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1 惑星グリーンから地球へ来た時、科学者である老人が兵器を授けたが少年ボークが戦闘を恐れ、出撃を拒んだ。そのおかげでヴァグラスの量産型鷹型ロボット軍団の攻撃を受けて北アルプスに墜落した。チダ・ニック=ジェットで出撃するゴーバスターズだが、ヨーコは同胞の危機を感じ取っていた。現場に辿り着いたゴーバスターズの前に科学者である老人と少年ボーク、大型空母があった。スィンクと名乗る老人の科学者は黒木司令官に協力する為にある兵器を開発したが地球へ来た時メサイア=ボスの命令で北アルプスに派遣した量産型諜報ロボットに気付かれたのだ。その兵器は何か解らないまま彼は息絶えた。その兵器とは何か。スィンクの死に嘆く少年ボークは自分を責めた。ボークを優しく接するヨーコ。2 研究の末兵器の謎が明らかになった。科学者スィンクが遺した兵器とは鷲型大型空母“イーグルメビウス”。ボークはその操縦者であり陣マコトの分析で“ハートロール”が心臓部に組み込まれていることが判明した。エネクリスタルカスタム上層部の十倍にも及ぶ破壊力を秘めているにも拘わらず何故老科学者スィンクを救出できなかったのか。その原因を解明しようとするヒロム達特命部の面々だが、ヨーコは激昂した。人の心と優しさが皮肉なことに操縦者ボークを「欠陥」と貶め、何の欠点があるのだろうか。ヨーコは「ヒロムとジョウジも新造人間なのよ。陣さんはサイボーグでしょう。あの子を馬鹿にする謂れはないのよ。こんな冷たい特命部は特命部じゃない!」と言って部署から離れた。3 ヨーコはスィンクの墓に花を供えるボークを優しく励まし、草原で愉快にじゃれあう。しかもヨーコはボークを弟のように思っていた。ヨーコとボークの心の間に温もりがあった。ところが温もりの交流をさえぎるように兵隊型ロボットと火焔型ロボットが夥しい数で襲いかかる。ヨーコはボークを守り抜くが、ボークはヨーコの前で実態を曝け出す。彼はアンドロイドであり、ヨーコを驚かせる。ハートロール回路を停止することに因って戦闘ロボットと化し、量産型ロボット軍団を圧倒させる。戦慄を感じたヨーコは「止めて! もう止めて!」と叫ぶ。4 エネクリスタルカスタム内の部屋に戻ったヨーコは機械の残酷さに深く思い悩んだ。いくら自分も新造人間という存在に置かれているとはいえどもボークがアンドロイドだったとは今でも信じられなかった。そんな時ボークがヨーコの部屋に入ってきた。「有難う ヨーコお姉ちゃん」と感謝するボーク。ヨーコは怒りの籠った視線を投じて「お礼なんか要らないわよ! 私を助けてくれたのは惨い機械だったのよ・・・・・・ あなたは血の通わない冷たい機械なのよ! もう顔を見たくないわ! あっち行って!」という言葉をボークにぶつけた。ヨーコはボークが選んだ自分の手で“心”を捨てるという行為が誤りであることを諭していたのだった。5 大西洋沿岸の都市に再び量産型鷹型ロボット軍団が出現した。合体すると大型空母の鷹型ロボットに生まれ変わる。エネクリスタルカスタムに近づくとそこから発射するミサイル・レーザー光線では鷹型ロボットには歯が立たない。エネクリスタルカスタムは海底へ潜り、鷹型ロボットの注意を逸らすためにゴーバスターズはチダ・ニック=マリンから海上へ出た瞬間チダ・ニック=ジェットに変形して出撃するがエンターから鷹型ロボット体内に水素爆弾が仕組まれていることを聞くと互角に渡り合えることができない。チダ・ニック=ジェットは山麓へ落下し、チダ・ニックに戻る。6 同胞の危機を前にボークは立ち上がり、イーグルメビウスは海を越えて空高く飛んでいく。ミサイルランチャーで鷹型ロボットを牽制しながらボークは「ヨーコお姉ちゃん、僕は悪いことしちゃったから天国へ行くんだ。」と言い、「ボーク、天国に行かないで! 水素爆弾が仕組まれているのよ」と叫んで止めた。しかし「大丈夫だよ、回路を壊せば怖くないんだ。」「駄目! 貴方は人間なのよ! お願い 止めて!」と必死に説得するヨーコ。ボークの目に涙をこぼした。「天使が僕を待っているんだ・・・・・・ さようなら、ヨーコお姉ちゃん・・・・・・ イーグル火の鳥!!」大空高く舞い上がったイーグルメビウスは二万度の炎に包まれたイーグル火の鳥で大型空母の鷹型ロボットを破壊。水爆弾の大爆発に巻き込まれイーグルメビウスも粉々に砕け散った。戦場にはイーグルメビウスとボークの残骸が転がっていた。しかしその残骸はリュウジに因って胸の回路が停止してなかったことが判明した。自分の意志で戦いの恐怖に乗り越え、最後まで人間であることを捨てず、可愛がってくれた人を守って散っていたのだ。ボークはヨーコの手でスィンクの墓の横に眠る・・・・・・・。ヨーコよ、仲間の死を決して無駄にするな、ゴーバスターズがやらなければ誰がやる。次回予告葉月サブロー博士は行方不明。彼の調査に来たリュウジは基地の盲点を吐露する。エネルギー管理局の面々は虚像建設の奴隷の身となり、リュウジは葉月博士救出に一計を案じる。次回特命戦隊ゴーバスターズ「獅子奮迅の逆襲」にご期待ください。
