表町の不動様の位置に、登は心あたりがあった。登の心に、今も消えがたい傷を残している女、亭主殺しのおしの。その殺された亭主の友だちだった参吉をさがし回ったときに、通りかかった場所だ。
赤いサラファン縫うてみても
楽しいあの日は帰りゃせぬ
たとえ若い娘じゃとて
何でその日が長かろう
燃えるようなその頬も
今にごらん 色あせる
その時きっと思い当たる
笑(わろ)たりしないで母さんの
言っとく言葉をよくお聞き
とは言え サラファン縫うていると
お前といっしょに若返る
(ロシア民謡、作曲:A.ワルラーモフ、日本語詞:津川主一)
よみがえり 2023年12月21日
こういうエンタメが好き 2023年12月19日
PR
カテゴリ
コメント新着
New!
ひよこ7444さんサイド自由欄
フリーページ
カレンダー
キーワードサーチ