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かっこーさんより荷物が届く。…こんな本まで、貸し出ししてたっけ?荷物の中身を確認し、自慢だった記憶力の低下を、ますます実感する私だった(涙)。* 昨日のお届きもの *・「こどものとも391号 タトラのねむれる騎士」 ←オークションで落札・きたむらえり『たろのえりまき』 ←オークションで落札『たろのえりまき』はある方の日記を読み、面白そうだとチェックしていた本。落札しちゃった♪チビに読み聞かせしたら、喜んでくれる…といいなぁ(遠い目)。* 本日の読み終わり *駒崎優『運命は剣を差し出す』1巻 C・novels fantasia bk1/楽天 辺境の街道でヴァルベイドは負傷して戦場に置き去られた若き傭兵と 白い狼に出逢う。 この男こそ世に名高いバンダル・アード=ケナードを率いる隊長だった。 追われる身の彼らは珍道中を繰り広げるが、追跡は深刻化する一方で…。ホワイトハートで、英国中世騎士モノを書いている作者が舞台を中世風の架空の世界へと移し、主人公の平均年齢だってアップさせ(笑)、新シリーズスタートしたのが、この作品である。序章ともいうべきこの1巻目は、互いに追われる身である傭兵隊長と医者が偶然出会い、執拗に襲い掛かる追跡を振り払いながら、珍道中を繰り広げるようすを描いている。まだシリーズ始まったばかり。物語がどんな方向に転がっていくのか、まるで分からないんだけど、でもとっても面白いのよ~。命がけで戦場を渡り歩いてきた傭兵隊長と、いわくありそげな医者。接点なんかまるでない2人が偶然出会ったことにより、彼らの運命はどう転がっていくのか、そして作者は、どんなにわくわくするような冒険譚を読ませてくれるのか。とっても興味津々なり♪ま、主人公は30代の傭兵隊長と40代の医者(共に男性ね)だし、追手として登場するのはむさい野郎ばっかりと、まるで女っけがない話では、ある。だけど、ピーンチの時でも茶目っ気を忘れない傭兵隊長&護衛を務める白い狼のコンビに、表紙イラストがまるでアラ○ルンさま♪な黒髪の医者と、登場人物みな魅力的だ。傭兵と雇い主という立場ながら、少しづつ連帯感が芽生えていく様子が、読ませるのだ。続く2巻で、ようやくメインキャラが出揃うのだとか。もしかしたらあの人(あ、××かも!)なのかなぁ…と想像は膨らむばかり。“ここが一番書きたかったところ”と作者があとがきで語っているし、期待は高まる一方だ。どんなドラマティックな登場シーンが待ち受けているのかしらん。ぽわ~ん。そうそう、この1巻も「なんでこれからってシーンで終わってるのよッ!」だし(涙)、シリーズ名なのに、傭兵隊本隊だって、まだ姿を現しちゃいないし(苦笑)。思いっきり引っ張る引っ張る~。早く私に続巻を読ませろッ!!2巻目の刊行が、とっても待ち遠しいわ~!!(個人的に最大の関心とは“彼ら2人が髭を剃れる日はやってくるのだろうか?”だったりする/笑)。明日から4月。我が家にとっても新生活のスタートだ。何事もなく平穏無事な日々が過ごせますように(切実)。
Mar 31, 2004

ようやっと、私の風邪はピークをすぎたようだ。だけどバトンタッチするように、今度はダンナが風邪ッぴきに(涙)。鼻水が止まらなくって、毎朝、鼻炎用風邪薬を持って出勤し、職場じゃ鼻水かみっぱなしなのだとか。ダンナ、可哀相に。でも、私がうつしたんじゃないからねッ!昼間はぽかぽかぬくい陽気だけど、陽が落ちると途端に冷え込み、まだまだエアコン&ホットカーペットが欠かさないモンなあ。みなさまも風邪には、お気をつけくださいませ。その風邪ッぴきで苦しいダンナが、とっても嬉しいおみやげを持ち帰ってきたのだ♪じゃーん。職場のSさんからお裾分けされたという山尾悠子本など9冊セット。9冊の中に、私にとっての幻の1冊『角砂糖の日』があるじゃないかぁ~!!ああ~ん、嬉しい嬉しい。とっても嬉しい。狂喜乱舞の喜びの舞い♪こういう装丁をしてるのね(*^^*)。とっても素敵だわ♪すりすりすり。見つけて、思わずよだれが出ちゃったわ。じゅるじゅるじゅる。いや~いくら探しても出てこないものでも、あるところにはちゃんとあるんですねえ。しみじみ感慨に耽りながらも、「でもやっぱりSさん、持ってたんじゃーん!黙ってるなんてずるーい」ぶちぶち思ってしまった私だった(←をい^^;)。(Sさんには、感謝してもしたりないほど。ああ、なんかお礼しなくっちゃ!!)注:Sさんについて私が「心の師匠」と勝手に呼んでいる人物である。ダンナの、大学のOBにて同僚。ちょっと前まで、マニアックな古本コレクターだったと聞く。現在、自慢の蔵書をバシバシ売り払い、DVDソフトなどの購入資金に充てているのだとか。前から、いろんな貴重本を何冊も頂戴してる私なのだった。佐藤史生、須永朝彦、バルトルシャイティス著作集、三島本などなどなど。諸星大二郎、星野之宣、幻想文学もお借りして読み耽ったっけ。ぽわ~ん。Sさん曰く、私はSさんの辿った道を歩んでいるのだとか(笑)。(でも私、蔵書を全部売り払う&ひとさまにプレゼントなんてできないわ~^^;)常日頃尊敬している人物だけど、まだ2、3回しかお会いしてないのじゃ(汗)。* 本日のいただきもの *・山尾悠子『仮面物語』徳間書店・山尾悠子『夢の棲む街/遠近法』三一書房・山尾悠子『角砂糖の日』深夜叢書社・山尾悠子『オットーと魔術師』コベルト文庫・山尾悠子『夢の棲む街』ハヤカワ文庫JA・「別冊新評 SF-新鋭七人特集号」新評社・『SFファンタジーの世界』牧神社・「幻想と怪奇 吸血鬼特集号 1973年2月」歳月社・「幻想と怪奇 ラヴクラフト=CTHULHU神話特集号 1973年4月号」歳月社残念ながら『角砂糖の日』以外の山尾悠子本は、全部所有済み。『角砂糖の日』(歌集)は、すりすりしたくなるほどいとおしい。すりすり。『SFファンタジーの世界』は帯に“現代SF界の旗手ル・グィンのすべて”とあってどうやらル・グィンの評論本らしい。すっごく面白そう♪1978年発行の本なので、まだ「ゲド戦記」が全3巻なのがなんとも(苦笑)。あ、山尾さんの文章、見っけ♪「幻想と怪奇」は吸血鬼特集号は持ってたかなあ?ちょっと記憶があやふや。でも、2冊ともにC・A・スミスの短編が掲載されてて嬉しい~♪(*^^*)。監修が紀田順一郎さんと荒俣宏さんなのか。なんて贅沢な雑誌だったんだろう!!今日の「春休みBSアニメ特選」は「ジャングル大帝 劇場版」。昨日の「海のトリトン」に引き続き、チビと一緒に食い入るように見る。『火の鳥』も、そろそろ放映されるんだっけ?こっちもぜひ見たいなあ。なにげに手塚アニメに夢中な我が家なのだった♪
Mar 30, 2004

今日は休日。朝ちょっと遅めに起きてTVをつけたら…トリトンの姿が飛び込んできた。なぬ?なにゆえにトリトン?どうやら「BS春休みアニメ特選」として放映されたらしい。(オリジナル劇場版が放映されたようだが、TVシリーズのダイジェスト版みたい)そう!『海のトリトン』!ちっちゃい頃、すんごく好きだったのよ♪あまりにも大昔すぎて、エピソードやら細部については、綺麗さっぱり忘却の彼方なんだけど(苦笑)。だから大人になった今、改めて見ていると懐かしさがこみ上げてくるのと同時に「こういうお話だったのかッ~!」という新鮮な感動と喜びで胸がいっぱい。一緒になってトリトンを見てるチビに「ママがね~チビより、もうちょっと大きいくらいの頃に大好きだったアニメなんだよ~」話かけながらも、ついつい食い入るように見入ってしまう(苦笑)。話には聞いていたものの、謎だった衝撃のラストも見れて大満足なり(しっかし、難しい…)。しっかし、総指揮があの「ヤマト」の西崎義展さんだったんですねえ(驚)。富野さんが制作に関わっていたというのは知っていたけれど。そうそう、かなり成長するまで『海のトリトン』が手塚治虫原作だと知らなかったっけ(苦笑)。何にもまして驚いたのは、トリトン役の塩見翼の声が、変声期前だったこと。うひゃ~!!なんて贅沢なアニメだったんでしょう。ああ、今さらながら、トリトンに萌え♪(←をい^^;)* 本日の読み終わり *柳原彗『パーフェクト・プラン』宝島社 bk1/楽天 「身代金ゼロ!せしめる金は5億円!」 誰も殺さない誰も損をしない。 ネット・トレーディング、ハッカー、代理母など、今日的アイテムを盛り込んだ誘拐ミステリー。 第2回「このミステリーがすごい!」大賞、大賞受賞作品。 テンポよくスピーディに物語が進んでいくのは認める。でも、それだけというか。。。ページ数がそれほど多くないのに、幼児虐待、代理母、美容整形、ハッカー、痴呆老人など現代的アイテムを、ただたくさん詰め込んで書いただけ、という印象が強い。あれこれ詰め込めばいいってもんじゃないと思うんだけどなぁ。そのためなのか、人物造形、設定など全体的に書き込みが足りなく、薄っぺらい感じがしたし、物語も安直かつご都合主義だし、なんと言っても、作中でのリアリティがまるで感じられなかった。これ、致命的だと思うんだけどなぁ。単行本巻末に第二回『このミステリーがすごい』大賞の選評が掲載されてるんだけど「え~?本当にそうか~?」頭ひねりまくった私である。私、登場人物やら物語に、まったく魅力を感じなかったんだけどなあ。トホホ。でも“才能第一主義”と言われれば、そうなのかな?という気もするし、、、。次回作に期待しませうか?(ネタばらし→誘拐モノ(=クライム・ノベル)かと思って読むと、なんか人助けする人情話だし。人情話かと思って読んでると、ハッカー対刑事でバトルしてるし(汗)。この話、「パーフェクト・プラン」な誘拐モノなんじゃないの~?著者は何が書きたかったのか、とっても疑問だ。そうそう、自閉症についても勘違いしていると思ふ。←ココまで)家の中より屋外の方が、ぽかぽかしていて暖かい。春、ですねえ♪すぐ近くの公園の桜も、いつの間にやら、少しづつほころんでいたようだ。現時点で二分咲き、かな?今週中には満開になるかなぁ?今年もまたチビを連れて、お花見しに行こう♪
Mar 29, 2004

夕べ、寝る前に飲んだ風邪薬が効きすぎ(苦笑)。午前中いっぱい、な~んか意識が朦朧として夢うつつで過ごす。うーうー。使いモンにならなくって、とっても困った~(苦笑)。薬が完全に抜けた午後になってようやく、ごそごそと動き出す。半日損した気分だわぁ。はぁ。* 本日の借り出し本 *・『Love Stories』水曜社 bk1/楽天・メアリ・ホフマン『ストラヴァガンザ 仮面の都』小学館 bk1/楽天 「買った本があれだけあるんだから、無理やり借りなくってもいいんじゃないの~?」と思いつつ思いつつ。ついついあったから借りてきちゃった。『Love Stories』は恋愛小説アンソロジー。執筆者が山田詠美、鷺沢萠、佐藤正午、島田雅彦、谷村志穂、川西蘭、川島誠、角田光代と懐かしい&好きな作家の名前がずらり。これはもう、読むしかないでしょう。ご無沙汰している作家の皆さま、ゴメンなさい。ぺこり。(どうやら書き下ろしでなく、既出作品に収録された短編を収録したアンソロジーらしい。既読作品もあったりして。ま、完璧に忘れてるだろうけど、でもちょっとがっかりだわ)メアリ・ホフマン『ストラヴァガンザ 仮面の都』は21世紀のロンドンの少年が、パラレルワールドの16世紀のべレッツァに時空を超えて旅をする話らしい。…。どっかで、パラレルワールドのベネチアが舞台のFTを読んだ記憶があるんだけどなぁ。こっちのお話も面白いのかしらん?* 本日の読み終わり *長嶋有『ジャージの二人』集英社 bk1/楽天 作家志望で失業中の僕。父は二度の離婚で慰謝料に追われているが、 あまり働かない。そんな父と息子が携帯も届かない標高1100メートルの山荘で、 アンチ・スローライフな日々を過ごすことに…。父との関係をジャジーに描く。 妻の不倫から、夫婦関係が破綻しかかっている作家志望の「僕」。その現実を直視するのが怖く、妻との間の気まずい空気から逃避するために、自分同様夫婦関係が円満じゃないらしい父と一緒に、現実から切り離されていて、影響が及ばない安全な場所である避暑地の別荘に閉じこもる。本人達にとっては至福の、親子2人共に暮らす1週間の生活ぶりが淡々と描かれている。日常があまりにも淡々としすぎ(苦笑)。物語の起伏がなさすぎて、読み進めるのが、正直言ってとても辛かった。面白くないんだもん。ただ、父が取り出したジャージを文句を言うことなく、それどころか面白がって着れるけれど、「健康診断に行ってみたら?」とは言い出せない父と息子の微妙な親子関係。仲が良いようでどこかに屈託がある、2人の微妙な距離感に惹き付けられる。「ジャージの二人」から1年後の「ジャージの三人」を読んで初めて浮かび上がってくる事実があって、この何もなさすぎは、もしかして嵐の前の静けさなのかなあと思った私である。父と息子が過ごす、もしかしたら最後になるかもしれない人生の休暇の日々。。。そう思ったら、作品が醸し出すどこかほのぼのした雰囲気がたまらなく心地よいものに思えてきた。…もしかしたら、好ましい方向へと、深読みしすぎ?(苦笑)でもまあ、装画の大島弓子さんのイラストが、とってもいい感じ♪大島さんのイラストの雰囲気で読むと、とっても堪能できるかと思ふ。茅田砂胡『舞闘会の華麗なる終演』C・novels fantasia bk1/楽天 前作『天使の舞闘会』で語られなかった脱出劇を描いた『嵐の後』と、 ダンの息子ジェムが“母親の”ルウを探しに行くと言い出して大騒動になる 『宇宙一不幸な男』の2編を収録。確か前作『天使の舞闘会』で「暁の天使たち」シリーズが完結したんじゃなかったっけ?前作『天使の舞闘会』を読んでから、少なくとも3ヶ月は経っていて、最近、とみに記憶力低下が激しい七生子さんのこと、正確な内容は思い出せずにいる。(読み返して確認しようにも読んだ本、どこに仕舞ったっけ~?←をい^^;)でも、でも、でも。私の記憶が確かならば、この『舞闘会の華麗なる終演』に収録されてる2編のお話は『天使の舞闘会』の裏話と続編なんじゃないの~?ぜいぜいぜい。前作に“シリーズ「完結」”という言葉を使う必要があったのか、やっぱり私も疑問に思ふ。(「お笑い」の要素が強いから、外伝としたのが便宜上良かったのかなぁ?)個人的には「ヴァンツァーがしゃべった!」が一番の収穫だったかも(笑)。それにしてもダンが可哀相だわ~(貰い泣き)。キングとクィーンの息子と血筋も満点、独立心も満点、それなりに渋くて素敵なおぢさまなのに完璧にいぢめられキャラと化してるんですモン(苦笑)。よしよしよし。早く外伝が終わって「学園モノ」の本編が始まりますように(切望)。私が、純粋に読んだ本の感想だけ置いている「日記レンタルサイト すくすく」は今日の日付から、遡って3ヶ月前の日記は、書き込めないようになっている。(今日は3月30日でしょ。だから12月21日の日付の日記は、書き込めないのだ/涙)書き込めなくなる前にと、慌てて夜更けに『象の棲む街』と『事象の地平』の感想をUP。かなり気に入ってるんだけど、楽天みたく「いつの日記でも書き込みOKさ」にならないかなぁ。。。
Mar 28, 2004

