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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2021.09.26
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カテゴリ: 文芸
​ ​ 表題作「氷獄」を含め、4つのお話からなる一冊。

 「双生」は、1994年春に、碧翠院桜宮病院の双子の姉妹・小百合とすみれが、
 田口の指導の下、東城大学医学部付属病院で短期研修を受けたときのお話。
 痴呆傾向のある妻に付き添う夫がパーキンソン病であると気付いたすみれは、
 神経内科学教室のカンファレンスで、脳への通電による治療を提案しますが……

 「星宿」では、2007年冬に、東城大学医学部付属病院別棟オレンジ新棟で、
 如月翔子が、髄膜種の手術を受けることを躊躇っている入院患者・村本亮の
 「南十字星を見たい」という希望を叶えるべく、便利屋の城崎や牧村瑞人、


「黎明」は、2012年春の東城大学医学部付属病院ホスピス棟が舞台のお話。
かつて黎明病院で勤務していた黒沼師長は、「医療はしない」という方針の持ち主ですが、
看護師の若槻奈緒は、新しく入所してきた千草やその夫・章雄の希望を叶えるべく行動。
田口が若槻と連携し、1年前から入所している山岡の正体を暴き出します。

「氷獄」は、バチスタ事件の被疑者・氷室の国選弁護人となった日高正義が、
田口、藤原看護師、時風新報の別宮葉子記者、白鳥、警視長の斑鳩警視正、
東京地検の福本検事正、彦根新吾、南野検事総長、極北市民病院の三枝医師らに会いながら
裁判に臨む様子が描かれますが、最後には思いもよらない結末が……。

   ***

『スカラムーシュ・ムーン』 以来、久しぶりに海堂さんの作品を読みましたが、
お馴染みのメンバーが次々に登場し、思った以上に楽しむことが出来ました。

さて、今回最も心に残ったのは次の箇所でした。

  あの時死んでしまえばラクだったと思うこともある。
  でもそんな風に思えるのも今生きているからだ。
  自分は自分のためだけに存在しているわけじゃない。
  お前の存在は他人のためでもある。

  生まれて初めて南十字星を見た。
  それはお前がいなかったら絶対に起こらなかったことだ。
  それだけでもお前が生きている意味はあるんじゃないかな。(p.71)

これは、村本亮にサングラスをかけた朗読係の少年(牧村瑞人)がかけた言葉。
そして、次はちょっと気になった箇所。

  スプリング8とは、神戸にある大型放射光施設で、
  理化学研究所が運営する巨大シンクロトロンだ。(p.176)

これは、神奈川県と静岡県の県境に桜宮市があったり、
浪速地検特捜部が存在したりする『桜宮サーガ』の世界における説明なので、
本当は気にする必要は全くないのですが……
現実世界で スプリング8 があるのは、兵庫県佐用郡佐用町で神戸からはかなり離れた場所です。
(神戸には、生命機能科学研究センターや計算科学研究センターがあります)





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Last updated  2021.09.26 21:39:38コメント(0) | コメントを書く
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