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下部川の川面に浮かぶ大石の上に、キセキレイの幼い個体を見つけました。きっと湯之奥金山博物館の建物の陰で、この春に孵ったものだろうと思われました。 その次の瞬間です。辺りにカラスが数羽、舞い降りてきました。危ない。心配です。カラスは、襲って食べるというよりは、攻撃して楽しむような傾向がありますので、ハラハラしました。あんな、隠れるところもない場所で、どうなるんだろう。 メロディーブリッジの上から、カメラを構えつつも、声援を送りました。「そんなところから早く脱出しなさい、自分の姿を隠しなさい、カラスに見つからないように・・・」とね。 頸を縮めて、体を石に貼り付けるようにして、何とかやり過ごしたようです。 これからもいろいろな危機に出遭うかもしれませんが、それらを乗り越えていってほしいな、と念じざるを得ませんでした。
2018.06.30
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あれれ、ついに鰻屋さんになったのかな??? でもうまく描けているじゃないですか。 お話は、いつもの湯之奥金山博物館の正面玄関に出ているウェルカムボードです。「梅雨のうっとしさ」・・・をいろいろ体力をつけて頑張ろうと呼びかけているのですが、同時に絶滅が危惧されているニホンウナギの心配も添えられていてすごい。 でも、梅雨もビックリするくらいに早く開けてしまったので、ボードも書き換えられていくことでしょう。次は何が登場しますか、楽しみですね。
2018.06.30
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今日(2018年6月29日)の16時頃、メロディーブリッジの上から見た下部川の流れと向こうのお山の上に広がる青空であります。 下部川は、画面右手に屈曲して上流・源流へと続きますが、曲がり始める画面の中ほどで、正面のお山の鞍部方向から流れ出る雨河内川を合流させていて、撮影地から下流数キロで、常葉川に注ぎます。 空ですが、熱っぽく青く、雲は白く、本格的な夏の到来を感じさせます。そう、気象庁から、関東甲信が「梅雨明けした模様」と発表されたことが報じられた日の光景でありました。
2018.06.29
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湯之奥金山博物館の前庭をヒラヒラと飛んできて、目の前の舗装の上でとまりました。ミヤマカワトンボかと思われます。 お顔をじっくりと拝みました。やや後ろから出ないと、すぐに気付かれて、飛び立たれてしまうからです。 お腹の一番後ろで、オスメスの区別がつくようですが、今回は保留です。 もうすぐ夏休み、運がよければ 金や金山のお勉強以外に、自由研究に直結したこうした自然観察などができます。夏休みのお出かけ先に、山梨県身延町にある湯之奥金山博物館をご検討ください。
2018.06.29
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パッと見て面白かったので、撮影してみました。萼の部分がまだ開いていないヘビイチゴの実です。やがて一枚一枚と開いて、赤い丸い、よく見かける形になっていきます。
2018.06.28
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湯之奥金山博物館の受付カウンターには、折々の花が飾られています。ここのところは、赤紅色のジニア(ヒャクニチソウ=百日草)。 でも今回の写真は、こだわって真ん中の部分のクローズアップです。これ見て、ちょっと思うことがあるのです。何だとおもいます? 数日前に載せたタンポポの花をご記憶でしょうか。念のため、この下に再掲させます。比べてみてください。 そう、下から伸びた蕊(しべ)の先が両側に分かれてクルクルっと・・・。 タンポポもジニアも同じキク科だから、前者がタンポポ属、後者がヒャクニチソウ属と属レベルでの違いはありますが、そんなところが共通するんだな、と思ったしだいです。
2018.06.27
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湯之奥金山博物館の周辺でも、アジサイの花が盛りを迎えてきています。 今日(2018年6月27日)は、6月最後の水曜日。湯之奥金山博物館は、定期休館となっています。どうぞご注意ください。明日の木曜日からのご利用をお待ちしております。
2018.06.27