昨日の疲れがあったためなのか、一日中、なんだかダラダラして過ごす。って云うか、昨日から鼻水が止まらない~(涙)。「嗚呼、これがあの噂に聞く花粉症というものなのか。ついに私も仲間入りしたのねえ」しみじみしながら、休む間もなく鼻水をかんでいたような(涙)。鼻のかみすぎで、鼻の下がひりひりするぅ(涙目)。でも“目玉を取り出してごしごし洗いたい”程の目の痒みはまったくない。やっぱり、風邪が完治してないだけなのかなあ?それにしても長引きすぎ!* 本日の読み終わり *アン・マキャフリー『天より授かりしもの』創元推理文庫 bk1/楽天 城を抜け出したプリンセスは森の小屋でひとり暮らし始めた。 天賜を分かちあう少年との運命的な出会い……彼の正体とは? 現代SFの女王マキャフリーが贈るロマンティック・ファンタジイ。ええっと「どんな女の子でも、自分の人生は自分の手で切り拓くべきべき」とか「女性の自立」とか「ベストパートナーを見つけよう」とかあれこれ教訓を探そうとせずに純粋なる「ガール・ミーツ・ボーイ」、チャーミングでキュートな恋物語として楽しみながら読むべきだと思う。手軽に読めるのも嬉しい♪それにしても「パーンの騎士」なんぞのマキャフリーの本筋SF作品を読まずに軽めのロマンティック・ファンタジイばかり読んでいていいのかしらん?ぽりぽり。栗田有起『お縫い子テルミー』集英社 bk1/楽天 恋は自由を奪うけれど、恋しい人のいない世界は住みづらい。 叶わぬ恋におちてしまった仕立て屋・テルミーの切なくも前向きな姿を描いた 「お縫い子テルミー」と「ABARE・DAICO」の2作を収録。お縫い子テルミー第129回芥川賞候補作。物語の冒頭、「流しの仕立て屋をはじめて三ヵ月がたつ」の一文にいきなり目が釘付け。一気に、どこか不思議な雰囲気がただよう物語世界に、惹きこまれてしまった。照美ことテルミーが恋した相手は「歌が恋人」と公言する女装の歌姫シナイちゃん。テルミーの叶わぬ恋の顛末と、恋しい想いを内に秘め、前向きに歩みだす姿を温かなまなざしで、優しく描いている。とにかく「流しのお縫い子」という設定が奇抜だ。魅力的だし、とてもそそられる。南の島から上京してきた東京で、「服を縫う」ことを天職として受け入れ、運命のおもむくまま自由に生きるテルミーがとってもチャーミングだ。たとえ初めての恋が叶わなくても、どこかでシナイちゃんと繋がっていることを信じ、顔を上げ、誰からも束縛されず、前向きに自分の運命を歩んでいく。そんなテルミーの姿はとても潔く、凛々しく、そして美しい。 私はふたつバックを持っている。ひとつには生活道具、 もうひとつには、裁縫道具が入っている。と言い切るテルミーに、たまらなく「頑張れ~!!」熱いエールを送りたくなる。読み終えて、爽やかな風を感じるようだ。とってもオススメ♪ABARE・DAICO訳ありの家庭環境のためなのか、妙にしっかりして所帯じみてる小松誠二、小学5年生。誠二の身の上に起こったひと夏の、とんでもない事件とその顛末をユーモラスに描いたお話。妙に大人びているようで、だけど年相応の子供っぽさを残す誠二。誠二のナイーブさ、複雑な胸の内を、丁寧に描いているところに、とても惹かれる。とんでもない事件のおかげで、家族にちょっぴり変化が訪れたし、親友オッチンとの友情も、より深くゆるぎないものとなったし(題名参照せよ^^)、そしてちょっぴり誠二も大人になった。ラスト、それまでどこか色褪せていたような世界が一変し、夏を主張し始める様子が、とてもいい。読み終わって、心がぽっと温かくなるようだ♪栗田作品を読むのは『ハミザベス』に続いて、これで二作目。彼女の作品が持つ、とぼけてるようなおかしみが読んでいるうちにクセになる。読み終えて、なぜか心のどこかに引っかかるモノが残るのだ。芥川賞は逃したけれど、独特の味わいのある作品を、これからもどしどし読ませて欲しいと思う。栗田作品、今後も要チェック!!チビに、昨日の東京行きで、何が一番楽しかったか聞いてみた。「プラレール!」満面の笑みを浮かべながら即答してくれた。あのなあ(苦笑)。あれはあくまでもおまけだったんだけど。トホホ。
Mar 27, 2004

“チビ祝ご入園”の記念に、早起きして新幹線に乗って東京方面へと出かけてきた。あ~シンド。我が家の場合、家族で出かけるときは必ず車で出かけるから、“東京”へ“家族3人”で“電車に乗って”出かけるというのは、初めての体験なんである。朝6時半近く、丸まって寝てるチビの耳元で「Maxやまびこに乗って東京に行くんでしょ」と囁いてしゃっきり覚醒させ(笑)、予定通りに朝7時過ぎに家を出る。で、で、で!生まれて初めて新幹線のグリーン車に乗っちゃった♪チビを膝抱っこしながらもゆったり座ってられるのは、まさにグリーン車ならでは。しかもMaxやまびこはオール2階建て車両で、座った席が2階の席だ♪車窓からの景色もばっちし見れて、乗り物好きのチビだけじゃなく私までもが大満足なり。不満があるとすれば…1時間も乗らない内に、東京に着いてしまうことかしらん(笑)。到着したホームで、チビとMaxやまびこ&つばさとの記念撮影会が行われたのは言うまでもない(笑)。(春休み中とあって、我が家みたくそんな撮影会してる家族連れが、ちらほらあったと言ふ^^)9時半には東京に到着。そしてそれからどこへと向かったのか?目的地は当然のように当然のごとく、舞浜……じゃなく、その手前の葛西臨海公園!!新木場からどっと乗客が増えたけど、葛西臨海公園で下りた人間なんて数える程度だ(涙)。思いっきり人気凋落じゃん。大昔のデートコースだったのにぃ…(遠い目)。(我が家が早く到着し過ぎたようで、のちにチビッコ用の遠足スポットになってることが判明)どんよりした天気ながらも、初めて乗った大観覧車からの景色は壮観なり♪隣にある某聖地も、上空からしっかと眺める…眺めるだけ(笑)。動物園では、イマイチ反応が鈍いチビのこと。初めての水族館を楽しめるかどうか不安だったが、想像以上に反応が良かった。安堵安堵。色とりどりの熱帯の魚に、すっかり目を奪われていたようす。(私はマグロの回遊が好きなんだけどなー。反応が薄くてちょい残念)久しぶりに訪れた水族館で、すっごく楽しいひと時を過ごしたのだった。外に出たら天気が回復していて、青空が広がっていた。嬉しい♪日頃の行いのせい?(笑)いきなりですが、葛西臨海公園の桜情報。菜の花畑は今が満開かな?桜は、まだほとんど咲いていない状態。真冬に逆戻りしたような1週間がなければ、満開の桜が見れたんだろうなあ。すっごく残念(涙)。次に向かったのが、チビの聖地となりそうな(笑)秋葉原にある交通博物館。着いた途端に、それまで眠そうにしていたのが嘘のようにしゃっきり覚醒したモンね(笑)。春休みとあって、館内は子供連れでいっぱい。私の想像以上に、世の中には鉄分濃度が濃い子供が多数存在してるんですねえ(驚嘆)。そしてその驚きは、この時期だけの特別イベント「プラレールで遊ぼう♪」ででも立証されたのだった。1時間の完全入れ替え制を、行列作って順番待ちしてるんだもん!「家にあるのに、何も此処まで来てまで、プラレールで遊ばなくとも…」と思いつつも、チビの「遊びたい~」に負けて1時間、しっかと遊んできましたが(苦笑)。私は当然のように荷物番(笑)。で、寝不足の私には、この1時間が眠たさのピーク(笑)。ぼんやり眺めていると、チビみたく、電車が走ってるところを横から寝転んで見たり電車を手で動かして遊ぶ子供が割と普通にいるのに驚いた。ウチだけの特別じゃなく、みんなやっていることなのか!!おみやげとして「京浜東北線のストラップ」をゲット(笑)。チビのためのお楽しみは、これにて終了。その後は私とダンナのお買い物ターイム♪書泉ブックタワーやアニメイトで本を買い、パーツ屋さんで新しいPCケースを買ってもらう。もしかしたら、み~んな私のためのお買い物だったりして(苦笑)。ダンナよ、すまん。ぺこり。その後、お弁当を買いこみ、浅草から特急電車に乗って帰宅したのだった。久々に充実した14時間を過ごしたと思ふ♪すんごく疲れたけど(苦笑)。(行きも帰りも指定席で、座れたのが勝因かな。ま、チビは膝に抱っこだったけどさ。また、眠たそうにはしていたけれど、途中でチビが寝なかったのにも、大助かり~。抱っこもそろそろパスしたいもうすぐ15キロなんだもん。抱っこさせられ、今朝は両腕が筋肉痛^^;)* 本日のお買い物 *・佐藤亜紀『雲雀』文藝春秋 bk1/楽天・近藤史恵『二人道成寺』文藝春秋 bk1/楽天・久美沙織『ここは魔法少年育成センター 3 とびます。』エニックス・ノベルズbk1/楽天・茅田砂胡『舞闘会の華麗なる終演』C・novels fantasia bk1/楽天・喬林知『地にはマのつく星が降る!』角川ビーンズ文庫 bk1/楽天・松本テマリ『しのぶこころは』ビーボーイコミックスbk1/楽天・松本テマリ『ウワサの二人』あすかコミックスDXbk1/楽天・子蔵屋のハガレン同人誌(笑)茅田砂胡の新刊目当てに本屋に行ったら、思いがけずあれこれ新刊が出ててラッキー♪佐藤亜紀『雲雀』は『天使』の姉妹品らしい。うーん。本年度マイ・ベスト1本候補かもって、まだ1ページすら読んじゃいないけど(笑)。茅田砂胡の新刊の“暁の天使たち 外伝1”ってのが、すんごく気になる気になる。。。しっかし、ろくに観ちゃいない「ハガレン」の同人誌を買ってどうする>私(笑)。もし万が一の場合を考えて、バックにこっそり文庫本を2冊しのばせて行ったけれど、案の定、車内で本を読む機会なんてなく。無理やり読んだら、1ページも読めにすぐ寝ちゃった(苦笑)。
Mar 26, 2004

今日明日と我が家は連休。夕べ思いっきり夜更かししたおかげで、布団に入ったのは新聞配達のバイクの音が聞こえる頃(汗)。だけど、いきなし朝8時過ぎにチャイムの音で叩き起こされた。それは、私が先週オンライン・ショッピングで買物したポスペグッズの配達日を、よりによって今日の午前中にしていたため(苦笑)。慌てて飛び起き(意識は半分寝たまま^^;)、しっかと受け取ったけど…「あ、すみません。まだおやすみだったんですね」配達のお兄さん(おそらく^^;)に言われてしまった(苦笑)。朝っぱらから元気はつらつお仕事されてるのに、こっちは熟睡しててすみません。ぺこり。だけど受け取った後、すぐさま二度寝したのは言うまでもない(バシッ)。二度寝から起きたら、寝違えて背中が痛いし、寝てる間に右足が攣ったらしく痛いし(涙)。やっぱ、日頃の不摂生のせいかしら?* 本日のお買い物 *新刊本屋で・アン・マキャフリー『天より授かりしもの』創元推理文庫 bk1/楽天新中古書店で・小寺真里『素敵にイミテーション』講談社ティーンズハート/50円・三宅乱丈『ぶっせん』1・2・6巻/講談社ワイドKCモーニング・三宅乱丈『ペット』1~4巻/小学館ビックコミックス・有吉京子『ニジンスキー寓話』1~5巻/集英社ぶ~けコミックスうひゃひゃひゃひゃ。昨日の宣言どおり、『ぶっせん』ゲット♪チビに「ママは『ぶっせん』さがしてるのよね~」と言われながら、新中古書店を3軒まわって食い入るように新中古書店の棚を探したけど、3冊しかなかった(涙)。しかも3~5巻という、一番美味しいトコが抜けてて読めないし(涙)。ああ、やっぱり私と同じように夕べのBSマンガ夜話の再放送を観て感動し、先回りして買い込んだ人がいたからに違いないわッ!…って断定してどうする(苦笑)。抜けてる分は定価で買うつもり。(帰宅後しっかと読みましたとも。すんご~く面白かった♪いや~夕べのマンガ夜話観て正解だったわ)有吉京子『ニジンスキー寓話』は、せいこさんの日記で読んだ『SWAN』からの連想で、ひさびさに読み返したくなったので。何回か買って読んでるんだけど、いっつも手放しちゃって、手元にないのだ。どういう結末だったかなあ?うーんうーん。「1クール放映延期するらしい」と小耳に挟んではいたものの、やっぱり次回放映が最終回らしい>「マリみて」。てっきり卒業式で最終回かと思ってたのに、デートの終わりがまんま最終回なんて、悲しすぎ。夕べの放映、なりゆきで「マリみて」初心者のダンナと一緒に観ていたんだけど……無言。ホントのホントは今頃、どっかの温泉に浸かってのんびりゆったりしているはずだったのに。諸々の事情で、残念ながら春の小旅行の計画は流れてしまった。その代わりに、明日の朝思いっきり早起きして、東京方面へと日帰りぷち旅行する予定なり。チビたっての希望で、新幹線に乗って(笑)。帰りに、アキバに立ち寄る計画らしいけど、どうなることやら。。。
Mar 25, 2004

