読書日記blog

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2005.12.30
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カテゴリ: 教養・実用


中公クラシックス

文明の生態史観

今年の春に、大学の講義で梅棹忠夫の文明の生態史観について学んで以来、読みたいと思っていた一冊。内容はすでに知っていたのですらすら読めた。

何十年も前に書かれた本に対して「斬新だ」というのも変な話だが、とても新鮮に思った。大学で学ぶまでは、第一地域、第二地域という考え方は知らなかった。しかしこの考え方を取り入れると、なぜ日本人が西洋の文明に共感し、中国人や韓国人の思考回路に戸惑いを覚えるのかという疑問もそれなりに理解できる気がする。中学、高校と習ってきた世界史観がすべてではないということは、もっと多くの人が知るべきだろう。





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Last updated  2005.12.30 23:45:15
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