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通常は山野の林地に生えるハエドクソウ科ハエドクソウ属の多年草で、お名前はそのままハエドクソウです。 湯之奥金山博物館の敷地は、南側が山林に接続するので、博物館敷地の外れにはこんなのが観察できるのです。とても小さな白い花で、長さが10~20cmになる花穂の下から順に咲きます。今咲いているものの下の方には咲き終わって、実になりつつあるのが見られますが、秋にこれが熟すと「ひっつき虫」の1つとなり、動物の毛や人の衣服などに種子がひっついて移動をします。山道を歩いて、これがいっぱいズボンなどについて、困った経験をした方もおありかと・・・。 先ほど、ハエドクソウの花は、とても小さいとしましたが、具体的にどれくらいかがわかるような写真を考えました。腕時計の文字盤と重ねたのです。手元の図鑑によれば、長さ約5ミリだそうです。 暗い環境で、文字盤に焦点が行ってしまい、花がぼけましたが、大きさの雰囲気はつかめそうかと思われます。 それから、ハエドクソウという おかしな名前ですが、昔、この植物の根を掘り取り、それをつぶして出る汁でハエ取り紙を作ったことによる、と手元の図鑑の解説にありました。つまり毒草ですね。花期は7月~8月とされているので、夏休みの間、観察できるかもしれません。夏休み自由研究にいかがですか。
2018.06.26
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本日(2018年6月25日)の地元紙(山梨日日新聞)で、昨日行われたものづくり教室のようすを取り上げていただくことができました。ご参加のみなさんの満足が読み取れる紹介となっています。
2018.06.25
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今日は、ものづくり教室の日でありました。湯之奥金山博物館の多目的ホールを会場に、午前10時から午後1時まで連続で教室の開催となりましたが、写真は始めの導入部分のようすで、熱く語りかける講師の先生の話に参加者のみなさん、すぐにぐっと引きつけられていきました。 今日のものづくりは、どんなものをつくるのか、サンプルを動かしながら確認を行い、みんなますます引き込まれていくのでした。 半田付けなど、普段なかなか行うことがない作業が続き、予定時間をかなり超過しつつも、ご覧のような作品ができあがって、無事終了となりました。 最後のまとめで、みなさんからのリクエストがあれば、今秋にもまた第2弾をご用意くださるとの話もありました。またやってみたい、とか、今度はわたしも参加したいな、という方は、頃合いを見つつ博物館のホームページのイベント情報をチェックしていただけたらと思います。
2018.06.24
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『もの作り教室 ― 迷路探査ロボットを作ろう!!』が本日開催されましたが、わが湯之奥金山博物館の正面玄関口に出ていたウェルカムボードは、その告知といいますか、参加者向けのサインがでていました。
2018.06.24
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今日のお昼過ぎ、空は晴れて、気持ちのよい風がわたる時間がありました。 13時04分32秒 強い光を受けて、ANA機だろうなぁ・・・。 13時06分58秒 小さな機体。ちょっとピンが甘すぎ、JAL機かも・・・。 13時08分58秒 賑やかなカラーリングですこと、ANAのHELLO 2020 JET かも・・・。 13時10分56秒 この機の別な撮影データから垂直尾翼に鶴丸が、JALでした。 気持ちのよい空に、頻繁に通過する旅客機が。身延線より本数が多い、と感じた昼下がりでありました。
2018.06.24
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ツバメシジミが見られました。 下部川リバーサイドパークでの観察ですが、周辺にはシロツメクサが多く見られます。このマメ科の植物は、ツバメシジミのお子さまの大好物なので、この辺りでツバメシジミが見られることは、自然です。 比較のため、1週間ほど前に観察したヤマトシジミの写真を6月18日の記事から再掲してみました。
2018.06.24
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昨日のお昼過ぎ、湯之奥金山博物館の正面玄関の前のアクセス路の外れに咲いていました。 今日は午後から、しとしと雨降りです。タンポポの花の輝きを見て、梅雨の窮屈感をふっとばしませう。(黄金の色に見えて、心うきうき・・・)
2018.06.23
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湯之奥金山博物館の前庭で、昨日の午後、こんな光景が見られました。昨日は、ご来館の数がさほど多くなかったので、こうしたシーンを生でご覧になった方はほとんどおられなかったと思いますが、こうして公開しますので、みんなに知られちゃいますね。金山博工作隊の活動の一コマです。 昨日は日中、とても天気がよく、写真もとてもコントラストの強い状況になっているのがわかると思います。それが工作隊のこのお仕事には重要だったのです。 昨日の午前、湯之奥金山博物館に小型のダンプカーが入ってきて、何かなと見ていたら、がば~っと砂を降ろしてくれたのです。 この2点目の写真は、1点目の写真の前提となるものでありました。 そろそろまとめの解説を・・・。 もう1週間で7月になります。7月の後半には、夏休みに入る・・・。湯之奥金山博物館では、恒例のイベントが開催されます。 そのメインに「砂金掘り大会」があります。砂の入ったバケツに、規定の金の粒を混入させ、国際ルールに準拠しての競技会となるのですが、定量の砂をたくさんのポリバケツに用意しておく必要があるのです。砂の量をより厳密に管理するため搬入された砂の中の水分を飛ばし、乾燥した状態で準備しなければならない。 1点目の写真は、砂を青いシートの上に広げ、天日でカラカラに乾燥させているとても大事な工作であったのでありました。 ふんふん、夏休みのイベントが、確実に近づいてきている、それが見える・・・。
