笹飾りもなく、短冊も書かない、お祭り。
朝8時30分、不在者投票に夫と連れ立って行く。
ついでにクリーニングも出して、取って来て。
10時。神田免許センターに運転免許の更新に行く。
この頃運転してないし、ばあチャルの年齢から、もうどうしようかなと思った。
が、せっかく一生懸命取った免許、もう一回は(ゴールドなので)更新しておこう。
11時半に無事終わる。
ひさしぶりで神保町古本屋街へ出る。
また今日はやけに蒸し暑いのよね。
なのに美味しい天ぷらそばを食べて大汗かいてしまった。
お腹か出来たら、さあ古本屋めぐり。
と思ったら、一番始めのお店でほしい本に出会ってしまった。
「辻邦生作品集全6巻」
その時は括ってあったのでわからないが、ちょっと古そう、でも6冊で2,200円は安い。
心を残して他のお店をぐるぐる。
中学の時からおなじみの三省堂で欲しかった文庫(これは新しいもの)2冊を購入、1,827円を支払う。(昨今の文庫本はお高いのだ)
「死の散歩者」キャロリン・G・ハート 900円
「プレイヤー・ピアノ」カート・ヴォネガット・ジュニア 840円
「むむっ!!」
最初の古本屋さんに取って返して、「辻邦生作品集全6巻」を見せてもらう。
1972年発行。
モスグリーンの布張り、箱も擦れてはいるが渋い色に、白抜きの繊細な西洋画がある。
あの、豪華な全集モノが流行っていた時代!私は知ってるよ!
思わず「下さい!」って言ってしまった自分がいた。
それがお祭り、たいしたことないんですけどね。
でも、6冊の豪華本は重かった。よる年波の私には応えたね。
手豆ができてしまった!日ざしは暑いし。
「辻邦生作品集全6巻」は処女作「城」から初期中短編の作品の数々、読んでいないものばかり、楽しみだ。
「回廊にて」「夏の砦」「北の岬」「見知らぬ町にて」「嵯峨野明月記」「安土往還記」「パリ日記」などなど。
お陰様で買うはずの中古文庫本は今度の機会に。
新中古文庫本「萩原朔太郎詩集」300円も購入。
たぶんこのあと昼寝よ。

読む本の選び方から 2023年09月07日
昭和の作家(自分用) 2020年05月05日
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