哀しいことに、夕べ私のPCが逝かれてしまったけれど、ダンナに頼み込み、ダンナのノートPCが使えるようにして貰ったおかげで、今も昨日までと同様、ネットにも繋げるし、日記も書ける私なのである。(午前2時近くまでかかったらしい。ダンナに深く感謝感謝。ぺこり)いや~本当にハードディスクが壊れなくって、良かった良かった。もし壊れていたら…想像するだけでも恐ろしい。ぶるぶる。ええ、いろんな場所のID&パスワードだって、お友達のメルアドだってみーんなみーんなハードディスクの中なんだもん(プリントアウトせねば…)。10年近い間、こつこつと入力していた書誌データだって、ハードディスクの中。それが一瞬にして無になる……気を失いそう。ま、その一歩手前まで行ったけど(苦笑)。(なくなったらなくなったでいろんな執着から開放され、さっぱりするのかも…とは思うが、まだ私、そこまでの境地に達してもいないし、また経験だってしたくもないっす^^;)こういうときに備えて、マメにバックアップを取っておかなきゃいけないんでしょうね。しみじみ。今春、チビの幼稚園入園記念に一泊旅行をする予定だったのだけど、その資金は、そっくりそのままPC購入資金に流れてしまいそうな、嫌な予感がするぅ(汗)。* 本日の借り出し本 *・梨木香歩『春になったら苺を摘みに』新潮社 bk1/楽天・垣根涼介『ワイルド・ソウル』幻冬舎 bk1/楽天 ・佐藤賢一『ジャンヌ・ダルクまたはロメ』講談社 bk1/楽天・柳原彗『パーフェクト・プラン』宝島社 bk1/楽天予定では延長しない済むはずだったのに、それどころじゃない夕べの騒動で読み損ねた(涙)。梨木&垣根本の2冊とも、延長ざんす。シクシク。新着本コーナーで佐藤&柳原本を見つけ、即ゲット♪佐藤賢一『ジャンヌ・ダルクまたはロメ』は著者には珍しい短編小説集。『パーフェクト・プラン』は第2回「このミステリーがすごい!」大賞、大賞受賞作品。『パーフェクト~』は予約しないと読めないだろうと思っていたので、ちょっと嬉しい。でも単行本巻末の広告で読んだ、上甲宣之『そのケータイはXXで』が読みたいぃ。 “今すぐにそこから逃げ出さないと、片目、片腕、片腕を奪われ、 村の“生き神”として座敷牢に監禁されてしまう!”諸星漫画で、こんなん読んだ記憶があるんですけど。ぽりぽり。そうそう、東野圭吾『幻夜』の予約を入れてきた♪画面をさりげなく覗き込んだら、私で予約が2人目だ。田舎ゆえの強みですねえ。来月には、読めそう♪そうそう別口の図書館から* 昨日の借り出し本 *・島本理生『生まれる森』講談社 bk1/楽天・「新潮」2003年3月号島本理生の新刊がようやく読める。すっごく嬉しい♪「新潮」は笙野頼子「水晶内制度」目当て。単行本のが良かったけど、まあしょうがない。他の収録に堀江敏幸、吉田修一の名前を見っけ♪嬉しいかも(*^^*)。* 本日のお届き物 *・「こどものとも 年少版」24冊 ←ヤフオクで落札…マジでそろそろ手を洗おうと思います>「こどものとも」の落札。子供の本ゆえの本の劣化がすさまじい。折れ、書き込み、汚れ……涙、涙、涙。それを承知で落札した訳だから、クレームをつけるつもりはない。だけど同じ金額を払うなら、商品を実際にこの目で見て確認して買いたい。心の底からそう思いますわん。切実に(涙)。夜、BSマンガ夜話の再放送を見る。昨晩の『マカロニほうれん荘』は見損ねてすっごく悔しかった~。今日は『ぶっせん』。…『ぶっせん』って何?誰が描いてるの?えー知らない。知らないから、見る!見ちゃるぅ~!!で見たら、すんごく面白そうな漫画じゃないか。じゅるじゅる。まる1時間、食い入るように見てたおかげで、しっかと洗脳されたぞよ。ケケケ(笑)。今、私の頭の中は「ぶっせん、ぶっせん、ぶっせん、ぶっせん…(以下、永遠に続く)が読みたくて読みたいのよぅ!!」ひたむきなこの想いが充満してるのさッ。明日から二連休。この休みでしっかと「ぶっせん」を全巻購入し、読破しちゃる予定なり。
Mar 24, 2004
それは、カシャカシャと21日の日記を打っている時の出来事だった。2時間以上の時間を費やして(ええ、かかるんですのよ^^;)2冊分の感想を書き、「あとちょっとで終わるぜぃ。早くコピペして日記に書き込もうっと!」そう思った瞬間、ぷしゅ。ディスプレイの画面が消えた。唖然とする私。「上書き保存してなかったから、も、もしかして私の2時間の苦労は水の泡っすか?」泣きたくなる気持ちをこらえて、再起動(反応)するのを待つ…しない!(汗)ただ、電源が入ったり切れたりを繰り返すだけ。リセットボタンも通用しない(大汗)。「なんで?単なる瞬間的な停電じゃなかったの?もしかしたらパソコンが壊れちゃったの?」そのうちに、PCに繋がっている装置が警告音を発しながら点滅し始めた。電話の様子までヘン。しかもその警告音は、PC本体の電源を切っても、装置自体のスイッチを切っても、収まらない(汗)。ど、ど、ど、どうしよう!!「ダンナ、早く帰ってきてーッ!!早く直してーッ!!」結婚して以来、ダンナの一秒でも早い帰宅を、この時ほど切実に祈ったことはなかったかも(笑)。(待ってる間、ダンナのPCは使えたから、掲示板にちょこちょこカキコ)お腹をすかせて帰宅したダンナに、さっそくPCの様子を見てもらう。どうやらPCではなく、繋いでいた無停電装置が壊れたらしい。(雷が鳴ってる時はPCを立ち上げないし、恩恵を一度も味わってなーい^^;)「停電しても大丈夫」が売りの装置の故障で、データがぶっ飛ぶなんて…心中複雑。でもPCが壊れたんじゃなくって、本当に良かったわ♪安堵安堵♪役に立たなくなった無停電装置を即効で外して貰い、いざ、PCの起動よッ!!スイッチをぽちっとな。おぉ!!動いた動いた、パソコンが動いた!!(感涙)ディスプレイに゛不正終了したのでCドライブをチェックしています”が表示され、その瞬間…パソコン本体からボンという爆発音があがり、と同時にきな臭い臭いがプ~ンと漂ってきたのだ。思わず「え?」頭が真っ白になった私と、爆発音に怯え泣きながら私にしがみつくチビ。しかも爆発音は一度ならず二度までもだ(号泣)。「パソコンが壊れる時って、こうやって壊れるんだあ…」こうも見事に壊れちゃうと、泣くに泣けないものだなあと、しみじみしてしまった私だった。でも…すっごく困るッ!!まあ、本体のスイッチが壊れただけで、ハードディスクが壊れていなかったのが不幸中の幸い、私の日頃の行いが善いおかげ(←をい^^;)でしょうか。(え?そもそもPCが壊れないだろうって?ごもっとも。しゅん)今現在、ダンナのノートPCにハードディスクの中身をコピペしてもらい使っている。ダンナのおかげで、メールチェックも問題なく行える♪多謝多謝♪だけど、使い勝手が悪いのがなんとも(苦笑)。「お気に入り」のブックマークを新たに追加し直さなくっちゃ!!(ここ楽天のアドレスでさえ、分からなかったのだ^^;。他に2つ、無料日記スペースをレンタルしてるんだけど、マジでアドレスが分からない~困る~^^;)
Mar 23, 2004

今日は飛び石3連休の最終日である。朝から冷たい雨が降る中、用事があってまた実家へ行くダンナに、チビが引っ付いて行ったのでひっさしぶりに“私一人だけで過ごす至福の半日”到来のチャーンスである。にんやり。「行ってらっしゃーい ヾ(=^▽^=)ノバイバァイ」明るく元気にお見送りした後は、ただひたすらに読書読書。読書に没頭。至福じゃ~(*^^*)。このペースで行ったら、水曜日の返却日までにあと2冊、延長しないで読んで返せちゃうかも。しっかし半日かかって、1冊しか読めんかったよ(苦笑)。* 本日の読み終わり *東野圭吾『白夜行』集英社 bk1/楽天 つねに悪のふきだまりを生きてきた男と、理知的な顔だちで男たちを惹きつけ、 関わった人間を不幸にしてしまう女…。 幼くして冥い運命の扉を叩いた男と女の軌跡を、 18年前の質屋殺しを執拗に追う老刑事の執念に絡めて描く。すんごーーく面白かった!!読み始めたら止まらなくって、結局、一気読み!!最高級のエンターテインメント作品だと思う。東野圭吾ってやっぱりスゴイ!!目障りな人間を蹴落とし、周囲の人間を傷つけながら、常に上を目指す「女狐」雪穂とありとあらゆる犯罪に手を染め、身を隠すように生きてきた亮司。この2人の20年近くに渡る生きざまを、背景となる世相を濃厚に絡ませながら見事に描ききった読み応えのある作品だと思う。とにかく、最初から最後まで『殺人の門』を読んだ時のように「なぜ2人は、こんな生き方を選んでしまったのか?」「どうして、共生するようになったのか?」そして「この2人の接点はどこにあるのか?」最初から最後まで謎、謎、謎のオンパレード。手に汗握る緊張感の中、最後の最後まで引っ張る引っ張る。そして…。最後に明かされた真相に、どちらかいうと雪穂と亮司に反感を持って読んでいたからコペルニクス的転換の衝撃を味わった私である。(まあ、あくまでも出来すぎた憶測に過ぎないというのがなんとも。雪穂と亮司の内面を窺い知れないのが、この作品の短所であり同時に長所なのだとは思うが)そして、ず~っと気になっていた『白夜行』の題名の意味が分かって、ちょっとすっきり。うーん。こんなに深い意味があったなんて。しみじみ。(ネタばらし→人生を歪ませる原因となった真実に、胸が痛くなった。“加害者でもあったが、同時に被害者だった”がとても切なく哀しい。でもそれだけが理由で、本当に20年間も共生を続けられたのか?という疑問もあるのだけど。雪穂はともかく亮司!雪穂にひたすら尽くす人生で、本当にそれで良かったんかい!と問い詰めたい。やっぱりこの2人の関係はプラトニックだったのかしらん?。←ココまで)読み終えて「謎が解けて気分爽快、すっきりさっぱりさ~♪」というよりも「読み終わったんだけど…もやもや」どこか割り切れないほろ苦い想いが胸に残る。真相を知った上でもう一度この作品を読み返したら、とても面白いだろう。悪行三昧としか思えない彼らの行動が、また違った別のモノへと変容するかもしれない。ところで、新作『幻夜』を読むための予習復習として『白夜行』を読んだのだが、どこがどう、繋がってるんですかい~?登場人物が?それとも舞台となる場所が?うーうー。気になる気になるぅ。誰か教えてぇー(涙目)。『白夜行』を読んだ記憶がなくならないうちに、早く『幻夜』が読みたいよう!!このところ、KDDI「au」の“モシモシ未来ですか。”妻夫木クンのCMが大好きな私。しっかし知らなかった。妻夫木クンが演じているのは「kenji」なんですねえ。そう、宮澤賢治。てっきり中原中也かと思ってたわん。とすると、あのニャンコは…山猫軒のニャンコなのかにゃ???
Mar 22, 2004

今日は、飛び石で三連休の谷間の平日。今日さえ休みだったら、四連休だったのにぃ(号泣)。でも、結局的に読書の一日になって、嬉しかったかも(*^^*)。* 本日の読み終わり *吉田修一『パレード』幻冬舎 bk1/楽天 いつの時代も現実は厳しい!素顔のままでは生きにくい。 でも相応しい自分を演じれば、そこは誰もが入れる天国になる。 先の見えない5人、杉本良介、大垣内琴美、小窪サトル、相馬未来、伊原直輝の 微妙な2LDK共同生活。すっごーーく面白かった♪今まで読んだ吉田修一作品の中で、一番好きかもしれない。もっちろん、性格的にどこか歪んだところがある5人の日常は、読んでいて純粋に面白いのだけどこの小説の面白さは、章ごとに視野人物(語り手)が変わることだと思う。5人それぞれの一人称の語りによって明らかにされる内面と、他人の語りの中で、第三者として語られる外面とのギャップの激しさが衝撃を感じつつも、読んでいて面白い箇所である。それを逆手にとって“あるしかけ”を施しているなんて!まったくもって心憎い!小説を読んでいる内に、いつしか植えつけられてしまった先入観を鮮やかに裏切られる衝撃。そうそう。日常でも結局は「自分が見たいようにしか他人を見ていない」ものなのだ。同時に「自分の本心を隠し、他人からそう見られたい自分を演じている」訳なのだが。5人の「お友達ごっこ」(サトル談)共同生活は、一見穏やかで上手くいっているように見える。だけど、それは5人がそれぞれに程よい距離感を保ちながら、悪意を隠し、善人の演技をすることにより成り立っている、ちょっとしたバランスが狂えば、簡単にバラバラになってしまう危ういモノでもある。 …そこは善意のみが入場可能な、出入り自由の空間なのだ。 たぶん私たちが暮らしているこの部屋も、そんな場所なのだと思う。 嫌な出ていくしかない。いるなら笑っているしかない。… …ここでは善人の演技をしているのだと思う。まさにこれを「上辺だけの付き合い」と 呼ぶのかもしれない。でも、私にはこのくらいが丁度いい。もちろんこんな生活が、 一生続けられるとは思っていない。短期限定だからこそうまくいくのだろうし、 意味もあるんじゃないかな、と思う。… (p.88-89より引用)これはインターネットや「チャット」「BBS」への琴美ちゃんの印象&独白だけど、端的にこの共同生活の本質を言い表している巧い言葉だと思う。読み終えてこの小説の題名『パレード』の意味を考えてみた。「祝祭日」「ハレの日」「特別な日々」…人生において「あの頃は良かったなあ」振り返ってそう思える懐かしく輝かしい日々があるなら、彼ら5人にとって、この共同生活の日々が、まさしくそれに当たるのかもしれない。そんな風に考えた私だけど、真相はいかに?吉田修一という作家の小説の巧さ、面白さを味わえる作品だと思う。個人的には、ヘンにしみじみしちゃういい人っぽい作品は書かずに、“表面的には穏やか。だけど、内面では、とんでもないものがうごめいていて日常の隙間から、ときどき暴力&悪意をちらつかせるのが人間でしょ”みたいな作品を描いて欲しいと思う。切実に。吉田修一という作家に、ますます惹かれてしまう私である。チェックチェック!!川上弘美『ゆっくりさよならをとなえる』新潮社 bk1/楽天 今までで一番多く足を踏み入れた店は本屋、次がスーパー、 三番めは居酒屋だと思う…。川上弘美的日常を綴る最新エッセイ集。 吉田修一『パレード』を読み終え、ちょいと興奮気味の私。次に何を読もうかなあで選んだのが、この川上弘美さんのエッセイ本だった。何気ない選択だったにもかかわらず、その選択はとっても正しかった!!ざらついていた心が、読み進めていくうちに次第に穏やかに和んでくる。川上弘美さんのエッセイには、心の鎮静効果があるに違いない(断言)。この本は、私にとっての川上弘美初エッセイ本である。どのエッセイにも、彼女の生活があの独特のタッチで描かれていて、「作家川上弘美」の人となり、魅力を存分に味わうことができるのだ♪作品を読んだ時に感じる「あわあわした感じ」は、著者自らから醸し出されているものだったのね。しみじみ納得。何にもまして驚いたのは、川上さんが2人の子供のお母さんだったということ!!知らなかった!!すっごくビックリ!!人の、妻なんですねえ。しみじみ。私小説家ではないのだから、家庭があろうがなかろうが、読者には関係ないのだろうが、でも浮世離れしているようで、地にしっかり足がついている感じがするのは、そのせいだったのか、と腑に落ちた私である。生活は感じられても、所帯じみてないところは、スゴイと思いますですはい。どのエッセイも好きだけど、特に好きなのが表題作のエッセイ。川上さんの「好き」につげ義春、西脇順三郎、武田百合子の名前を見つけて嬉しくなる。“以前に言われた悪口を思い出してぷんぷん怒る”にくすくす笑う。本にまつわるエッセイも秀逸だ。どの本も読まなくちゃいけないような気分になってくる(笑)。「月の記憶」はらしさが溢れていていいなと思ったけど、「金魚のC子」には笑った。藤枝静男『田紳有楽』、川上さんならとっくに既読だと思ってたんだけど。 あとがきの 連載エッセイを書いていて、最後の回になると、わたしはさみしくてたまらなってしまいます。 表題作も、連載の最後の回に書いた文章です。どんな別れもさみしい。 そもそもさみしいから文章を書いているのに、書くことによってますますさみしくなる。 難儀です。でも生きているから、生きてのびてこれたから、さみしさも感じられるわけです。 難儀もまたよろし、ですね。 (p.215より)この文章もいいな、と思う。しみじみと好き。心のうちからいとおしいという気持ちが沸き起こってくるようだ。折にふれ取り出しては、何度も読み返したい一冊になりそう。もっちろん、好きなエッセイから読むのじゃ♪早く文庫落ちしますように(切望)。(川上さんと一緒に飲むお酒は、とっても美味しそう♪こんなお酒が飲めればなあ…)明日は飛び石三連休の最終日。だけどダンナ一人だけで、実家へ行くらしい。私とチビは留守番だ。連休と言っても遠出してばかりだったから、ちょっと嬉しいかも。(ダンナは、お疲れさま)
Mar 21, 2004