2018.06.23
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前々回に紹介したネジバナの花ですが、今度は、下部川リバーサイドパークの土手状の部分ではなく、川に近い平地部分での観察です。きれいにいっぱいに咲いているのが、これでよく お分かりいただけるでしょう。 1枚目は川に向かう方向での撮影でしたが、こちらは反対に、湯之奥金山博物館の建物に向かっての、マクロ撮影です。背後に博物館の建物が見えていますね。
2018.06.22
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今日の山梨日日新聞の22頁(地域)の紙面です。矢印で示した部分がその記事です。現在開催中の身延線全通90周年記念パネル展についてのご紹介でありました。 記事にあるとおり、7月1日(日曜日)までの展示です。今回のご紹介をきっかけに、湯之奥金山博物館にお出かけ、お立ち寄りいただき、ご覧をいただけたら、とてもうれしく存じます。
2018.06.22
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みんな、クルクルと・・・。ねじれてる・・・。 湯之奥金山博物館の敷地と下部川リバーサイドパークとの間のバンク(土手の部分)の斜面に、いま、ネジバナの花がたくさん見られます。
2018.06.22
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本日(2018年6月21日)午後に、見出しの会議がネットワーク事務局がある山梨県立博物館で開かれました。 会議の中心は、ネットワークに連携する各館からの参加者が、いくつかのテーマごとにテーブルに分かれ、意見交換を行うところにありました。夏休みも近いことから、子ども向けのサービスの現状や課題、その解決法などについての意見が交わされ、有意義なものとなりました。
2018.06.21
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夏の間、空き地などにはびこる雑草の代表選手ですが、湯之奥金山博物館の周りでは、そう多くは見られないものです。とはいえ、細々と秋まで普通に見られるツユクサ、今年の初見でした。 ツユクサの花のしべの辺りに焦点を当てて撮影したものですが、期せずして花びら後ろに隠れていたハナバチの仲間が映り込みました。
2018.06.21
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本日(2018年6月20日)午後に、山梨県生涯学習推進センター主催の山梨学講座の一コマ(90分)を担当してまいりました。 講座シリーズ名は「身延線、その歴史と魅力について」で、これは身延線全通90周年を記念しての開催だということでした。今回はその第3回で「沿線紀行・身延町を往く」とのタイトルでありました。 終了後、「わかった」という感想をいくつかいただくことができました。
2018.06.20
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当館と、最近連携を進めている早川町の上流研(NPO法人日本上流文化圏研究所)さんから、早川入りの金山の歴史に関する情報提供をいただくことがあります。 昨日(2018年6月18日)、上流研さんにお邪魔して、また新たな情報に接することが出来ました。 湯之奥金山の歴史の正しい理解のためには、周辺との比較検討もたいへん重要なことなのです。 その成果、いずれの時にか、みなさまにご披露することがありましょう。乞うご期待・・・。 末尾になりましたが、上流研理事長様、貴重な機会をありがとうございました。
2018.06.19
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湯之奥金山博物館の前庭の山寄りの場所で、シダの葉の上に休むヤマトシジミを見ました。左側の後翅に欠けてる部分がありますが、鳥にでも襲われそうになったのでしょうか。
2018.06.18
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梅雨の時期に、このヨコグラノキは花を咲かせ、盛りを見せたようですが、徐々に花も終わりに近く、実と思われるものも見られるようになっています。目立たず、また比較的短いヨコグラノキの花の季節でした。
2018.06.17
