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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2009.09.05
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カテゴリ: 文芸
小栗旬くんが、映画『TAJOMARU』(2009年9月12日公開予定)のことをTVで話していた。
そのとき、彼が演じている盗賊・多襄丸というのが、
芥川龍之介の短編『藪の中』に登場する人物だと聞き、興味がわいたので、
青空文庫 で早速読んでみた(私は「 Virtual Book 」というテキストビュワーを使っています)。

お話しは、事件について語る7人の証言で構成される。
証言しているのは、木こり、旅の僧侶、検非違使庁の下級刑吏、死んだ男の義母、
そして、事件に直接関わった盗賊・多襄丸、死んだ男の妻、そして死んだ男である。
死んだ男の証言は、巫女の口を借りて語られる。


しかしながら、この3名の証言が、肝心なところで全て食い違っている。
多襄丸は、太刀打ち(決闘)をした際に自分が男を殺したと言い、
男の妻は、小刀(さすが)を使って自分が夫を殺したと言い、
男は、妻が落とした小刀を使い自刃したと言う。

即ち、3人の証言者は全て、自分が男の命を絶ったと証言しているのである。
また、殺した理由として語られる内容もそれぞれに違う。
なかなかに難解……。
このお話しの解釈については諸説あるようだが、
ちゃんとした決着はついていないようで、
それ故、真相がハッキリしないことを「藪の中」と言うようになったとか。

黒澤明監督の『羅生門』が、このお話しを元にして作られたことを、

そして、その映画作品の中では、
一応、真相が明らかになってエンディングを迎えているらしい。

ただし、今回公開される『TAJOMARU』は、
時代も設定も、この作品とは全く別物で、
小栗くん演じる盗賊の名前が、そこから採られただけのようだ。





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Last updated  2009.09.05 15:46:05
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