連休2日目の今日は、ダンナの実家へ向かう。このところ行かずに済ませていた私にとっては久々に、である。外はみぞれ混じりの雨。朝起きた時から、寒い寒いとは思ってたけど、やっぱり。もうそろそろ桜も咲こうとする3月なのに、真冬だよ、これじゃ(苦笑)。(でも、山一つ越えたら、普通の雨。埼玉じゃ雪が積もったそうな^^;)* 本日のお買い物 *BookOffで・金原ひとみ『蛇とピアス』集英社/650円・リザ・テツナー『黒い兄弟』上巻/福武文庫/105円 あったので買っちゃった>『蛇とピアス』。内容はともかく、するすると読めちゃいそう。念願の『黒い兄弟』ゲット♪でもカバー画はアニメのモノだ。もしかしてアニメ化記念に文庫化されたのかな?(それゆえのアニメ画表紙?)下巻もぜひぜひ探さなくっちゃッ!!ところで、ジョルジョって誰?名前まで改名されちゃったとか?(苦笑)ちょこっとだけ見舞った義父は、一頃に比べると顔色もよく、次第に回復しつつあるのが、顕著になってきたように見えた。たった3ヶ月、ベットに固定されるだけで、ここまで筋肉が落ちてしまうのかの驚きもある。(食べ物を咀嚼しないだけで、顔の筋肉も落ちてしまうそう。嚥下する、それすらが苦労なのだとか)今月から、本格的なリハビリに入るのだとか。100%は無理でも、なるたけ回復しますように。そう祈らずにはいられない。でもまあ、久しぶりに一族みんなが集まって、わいわいとかなり賑やかな雰囲気だったけど。賑やかっつーか、騒々しいというべきか(苦笑)。小4に四歳児、三歳児が一ヶ所に集まると、うるささ二乗なり(断言)。家ン中じゅう、きゃあきゃあ言いながら、駆けずり回って遊んでるんだもん。ホント、男の子二人の年子の母じゃなくて良かったわぁ(笑)。しっかし、4月からチビは幼稚園入園するし、甥っ子だって保育園だ。ここにこうしてみんなが集まってワイワイする機会も減るだろう。ちょっと淋しいなぁ。
Mar 20, 2004

連休の初日はお彼岸のため、私の実家へとぷち里帰り。毎日のように連絡は取ってはいるものの、ここしばらく忙しくて、約2ヶ月ぶりの実家である。だから“お彼岸の里帰り”と言いながらも、当然のように、あれこれと下心がある訳でして。。。四歳児にお墓参りを頼んで、買出しへと出かけてしまった私とダンナであった(汗)。嗚呼、父よ。親不孝ものの一人娘でゴメンなさい。ぺこり。* 本日のお買い物 *新刊本屋で・梨木香歩『家守綺譚』新潮社/1400円 bk1/楽天・榊花月『永遠のパズル』キャラ文庫/ bk1/楽天・本仁戻『飼育係・理【カ】 テツ×リカ』スーパービーボーイコミックス/571円 bk1/楽天島本理生『生まれる森』にしようか、浅暮三文『針』にしようか、さんざん悩んで悩んで悩んで悩んだ挙句に「さんざん人に薦めておいて自分で買わんのもヘンだし。やっぱり装丁が素敵(*^^*)」で買っちゃった>『家守綺譚』。でも今すぐには、再読しないと思ふ(汗)。(恩田陸『黄昏の百合の骨』があったら、すぐ買っちゃったのに。売ってなかった/号泣)先月の新刊で、この本だけどこの本屋でも売ってなかった『永遠のパズル』をゲット♪よんどころない事情から、ひっそりと生きてきた薄倖のシンデレラが、素直に好意を示せない不器用でいぢわるな王子さまと出会い、結ばれるさまを描いた最近の著者には珍しいシリアスなラブストーリ。うるうる度星2つぐらいかな?買ってすぐに読めば、積読にならないのよね。。。もう一店、K書店でも買い物するつもりだったのだが、24日に店舗を移転し新装オープンするとかで、現在の店舗は閉店中。買い物できんかった(涙)。ま、今度の店舗は売り場面積もかなり増えるようなので、次回の里帰りがとっても楽しみ楽しみ♪* 本日のお買い物 *BookOffで・狗飼恭子『国境の南、太陽の西 RMX』メディア・ファクトリー/400円・ダイアナ・ウィン・ジョーンズ『九年目の魔法』創元推理文庫/100円・「こどものとも」4冊/福音館書店/各100円・「こどものとも年中向き」1冊/福音館書店/100円・「こどものとも年少版」1冊/福音館書店/100円・高橋由紀(はしだ由花里か^^;)の「ヴァンパイア」シリーズの同人誌「村上春樹トリビュート小説集」は、古川日出男に続き、2冊目を入手する。…やっぱり元々の『国境の~』再読しなくちゃダメかしらん。8割方、忘れてるんですが(苦笑)。『九年目の魔法』は…確か新刊で買って積んでる気がしたんだけど、ちゃんと読むためにお買い物。今年こそは、読みますとも!…たぶん(←をい^^;)。嗚呼、高橋由紀(号泣)。「誰にハマろうかな?」でその当時『われら混線合唱団』を連載してた高橋由紀にハマったんだけど、いつの間にやらボーイズで漫画を描いてるんだもん(涙)。(「花ゆめ」からボーイズへの転出組って多くない?)ま、ペンネーム変えてるだけ、良心的かもしれないけれど。偶然『ヴァンパイア』シリーズ(←花ゆめコミックス刊。確か)の同人誌を見つけちゃったのでこれ幸いとお買い上げ。…それとなく面白い。先日購入した『フィーヴァー・ドリーム』読まねばッ!本以外にもお買い物をどっさり。ダヤンショップで、予約していた20thツインベル(みんな猫になる)を受け取った他、新作グッズをしこたま買い込んで、マーシィの非売品テレカを頂戴したり(*^^*)、新しいマウスを買って貰ったり(今度のは、深みのある赤なり。んもー快調快調♪)、チビの入園グッズをしこたま買い込んだり(結局、市販で揃えちゃった。いつでも作れるし)、ダンナにネクタイを選んだり。そうそう今日は異動の内示が出る日だったから、いつ連絡が来るかとドキドキしながら買い物していたのだ。順番からしてないと聞かされていても、絶対の確定じゃないし。入園グッズを選んでる最中にお知らせメールが!でも、どう解釈しても異動するとしか受け取れない内容で…。「えー異動しちゃうのー?えー異動しないって言ってたのにぃ。えーヤだー困るぅ」頭の中パニックになって真っ白になった妻とは対称的に、最初のショックからの立ち直りも早く、冷静なダンナ。「どこの職場に異動するのか、メールして聞いてみる…」で、返信メールを読んでほっと安堵。“異動なしで昇格”だった!!ダンナ、おめでとう♪…と言う訳で、まだしばらく、早番と遅番が繰り返される不健康な生活が続きそう。今はまだいいけど、4月からが困るなあ。嬉しいんだけど、複雑な心境(ーー;)。買い物を終えて、夜7時半頃に実家に戻る。つい10分ぐらい前に電話で話したチビ、お昼寝中。なんで寝ちゃうのー?(絶叫)チビが起きるのを待っていたら、思いっきり帰りそびれてしまった。明日の予定さえなければ、泊まっていっちゃうのに。結局実家を出たのが夜の10時半(苦笑)で、家に辿り着いたのは日付が変わる頃(苦笑)。ものすんごく眠くて眠くて眠い。あんまりの眠さに、メールチェックもせずに、寝てしまう。おかげで翌朝7時25分に目覚ましかけておいたのに、しっかと寝過ごしちゃった(号泣)。「セラムン」見損ねたのも辛いが、もうそろそろ『プラネテス』が最終回。それなのにぃ(涙)。意識を失う前に、予約だけはしっかと入れておけば良かったなあ(←後悔、先に立たず^^;)。
Mar 19, 2004
人間生きていれば、何もかもがいちどきに集中する一日というのがあるけれど、今日はまさしくそんな一日だった。はふぅ。なんか疲れた。* 本日のお届き物 *・ポストペット コモモ きらきらぬいぐるみ・ポストペットSLフェイクファーつきぬいぐるみ★モモ&コモモ・非売品!ポストペット モモ&コモモ3個セット+オマケつき☆ヤフオクで落札したぬいが一挙にド、ド、ドーンと届く。わ~い♪\(*^▽^*)/今日だけで、コモモちゃんのぬいが4個、モモちゃんのぬいが2個増えた(はぁと)。みんなみんな、ぎゅぎゅぎゅぎゅって抱きしめてすりすりしたくなるほど、むちゃ可愛いぃ♪チビとどっちが可愛いか、ついつい見比べてしまう私であった(←をい^^;)。郵便局のにーちゃんが、私が2階のベランダで布団を干してる時に配達してくれたんだけど。(ココから階段下りて荷物を受け取るんですかい。なんてタイミングの悪い奴^^;) 「下に置いておきますねー」 「お願いしまーす(玄関ドア前に置いといてくれるのかな?)」そう、ベランダの上下で会話して。干し終わって1階に下りてきたら…玄関のたたきに荷物が3つ、置いてあった(大汗)。ねえ、いくら玄関の鍵が開いてたからって、ドア開けて荷物を置いちゃマズイっしょ(汗)。実際、バックとかお財布だって置いてあったのにって置く私の方が非常識ですか(苦笑)。うーん。今度から注意せねば。。。* 本日の読み終わり *カイ・マイヤー『鏡のなかの迷宮 光る石』あすなろ書房 bk1/楽天 サイは投げられた!メルレは黒曜石のライオンとともに、地獄の都へ。 伝説の大どろぼうゼラフィンは、仇敵ダリオと再会し、奇妙な館へと招かれる。 しかしそれぞれの試練は、巨大なパズルのピースのひとつにすぎなかった。 もつれあう秘密の先にある真実がすこしずつ明らかになる待望の第2部。 (1巻の感想)うーん。謎が謎を呼ぶ怒涛の展開の第2巻かも(汗)。1巻が起なら、この2巻は承でしょう。なのに、その先の転結が全然見えてこない。本当に次の3巻目で、広げに広げた風呂敷をきちんと読者の納得のいく形で綺麗に畳んでくれるのか、すっごく不安になってきた(苦笑)。正体不明の<水の女王>は相変わらず謎のままだし、更なる謎の人物スフィンクスのララペーヤに<冬>は登場するし、地獄の王はエジプト軍の事なんかそっちのけで、平行世界への侵略を構想してるし。。。まあ、あとがきを読む限り、ものすごい展開が待っていてちゃんと3巻で完結するようだけど。完結編の刊行が、とっても待ち遠しい♪七生子さんの大予想。[以下、ネタばらし→] メルレの正体が明らかに。<水の女王>より古い太古の海洋帝国の末裔で<地獄の王>の孫娘。んで彼女が、ファラオに率いられたエジプト軍を倒してヴェネチアに平和をもたらすんだな。それに、地獄にあるあの光る石が使われるんでしょう、きっと。で、地獄の王の野望を打ち砕く際に、鏡の目の少女ジュニパが絶命かな(涙)。現在のエジプト軍と<水の女王>の抗争に重なるように、かつての古代世界でも同様の抗争があったというのが、3巻での目玉でしょうね。スフィンクスのララペーヤ、そして彼女が守っていた巨大なスフィンクスが物語の鍵かと。[←ここまで]
Mar 17, 2004
昨日買い損ねた本を求めて、お散歩がてらご近所の本屋へと出かける。(連れて行くと、決まって児童書の棚にある“見本”の絵本へ飛んでくチビ。でもねえ、いくら見本とはいえ、店内にドラえもんの主題歌が鳴り響いちゃマズイっしょ^^;)* 本日のお買い物 *・つだみきよ『プリンセス・プリンセス』3巻/ウィングスコミックス/520円 bk1/楽天 ・ケリー・リンク『スペシャリストの帽子』ハヤカワ文庫FT/840円 bk1/楽天ようやく『プリ×プリ』の3巻ゲット♪今ならまだ全巻揃えられるなあ…と思いつつ思いつつ、結局お見送りしてきちゃった>「ホスト部」。帯の“世界幻想文学大賞・ネヴュラ賞・ティプトリー賞受賞の傑作集”と裏表紙のあらすじを読み、どうしても欲しくなって『スペシャリストの帽子』をお買い上げ。「プラチナ・ファンタジイ」叢書の1冊という訳じゃないのか。へー。* 本日の読み終わり *谷村志穂『少年の憂うつ 少女の微熱』集英社(文庫化で『シティ』と改題 楽天)或る事情により、この短編集に収録されている「図書館は遠い」が読みたくて借りてきたのだが、多少古びている感はあるものの、なかなかに面白い恋愛青春短編集だった。短編10篇収録。文庫化で『シティ』と改題されたようだが、断然変える前のタイトルのがいい!!だってまさしく“少年の憂うつ 少女の微熱”な物語ばかりなんですもん。印象に残った作品の感想をば、簡単に。図書館は遠い私の本命(笑)。残念ながら貸し出しカードから始まる恋……じゃなかったけど(図書館も出てこないし^^;)、拾った貸し出しカードが、一気に忙しない現実から、ゆったり時が流れていた青春のあの頃へ引き戻してくれるアイテムとして使われているのがミソ。懐かしいあの頃へは、望んでももう決して戻れないんだ…のラストが、ちょびっと切ない。でも…『長距離走者の孤独』を読まずに、今まで生きてきちゃったよ、私^^;。春の兎小学生なのに、はっと目を惹く美貌の沙樹ちゃん。懐いてくれるのは嬉しいんだけど、でもちょっと本気を見せたら、臆病な兎そのままに腕をすり抜け、ぴょんと跳ねて逃げて行ってしまった。彼女に振り回される高校生の男の子二人の「少年の憂うつ」を描く。気持ちは分かるけど、でもあんたら、ロリコンやでー(苦笑)。作品発表当時、まだ「ロリコン」って一般的な言葉じゃなかったのかな?(91年秋頃発表かも)夜汽車吃音が原因で学校でいじめられてる光次は、ハーフのえりかと出会う。居心地の悪さを常に感じ、自分の居場所を探し求める二人の心の交流を優しく描く。二人と同じように、家の中に居場所がなくなった痴呆が始まった祖母。祖母を親戚に預けにゆく、三人での夜汽車の旅の情景が、とてもいい。三人の間に何か温かいものが生まれ、流れたかのようで。このささやかな旅のおかげで、何かが変わったよう。ラストが好きだ。女優と犬と赤い鼻みちるは愛犬スサノオの散歩中に、引退した女優と偶然出会い、不思議な言葉を投げかけられる。「嘘をつくと、あなたの鼻にも赤いおできができちゃうわよ」翌朝、さっそくみちるの鼻の頭に、赤いおできが^^;。流されるままに付き合っている彼女へ嘘をつくたびに、おできは大きくなる。そして。お伽噺の雰囲気が漂う「少年の憂うつ」を描いた作品。教訓。自分の気持ちには正直に、嘘で偽るのはやめませう。また、恋の始まりをドラマティックに描いた「波の音が聞こえたら私は…」も良かった。偶然“男の子になりたかった少し歳を取った女の子”と“女の子になりたかった(たぶん)虚弱体質の男の子”が出逢って、恋に落ちるのだ。互いに、互いの性を失って。最後の最後に、恋に落ちていた事実に気づくラストが好き。恋はシンプルだ(笑)。作品の初出誌を見てビックリ。そうそう「ポポロ」って雑誌、そういえばあったよねえ。まだ現役なのかしら?(←って今もちゃんと毎月刊行されてますがな^^;)
Mar 16, 2004