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小雨に濡れたアジサイがきれいです。ところで、昨日(日付変わってしまいました、「一昨日」に訂正。6月14日のことです)の気象庁の情報で、甲府でアジサイの開花が確認されたということを耳にしました。 えっ、湯之奥金山博物館の周りでは、ずっと前から咲いているのに、甲府はようやくって、遅いじゃん、などと思い込んでいました。 しかし、誤解がありました。この写真で、アジサイの花びらのように見えているのは花弁ではなく、花をその中心の小さな塊。この写真の段階ではどれも未開花ということのようです。 やはり湯之奥金山博物館の周辺でも、まだ咲いたとはいえないのかな・・・。 いやいや、よく見たら、花開いているのが確認されました。やはり今、ようやく開花宣言ですかね。
2018.06.16
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描かれたものは、アジサイと電車(身延線かな)、ということで、皆さん、金山博物館でパワーアップし、梅雨を乗り切ってください。
2018.06.15
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今日(2018年6月15日)の朝日新聞の朝刊に、先日行われた甲州市・黒川金山遺跡の見学会の開催状況が、同行取材された記者さんの手により記事になり、掲載されました。
2018.06.15
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こちらの写真は、6月9日に開催された甲州市の黒川金山遺跡の見学会の模様をお伝えした記事において、最初に掲出した画像の再掲です。 その時の記事は、国史跡に指定されている金山跡のいまの状況を、見学を通して見たもので、いわば黒川金山跡の歴史編でありました。 そして今回、この後の記事は、「自然編」ということになります。 柳沢峠登山道入口から歩き始めて、どれくらい歩いたでしょうか、こうしたきれいなヤマツツジが咲くのが観察されたのです。ところによって、ヤマツツジのトンネルを歩くような場所もあってすてきでした。 しばらくして、足下に落ちていたハウチワカエデの落ちた葉が目にはいりました。見上げてみれば、新緑のハウチワカエデの葉が広がっていたのです。これは、天狗が手にする団扇の形をしたカエデという意味の名前で、これまたおもしろいものでした。 往路の休憩場所で見上げたのは、これ。現地で、この木は何かと問われ、クマシデでしょう、みたいに適当に答えていましたが、フェイク説明でした。同じカバノキ科クマシデ属の落葉高木ではありますが、正しい木の名前は「サワシバ」でありました。沢地のような湿り気のある場所に生える木です。 次は、昆虫。途中の道標の柱の上で見たもので、お名前は不詳です。きっとキリギリスの仲間の小さな子どもではないかと思われましたが、これまたおもしろい存在でした。 ここからは帰路での観察ですが、帰路の第一は「石割り桜」とでもいうような木でありました。画面右手の石(というか岩)の上に、ヤマザクラの仲間と思われる木が生えているのですが、この角度で見た岩の割れは、タマネギ状剥離であります。 肝心な石割り桜は、この角度から見るべきでした。岩を割るようにその木は生えていて、正に石を割って生えてきたように見えるのでした。詳細はなお不詳ですが、自然の力はおそるべし、という感じがいたしました。 お終いになりますが、けっこう大きく育ったナツツバキの木、見上げました。 柳沢峠登山道入口から鶏冠山までは、多く利用される登山道であり、要所に樹木のお名前札が付けられていました。それから、このナツツバキ、スチール網の鎧を身にまとっていました。これはシカの食害やクマの乱暴から樹木を護るために着せられているものでした。 以上、黒川金山跡までの往復に、チョコッと目にした自然の観察記録ですが、人との関わりが欠かせないものが多く、歴史の場を考える参考に必要な情報だと感じられたのでした。
2018.06.14
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今頃の…、というか6月10日に観察したクサノオウです。手元の図鑑では、「日当たりのよい草地や道ばたなど生える」とありましたが、湯之奥金山博物館の周りの余り陽が当たらない場所なので、なかなか図鑑どおりにはいかないんだと思われました。花期は4月~7月ということで、まだまだ黄金色した花が見られます。最初に咲いたものは、背後に見えますが、実になりつつあるようです。 ところで、こうした植物は、夜間に活躍するシカの餌食になってしまいそうですが、まったくその気配はみられません。理由がありました。この植物は、アルカロイド系の有毒物質を含んでいるので、シカも近寄りがたいもののようです。
2018.06.14
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湯之奥金山博物館の前庭のコンクリート構造物の上で、アリの行列を見かけました。働きアリの働く姿でしょう。アリの社会の一面でありました。
