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逢坂誠二さんは、道路特定財源問題を次のように述べています。私も同感とするところが多く、日記に書き留めておきたいと思います。以下、引用1.自動車関係諸税は問題が多い?道路特定財源を含む自動車関係諸税は9種類で複雑?多くの税目で本則の二倍近い税率?揮発油税、軽油引取税などは、消費税との二重課税 2.自治体の現行額をしっかりと守ることは必須?道路特定財源5.6兆円(国:2.4兆円 自治体:2.2兆円)?暫定税率分2.7兆円(国:1.7兆円 自治体:1.0兆円)?自治体分の2.2兆円は、極めて重要な財源(道路整備以外にも、道路の維持管理、除雪、道路関係の人件費・事務費、道路関係起債償還費などに使われている。道路関係の一般財源的なものともいえる)?自治体の現行額を減らすことは絶対にできない(減額で自治体予算組はできない、自治体財政は、無謀な地方交付税5.1兆円もの減額で瀕死の状態)3.特定財源制度は中央集権の典型?中央が使途を決めて、地方が実施することは中央集権と非効率の典型?もちろん道路整備は重要であり、まだまだ必要なものも多い?効率的・効果的な整備が重要(補助指令待ちの秋期着手、何度もの折衝…) 4.一般財源化は地域主権社会実現の試金石(道州制にも関連)?地方が、自己責任で道路にも使えるし、他の事業にも使える?救急医療のために道路整備が必要との議論は地域の実態を踏まえた現実的なもの?その一方、本来は医療機関整備に資源を配分するのが筋?これらについて、地域が選択できることが重要 5.「44年」も続くことは「暫定」なのか?34年の間に暫定措置を9回延長(平均3,4年程度)?今回は10年延長(これなら暫定ではなく、恒久措置だ)?本当に必要なら、暫定の延長ではなく、本則でもっと正面から議論すべき?特定財源制度は54年も続いているが、これも妥当なのか? 6.民主党の予算案と59兆円の中期計画は妥当か?59兆円の妥当性をしっかり議論することが重要?直轄負担金の配分を地方が主体的に議論することが真の分権?真の問題は、日本の予算情報を官僚が独占していること?与党すら真の情報を知らない?私の仕事の、4割くらいは、情報を開示させること(民主主義国家とは言えない) 7.暫定税率の廃止が真に目指すものは?資源配分の変更(道路のみ→道路を含む医療・福祉・教育・環境など)?地域主権の確立(地域が責任をもって自主的に使途を決める)?特別会計改革(国民から遠く不透明な特別会計→ 一般会計)?財政構造改革(利権、談合、既得権益→ 少予算で効率的効果的な執行をめざす)?こうしたことの結果として、現下の燃油高にも対応できる(単にガソリンや軽油価格を引き下げることではない) 9.暫定税率の廃止は日本の構造改革につながっている ==== 私は、道路整備の重要性を強く認識しています。しかし、この厳しい財政事情の中で、医療・福祉・教育などの予算は、切り詰められています。 また環境対策や食料対策も重要です。 こうした中で、限られた資源を効率的・効果的に配分する工夫が必要です。 その突破口を開くのが、道路特定財源問題ではないでしょうか。
2008.01.27
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年明けとともに、マスコミは地峡温暖化の問題を盛んに取り上げるようにななりました。また、多くの企業もどうすれば、温暖化ガスの削減に貢献できるか知恵を出し始めました。とっても歓迎する出来事です。数年前からこのことについて機会あるごとに個人としての取り組み、地域としての取り組み、自治体としての取り組みについて微力ですが喚起を促す行動をとってきました。当時は、森林が町面積の多くを占めているのだから、私たちの町は貢献しているのであって特に行動することは無いといわれたり、嘲笑されたりもしました。そうではないということが、なかなか理解されなかった面もありました。今年は、特に洞爺湖サミットの関係もあるのでしょうが、単なるブームで終わることの無いよう、希求する一人です。環境問題については、さらに一歩進んで、社会の進んできた道を考え直す大きなテーマでもあります。レスター・ブラウンさんが書かれた『プランB』を一読いただくようお勧めです。
2008.01.08
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皆さん、明けましておめでとうございます。全国的に寒波の中で新年を迎えましたが、私が迎えた地では、陽光うららかな新しい年の始まりです。学生時代以来、久方ぶり、30年以上も昔の以来の『ふるさとを離れた地でのお正月』です。まだ、もう少し時間のかかる仕事ですが、離れてみるとそれなりにふるさとのことが気がかりでもありますが、また、違う一面が見えてきます。『井の中の蛙、大海を知らず』という諺が当てはまるのかどうかわかりませんが、一歩、大海に船を漕ぎ出した感覚でもあります。今は、引き受けた仕事の一日も早い完成が目標ですが、私的には、与えられたチャンスを充電期間として捉え、大海の大きさ、その広さと、深さと、その環境、そこに棲む様々な生活を貪欲にこの目で捉えていこうと思っています。皆様におかれましても、いい年でありますようお祈り申し上げます。頓首
2008.01.01
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