やっぱり花粉症じゃなくて風邪だったみたい(涙)。鼻水かみすぎて鼻の下がひりひり(涙)。保湿クリームを鼻の下に塗り塗りしながら、鼻水をかむ…。・゜゜・(≧д≦)・゜゜・。エーン!!ホントは今日、家族みんなで久々に義父の見舞いに出かける予定だったのだが、風邪っぴきを2名を従えて病院に行く訳にはいかーん、で、しぶしぶ延期に。早く風邪を治すよう、今日は外出せず、家の中で大人しく過ごそうね、そのつもりだったのだがせっかくの休日、しかも外は春爛漫のぽかぽか陽気なんですもん。そんなこと出来ないぃー!で結局、お昼ご飯を食べに外出する。ついでに買出しも♪* 本日のお買い物 *・「こどものとも 年少版 おさんぽさんぽ」西巻茅子/福音館書店/362円・「こどものとも 年中向き はやくおむかえこないかな」なとりちづ(作)おおともやすお(え)/福音館書店/362円・「こどものとも ぞうくんのあめふりさんぽ」なかのひろたか/福音館書店/390円・「本の雑誌」2004年4月号/本の雑誌社/505円今月から「こどものとも年少版」の他に「年中向き」「こどものとも」も定期購読を開始したのだ。「チビのためよッ」と言いつつ、もろ自分のシュミに突っ走ってる気がしないでも(苦笑)。現時点では「ぞうくんのあめふりさんぽ」がチビの一番人気なり。あの名作『ぞうくんのさんぽ』の36年ぶりの続編なんですってよッ!!いずれ単行本化されるでしょうが、『ぞうくんのさんぽ』ファンの方は、チェックをお忘れなく♪つだみきよ『プリンセス・プリンセス』3巻も欲しかったのに、売ってなかった(涙)。明日、ご近所の本屋へ買出しに行ってこよう。で「本の雑誌」の4月号をぱらぱらと読む。近年「新刊めったくたガイド」と黄色いページ&三角窓口しか読んでないのだけど、珍しく(笑)「特集 闘志メラメラ野望の一冊!」をきっちり読む。思わずうんうん頷きながら、笑い転げちゃったことよ。ゲラゲラ。(私も、気に入った本をもう一度読み返したいし、家にあるすべての本を背表紙をきちんと並べて本棚に収めてみたいし、きっちり蔵書リストだって、作ってみたいわ~♪ささやかな野望よね♪)私の「本に関する野望」って何だろう?やっぱり魔窟ちゃんの整理整頓ですかい?ぽりぽり。(“積読本をゼロに”は、もはや不可能の域に突入してまする^^;)一応綺麗ずきですから、いっつも整理整頓の手法を頭の中でシュミレーションはしている。そして綺麗に片付いた魔窟ちゃんを思い浮かべ、イメージトレーニングはしているんだけど。ど。扉を開けた瞬間に、気持ちが萎えてしまうんですもん(←をい^^;)。チビが幼稚園に入園する、4月からが勝負かな…(遠い目)。どんなモンが中から出てくるのか、とっても楽しみ楽しみ楽しみ……不安だッ(ーー;)。
Mar 15, 2004

朝起きたら…風邪を引いてた(涙)。しかも私のみならず、チビまでも(涙)。やっぱりお互いに寝冷えしちゃったのかしら?チビったら「おかぜひいちゃったの。げほげほげほ」と咳き込みながら起きてきた。四歳児の鼻声はちょびっと可愛いけど、痛々しい。それにまだ自分で鼻水がかめないから、傍で見ていてとても可哀相。ただ私もチビも熱がなく、食欲もあって、元気なのだけが救いだけど。しっかし、風邪で鼻がひりひり&むずむずするぅ。この時期の風邪は、花粉症と紛らわしくて、とっても困る。も、も、もしかしたら風邪じゃなくて花粉症だったりして。ドキドキ。* 本日のお届き物 *・「ウフ.」2004年4月号 ←定期購読定期購読している「ウフ.」が届く。町田康と角田光代の対談が目玉なのかな?今号からレベッカ・ブラウン「若かった日々」が新連載だ。なんかスゴイ!!読み切り小説の中島京子「さようなら、コタツ」が面白そう。今月の書評に、色川奈緒さんによる斎藤美奈子『文学的商品学』を発見。わ~い♪\(*^▽^*)/切り口の目新しさと歯切れの良い文章に、すっかり斎藤美奈子ファンの私である。この『文学的商品学』も、とっても面白そう~♪チェックチェック!!(『失楽園』のヒロインの洋服うんぬんは、どこかで読んだ記憶があるぞ。もしかしたら、どっかの週刊誌での連載コラムの単行本化なのかな?それにしても『キノの旅』まで、読んじゃうんですかい!!斎藤さん、凄すぎですッ!!)連載2回目の平安寿子「センチメンタル・サバイバル」を読む。ちょっと風変わりな叔母さんと同居することになったイマドキの女の子、るかちゃんの日常を綴った物語だ。アーティスト崩れのバイト先店長とか登場人物みな個性的で、思わずくすくす笑いがこぼれそう。これからどう物語が動いていくのか、とっても楽しみ♪しっかし、確か先月号から島本理生の新連載スタートしたんじゃなかったっけ?今月号には作品が掲載されてないじゃーん。ブツブツ。3月号を掘り出し“新連載 連作短編小説”「風光る」を読む。うんうん。この人の透明感のある文章が好き。ラストに、ついほろりとしそうになった。やっぱり恋愛小説のがいいなぁ。(数が集まったら、短編集として刊行されるんでしょうね~。楽しみ楽しみ♪)我が家の、毎週日曜の夜のお楽しみは「新選組!」と「砂の器」の2本のドラマ。藤原@沖田総司の“自分だけ子ども扱いされたくない、僕もみんなと一緒に京都に行くんだい”そのひたむきな想いがひしひしと伝わって来て、ええ話でしたわ。ええ、藤原クンしか観てませんもん(はぁと)。再放送で前後の姿を、しっかとチェックしておかなければッ!(笑)しっかし、待つことしかできない女の身は辛いさね。そろそろ最終回か?と思っていた『砂の器』。次回予告を観てビックリ!!ええええっ!!来週は最終回前編なんですかい!!2分割なんて出し惜しみせずに、2時間スペシャルでちゃっちゃと放送すればいいじゃん!!「そしたら「新選組!」とカブるじゃん」「あ!なるほど!」ダンナに指摘され、ふむふむ納得した私。それにしても最終回までに『砂の器』の原作本が読み終わるんでしょうか?頑張ろうっと。ぼそぼそ。
Mar 14, 2004

今日は図書館へ行く日。だけどどうしても星野智幸が読めず、一日自主延長しようかと真剣に悩んだけど思い直し、閉館間際になって図書館へ行く。* 本日の借り出し本 *・長嶋有『ジャージの二人』集英社 bk1/楽天 ・栗田有起『お縫い子テルミー』集英社 bk1/楽天結果的には、この決断は正解だったようだ。リクエストしようと思っていた本2冊を新着本コーナーに見つけ、これ幸いと借りてくる。(前回の芥川賞候補作と芥川賞作家の新刊)貼り出されていた“今月の新着本”一覧に日明恩&柴田よしきのタイトル発見。わ~い♪\(*^▽^*)/運が良ければ近いうちに読めるでせう。そうそう永嶋有『ジャージの二人』の装画は、大島弓子なり♪* 本日の読み終わり *堀江敏幸『雪沼とその周辺』新潮社 楽天 山あいの静かな町、雪沼で、ボウリング場、フランス料理屋、レコード店、製函工場、 書道教室などを営む人びと。日々の仕事と真摯に向きあい、暮らしを紡いでゆくさま、 その人生の語られずにきた甘苦を、細密な筆づかいで綴る最新短篇集。 川端康成文学賞受賞作「スタンス・ドット」ほか、雪沼連作全七篇を収録。最近『熊の敷石』が文庫落ちした芥川賞作家の連作短編集。「難解な現代文学だったらどうしよう…」びくびくしながら読み始めたら…すっと胸に沁み込んでくるような温かみのある端正な文章で、たちまち夢中になって作品世界に惹き込まれてしまった。好みだわ♪“雪沼とその周辺”で、少しづつ作品同士がリンクしている短編が7編収録。派手な物語では、決してない。ごく普通の人たちのごくごくありふれた生活の1シーンが描かれている。だけど「今」と重なるように、かつて歩んできた人生が、喜びと哀しみ、少しのほろ苦さを伴って立ち上がってきて、ぐっと静かな迫力で胸に迫ってくるところがいい。ありふれた人生なのかもしれないが、今あることの素晴らしさ、喜ばしさがじんわりと胸に広がり、読み終えて心がぽっと温かくなった。そして、時折差し込まれる光景の静けさ、美しさも印象的だ。私の好みは「スタンス・ドット」「イラクサの庭」「緩斜面」かな。「送り火」「レンガを積む」も捨てがたい。「スタンス・ドット」にしろ「緩斜面」にしろ、ラストシーンが衝撃的だ。胸に、いつまでも鮮烈な印象を残す。とにかく文章の巧い作家だと思う。堀江敏幸、要チェック!!という訳で、またまたヤフオクで落札したコモモちゃんのぬいぐるみが到着(*^^*)。大小のエプロンつきのコモモちゃんなり♪ふわふわの体を、ぎゅぎゅぎゅっとするだけで、思わずにんまりにやにや。幸せな気分。チビという手強いライバルとの争奪戦になりそうな予感がする(苦笑)。っていうか、もう勃発してますが(苦笑)。もう!!私が買ったんだってばーー!!
Mar 13, 2004