2018.06.13
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今日(2018年6月13日)は、水曜日。湯之奥金山博物館は「定期休館」です。明日からのご利用をお待ちしております。どうぞご注意ください。 写真は、湯之奥金山博物館の前庭のカエデの木の根元に咲いているアヤメの花です。さわやかにご来館の皆様を歓迎して咲いております。
2018.06.13
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「ホタルブクロの花の周りで」の第2弾は、これで~す。何か小さなのがいますね。ホタルブクロの花を撮影している際に、ヘンなゴミが付いているな、と思っていたら動くじゃないですか。ビックリ・・・。 1点目の写真の後、ホタルブクロの花の後ろに隠れてしまいましたが、裏側に回り執拗に撮影を試みました。まだとても小さなカマキリでありました。
2018.06.12
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前回の記事「台風5号が来ている・・・」のフォロー版です。台風5号は、日付が変わった今日の未明に温帯低気圧に変わった、すなわち消滅したようです。 この時期には、「台風一過」という言葉は似つかわしくないですが、今日の空模様として、こんな感じになりました(午後3時前、甲斐市内で)。
2018.06.12
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先ほど、気象庁のHPから台風情報をピックアップしてみました。午前9時現在の情報ですが、当地の南(ずっとずっと南)を通過しているようです。いま現在、雨は小康状態ですが、引き続き注意をしていく必要を感じます。 今年もいよいよ台風シーズンがやってきたようです。でも、とても早い感じがします。
2018.06.11
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まだまだホタルブクロの花が見られます。しおれてしまったのも多く見られますが、その一方でつぼみも見られます。 それで、今ごろの注目は、このホタルブクロの花にやってきた虫たちのことです。今回は、ハナバチの仲間・・・。この画面にも写っていますが、この撮影時、スローシャッターだったので、うまく捕らえらることができてはいません。確かにいるのですが・・・。 周囲に光が足りない状況の中で、これもブレてますが、ホタルブクロの花にねらいをつけつつホバリングしているのが、おわかりかと思われます。彼はこの後、ホタルブクロの花に潜り込んで、まったく見えない時間が経過しました。 これも前の写真と同様な状況ですが、注目したいのは、足にできている花粉団子。これでホタルブクロの花に潜り込み何をしているのかについて、想像がつきますね。
2018.06.11
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ご存知、わが湯之奥金山博物館の研究活動の集録誌である『金山史研究』の第12号です。実質的に、谷口一夫初代館長の追悼号ですが、先生のご命日にあたる本日、これをひっぱりだして、あれこれ読み返す日となりました。 早いものでもうまるく2年。仏式では3回忌です。 そうそう、コメントがたいへん遅くなりましたが、本編のとりまとめに当たりまして、多くの方々のご協力を賜りました。いまさらながらでたいへん恐縮ですが、この場において厚く御礼を申し上げます。
2018.06.10
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梅雨に入り天候が心配されたなかで、さすがに今回は天も味方してくれました。わが身延町・湯之奥金山博物館と甲州市教育委員会と共催で、史跡指定20周年記念の合同見学会が実施の運びとなりました。 冒頭で「さすがに」としたのには訳があります。 今回の黒川金山遺跡と中山金山遺跡は、ともに「甲斐金山遺跡」として1997年9月に国の史跡となりました。昨年(2017年)に指定20周年を迎えたので、合同での見学会を記念事業として秋に行うこととしましたが、昨秋の黒川金山遺跡見学会は台風接近による悪天候のため中止となっていたのです(中山金山は実施済み)。つまり、今回の見学会はリベンジの意味が込められていたのです。 ということで、最初の写真は、甲州市と金山博物館の双方で参加者募集を行い、集結したメンバーが、柳沢峠の登山道入り口のPで出発前のミーティングをしているところでありました(写真右手はバスは、身延町公用車の「あじさい号」)。この段階での時刻は8時20分(ちなみに、金山博物館発は6時でした)。 午前11時40分、ようやく最初の坑道跡に到達し、甲州市教育委員会の飯島課長さんよりの説明をいただきがながら見学を進めました。(それにしても、たくさん歩いてきたねぇ・・・) 続いて何段にも段造成された「テラス」と呼ばれる以降群を見てまわります。最初の坑道からは、結構な下り方向の移動となりました。写真はテラス群を上方から見ているものです。 