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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2019.11.30
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​ ​ 内科を専門とする産業医が、自身のこれまでの経験から
 現在のうつ病のパラダイムに疑問を投げかける一冊。
 文中には「あらかじめお断りしておきますが、~つもりはありません」
 という表現が多用されますが、否定的姿勢であることは疑う余地がありません。

DSM が主流となる以前の日本では、
  ドイツ医学の流れをくむ精神病理学に基づいてうつ病が診断され、
  激しい気分の落ち込み(うつ状態・抑うつ反応)が、

  体の病気に由来するものを「外因性」、
  それ以外のもの(はっきりした原因は不明だが、
  遺伝・身体レベルの何らかの障害に由来すると仮定されたもの)を
  「内因性」と分類していました。
  このうち、いわゆる「うつ病」と見なされていたのは「内因性」だけです。(p.30)

ところが、現在では、うつ病の診断基準が広げられてしまったため、
本著で言うところの「本当のうつ病」である「内因性」ではないのものに対しても、
「うつ病」の診断が下され、投薬治療が行われていることに疑問を呈しているのです。
世間で「新型うつ病(現代型うつ病)」として知られる
「ディスチミア親和型うつ病」が、その典型です。

第2章「うつ病を量産する、いいかげんな仮説」における小見出しには、

「海外の大手製薬会社が日本にうつ病を『輸出』した!?」
「SSRI発売後もうつ患者が増え続ける不思議」
「モノアミン仮説はあくまでも仮説のひとつ」等が並びます。

また、第3章「うつ病の診断がおかしい」には、
「不真面目な精神科医ほど人気が出る!?」

「DSMでは人生の悩みとうつ病を区別しなくていい」
「DSMは本来臨床診断用のマニュアルではない」等が並んでいます。

そして、第4章「うつ病の投薬治療がおかしい」の小見出しは、
「『本当のうつ病』は、実はそれほど多くない」
「自殺を防ぐための薬の副作用が自殺!?」
「やみくもな長期投薬治療は薬を使ったロボトミー」
「もはや製薬会社もモノアミン仮説やDSMを信用していない」等です。

これらの記述を受け、
第5章「うつ病のパラダイムがおかしい」という本著の主題が論じられ、
第6章「薬を飲む前にできること」で締めくくられています。
ほとんどが、どこかで見たことのある内容でしたが、目新しい情報もありました。

例えば、アメリカでうつ病と診断され、レクサプロを処方された患者が、
3か月経っても症状が改善しないと主治医に訴えたところ、
SSRIの処方を中止してビタミンDを投与する栄養療法的治療に切り替え、
さらにTMS(経頭蓋磁器刺激療法)を行って改善した例などです。

また、新しいタイプの抗うつ薬として、ケタミンが注目されているという記述もです。
もともと麻酔薬として使われてきた薬で、
現在日本では麻薬に指定されているため、使用が制限されていますが、
その抗うつ作用と即効性が注目を浴び、製薬会社各社が開発に挑んでいるとのこと。

本著は2018年3月に発行されたものです。
内容的に大部分のことは既知の事柄 だとしても、
このように新しい発見もあるので、
やはり、定期的に新刊は読むようにしないといけないなと感じました。





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Last updated  2019.11.30 10:34:35コメント(0) | コメントを書く
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