ふと思い立ってご近所の医院に電話し、チビのはしかの予防接種の申し込みをする。確か“1歳を過ぎたらすぐに予防接種しましょう”と「げんき手帳」にあったような(大汗)。でも、たとえ遅くなったとしても、幼稚園に入園するまでに済ませておいた方が絶対にいいし。注射を泣いて嫌がるチビをだましだまし(笑)、ご近所のお医者さんへ連れて行く。でも「いざ注射!」となったら、神妙な顔をしてじっと我慢我慢。泣かなかったのだ。エライぞ、チビ!!注射される前に泣いておいたのが良かったのかしらん?泣かなかったご褒美に“電車マグネットガム”を2個買わされたけど(苦笑)。鉄分濃度が濃い幼児だ~(笑)。でもこれから6月まで、毎月1本の注射のノルマがチビを待っているのだ。嗚呼、今の今まで予防接種のことなんか、綺麗さっぱり忘れ去っていた母を赦してねん。* 本日の読み終わり *上橋菜穂子『虚空の旅人』偕成社 bk1/楽天 新ヨゴ皇国の皇太子チャグムは、新王即位の儀式に招かれてサンガル王国へ。 ところが儀式の最中に新王が殺され、チャグムたちは陰謀に巻き込まれていく…。 「守り人」シリーズの外伝。本当に「守り人」シリーズ外伝なの?今までのバルサ三部作を踏まえた上で、バルサからチャグムへと主人公を変えて新シリーズがスタートした、あるいは新たな物語のプロローグを読まされたという印象が強い。今回の物語の舞台は、新ヨゴ皇国を南下したところにある海洋王国サンガル王国。山国が舞台だった今までの三部作から一転して、太陽の陽射しが眩しい明るい雰囲気だ。ただし内容はというと、南の驚異であるタルシェ帝国の思惑が絡み、かなりきな臭い。(新ヨゴ皇国が建国したそもそもの原因が、ここにきて物語の伏線になっているなんて!なんて緻密に構築されている世界観なんだろう!脱帽です、ぺこり)とにかくチャグムの成長ぶりに驚かされる。バルサとの出会いが、皇太子であるチャグムに及ぼした影響って計り知れないのだなあと自分の信念に基づいて行動するチャグムの姿を見て、つくづく実感した。また「人類学者=上橋菜穂子」の面も堪能できる1冊かと思う。物語の中に「ラッシャロー」と呼ばれる海の民の生活、経済、世界観が織り込まれていることにとてつもない魅力を感じる。民族ごとに少しずつ語られ方に違いはあるけれど、この世界と重なるもう一つのあちらの世界の存在が、この物語でも重要な役割を果たしている。もう!!こーいうディテールの細かさがたまんないですねえ。くらくらしちゃう。で、次は待ちに待った第2部開始で、『神の守り人』である!バルサが主人公なのかな?それともチャグムが主人公?すっごく気になる気になるぅ。夕方からアニメを二作品観る。一つは言うまでもなく「ロミオの青い空」だ(はぁと)。昨日の「貴公子アルフレド」そして今日の「永遠のアルフレド」ともどもしっかと録画して永久保存しておけばよかったなあと、涙にくれながら、後悔しまくった私である。ぐすん。嗚呼、アルフレド、アルフレド(号泣)。せっかく汚名を晴らせたのに、肺病なんかで死んじゃうなんて(号泣)。これほどまでに運命とは残酷なものなのか。ロミオとアルフレドとビアンカの3人、ロミオの村で明るく笑う姿が観たかった…。それにしても最後のセリフ「…ビアンカを頼む」は余計だったと思ふ。真剣に。もう一つは「耳をすませば」。チビの「でぶやがみたい~」&ダンナの「もう何回も観たじゃん…」を完全無視して「我が家の番組選択権は、このワタクシにあるのよッ!!」強引に観てしまったことよ、おほほほほッ。だって、図書館のシーンが観たかったんだもん。そう!!雫のお父さんが図書館員だったのね~。(腕サックしてたけど、家庭内司書はダヤンのエプロンをしてるそうな)どこの図書館をモデルにしてるのかなあ。興味津々だった私である。でも、学校図書館ならともかく市立図書館じゃ、いくらブラウン式だと言っても貸し出しカードに名前は書かせないんじゃないかな?と、ふと思う。ブラウン式なんてあんまりにも大昔すぎて、もうすっかり忘れ去ってるけど(苦笑)。(大学図書館じゃ、学籍番号を書いてたっけ)
Mar 12, 2004

先日ヤフオクで落札した“モモ&コモモ&ウシェ フィンガーパペット”が届く。すんごーく可愛いぃ(*^^*)。見せびらかせないのが残念なぐらい。ただ“指で動かして遊んじゃおう!”という謳い文句の割には、不親切な作りである。だって指が、チビで親指以外の4本、私で3本、それも途中までしか入らないのだ(汗)。操作なんて出来ないじゃん。ま、すんごく可愛いから赦したるけど。ダンナも巻き込み我が家では、ちょっとした指人形ブームである(笑)。* 最近の読み終わり *おかゆまさき『撲殺天使ドクロちゃん』3巻/電撃文庫 bk1/楽天「電撃hp」に掲載された短編2本に加筆と修正したものと、新たに書下ろした短編2本が収録されているためなのか、登場人物など前巻までの流れを踏まえてはいるものの、初期の設定が遥か彼方に行ってしまったような。トホホ(苦笑)。ねえ?桜くんは静希ちゃんの事が好きなんじゃないの?仄めかしてはいるものの、一ミリたりとも二人の仲が、進展してないんですが(汗)。ネタはそこそこ面白いんだけどねえ(ため息)。相変わらず貧乏なサバトちゃんが可哀相(笑)。この3巻で、シリーズ完結なのか?これで終わってもまったく問題ないが、ちょい寝覚めが悪いかも。森奈津子『姫百合たちの放課後』フィールドワイ bk1/楽天 女子校を舞台に繰り広げられる、少女たちの可笑しくも甘酸っぱい青春から、 大人同士のディープな恋愛遊戯までを描いた「百合コメディ」8編を収録。 団鬼六や女教師ポルノのパロディであるレズビアンSM作品も掲載。“これぞ森奈津子ワールドだッ!!”作家・森奈津子の魅力がぎゅっと濃縮されて詰まっている、とてもディープで愉快な百合コメディをまとめた短編集。今の世の中、「マリみて」に代表される「ソフト百合」の世界が流行っているようだが、森奈津子は、コメディタッチで「ソフト百合」から「ディープなビアン」小説まで書いてしまう作家である。「ソフト百合」のエッセンスである「プラトニック」「お姉様への憧れ」「淡い恋のトキメキ」を上手にすくい上げ、それをしっかと踏まえた上で、森奈津子ならではの趣向を凝らした表題作「姫百合たちの放課後」そして「姫百合日記」は「マリみて」ファンにも読んでもらいたい作品だ(←吉屋信子的世界を期待しないように^^;)。とにかく、収録されているどの作品からも著者自身が楽しんで書いているというオーラが、ひしひしと伝わってくる。それがまた、森作品の魅力であり、心惹かれてしまう点でもあるのだが。先日購入した『耽美なやつら』の下巻あとがきで、 やおいもレズビアン・ポルノも、ファンタジーです。 ひとつのセックス・ファンタジーとして楽しめばよいのです。 なるほど!!この言葉に、目ウロコしちゃった私。そう!!とにかく楽しんじゃえばいいのよッ!収録された作品には、まあ、そのう。ぽりぽり。過激にえっちぃなシーンがふんだんに盛り込まれているので苦手な人は苦手でしょうし、読むのが躊躇われる人のが多いかもしれない。だけど、そこを突き抜けたところに森奈津子の面白さ、真髄があるので、ちょっと我慢して(笑)ぜひぜひ多くの方に読んで貰いたいと思う。どの作品も面白いのだが、特に印象に残ったのは最後の「お姉様は飛行機恐怖症」。返還前の香港に旅した経験がある方にとって前半部分は、実感をもって共感できるのでは。(行き損ねた。ああ、行きたかった。ぐすん)それにしても、単なるレズビアン小説で終わらせず、しっかと「笑い」をとる芸風(?)。森奈津子、恐るべし!!一度ハマったら、クセになります(笑)。
Mar 11, 2004

という訳で、図書館へ行く。* 本日の借り出し本 *・東野圭吾『白夜行』集英社 bk1/楽天 ・川上弘美『ゆっくりさよならをとなえる』新潮社 bk1/楽天・梨木香歩『春になったら苺を摘みに』新潮社 bk1/楽天結局、『幻夜』を読むための予習復習のために借り出した『白夜行』は1ページすらもめくられることはなかったといふ(苦笑)。よって延長ざんす。今、何気にハマってる川上&梨木両氏の作品は小説ではなく、エッセイ本で攻めてみる(笑)。読むのがすんごく楽しみだ~♪そうそう、別口の(笑)図書館から・谷村志穂『少年の憂うつ 少女の微熱』集英社 を借りる。この本に収録されている「図書館は遠い」が読みたかったので。でも。期待してたのに、こんな話だったのか。“図書館”が出てこなくて、ちょっとがっかり。* 本日のお届き物 *・「こどものとも 年中向け」4冊 ←ヤフオクで落札・「こどものとも 年少版」11冊 ←ヤフオクで落札・「ミステリーズ!」vol.4/東京創元社/1300円 ←定期購読 「ミステリーズ!」が届く。わ~い♪\(*^▽^*)/この号が4号だから、年間定期購読の申し込みもこれにて終了。延長しなくてわ!でも…6月発売の次号から隔月刊行で偶数月の12日発売ですって!?あ、でも定価は税別で1200円と、ちょびっと安くなるのか。どうしよう。延長して申し込もうかなあ。ちなみに、次号予告によると…えッ!“恩田陸さんの長編サスペンス連載第一回”に“朱川湊人さんのホラー短編連載スタート”ですって!!これは…やっぱり読まねばって、今までの3冊、読まずにそのまんま、積んでるんですが(苦笑)。最近、私がハマってるモノが2つある。1つは、昨日の日記でも熱く語ってしまったマイ・ハニー、コモモちゃん(はぁと)。もう1つは、今、栃木テレビで夕方に再放送されている「ロミオの青い空」である(はぁと)。偶然のたまたま、チャンネルをザッピングしてる最中に発見したのだが、それにしても私ったら、元ショタのクセに迂闊すぎ(ーー;)。こぉ~んなに美味しいアニメを、見逃していたなんてッ!!(号泣)。少年らしい潔癖さと正義感をあわせ持ち、女の子には礼儀正しく、男同士の友情に厚い少年たち。くぅーーー。たまんねーじゃないかッ。じゅるじゅるじゅる(←バシッ)。しっかし、今までノーチェックだったのには訳がある。アニメのタイトルが「ロミオの青い空」だけど、原作では「黒い兄弟」(福武文庫)だという。黒い兄弟……ぽわぁ~~ん(ただ今、妄想中)。マイ脳内事実の『黒い兄弟』とは…“セバスチャン(兄)とペーター(弟)はスイスの山間の小さな村で(謎)、貧しいながらも兄弟仲良く、支えあって生きていた。しかしふとした拍子に掟を破り、神の怒りをかってしまう。その結果、村は呪いをかけられてしまう。自らの犯した罪に苛まれ、苦悩するセバスチャン(兄)とペーター(弟)。村にふりかかった呪いを解くため、放浪の旅に出ることに…。あ、「黒い兄弟」って呪いによって“穢れた”ってことね。 ”だと思い込んでたから、アニメを見て(もちろん途中から^^;)ビックリ仰天!!も、も、も、もしかして「黒い兄弟」って少年団の名前っすか~?しかも「黒い兄弟」の名前の由来って、もしかして「煙突掃除小僧→煤で真っ黒→黒い兄弟」って事なんですかい?うきゃー(大汗)。もしかして私ったら、曲解しすぎてたのかも…ぽりぽり。ええっと。ロミオもいいんだけど私、“アルフレド、マイ・ラヴァー”っす。一目惚れしちゃいましたのん(*^^*)。ぽわ~ん。(ようやく名前が分かったと喜んだら、やんごとなきお坊ちゃま&重病人。心中複雑…ブツブツ)しっかし、明日(12日)の放映が「永遠のアルフレド」。…なんだかとっても嫌な予感がする(汗)。「ロミオの青い空」のファンサイトを探さねばッ!!
Mar 10, 2004

最近の私とチビ、ポスペのコモモちゃんにハマっている。いいや。この気持ちは…“恋をしてる”って言ってもいいのかもしれない(*^^*)。二人して、毎日のようにプレイしているコモモ族DE雪合戦が原因なのがバレバレなんだけど。てへ。(現実でも、2人で雪合戦ごっこをして遊んでるのだ。私がミルクちゃん、チビがコノハちゃんなの♪)チビを妊娠した祝いでポスペソフトを貰って以来のポスペユーザーだから、ユーザー歴、もうすぐ5年になるのかな?ユーザーではあるものの、今の今まで、ポスペのキャラって可愛いと思ったことがなかったのだ。でもッ!!コモモちゃんと出会って初めて「すんげー可愛いぃ~♪」開眼してしまった私である。しっかし、愛の証のぬいぐるみ&グッズを買い集めようにも、トイザらスには売っていない(号泣)。やっぱり、ゲーセンでぬいぐるみゲットしか道はないのかしら?ああ、少ない資金で、たんまりぬいぐるみをゲットしてくれる男手が欲しいよう(涙)。(ダンナは、最初から戦わないタイプ。アテにならないの。シクシク。)しょうがないからヤフオクで、ガシガシ入札中。果たして幾つ、我が家に来てくれるのかしらん(*^^*)。* 本日のお買い物 *新刊本屋で・おかゆまさき『撲殺天使ドクロちゃん』3巻/電撃文庫/530円 bk1/楽天 ・長沢智(原作/今野緒雪)『マリア様がみてる』1巻/マーガレットコミックス/390円 楽天ようやく「マリみて」1巻ゲット♪でも…あんまりにもひびき玲音版祐巳ちゃん&祥子さまと違いすぎ(苦笑)。すぐ目の前に平積みされてたのに、じぇんじぇん気がつかなかった~(汗)。えー?「撲殺天使ドクロちゃん」、この3巻で完結しちゃうんですかい?BookOffで・大崎善生『パイロットフィッシュ』角川書店・黒田研二『闇匣』講談社ノベルス ・桐野夏生『顔に降りかかる雨』講談社文庫 ・ジェラルディン・ハリス『ガルキスの王子』創元推理文庫 ・ふゆの仁子『陶酔』ヴァリオノベルズ ・かわい有美子『上海金魚』クロスノベルズ・野火ノビタ『飛行少年ズ』太田出版・野火ノビタ『ハルオ』太田出版来月文庫落ちする『パイロットフィッシュ』を105円コーナーで発見。思わずゲットする。大崎善生の小説(つか、主人公が嫌い)って、あんまり好きじゃないんだよねー。なのに読んでしまうのは、やっぱり“愛”があるんでしょうか。大昔にBookOffだかに売り払った記憶があるんだけどなあ。図書館に行ってもないから、105円だし、買ってしまったよ>『顔に降りかかる雨』。来月から消費税の表示方法が、「本体価格+税」から「総額表示」に変更される。なのでもう、さっそく“100円コーナー”が“105円コーナー”に変更されていた。…なんか間抜けだ(苦笑)。この表示方法変更にともない、いつぞやの消費税改訂の時のように、どさくさに紛れて、絶版にされちゃう本がどっさり出るんだろうなあ…(遠い目)。そうそう、行った先のブックオフで山尾悠子『ラピスラズリ』が半額で売ってた。半額でも1450円。…。しっかし、売るなよなー(←山尾悠子ファンですもの、ワタクシ)。* 昨日のお届き物 *・タニス・リー『バイティング・ザ・サン』産業編集センター bk1/楽天・森奈津子『耽美なわしら』下巻 フィールドワイ bk1/楽天・篠有紀子『高天原に神留坐す』1巻 講談社コミックスKiss bk1/楽天いくら24時間出庫だとはいえ、注文した翌日に届いちゃうなんて!!bk1、スゴすぎ!!すっごく久々のタニス・リーの新刊。私の“本年度ベスト1作品”はこれで決まったわねって、読んでもいないクセに気が早すぎでしょうか?ぽりぽり。森奈津子『耽美なやつら』のあすかノベルズ版は持っているけど、今回の単行本化では、ノベルズに収録されなかった幻の4作品が収録されるというので、収録される下巻だけ買ってみた。装丁は渋くて素敵だし、二段組♪でも…森永あいのイラストがないじゃないかー(涙)。ショック大きすぎ。うううっ。あとで気が向いたら、上巻も買ってみよう。明日は、図書館へ行く日。でも…返却しなきゃいけない『白夜行』、まだ1ページも読んでない~(大汗)。今晩、徹夜して頑張る?ドキドキ。
Mar 9, 2004
ダンナの「一年で一番忙しい一週間」が無事終り、今日明日と2連休。わ~い♪内職の発送がてら、家族3人で、ひっさびっさに買出しへと出かける。* 本日のお買い物 *新刊本屋で・南条あや『卒業式まで死にません』新潮文庫/476円 bk1/楽天・梨木香歩『エンジェル エンジェル エンジェル』新潮文庫/362円 bk1/楽天・荒俣宏『想像力の地球旅行』角川ソフィア文庫/857円 bk1/楽天 ・リリアン・J・ブラウン『猫は川辺で首をかしげる』ハヤカワHM/660円 bk1/楽天・茅田砂胡『レディ・ガンナーと二人の皇子』上巻/角川スニーカー文庫/495円 bk1/楽天 ・霜島ケイ『終の神話・地号の賞』小学館キャンバス文庫/543円 bk1/楽天 ・かわい有美子『闇滴りし』小学館パレット文庫/476円 bk1/楽天 ・柏枝真郷『兆 ―FORESHOW―』講談社ホワイトハート/600円 bk1/楽天・「IN・POCKT」2004年2月号/講談社/200円・「WINGS」2004年4月号/新書館/562円・「小説JuneDX」2004年4月号/マガジンマガジン/933円 恩田陸特集号の「IN・POCKT」がしっかと買えて嬉しい。だけど。先月号から連載開始の恩田さんのエッセイを読んで、思わず眩暈が。クラクラ。こ、こ、こんな愉快な人柄だったなんてー!ゲラゲラ。「WINGS」掲載のあとり硅子さんの読み切り短編、舞台が図書室、妖しい司書の名前が恩田さん…ついついにやにやしてしまった私である(笑)。(「小ジュネ」が今月号から季刊に変わっててビックリ!!差別化を図るのは難しいのねえ。しみじみ。どっかの出版社みたく、作家の囲い込みができたらよかったのに。遠い目)BookOffで・野火ノビタ『帰って来たひとさらい』ビブロスゼロコミックス 楽天 ・ユキムラ『エウクロス物語』ビブロスゼロコミックス bk1/楽天 という訳で、野火ノビタの2冊目。ボーイズにあらず。ちぇ(←をい^^;)。『エウクロス物語』はジャケ買い。面白いかしらん?* 最近の読み終わり *川上弘美『龍宮』文藝春秋 bk1/楽天 小さな曾祖母、人間界になじめなかった蛸、海へ帰りたがる海馬。 遠いカミの世から訪れたものとの愛情を描く川上弘美の短編集。とても不思議な幻想譚。ひとことで言えば「ヘンな話」。だけど読み心地は悪くない。現実にふと紛れ込んだ「異界のモノ」との交流を描いた作品が収録されているのだが、いつの間にやら現実がじわじわと侵食されていき、まったく別のものへと変容していく。現実が揺らぐようすに、とてつもない酩酊感と魅力を感じる。また「異界のモノ」が、異質であるがゆえに抱える寂しさ、孤独感にも胸を打たれる。作品を包みこむ空気としては、どことなくユーモラスな雰囲気が漂っているのだけど。私が強く印象に残ったのは、神話的世界が濃厚に漂う「轟」、人間の寿命が飛躍的に延びた世界で巡り合った先祖との恋を描いた「島崎」、恋のために一度は海を捨てた海馬が、もう一度、海を目指す物語「海馬」かな。「海馬」は、昔話によくある異種族間婚姻を下敷きにしている作品だ。人の姿となった海馬が、現代の世田谷で4人の子供の母親として暮らしている。海を離れた海馬の、いつまでも癒えることのない深い哀しみと孤独に、海馬の主人らが抱える、所有しても満たされない思い、所有するがゆえの哀しみが折り重なってなんとも物悲しい幽玄な物語となっている。解放され、ようやく自分を取り戻した「歓喜」のはずのラストシーン。だけど、なぜか開放感よりも、心のどこかで痛みを感じているようにしか、思えないのだけど。まだ数作品しか読んでいない、川上弘美初心者の私が言うのもヘンだけど、ごくごく軽やかに不思議なモノ&不思議な世界を描き出すのが巧い作家なのだと思う。『センセイの鞄』で川上弘美に目覚めた私だが、またちょっと違った川上風ファンタジーの世界にも強く心を惹かれる。やっぱり川上弘美、要チェック!!頑張って、全著作読破を目指すぞッ!!
Mar 8, 2004

