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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2010.01.22
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カテゴリ: 文芸
 「斜視」の少年と、彼を「仲間」と認識する一人の少女。
 中学校の同級生である二人は、他の生徒たちから、
 毎日毎日、言葉にするのもおぞましいほどの、酷い苛めを受けながらも、
 二人で手紙のやりとりを始め、別の場所で出会うほどに急接近していく。

 そして、少女が苛めを受けている原因となっている「汚れ」は、
 彼女が、生き別れとなった父親と暮らした日々を忘れないために、
 彼女自身が意図的に作り出し、決して手放そうとしない「しるし」だった。
 少女は、そのことによる苛めを、積極的に受け入れようとさえしている。

一方、苛めによってひどい怪我を負った少年は、

そして、その病院の医師から、自分が苛められる原因である「斜視」が、
意外にも、簡単に手術で直ることを教えられる。

ところが、その後、その病院で偶然に出会ったいじめグループの一人から、
予想もしなかった、次のような言葉を聞くことになる。

  「君の目が斜視っていうのは、君が苛めを受けている決定的な要因じゃないんだよ。」
  「べつに君じゃなくたって全然いいんだよ。誰でもいいの。
   たまたまそこに君がいて、たまたま僕たちのムードみたいなのがあって、
   たまたまそれが一致したってだけのことでしかないんだから。」

この場面で、二人が交わす哲学的ともいえる言葉のやり取りは、
この物語における、核ともなるべき部分である。
それは、現代のいじめを生み出す生徒同士の歪な関係を表現しているという以上に、


物語終盤、少年と少女を襲った究極の苛めによって、
少女が、その後どうなってしまったのかは明らかにされていない。
だが、少女はあくまでも「しるし」を維持し続ける態度を貫き通そうとしたのではないか。
そう、「新しいひと」を決して受け入れることなく、あくまでも「本当の父」に拘り続けた。
そして彼女は、少年にも「仲間」として自分と同じ態度を求め続けたのだが……


それは、本当の母について色々と語ってくれたうえで、
それでもなお、手術を勧めてくれた「新しい母」の言葉に促されて。

手術後、少年の目の前に広がる景色は劇的な変化を遂げる。
それは少年自身の変化のようでもある。新しい自分の始まり。
その景色をどう受け止めるのか、少年の決断をどう受け止めるのかは、
それぞれの読者次第である。

   ***

今日、 「2010年本屋大賞」 ノミネート10作品のうちの一つに本著が選ばれた。
そして、最近読んだ『ミーナの行進』や『対岸の彼女』も、
かつて、この賞にノミネートされたいたことに気付いた。
でも、去年、一昨年のノミネート作品は、まだ一冊も読んでいない。





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Last updated  2010.01.23 00:04:58
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Re:ヘヴン(01/22)  
ころちくわ  さん
私も読んだ後、背筋が寒くなりました。

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