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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2016.06.19
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カテゴリ: 社会・政治・時事

 東京五輪エンブレム問題の佐野研二郎さんや
 STAP細胞問題の小保方晴子さんが異常な叩かれ方をしたことについて、
 著者の和田さんは、p.31でこう述べています。

 自己責任論の背景にある「自分たちは正義である」という強い考え方や、
 清濁併せ持った存在やグレーの部分を認められない認知成熟度の低下が、
 その原因としてあると言います。
 そして、その元凶となっているのがテレビ局です。

  全局一致団結して叩くというテレビの存在は、正義とマジョリティの混同も引き起こします。

  たとえば長年の介護疲れによる殺人事件があったとします。
  介護で疲弊していない90%の人間は、「どんなことであれ殺すなんて許せない」と、
  自分が正義であると信じ込み、そうでないマイノリティの人間を叩きます。
  もちろん、私は殺人が許されるなどというつもりはありません。
  しかし、誰もが明日から介護に追われる身になる可能性があります。
  疲れ切って疲れ切って、それでも最後まで自宅で肉親の面倒を見たいと思うあまりの悲劇、
  それは決して他人事ではありません。
  そうなる前に社会のサポートはなかったのか、
  そうした議論をせずに犯人を叩き、弱者への配慮を失ってしまうのです。(p.36)

こういった想像性の欠如こそが、「この国の冷たさの正体」だと思います。
それは、次のようなケースについても同様です。


  ギャンブルを黙認した国の責任や、パチンコ会社の責任を問う人は誰もいません。
  アルコール依存症で酒造メーカーを訴える人もいません。
  だらしない人間だ、でおしまいです。
  そこには、意思が強ければ、パチンコや酒など止められるはずだという思い込みがあります。
  それが自己責任論の根拠です。

  というより意思を破壊される病気なのです。
  依存症患者は、快楽を追求して依存状態になっているわけではありません。
  本人はほとんど強迫観念に突き動かされているのです。(p.44)

この部分は、精神科医らしい著者の指摘であり、
このことを、世間の人たちはもっと正しく理解しておかなければならないと思います。
「民意」や「自己責任論」を振りかざし、「弱者」を叩くだけでは、
本当に大切なものを見失い、やがて自分自身の首を絞めることになってしまいます。





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Last updated  2016.06.19 11:09:42 コメントを書く
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