歯科医院院「この間、◯◯さんと、虫けらさんのこと 話してたんよ」虫「え、どんな話ですか?」院「前向きな人やって言ってはったわ」去年12月下旬から行き始めた歯科医院の院長先生の言葉。治療はすぐにすぐに済んで、1月から3ヵ月ごとの定期検診に入った。7月は2度目の定期検診だった。◯◯さんというのは、この歯科医院を紹介してくれた店のお客さん。そのお客さんの言葉……ちょっと違和感がある。虫「そんないい言葉で評価していただいて。 何も考えてない能天気な人間なんです」と返した。こんな言葉を院長先生が発したのは、院長先生と顔を合わせた虫けらが、開口一番虫「まだ生きてます」と言ったからなのだ。前回(4月)の定期健診のときに、院「次は7月ですね」虫「生きてたら、まいります」という会話をしたことに依拠する。きっと、院長先生の言った言葉とは違う言葉を◯◯さんが発したのだと思うが、深くは追求するまい。しかし、どんな話をしたのだろう。ま、詮索しても仕方ない。虫けらの知らぬ場所でされる噂話、気にならないことはない。そこで出てくる言葉の全てが虫けらへの評価なのだ。誤解や基本情報の不足などで、不本意な評価になることもあろう。が、過大評価はほとんどないのではないかと思う。というわけで、追求するのに気が引けて質問を避けるので、その後、数日間はモヤモヤする。⚫︎謎虫けらは「謎の女」とよく言われた。年齢もだが、「職業」が謎のようだった。カレー屋カレー屋を始めたとき、経歴を聞いてくるお客さんがよくいた。客「この店、初めて何年?」虫「まだ3ヵ月です」客「じゃ、この前にもどこかで?」虫「いえ。全く別の仕事をしていました。 ま、いまもしていますが。 二足の草鞋ですね」という具合に、答えるのだが、こう聞いてくるお客さんは、虫けらの容姿や雰囲気と「カレー屋」がちぐはぐな印象だったからだろう。寸胴鍋に60人前のカレーを一気につくるのは、大変な力仕事である。虫けらがそんな仕事を長くやっていたとは思えない、ということのようだ。顔つきか、喋り方か、言葉の用い方か…。いずれにしても、しっくりこないからこそ質問されるわけで、この質問は何度もされた。ファッションまた、初対面の人はもちろん、よく顔を合わせる駐車場の管理人などからも、よく質問されたのが「職業」である。管「お仕事、ファッション関係ですか?」虫けらはいつもスーツを着ていたが、ピンキー&ダイアンや、メルローズ、J&Mなど、少し特徴のあるデザインものを着ていたので、そう思ったのかもしれない。タカラジェンヌ大阪の老舗ウイスキーメーカーの周年パーティーに参加したときのこと。誘ってくれたのは、展示会の仕事を一緒にした建築士だった。急な誘いだったが、当該企業の社長さんにも会えるかも、と参加に同意した(奥さんが仕事の都合で行けなくなった、虫けらは代役、という前提があった)。会場に着くと、建築士は名刺を持って挨拶周りをする。虫けらは会場の後ろの方で突っ立っているばかりである。そのときは、ショートヘアで黒のブラウスに黒のパンツ(ドレスタイプのエレガントなもの)というパーティーにありがちな装いだった。虫けらの前方にいた人たちが虫けらを振り返って、何やらヒソヒソしている。「何だろう」と思ったが、放置するしかなかった。一人や二人ではない。結構な人たちが虫けらを振り返って見ていた。建築士が虫けらの元に戻ってきた。建「虫けらさん、宝塚ジェンヌちゃうかって噂されてるよ」虫「えっ? 男役? 女役? 女役なわけないですよね。 こんな身長で男役?」建「一人で立ってると、背が高く見えるよ」虫けらはこのブログで何度も書いているが、身長は162.4cmしかない。いや、その当時はまだ161cm台のはずである。170cmが当たり前の男役なわけがない。が、人の評価はそうだったのだ。不思議なものである。芸能人これも、複数の居酒屋で噂されていた話。虫けらが仕事でテレビ局やラジオ局に出入りしていたし、CMや番組づくりに携わっていたので、その話の一端から、芸能人だと誤解されたのだと思うが、夫の容姿が派手だったことにも起因しているはず。夫は顔立ちが日本人離れしていて、顔が小さくパーツが大きい。白人というより、スパニッシュ系とラテン系が混じったようなパッと目立つ目鼻立ち。ファッションも、「そんな柄、あんたしか着られへんわ」というような、花柄のシャツとか、ヒョウ柄のジャケットなどを好んで着ていたので、芸能人っぽかった。音楽(バンド活動・ギター)をやっていたので、音楽や楽器の話にも精通していた。二人で居酒屋に行くと、必ず「職業」の噂をされた。直接は聞いてこない。しばらく通って、店長と仲良くなったら、店長が皆を代表して聞いてくる感じ。しかし……、人から見た自分というのは、どこかが違っているのだが、それは仕方ない。悪い印象や嫌な評価はできるだけ聞きたくない。この年まで生きてくると、長い時間をかけて人々が得てしまった虫けらへの評価なわけで、今更修正するのは難しかろう。願わくは、これからの短い間、できるだけ悪い評価をされないように、背筋を伸ばし、穏やかに、粛々と生きていきたい。それでも、誤解はされるだろうが。あぁ、誤解されることの多い人生だった。。 諦 念