Oct 12, 2012
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1 オペレーターの情報収集に協力しているヨーコ。ところがヨーコの耳に自分にしか聞こえない電波が伝わり、不安を感じていた。一方、エンターは桜田孝三郎の第二研究室から12枚のヴァグラスカードを発見し、メサイア=ボスに提出した。そのカードはヴァグラスのデータが収録されていて、一枚だけでもエネトロンタワーを手中に収められるという。一枚目のカードに視線を投じたメサイア=ボスは地面を砂と化してアリジゴク型メカで襲撃させようと奇策を編み出してエンターに陣頭指揮を取らせた。彼の陰謀を知ったピジョナー(桜田リカ)はヒロムのいるエネクリスタルカスタムへ飛んだ。2 ピジョナー(桜田リカ)はエネクリスタルカスタムに到着し、メサイア=ボスとエンターの陰謀をヒロムに報せ、夫のいる牢獄へ戻った。実は孝三郎に伝え、ヒロムのところへ向かうように指示したのだった。3 アリジゴク型メカの恐るべき力に圧されるチダ・ニック=タンクとヒロム。蟻地獄の砂に次々と落下し、救出に躍起になるリュウジとヨーコ。エンターの指揮でアリジゴク型メカが一時撤退すると蟻地獄は治まった。ヒロム・リュウジ・ヨーコの三人は安心して基地へ帰還する。指令室に戻り、再びオペレーターに協力したヨーコへ通信が届いた。スイート、スイート。地球名はヨーコ。そう呼びかける人物はヨーコの母・アマートで彼女は実はスワン星人という宇宙人だったのだ。長年の旅の末、漸く永住可能な惑星イントロを発見したスワン星人はヨーコを迎えさせようとするが、それはエネルギー管理局から別れる意味でもあった。4 ヨーコがスワン星人であるあまりにも意外な事実はヒロム達を震えさせた。黒木はヨーコの過去を告げる。十年前江の島海岸に倒れている少女を宇佐田博士が発見し、大きく泣いていた。記憶を失っていてスワン星人の事をうわごとのように呟いていた。名を改め宇佐田博士の養女として育っていたのが宇佐田ヨーコだった。今の今まで真の姿を隠していた罪の償いとしてヒロム達に別れの決意を表して部屋へ戻る。5 ヨーコの事で気掛かりになったヒロムは彼女の部屋でヒロム宛ての別れの手紙を認めているヨーコを発見。ヨーコの行為をヒロムに尋ねられ地球へ来た理由を打ち明ける。スワン星は自然が豊富で科学力が優れていた平和な星だった。だが四歳の頃スワン星はブラックホールによって消滅し、仲間を故郷に似た星に残し、その中でヨーコは地球へ送られたのだった。地球に居られただけでも幸せではないか、ゴーバスターズの一員なんだよと説得するヒロム。ヨーコは頑なになった。ヒロムは激怒し、怒りの平手打ちがヨーコの麗しい頬を力強く叩いた。ヨーコは大きく号泣した。両親がいない人だっているんだ! お前がお母さんの所へ帰ってみろ! ネガロイドになった姿を見てショックを受けるぞ! それを利用して地球人と同じようにヨーコを苛める奴だっているんだぞ、というヒロムの厳しい言葉が彼女の頑なな胸を貫く。6 黒木からの出撃命令を受けたヒロムはリュウジと合流、立ち上がるヨーコにヒロムの正論が飛ぶ。二人はチダ・ニック=ジェットでアリジゴク型メカの現場へ急行した。ヨーコはオペレーターからヒロムとリュウジの戦況危機に追いやったことを知ると、彼女の頑な心が開かれた。ヨーコは譬え二度とスイートとして母に会うことが出来なくても今まで共にしたヒロムとリュウジと共に闘いぬくことを選んだ。7 ヨーコ出撃後エネクリカスタルカスタム周辺の海水をアリジゴク型メカが吸収し海底沈没の危機に陥った。しかし陣マサトの放たれた原子ストックでエネクリスタルカスタムは危機を脱して、レーザー光線でアリジゴク型メカに軽いダメージを与えた。同時にゴーバスターズはチダ・ニック=ジェットに出る。中から桜田孝三郎の音声が伝わり、新兵器チダ・ニック火の鳥で勝利を収めた。敗退したエンターは宮殿へ退却した。そしてエンターはメサイア=ボスに叱責を受ける。メサイア=ボスはエンターとエスケイプの合同作戦に入れ、と命令する。やがてスイートとして実母と会える日が来ることを願うヨーコであった。ゴーバスターズがやらなければ誰がやる。●次回予告ヨーコは調査中倒れている老人と少年を発見。その老人と少年はヨーコの同胞であり、老人の死後少年はヨーコに可愛がられるが、欠陥があると貶めてヴァグラスを凌ぐ力を発揮する。次回特命戦隊ゴーバスターズ『火の鳥操る麒麟児』にご期待ください。
Oct 2, 2012
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