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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2019.02.24
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​  本著は、2006年に『東郷室長賞』として自費出版された書籍を、
 著者・小林和彦さんの友人・望月智充さんが、より多くの人に読んでもらおうと、
精神科医の岩波明さん と新潮社に相談の手紙を出したことがきっかけとなり、
 2011年11月に発行されたものです。

  本書は、統合失調症と診断された著者が
  自らの精神疾患の体験について綴った
  出色のドキュメンタリーであり、


これは、本著巻末「解説」に記された岩波さんの文章ですが、
本著は、小林さんの手による本編だけでなく、
この「解説」を必ず読む必要があります。
先に「解説」を、それから本編を読んでもいいかもしれません。

  10月15日、僕の思考(言葉遊び?)は頂点に達する。
  今、読み返してみると、病的なところもあり、
  専門家なら「分裂病、あるいは躁病の特有症状だ」と分析することだろう。
  今更どう言われようと構わないので、そのまま書き写す。
  前述したレストラン「おあしす」で書いたもの。
  隣のテーブルに座っていたおじさんが、
  僕の様子を見て目を丸くしていたのを思い出す。(p.282)


小林さんが、柏崎厚生病院で「統合失調症」の診断名を知らされたのが1992年頃、
そして、本著を記したのは1993年から1996年頃のことですから、
自らを統合失調症患者として捉えたうえでの記述です。

  しかしながら、比較的まれな例にはなるが、
  統合失調症と躁うつ病の両者の特徴も持つ「中間型」と考えられる症例も散見する。

  躁状態やうつ状態などの感情面における病相を繰り返す一群である。
  このような一群に対してはさまざまな診断名が与えられてきたが、
  今日の診断基準においては、「統合失調感情障害(失調感情障害、分裂感情病ともいう)」
  という診断名が用いられている。
  小林氏の症状と経過からすると、彼の診断は統合失調症よりも、
  この統合失調感情障害という病名が適切であると思われる。(p.375)

これは、「解説」における岩波さんの一文。
小林さんが自らを分析した文章と、ほぼ同じ内容です。
岩波さんが本著「解説」を書かれたのは、2011年9月ですから、
それよりずっと前の段階で、自らの病相を正確に捉えていたことが分かります。

小林さんの闘病は、本著を読む前に私が想像していたレベルを遥かに超えるものでした。
その中で、これだけの記録が残されたことは、本当にすごいことだと思います。
まさに「ボクには世界がこう見えていた」というネーミングがピッタリ。
彼が見た景色の変遷は、統合失調症を理解するうえで大いに参考になるものです。
​





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Last updated  2019.02.24 12:28:01コメント(0) | コメントを書く
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