今日は祭りの最終日で日曜日。どこから湧いてきたのかと思うぐらい、人・人・人がいっぱい。でも…さすがに飽きちゃったので、大人しく図書館へと行く。チビもさすがに行きたがらなかったし。* 本日の借り出し本 *・重松清『愛妻日記』講談社 bk1/楽天 ・垣根涼介『ワイルド・ソウル』幻冬舎 bk1/楽天 ・上橋菜穂子『虚空の旅人』偕成社 bk1/楽天 ・カイ・マイヤー『鏡の中の迷宮 光る石』あすなろ書房 bk1/楽天 ホントは重松さんの『卒業』が読みたくて、もしなかったら、予約入れるつもりで行ったのだが、新着本コーナーに『愛妻日記』見っけ♪「おぉ!コレがあの話題になった作品ですかッ!」の好奇心で借りてくる。垣根さん、これが初体験の私。「ソフトなノワール」だと聞き、読む気満々。しかも“祝!吉川英治文学新人賞受賞!”でしょう。これ幸いと借りてくる。読むのがむちゃくちゃ楽しみ楽しみ♪待ちに待った『虚空の旅人』が、ようやっと借りられた。すんご~く嬉しいぃ♪でも…本の小口にココアらしきモノによる、茶色のシミが多数あり(号泣)。図書館本だからって、ぞんざいに扱うのはやめてよねー。ぷんすかぷんぷん。(どーでもいいけど、図書館利用者のモラル意識って、むちゃくちゃ低いと思う。以前、某図書館で借りて読んだ小野不由美『メフィストとワルツ!』と『バースデイ・イブは眠れない』の2冊のレア本、もう一度読みたいと借り出ししようとしたら…行方不明本になってるでやんの(怒)。図書館の本、パクるのはやめろッ!!勝手に自分の本にするなッ!!)* 本日の読み終わり *重松清『愛妻日記』講談社 bk1/楽天 奥様には隠れて読んでほしいのです-。R-18指定。 夫のゆがんだ情欲を描く性愛小説集。 『小説現代』に直木三十六名義で掲載された作品を大幅に加筆し、改題して単行本化。そうか。女の人は読んじゃいけない“夫(男性)限定”の小説だったのか。読んじゃったけどさ、もう(苦笑)。ええっと“文学の薫り高いエロ(官能)小説”って感じ(笑)。でもま、これもひとつの「夫婦愛の姿」には違いないけれど。“直木賞作家・重松清が官能小説を書いた”その事実を否定するつもりはまったくない。ただ気に入らないのは、妻の描かれ方なのだ。“夫に従順で快楽に奉仕。その上、夫によって官能を開発(笑)され、大胆かつ奔放に振舞う妻”って、あんまりにも夫(男性)側に都合が良すぎるんじゃないか~?収録されてる6作品とも、みんながみんな、同じようなのもどうかと思う。(あ、「饗宴」だけはちょっと毛色が変わってるか。でも、うーんうーん)「セックスによって夫婦としての絆を深める」そういう側面は確かにある。だけど、その表現方法が「官能小説」で、しかもワンパターンだという点に不平不満。どうせ書くなら、妻の視点に立った作品、セックスレスな夫婦、もうダメそうな夫婦の光景などいろいろなバリエーションで書いて欲しかった、と思う。“奥様には隠れて読んでほしい官能小説”が売りなのかもしれないが、重松清でしょう。私のように女性だって読むんだから。図書館本に帯なんてついていないし(苦笑)。雑誌掲載時は「直木三十六」のペンネームで発表されていたのだとか。でも、熱烈なファンが読んだらすぐに、真の著者が誰か、分かっちゃったでしょうね。今日で、ダンナの“一年で一番忙しい一週間”が無事終了。一週間、お疲れさまでした。ようやっと我が家も、明日・明後日と二連休である♪わ~い♪\(*^▽^*)/何して遊ぼうかしらん。ワクワク♪
Mar 7, 2004

祭りの二日目。昨日に引き続き、祭りに行く…っていうか、昼ご飯を買出ししに行く感じ(笑)。店こそ違え、買ったモノも昨日とまるで一緒だったし(笑)。(ジャガバター!とろとろに溶けたバターとコーンとジャガイモの三位一体が至福の味なのじゃ♪)3日間続けて食べたら、確実に太りそうだけど(苦笑)。とか言いながら、「美味しいものを食べて太るんなら本望よッ!」って、つい言っちゃうのよね。増えた体重を見るなり青くなって、「ダイエットしたるぅ!!」絶叫するのは、判りきってるのに(笑)。* 本日のお届き物 *・米澤穂信『さよなら妖精』東京創元社/1500円 bk1/楽天 ええっと、サイン本。わ~い♪\(*^▽^*)/「どうせ買うんだしぃ!えいッ!」で先着30名さま限定に申し込んだら、買えちゃったのである。ま、本の見返しに金色のマジックで米澤穂信さんの名前が書いてあるだけったらそうだし、古本的には価値がないのかもしれないけど。でも、嬉しいぃ♪「伊坂さん、吉川英治文学新人賞を『アヒルと鴨のコインロッカー』で受賞されておめでとう♪」記念の『アヒルと~』読書と共に『さよなら妖精』も、読むことにしよう。…たぶん今月中には(←をい^^;)。 * 本日の読み終わり *梨木香歩『家守綺譚』新潮社 bk1/楽天 庭・池・電灯付二階屋。汽車駅・銭湯近接。 四季折々、草・花・鳥・獣・仔竜・河童・人魚・竹精・桜鬼・聖母・亡友等々出没数多…。 それはつい百年前。新米知識人の「私」と天地自然の「気」たちの交歓録。 ジャパネスク・ホラーというのかしらん?どことなく懐かしさを感じさせる幻想譚。 亡き友人の家へ「家守」として住みつくこととなった作家・綿貫。四季折々に咲く花々を風景として織り込み、と同時に、綿貫の元を訪れる優しいあやかしとの交流を描いた、ちょっぴり不思議な、まさしく「綺譚」としか言いようがない物語である。現実と異界の境界が定かでなくなり、あたかも夢で夢を見ているような、あわあわとたゆかう浮遊感がたまらなく心地良い。湖で行方不明になった友人・高堂が、掛け軸を通じ、綿貫の元をたびたび訪れるという設定も、たまらなく好み。じゅるじゅる(←をい^^;)。時代背景は明治か大正なのか?河童がいて、小鬼がいて、狸が人を化かす。かつての日本には、当たり前のようにあった光景である。その当たり前だった光景が、当たり前のように「ある」世界―。現実を離れ、たとえひと時でも…懐かしく、不思議な世界に心を解き放つもの、悪くない。あやかしと人とが、ごく自然に打ち解けているようすに、ついつい心が温まる。私、すんごく好き好き大好きッ!!図書館で借りて読んだけど、いつかは絶対に買うつもり♪明日は、ダンナの“一年で一番忙しい一週間”の最終日で、図書館へ行く日、でもある。祭りの最終日でもあるけど…もう充分に堪能しちゃったから、たぶん行かんと思ふ^^。
Mar 6, 2004

という訳で、ド田舎の小さな町にとって、年に一度のビック・イベント、初午の初日である!!さっそく内職の発送がてら、チビと一緒に状態視察(笑)。メイン・ストリートを車両通行止めにし、道の両脇に「これでもかッ!」とばかりにテキヤさんショップがずらずら並ぶのだ。チビの「ばななちょこたべる~たこやきたべたい~」を聞きながら、どこの店が一番安くてお徳か、チェックする母であった(笑)。祭りの「ハレ」の雰囲気に興奮したのか、キャーキャーはしゃぎながらテケテケ小走りで歩くチビ。そんなチビが「あ!ばななちょこだ!」足を止めた一軒の出店。1本200円だけど、おじさんにじゃんけんで勝てば、2本貰えるらしい。お金を払って、「さあ、チビ!じゃんけんよッ!」振り向いた私の目に飛び込んできたのは…「やだよう(涙声)」。おじさんに声をかけられたのがショックだったのか、ぷち人見知り状態になって、泣きじゃくる(←嘘泣き?)チビの姿だった。あのなあ(ーー;)。しょーがないから、やりましたとも。我が家のじゃんけん女王、このワタクシが。おーっほっほっほ。「パーを出すな」が直感で分かったから、チョキで勝ち。おーっほっほっほ。「おじさんがあっちに行ってる間に、好きなの2本、持っていっていいよ」テキヤのおじさんに気遣いさせたものの、しっかとチョコバナナ、2本ゲットして帰宅しましたとさ。めでたしめでたし!?(後日談。その2本のチョコバナナ、「一本はパパへのおみやげかしら?」そう思ってたけど…結局2本とも、チビが食べましたとさ←食べ過ぎよッ!!)* 最近の読み終わり *伊藤比呂美『伊藤ふきげん製作所』新潮文庫 bk1/楽天その昔、伊藤さんの出産、育児エッセイ本を、夢中になって読んだものだ。子供はおろか、結婚も、出産経験だってなかったのに(爆)。そのチビッコだった伊藤さんチのカノコちゃん&サラ子ちゃん姉妹が、思春期を迎えたのかと思うと感無量である。しみじみ。ただでさえ難しいお年頃なのに、両親の離婚によって新しく家族になった養父との関係、言葉も通じない慣れない異郷の地での新生活…と、思春期の気難しさに追い討ちをかける要素がてんこもり。「思春期の単純性ふきげん(ムカつき)」に振り回され“親をやめたくなる”と愚痴をこぼしながらも、逃げずにきちんと向かい合い、ちゃんと抱きしめてあげられる伊藤さんの姿。当たり前の事なのかもしれない。けど。母親として女性として、とっても尊敬。憧れる。(さりげなく言葉や「女性性」へのこだわりがあるところが、詩人ならではかと)今はまだ他人事、エッセイとして興味深く読んだが、あと10年もしたら…きっと「思春期の単純性ふきげん(ムカつき)」に振り回されてる私にとって心安らかにするための育児指南書、ビタミン剤になっているんだろうなあ……と、思うのだけど。。。明日は祭りの2日目。また…行くのかしらん???
Mar 5, 2004

