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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2011.10.30
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カテゴリ: 社会・政治・時事

 アウグストゥスの姉・オクタヴィアの孫、
 3代皇帝カリグラの叔父に当たるが、ユリウス一門ではないことから、
 当初、皇位継承候補者として考慮されていなかった。

 また彼は、左右の均衡を欠く弱々しい体格で、背は平均より低め、
 姿勢もよくなく、右足を引きずりながら、ガクガクとした歩調で歩く。
 さらに、頭を動かす癖が抜けず、緊張度が高まると、どもる癖もある。
 頭部は小さく、顔は逆三角形であごは貧弱、狭い額に三本の深い皺があった。

しかし、カリグラが亡くなり、ユリウス一門に男がいなくなってしまった時、

こうして、それまで歴史の研究と著作に専念していた男に、予期せぬ扉が開かれた。
ところが、この男、なかなかなものだったのである。

  ドイツの大歴史家モムゼンによって本格的にはじまった、
  帝国全域にわたっての碑文の収録とその刊行によって、
  われわれ後世の人間でも、ローマの皇帝たちが遺した非著名な史実、
  つまり通常の行政の成果までを知ることができる。
  この種の研究の発展が、著名な史実にばかり眼が行く傾向の強い
  古代の歴史家によって断罪される一方であった、
  ティベリウスやクラウディウスの復権にもつながっていくのである。
  クラウディウス一人に話をかぎっても、
  彼が作らせた街道、彼が決めた植民都市、彼が定めた同盟諸国網の再編成、

  実にあの広大な帝国の全域におよんでいる。
  自分の眼で見、足で踏むこともしなかった地域へのこの的確な配慮は、
  五十歳までに蓄積した書物からの知識に立脚していたのにちがいない。(p.83)

60歳にして三度の結婚を経験していたクラウディウスは、当時独り身に戻っていたが、
34歳の未亡人、ユリア・アグリッピーナの猛烈なアタックに屈し、妻に迎えた。

歴史家たちは、その母を大アグリッピーナ、その娘であるこちらを小アグリッピーナと記す。

この小アグリッピーナには、前夫との間に生まれた12歳の息子がいた。
そして彼女は、皇帝の妻となり、いずれは息子を皇帝にし、
その母として、ローマ帝国の統治を行おうと、クラウディウスに接近したのであった。
この野心家の若い妻に、皇帝は散々振り回されることになる。

皇帝は、実の息子がいるにもかかわらず、
小アグリッピーナの主張を受け入れ、彼女の連れ子を養子に迎える。
そして、この養子は皇帝の実の娘・オクタヴィアと結婚し、16歳で元老院デビュー。
この養子こそが、後の4代皇帝ネロである。

皇帝就任から13年後、63歳のクラウディウスは、この世を去る。
歴史家たちの間には、小アグリッピーナが毒きのこを用いて殺害したとの説がある。
そして、皇帝死すの発表後、元老院は、近衛軍団を従えたネロに全権授与を決議し、
16歳の若者が、市民の期待の中、後継者となったのである。





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Last updated  2011.10.30 18:10:46 コメントを書く
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