12時10分ごろ、黒川金山遺跡の主要部で、昼食タイムにするのに適当な場所にたどり着きましたので、おいしいお昼を思い思いの場所に腰を下ろしていただきました。 腹ごしらえも終わって、テラス群や坑道跡などを順次見てまわる行動を再開させました(12時50分の撮影)。 10分ほど沢状の地形を下がってたどり着いたのは、坑道跡から地下水が流れ出る場所でありました。坑口自体は残念ながら崩れてしまっていて、でも坑道から流れでる地下水の盛んに流れる音で、それを偲ぶものとなりました。 遺跡の中には、鉱山臼の残欠も確認できました。 なお、注意すべきことですが、ここは国指定史跡の指定地内、史跡の価値に影響を及ぼす行為(掘り返しとか臼などの遺物を拾ったりといったこと)は法的に禁じられています。まあ法律で止められていなくても、マナーですね、後世にきちんと伝えていくための・・・。 見学がほぼ終わり、帰りに向かい始めたところで、近世の(金山の時代よりは新しいと見られる)礫石経を埋納した塚(経塚)があった場所で、説明をいただきました。 説明の後、しばらく参加者は辺りに落ちてた小石を手にとり、もしや墨書がないかと見てみましたが、確実なものには行き当たらなかったようです。 この段階で14時10分ごろでしたが、ここまではまとまっていた見学会参加者も、復路の長い行程の中で、体調等の関係もあってバラバラになり、柳沢峠登山道入口での終わりの会(17時ごろ)に間に合わなくなったメンバーもチラホラ。でも、全員無事下山、散会が確認されました。皆さんたいへんたいへんお疲れさまでした。 ちなみに、湯之奥金山博物館への帰着は、順調にはいったものの19時をまわってしまいました。あじさい号のドライバーさんを含め、皆さんありがとうございました。
2018.06.09
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一昨日(6月6日)に当地も梅雨入りしたとのことですが、雨の時期になれば思い出すことが・・・。1907(明治40)年の8月、台風がもたらした記録的な大雨で、山梨県下は大災害にみまわれました。考えてみれば、あれから111年になります。 こちらの写真は、笛吹市御坂町上黒駒の屋敷入沢にあるコンクリートを用いない石積みの砂防堰堤で、「屋敷入沢第七号石堰堤」という名称で、国の登録有形文化財となっているものです。その大災害からの復興事業の中で明治43年に「堤長66m、堤高6.4mの空石積で築いた石造堰堤で、下流側の堤体下端から延長13mの水叩を連続させる。緩勾配の堤体により河道を安定させ、地すべりによる土砂災害から集落を守る。」という内容で構築されたものです。 また屋敷入沢から少し下った戸倉川に見られる砂防堰堤で、屋敷入沢第七号石堰堤よりは新しい石積みの堰堤となっていました。 こうした遺構を見ることで、災害への備えの取り組みの時間的な流れが確認されます。 それらを見学する中で、それらが担ってきた歴史的な役割を維持し、その意義を多くの人に知ってもらうには、文化財の視点を取り入れたメンテナンスや環境整備、また適切な情報発信など、考えていく必要があると思われたのでした。
2018.06.08
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史跡・甲斐金山遺跡―黒川金山(甲州市)の見学会を明後日に控えた昨日のこと、お山登りがきつくなった老体をかかえ、ご参加の皆さんの足を引っ張らないようにと事前のトレーニングのため、プチお山登りをしました。それで得られたのがこの景色、いいでしょ。 場所は、笛吹市御坂町紙黒駒にある御坂さくら公園の一番高い展望地でありました。なぜ、ここなのか・・・。その辺は次回に。
2018.06.08
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まだ巣作りが始まってからそんなに時間が経ってないようです。女王蜂が巣での営みを続けていました。小さな卵らしきものがそれぞれの区画に産み付けられているように見えました。その場所は、どんなところかといいますと・・・。 湯之奥金山博物館の通用口の上、ずっーと高い、あの黄色の丸で示したところなのでありました。
2018.06.07
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1つには、「ロールケーキ」の日だって・・・! 2つ並べて写真におさめればよかったけど、その前に食べちゃった・・・。だからなぜそうなのか、については、想像してみてください。
2018.06.06
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まだラショウモンカズラの花が見られます。シソ科に特有な花の形です。花の時期は、手元の図鑑では4~5月とされています。 この花の名前、ちょっと変わっていますが、そこには怖い話(伝説)があります。その昔、都城の羅生門にでる鬼女の腕を渡辺綱(わたなべのつな= 平安時代、大江山の鬼退治で知られる源頼光の配下・四天王の一人)が切り落とした話があって、何とその腕のかたちに似ているとされるのが名の由来なのだそうですが、だれがそう思ったのか、花がかわいそう・・・だと思われます。
