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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2010.05.05
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カテゴリ: 経済・ビジネス

 しかしそれは良い意味で、期待を裏切ってくれたということ。
 本著冒頭、『ホテル・アイリス』のお話しからしてとても面白い。
 個別原価管理による内製・外注比較という、やや難解な話題にも関わらずだ。

 そして本題に入ると、節約・コスト削減のための三つのしかけについて説明。
 その一つめは「節約することが社員の利益につながる」こと。
 二つめは「ルールやシステム化で社員に節約・コスト削減を推し進めさせる」こと。
 三つめは「強制的に必要経費を制限される」こと。

  水道料金を減らしたいのであれば、「無駄遣い禁止」という貼り紙をするのではなく、

  電気の節約をしたいのであれば、「人がいないときは会議室の電気を消せ」というのではなく、
  5分以上人がいないときには自然に消灯するセンサーをつける。
  努力を求める節約は、必ず失敗するからだ。(p.85)

これは、二つめのしかけについて述べた部分だが、
「努力を求める節約は、必ず失敗する」というフレーズは、私の心に強く響いた。
もちろん、水道の蛇口にストッパーをつけたり、電気のセンサーをつけるためには、
それなりの経費が必要になってくるわけだが。

  これまで紹介した三つの節約の「しかけ」が利用している人間特性は、次の三つだ。
  ・人間は、愉しいこと、自分の利益になることしか進んでやろうとしない
  ・人間は、ルールやシステムがないと、高い倫理観を持ち続けられない
  ・人間は、強制的にやらされることしか達成できない(p.87)


さらに、次の部分にも思わず頷いた。

  成功本やダイエット本を読んでも、多くの読者がその試みに失敗するのは、
  1.具体論が書かれず、抽象的な議論に終始していること
  2.「何が成功か」という定義がなされていないこと
  3.「努力すること」を前提にしていること


著者が意図的に、そのような記述に徹しているというのが現実であろう。
なぜなら、1や2を明らかにしたり、3を当然のこととしないと、
読者が本を読んで頑張ったのに上手く行かなかった場合(実はその方が圧倒的に多い)、
著者たちは言い逃れをすることが出来なくなってしまうから。

  ここにこれまで誰も語ってこなかった「見える化」の本当の意味がある。
  なぜ各部署・各社員に「これまで使った経費一覧です」と定期的に送付しているだけで、
  経費削減に成功するのか。
  なぜ出費一覧を紙に書き出しておくだけでお金が貯まり出すのか。
  なぜ在庫の数を毎日オフィスに表示するだけで、在庫が減り始めるのか。
  そして同時に、なぜ儲かっている会社は、必ず利益目標を数値化し、
  それを紙に印字し貼り出したり配ったりして社員と共有するのか。
  それは「見える化」によって、実現すべき「利益目標」と
  「現状(経費実績・預貯金額・在庫数)」のギャップを埋めようと、
  現実を目標に合わせようとするからである。(中略)
  そして、この「見える化」の効果に魅了されたとき、
  浪費によって得られる快楽よりも、節約によって得られる快楽が大きくなっていく。(p.187)

本著では「節約術100連発」と銘打って、
具体的に何をどうすればいいのかという節約のアイディアを数多く紹介してくれている。
しかし、それ以上に本著を読む価値があるのは、
「努力を求める節約は、必ず失敗する」と「見える化」について知ることができることだ。





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Last updated  2010.05.05 12:11:45 コメントを書く


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