明日の3月5日から3日間、すぐご近所にある稲荷神社の初午大祭である。一年に一度のこのお祭りに「よくもまあ、こんなに人がいるなあ」感心するぐらいに人が集る。平日の昼間なんて、ほっとんど人気のないメイン・ストリートが、この期間だけは別。道の両脇にテキヤさんの出店がびっしりと並び、芋の子を洗うような人込み状態になるんだから!!今日はお祭り前日。だけど、出店準備に取り掛かる人たちの姿がちらほら見えて、祭りに備えて街の雰囲気が、浮き足立ってきたような感じがする。。。で、問題はチビ。昨年の祭りでは、唯一欲しがったわたあめでさえ、食べなかった。だけど、今年はもう4歳。そろそろ自我が出てくるお年頃である。どんなモノを欲しがり、買わされちゃうのかしら。母はひやひや&ドキドキである(汗)。(ホントは家族3人でお祭りに行きたいんだけどねー。今の職場にいる限り、絶対に無理^^;)* 本日のお買い物 *・石原理『わたしの隠れ家へどうぞ』ビブロス/562円 bk1/楽天・諸星大二郎『栞と紙魚子 何かが街にやって来る』ネムキコミックス/762円 楽天石原理の新刊、ようやくゲット♪あんまりボーイズ臭がしない事、シリーズ続編が収録されている事が特徴かと。「其は怜々の雪に舞い-鬼と朧月夜-」に「ワールド・マーケット」「あうん」が好み(*^^*)。特に「其は怜々~」、昨夜から読み始めた『家守綺譚』にも通ずるモノがあるような気がする。レトロな雰囲気、ちょっと見えてしまう(←分かってしまう?)作家が登場する、とか。少しづつでもいいから、描き続けていって欲しいなぁ。諸星さんは…もうなんというか、ヘタウマを極め、超越した極地に到達してるって感じ。誰にも真似できない「諸星ワールド」。ええ、褒めてますとも(笑)。表題作、「魔術」、「ゼノ奥さんのお茶」が好み♪しっかし、ネムキが隔月刊だから、コミックスが1冊刊行されるまでに3年かかるなんて(涙)。今日のダンナのおみやげは、大量のBL本+コミックス。新書、文庫、コミックス。全部合わせて39冊(大汗)。う、嬉しいけど、かなり微妙。だって、貰って嬉しかったのは、その内の1/3だけ、だったんですもん。中には、読まず嫌いしていた潮見知佳の『KEY JACK』もあって、読んでみたらすっごく面白かった♪でも1巻だけ。ううっ。まずい。続きを探して、読んでしまいそうな予感がするぅ(汗)。(しっかし。夜月桔梗「恋しくて」シリーズは腐女子の通過儀礼的作品なんでしょうかねえ。岩本薫、初体験の私。まあ、赤坂RAMさんがイラストなのねえ♪警察モノだし、楽しみ楽しみ)
Mar 4, 2004
今日は3月3日の雛祭り!結婚前は、お雛さまを飾り、ちゃーんと五目寿司にはまぐりのお吸い物を用意してきっちりお祝いしていたが、結婚したら。3月の第1週は、仕事の関係上、ダンナの帰宅が遅いでやんの。よって晩ご飯はパス(涙)。「私一人のために腕を奮ってもねえ」嬉しさ反面、泣く泣くお節句のお祝いをスルーしてきたのだが、数年前に家族が増えて(笑)。ようやっと昨年から、我が家にも五目寿司が復活したのである。めでたしめでたし。かなり手抜きになったけれどね(苦笑)。でもねえ。お寿司を食べて雛祭りらしい雰囲気は出せても、子供が男の子だからお雛さまも飾らないし、なんだか味気ない。だからと言って、5月の節句にお節句らしいことをするかと言えば、何もやりませんが(苦笑)。* 最近の読み終わり *加納朋子『レインレイン・ボウ』集英社 bk1/楽天 「いまどきの」なんて言葉でくくって欲しくない、七人七色の今。 虹の橋は、未来へとつながっているのだ…。高校卒業から7年。 7人の仲間が集まって、7つの物語が交錯する、爽やかな青春群像。 登場人物の一人である「陶子」という名前に記憶が刺激されるなあと思ったら、『月曜日の水玉模様』の続き、同じ世界の物語なのだ。“陶子が、高校時代ソフト部だった”は『月曜日の~』の中でエピソードとして語られるが、本作品では陶子をも含めたソフト部のチームメイト9人の過去と現在が、連作集として描かれる。題名のように7人7色それぞれの物語が「虹」という1つに収斂し、それによって一人の女性の姿が、次第に浮かび上がってくる構図になっている。謎解きの物語としてよりも、高校卒業して7年目の女の子の物語として興味深く読んだ。青春のひと時を共に過ごした9人ではあるが、その後選んだ道はそれぞれバラバラ。それぞれ違った境遇(職場、家庭)で、自分の生き方について悩み模索しながらそれでも懸命に、前向きに生きていこうとする姿に、とても共感を覚えた。(男性が読むと、どう思うのかしらん?)「加納朋子」という作家に対して、何気に「いい子ちゃんすぎ」というイメージを勝手に持っている私だけど、ここしばらくの加納作品を読むかぎりでは、そのイメージから、次第に変化しつつあるように思える。作品ごとにイメージがガラリ変わるような、そんな意欲作を楽しみにしたい♪本作品を読み、前作である『月曜日の水玉模様』が、たまらなく読み返したくなった私である。だって、あの大日本リサーチの萩クンも再登場してるんですもん!!今後もシリーズとして続けていくのかしら?彼と陶子の関係は如何に?ああ、気になる気になる!!
Mar 3, 2004

* 本日の読み終わり *中山可穂『弱法師』文藝春秋 bk1/楽天 “かなわぬ恋のためいき かなわぬ恋こそ、美しい” 能をモチーフに現代の不可能な愛のかたちを描く、 著者初の中篇小説集。(~帯より~) 1年ぶりの可穂さんの新刊を読了。一気に読み終えて…その研ぎ澄まされ結晶化したかのような愛の姿にすっかり魂を持っていかれちゃった私である。ほよ~ん。うっとり。人を愛することにより、人は豊かになる。そう、それは真実かもしれない。だけど可穂さんが描く愛とは、愛することにより自身の身を切り、血が噴きだすような激しい愛だ。待ちに待った新刊は、「能」をモチーフにしているせいか、今までのお話とは少し違う。「運命のひとりの相手との、永遠に終わらない愛」「狂おしいほどに激しい愛」の姿を描いてはいるが、それはあくまでも「片思い」。願うようには受け止められず、報われないゆえ純粋な3つの愛の姿が、切々と描かれているのだ。 そして3編とも、作品全体を死の影が色濃く覆っているのもポイント。弱法師 患者として訪れた難病の美少年朔也に、心惹かれてしまった医師鷹之。 いつしか、主治医の立場を超えた愛情を朔也に抱くようになる。 そして妻を捨て、医者としての安泰な生活を捨て、朔也の義父となり治療に没頭。 しかし懸命な治療の甲斐もなく朔也の病気は、一向に良くならないのだった。 そして…。可穂さんには珍しい男同士の同性の愛。描き方こそ違うが、まるでいにしえの“耽美小説”のようで、ちょっと驚く。(義理の父親が美しい息子に過剰な愛情を抱く。ぢつは息子も義父を愛してしまい…とか)行く手にある死がくっきりと見えるからこそ、いっそう激しく深まる愛。しっかしよくよく読むと、鷹之と朔也の愛では、愛の種類が違うのに気づく。「ぼくは朔也のことが好きだ」そう口走るものの、決して朔也が望むような愛ではなくて。鷹之の視点で物語が語られるのだが、ふとした拍子に表れる鷹之へ向かう朔也のひたむきな愛が…切なくて切なくてたまらない(なんて鈍いんだ!この男は!!ぷんすか)。朔也の病気はどうなるのか?朔也の愛の行方は?張り詰めた空気のまま、物語は進む。そして。「永遠」に繋ぎとめるため、愛に殉じたのだろうか。純粋な想いに切々と胸を打たれる。絵画のように静かで美しいラストシーンが、とても印象的だった。卒塔婆小町 小説家志望の青年が墓地で出会ったのは、薄汚いホームレスの老婆百合子。 しかし彼女は、かつては小町と絶賛される美女で、しかも敏腕の編集者だったのだ。 彼女の口から、かつての新鋭気鋭の小説家深町との愛が、語られる。小野小町と深草少将の伝説を下敷きにしている能の「卒塔婆小町」がベースになっているのだが、可穂さんらしい解釈が施されているのがポイント。可穂版小町では、百合子が深町の愛を受け入れないのは傲慢ゆえではなく、自らのセクシュアリティゆえ、なのである。いくら愛されてもそのセクシュアリティゆえ、捧げられる愛を拒絶する百合子。いくら愛しても男ゆえ、愛を受け入れてもらえない深町。決して重なり合うことはないと分かっていても、残酷な美しいミューズへの愛のために愛の証の百篇の短編を、命を削りながら捧げ続ける深町の姿に、胸が熱くなる。(百合子へ宛てた深町の手紙がまたいいのだ。その美しさに、またまた胸が熱くなる)愛を拒絶しながらも編集者の立場として、作品を書かせねばならないという大きな矛盾。その矛盾を自覚し、心を痛めながらも、そうさせずにはいられない業の深さを抱える百合子にどうしても心惹かれてしまう。(作家深町にも編集者百合子にも、可穂さんが投影されているんじゃないかしら)最初から破たんが透けてみえている愛。だけど求める愛とは違う形ながらも、百合子と深町の2人の孤高の魂同士が共鳴し合い、どこか深いところで、固く結ばれていたように思えてならない。かなわない愛の切なさ、純粋さゆえに、とても美しい作品である。浮舟 薫子おばさんと母、父が不可思議な関係にあるとは 物心ついた頃から薄々は感じていた。 ある日、娘である碧生は決定的な証拠に気づいてしまう。 いかにも可穂さんらしい作品かも。薫大将と匂宮の2人に言い寄られる浮舟の物語を、舞台をごく自然に現代の鎌倉へと移し、“娘から見た両親たちの秘め事”として描く。すべてを知り、母親もまた生身の女であったと気づくシーン“ふたりのきょうだいに熱烈に愛され続け、からだを引き裂かれ続けるにひとしい母の人生の苛烈さを、私はようやく思い知ったのである” (p.277)胸が思わず熱くなる。娘として母親の生を理解し肯定すること。それは同時に自分をも肯定することで。碧生がこれから歩む先に、唯一人の人を一生かけて、馬鹿みたいに愛する愛が訪れるのだろうかとふと思いを馳せてしまう。愛しつづけることの深い悲しみと喜びを内に秘めながら、ひたむきな愛を注ぎつづけるハンサムな薫子さんがイチオシ(*^^*)。 3編のうちでは「卒塔婆小町」「浮舟」が好き。収録された3編それぞれ、中山可穂だからこそ、彼女しか書けない作品だと思う。中編にも係わらず、長編を読んだ後のようなずっしりした重量感を感じる。はぁ。百聞は一見にしかず。ぜひ小説を読んで可穂さん描く愛の世界に、魂を浮遊させていただきたい。それにしても。感じたことを言葉にして表現することって、なんと難しいのだろう。心が打ち震えた小説の素晴らしさの半分も、言い表せていない気がするわ(号泣)。(可穂さんの小説を読んだ直後は「ああ、私もこんな風な恋がしてみたい!」と思うけど、実際、血が噴きだすような激しい愛に魂も身体も翻弄されるのは、シンドそう。軟弱モノの私は、パス。可穂さんの小説さえあればいいわ^^;)
Mar 2, 2004

今日から3月!なのに一気に真冬に逆戻りしたような凍える寒さ。ぶるぶる。(東京じゃ雪がちらついたようだけど、ここらは小雨がぱらついたぐらい)昨日と今日の温度差、10度以上あったんじゃないか?これじゃどんなに元気な人間だって、風邪引いちゃうよッ!!(そうそう、中学だか高校の卒業式当日に雪が降り、式の最中、体育館の屋根が抜けたっけ。その当時は埼玉在住。昔は埼玉にだって、3月に雪が降ったのだ!) 「今日は一日中、外出したくないんだ!」のオーラを発してるダンナに無理を言って車を出してもらい、外食でお昼ご飯+食材の買出しへGO!!しっかし。ご飯食べに向かった店は、卒業式帰りとおぼしき学生でいっぱい(涙)。「今日はどこに行っても、こんな感じで混雑してるよね」そそくさと帰ろうとしたけど、それじゃあんまりにもツマンナイから…でその店のご近所にあるBookOffへと連れて行ってもらう。虫の知らせってヤツ?結局、その選択は大正解だったんですが。わ~い♪\(*^▽^*)/* 本日のお買い物 *BookOffで・夏石鈴子『家内安全』マガジンハウス/700円・榊原淳子『世紀末オーガズム』思潮社/100円・村上春樹『Sydney!』文藝春秋/100円・江國香織『十五歳の残像』新潮社/100円・「SFマガジン」2003年7月号/早川書房/100円・鳥人弥巳『成層圏の灯』BBC/100円・野火ノビタ『抱きしめてくれるなら』BBC/100円前回店に来た時に、買おうか図書館さまに頼もうか、悩んで悩んだ挙句に、結局棚に戻しちゃった『家内安全』を棚に発見♪「ま、半額だからいっか」で購入してきちゃった♪嬉しい(はぁと)。100円均一の棚で榊原淳子さんの本も見っけ。思春期に夢中になって読んでた某A誌で榊原さん、エッセイを連載してたのよね。で、ついつい懐かしくなって、購入する。春樹さん&江國さんも100円均一の棚で。そんなに古い本だったっけ?でも今年はうるう年だから、前回のオリンピックから、そうか。もう4年は経ってるのねと、にんまりしながらしみじみした私である。そろそろ文庫化されるのかな?>『Sydney!』「SFマガジン」2003年7月号の特集は“ぼくたちのためのリアル・フィクション”。そう、掲載されてる吉川良太郎の短編が読みたかったのだ。そしたら冲方丁「マルドゥック」のプレストーリにインタヴュウ、荻野目悠樹のインタヴュウ、「メディア別:次世代型フィクション・ガイド」まであって読み応え満点!!ひとまずDに楠見朋彦、小林エリカに白鳥賢司はチェックかな。でもでもでもでもでもッ!!何より一番嬉しかったのは、鳥人ヒロミ「成層圏の灯」シリーズの幻の第一巻を入手したこと!!わーいわーい。嬉しいな♪\(*^▽^*)/わ~い♪ええっと、俗に言うとあっち系の話なんですが、ええ話なんですの。絵も好みだし。昨年初めて読んでずっぽり鳥人ヒロミの魅力にハマり、メロメロ状態の私(*^^*)。でも、シリーズのそもそものはじめである、この『成層圏の灯』だけは入手できず。いつか何が何でも入手したい、読んでみたいと胸ときめかせていたコミックスなのだ。それが…うううっ(感涙)。幸せの青い鳥って、案外身近なところにいるものなのかも。野火ノビタは…「成層圏」の隣にあったから、軽い気持ちで手に取ったのだけど…とってもハードでした(大汗)。でも、絵が好きかも(*^^*)。帰宅後、可穂さんの『弱法師』を読む。一気に読む。一気に読んで…ぐすん。現実に引き戻されるのが、こんなに辛いものだとは(涙)。読了後の余韻を噛み締めながら、いつまでも作品世界に魂を浮遊させていたかったのに、すぐさま、晩ご飯の仕度をしなければならない辛さ。ぐすん。やっぱり可穂さんの小説は、家族が寝静まった深夜にこっそり読むに相応しいのかも。感想は、もうちょっと待っててね!!
Mar 1, 2004
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