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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2018.09.01
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カテゴリ: 社会・政治・時事
​ ​ 著者の阿部さんが代表を務めるNPO法人は、
 日本で初めて加害者家族支援を始めた組織。
 その体験をもとに書かれたのが本著で、
 あまり知られることのない加害者家族の実態が記されている。

 本当にたくさんの実例が次々に示されていくが、どれもこれも衝撃的。
 突然、身に降りかかった事態に翻弄され、もがき苦しむ様が伝わって来る。
 もちろん、個人が特定されぬよう変更を加えたり、仮名を使ったりするとともに、
 あまり詳細な内容に踏み込み過ぎないよう、抑制をきかせた記述にとどめている。

これは、加害者家族を保護するためには、やむを得ぬことだろう。
しかし、ひとつの事件を丹念に追って書き上げられたルポタージュに比すと、
読む側としては、少なからず物足りなさを感じてしまうのも確か。
いずれ、被害者家族に深く迫った作品が登場することを期待したい。

   ***

  加害者家族という立場になってから、
  世の中の不条理にはすっかり慣れてしまった。
  言われる筋合いのないことをとことん聞き、
  謝る必要のない場面でもとにかく頭を下げる。
  こうして家族は居場所を確保してきた。
  塀に中にいた兄には、社会的制裁の怖さがまだわからないのだろう。

  加害者家族にとって、事件は終わらないのだ。(p.38)

実際に犯行に及んだ加害者は、塀の中にいることで守られ、
自身は何もしていない加害者家族の方が、世間の厳しい風にさらされ続ける。
この何とも言いようのない不条理さ。
しかし、これは日本の社会の在り様が一因となっているようだ。


  むしろ罪を犯した本人以上に、家族に批判が集中する。
  メディアスクラムに代表されるように、
  加害者家族を追いつめようとする傾向が、
  欧米諸国より強いのである。(p.171)

既に成人した子供の過ちについて、当然のように親に謝罪を要求する日本。
逆に、生計を別にしている親の過ちについて、子供に謝罪を要求する日本。
私たちは、自分とは別の人格に対して、どこまで責任を負えばいいのだろうか?
日本人は、個人として「自立」することが、まだ出来ていないように感じてしまう。





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Last updated  2018.09.01 15:27:46コメント(0) | コメントを書く
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