2018.06.06
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下部川リバーサイドパークのアジサイの1つです。このアジサイの花の色は、やや赤みが強く、明るい紫色・・・。よく言われることですが、アジサイの花は土壌の性質などによって微妙に色の違いが見られます。間もなく梅雨入りというタイミングで、柔らかい日差しを受けて輝いていました。 今日、6月6日は「水曜日」 湯之奥金山博物館は定期休館日です。どうぞご注意ください。明日からはまた通常開館です。どうぞよろしくお願いいたします。
2018.06.06
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深い緑色に輝く小さな、そして体の割に足が長いハエの一種、アシナガキンバエです。「林縁の葉の上をチョコチョコ歩き回る姿をよく見かける。小さいながらもなかなかきれいな色をしている。」とは、ネット上の『昆虫写真図鑑』の解説でありました。 こんなふうに湯之奥金山博物館の周りでは、注意して見ると興味深い自然の世界がいっぱいに展開しています。 そうそう、配布が始まっている夏休み企画2018のポスターやチラシの隅っこに出ていますが、今年もやります「夏休み自由研究プロジェクトin湯之奥金山博物館」 夏休みには、どうぞよろしくお願いいたします。
2018.06.05
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いつもたくさんの方にご覧をいただいているこのブログですが、本日(2018年6月5日)の午後に、設置されているアクセスカウンターが60,000に達し、さらに増え続けています。ご覧の皆様に厚く感謝申し上げます。
2018.06.05
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昨日(6月4日)にアップした「ルリシジミ」の記事で、ハギの名称を「おそらくマルバハギ」としていましたが、その後、じっくりと見て写真におさめることができましたので、あらためてチェックすると、それは「キハギ」でありました。訂正させていただきます。
2018.06.05
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今晩も身延線にお世話になりましたが、21時48分の発車時刻ギリギリだったので、外からのメモはなしで、車内の記録となりました。 一番上が先頭車両のクモハ313-2607、中段が中間車両のモハ313-2607、下段は最後尾のクハ312-2333という構成の3両編成でありました。 発車時刻の3分前に発券された乗車券です。190円区間で、甲斐住吉駅まで・・・。 お終いは、甲斐住吉駅で降車し、身延駅まで行く313系電車を見送るの図です。
2018.06.04
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少し前にルリシジミ見た場所で、今日はアサギマダラを見かけました。少しもとまろうとしないで、ずっと飛び続けていて、こんな写真しか撮れませんでした。さすがに渡りをするチョウであるなぁ、と感心しきり・・・。
2018.06.04
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今月1日に見たヨコグラノキです。ポツポツと黄色の小さな花が咲き始めたのが確認されました。 そして昨日(6月3日)に見たヨコグラノキ。だいぶ花が咲き進みましたね。この花、とても小さな花ですが、いろいろな虫を引きつけているので、きっと虫にだけわかる香しい何かを放っているのでしょう。 後ろ姿しか撮れませんでしたが、こんな虫も来ていました。最初、コマルハナバチかと思っていたのですが、もっと小さくてようすが違う。どうやらコガネオオハリバエのようです。名前に「黄金」が付くなんて、いいね。
2018.06.04
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湯之奥金山博物館の建物の裏手の少し暗い環境で、ルリシジミを見ました。 ルリシジミが見られたのは、この植物の葉の上でした。そこにはマメ科特有の作りをした花が見られます。おそらくマルバハギかと思われるのですが、ルリシジミが、こうした植物の花や葉に来ていたのがたいへん重要だと思われました。 なぜなら、ルリシジミの幼虫は、マメ科の植物の葉を好んで食べ、こうした成虫に育っていくのですから。ルリシジミは、マメ科の植物の近くで暮らし、やがてそこに産卵をし、孵った幼虫は、その端を食べて成長するという循環の場であるのでありました。 それからそれから、ここまでルリシジミのことだけに注目して考えてきましたが、改めてそこを見ると、もうハギの仲間の花が見られるって、ちょっとビックリです。えっ、もう秋が始まっているの? みたいな感覚でした。
2018.06.04
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