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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2010.09.25
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カテゴリ: 社会・政治・時事

 このご時世、「派遣切りは正しい」なんて声高に叫ぼうなら、
 各方面から袋だたきに遭うのは目に見えている。
 それを承知で、著者はこの本を出版した。

 「弱者の視点」が国をダメにする。
 これも、世の流れとは全く逆行する主張である。
 でも、「弱者は常に正しいのか」と問われれば、
 そりゃ、「常にそうとは限らない」と答えるしかない……

ともかく、本著において著者は後先考えず(?)かなり本音を言いまくっている。

(私にしても、後半のプラチナタウン構想なんかについては「?」である)
それでも、中には誰もが「本音としてはそうだなぁ」という部分があるのではなかろうか。

  思春期に粗暴な行動に出る生徒はいつの世にもいました。(中略)
  けれど、「悪ガキ」「悪童」「不良」と呼ばれた少年少女にしても、
  校舎を破壊し、消火器を噴射して回るなんて行動に出ることはなかった。
  ワルにしたって、越えてはならない一線を心得ていたものです。(p.45)

確かに、どんなワルにも以前はあった「仁義」というようなものが、
全く感じられない、とんでもない、信じられない行動が目に付くようになった気はする。
そして、その理由を著者はこう述べる。

  そこには自分が周囲から如何にかけ離れた存在であるかを理解していたがゆえ、
  これ以上の行為を行おうものなら、


なるほど。
それは、そうかも知れないと、結構納得してしまった。
そして、著者はこう続ける。

  ところが、自分よりもっとすごいことをしているヤツがいる。
  同じ境遇に身を置く人間がいる……と知れば、一面識もなく、

  自分は決して社会のはぐれ者ではないという意識を抱くようにもなるでしょう。

これが情報化時代の怖いところかも。
知らない方が良いことが、実際にはある。
知りすぎてしまったがために、苦しむことになってしまうことが結構ある。
それは、知ってしまったがために、自分のものを見る尺度が歪められてしまい、
それによって、自分の目の前のことは、ほんの些細なことにしか見えなくなってしまうこと。
とんでもないことをしているのに、大したことじゃないと感じてしまうこと。
自分の行動にブレーキがかからなくなってしまうこと。

  一つの事件がニュースとして取り上げられるたびに、
  それが野火のように瞬く間に拡散していく状況を見るにつけ、
  わたしはまるでメディアが手口を教え、問題を大きくしているように思えてなりません。
  しかも、メディアがそうした行動に出た青少年を厳しく叱るならともかく、
  たいていの場合、理解を示し、問題の原因を教育制度や社会、
  そして行政、政治のせいにしてしまう。

これは、少年問題だけにはとどまらない。
今の日本においては、一事が万事この調子である。
これこそが、衆愚の時代の本質であろう。





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Last updated  2010.09.25 10:44:28 コメントを書く
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