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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2007.04.21
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カテゴリ: 文芸

 それからしばらくして、古本屋さんに行ってみると、
 新品同様の『華麗なる一族』が、上・中・下巻と三冊揃って並んでいました。
 価格は、各315円也。

 へ~っ、思ったより、随分安いんですねぇ……。
 ま、私の場合、ドラマも随分いい加減に見てたから、
 原作の方は、きちんと読んでみようかな、
 ということで、三冊まとめて購入しました。

読書を開始してみると、これがなかなかの強敵。

1ページを読み進めるのに、予想以上に時間がかかる。
最近、1ページ当たりの行数が少ないものばっかり読んでたからなぁ……。

お話の方はというと、ドラマとは違って、
最初の方は、キムタクが演じた万俵鉄平がメインではなく、
あくまでも、万俵大介を軸に展開していきます。

都市銀行再編の動きの中、小が大を喰う合併へ向けて、
大介が、様々な駆け引きを展開。
子どもたちの婚姻を利用して築き上げた閨閥を最大限に利用して、
日銀や政治家と深く関わりながら、一歩一歩行動を進めていく。

彼の行動には、万俵財閥の領袖として、
その地位を守り、さらに発展させていこうという、強い意志が感じられます。

息子の鉄平が進めようとしている、阪神特殊鋼の高炉建設に際して、
融資を部分的にしか受け容れないという、冷たい対応となって表れるのです。

上巻を読んでみて、私が、鉄平以上に気になったのは、銀平という存在。
ドラマでは、どの程度に扱われていたのかは、知らないけれど、
原作における彼の存在は、


上巻では、阪神銀行の合併相手を、まだ決め切れていないものの、
そのヒントは、大介が鉄平の言葉の中から獲得しました。
まだまだ、先は長いですが、これより、中巻にチャレンジします。





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Last updated  2007.04.21 17:41:02 コメントを書く


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