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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2026.07.20
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カテゴリ: 文芸
『ランウェイ☆ビート』 『ナンバーナイン』 『さいはての彼女』 『おいしい水』
『キネマの神様』 と同じ2008年に刊行された『ごめん』を、
 文庫化に際し改題した、4つの中・短篇が収められた一冊。
 因みに 『楽園のカンヴァス』 は2012年の刊行です。

   ***


この春、神戸にある国立大学に入学するひとり娘・明日香の詩が佳作に選ばれ雑誌に掲載された。
その雑誌に「天国の蠅」という詩が掲載されていると気付いた典子は、自身の父に思いを馳せる。
娘のバイト代寸借がバレると、自身の詩集を印刷販売するためだと言って、そのまま失踪した父。
娘の身体を奪った男を待ち伏せして殴りつけ、娘にバイト代を返却、母の手術代も全額払った父。

【ごめん】
結婚10年目の陽菜子は、結婚後3人目の男・正哉と二人でプーケット島のコテージにいた。
その際、夫・純一が事故で意識不明の重体となったことから不倫がバレ、正哉との関係も終わる。
後日、純一が毎月給料日に10,210円を「オリヨウ」に振り込んでいることを知った陽菜子は、
振込カードを手掛かりに高知の赤提灯のおかみに辿り着くと、10,210円を手渡し真相を聞く。

【夏を喪くす】
恋仲にある大物建築家・渡良瀬が情事の直後に発した一言から、咲子は胸のしこりに気付く。

建設設計・開発プロデュース会社の共同経営者・青柳は、自身が失明してしまうと咲子に告げる。
咲子は、渡良瀬に送信した別れのメールを夫のアドレスに転送後、道路中央線上に横たわった。

【最後の晩餐】
2000年の夏以来、久しぶりにマンハッタンを訪れた麻理子。
アパートで一緒に住んでいたクロは、2001年9月11日以来行方不明。

麻理子がクロを失ってしまう契機となったイアンも、自分ではないと言った。

   ***

  四人の女性は、読者の共感だけでなく、反発を買いそうな女性像でもあります。
  なんだかみんな野心家だし、自らの欲望には思実(忠実?)だし。(中略)
  四つの作品は解答編までは用意しません。
  事件を提示し、主人公がゆるやかな決意をするところで終わります。
  長編ではありませんから、掘り下げが足りない部分もありますし、
  物語の裏をもっと知りたいとも思わせます。
  しかし、たとえそうであっても読者はここで、
  作中人物と同じ「異物」を突きつけられるでしょう。(p.291)

文芸評論家の斎藤美奈子さんによる巻末「解説」の一部です。
それ故、どのお話も読後感はあまり良いものとは言えません。
もし、この一冊がマハさんの作品を読む最初の一冊だったら……
そう考えると、恐ろしいですね。





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Last updated  2026.07.20 17:29:58 コメントを書く
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