2026.07.21
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左手が抗がん剤の影響で「痛い」という話は以前に書いた。痛いのは、第一関節、第二関節と手首で、リハビリを受けてから、痛みは変わらないまでも動きはよくなっていた。ところが、先週あたりから、これまでにない動きの悪さと痛み、腫れが発生し、熱を持つに至ったので、作業療法士の先生からも作「無理はやめときましょう。 薬の影響が強まっているようですから、 できる範囲でリハビリします」と言われ、継続していた抗がん剤の服用をやめた(やめたといっても、2週間服用のうち、最終日前日の夜と最終日の朝の2回のみだが)。それまでは、PCのキーボードを打つのに支障がなかったのに、特に左手の小指担当のキーが打ちにくくなった。AとZは意外に使うことが多いことを認識した。そうそう、昔、「特打ソフト」「早打ちソフト」というのが流行って、無料のそういうソフトをダウンロードして暇なとき(余りなかったが)に使っていた。個人がつくったソフトで、その人の名前が冠された早打ちソフトを主人に教えてもらって、しばらくそれを使っていたことがある(表示される文字を打つごとに画面の中の二人の男性のパンチが繰り出されるという画像付きで、結構面白かった)。なぜかというと、他のソフトはただ打つだけなのだが、このソフトは、それを利用している人の中で、いま実施した早打ちの成績はどのランクに位置しているかを瞬時に算出してくれるからだった。ランクは「S、A、B、C、D、E、F〜Z、ランク外」という順位。ランクごとに人数もわかる。「S」は、そのソフトをつくった人のみ。最初は多分「F」くらいから始まったと思う。ソフトにはそれぞれ癖があって、ブラインドタッチできる範囲のみのものもあれば、数字が入っているもの、「ー」「?」「!」などの記号が入っているもの、「じゃ」を「JA」か「ZYA」か内訳ないといけない(拗音の打ち方に癖がある)ものなど、何度かやってみないと癖を把握できないわけで、最初は「F」でも仕方ないと思った。癖を把握してからは、すぐに「A」に昇格した。次に「A’」というランクに。「’」など見たことがなかったが、「S」にはならない苦肉の策だったのかもしれない。しかし、「S」になり、製作者と並んでしまった。さらに間もなく「S’」になってしまったので(そのランクの人間は虫けらのみだった)、申し訳なくなって、ソフトの使用をやめた。無駄な話だった。というくらいキータッチには慣れていて、間違うことも少ない虫けらが、何度もミスタッチしてしまう。可動域が狭まってしまったのだ。小指と薬指が特に悪い。ブログを書くことから遠のいた言い訳。抗がん剤には副作用が付きまとう。仕方がないとは思うのだが、副作用の対処法が確立していないことは問題だと思う。さらに、主治医である外科医がその対処法を全く指南してくれないことはもっと問題だ。虫けらの場合、治療室の看護師のアドバイスで整形外科医を受診し、リハビリへと移行した。これも、昨年の骨折があったから整形にかかっていて、定期検診の際に担当医に相談したことから実現した。外科医からの連携ではない。怖い主治医になら、もっと強く症状を訴え、整形外科への連携をお願いしたかもしれない。しかし、いまの主治医には、言う気になれない。虫「左手が痛くて、動かなくなってます」主「手足症候群でしょう?」虫「…」手足症候群のことは承知していたが、それを改めて言われてどうなる?痛くて動かないことへの対処法を聞いたのだが、回答はなかった。こんなこともあった。虫「右肩が痛いんですが、肺ですか? 肝臓ですか?」主「え? まだ、そんな状態ではないですよ」虫「…」肺のがんが大きくなったり、肝臓が腫れたりすると、横隔膜を刺激して、横隔膜の神経が通る肩が痛くなる。虫けらはそれかと思ったのだが、主治医はまだそんなことにはなっていないという。しかし、右肩が痛いのは事実で、揉んでも、押しても、マッサージ機でも治らない。筋肉の問題ではないのではないかと思ったのだ。それに対して主治医が主「整形で診てもらいますか?」もしくは、主「腸が原因のこともあるので、エコーで 診てもらいましょうか?」と言ってくれたら総合病院の利点を発揮できるというものだ。というわけで、いよいよ元気ながん患者ではなくなってきた。間もなく、胆管に入れたカテーテルを交換する時期がやってくる。また熱発して黄疸が出る。まだ、公証人役場は混んでいるようだ。「もういい」と、治療を終了するタイミングはまだやってこない。今年に入って、「残命」を生きている感である。往生際が悪いのは「かっこいい」に反する。最期まで「かっこいい」生き方をしたい虫けらには大変なピンチである。…「ZA」が何度も出てきた。打ちにくい。。書きたいことがあるので、きょうかあす、また更新しよう。 苦 行
2026.07.16
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