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俳句1万句の旅☆ 一夜して雨にうたれし若葉かな ☆
2010年05月24日
人 間 と い う 男 新しい時代の中で人間は何に歓喜し何を生甲斐として生きるべき さりとてこの世は複雑すぎて生きることにへきへきとして疲れ まったく自分というものを見失い人間の生き方もわからない 人間としてこう生きなければならないという規範は特にない 自由奔放に生きればいいのだがさりとてそれができない 金銭的に裕福な家に生まれて自由なる資産があればいいが ないものにとっては働いて蓄えてささやかな余生を送るのが せめてもの小さな幸せだといえるだろうか・・・ しかしそれも出来ずに金銭的な思案に明け暮れて夢を失くし 人生をすりつぶし残ったものはただひとつ身体あるのみとは これまた情けなき人間の姿といえるのではないだろうか あくせくとしてしかめっらな顔をして損得に奔走し安らぎは 風呂と食事と寝ることのみとはなんという体たらくな人生だ この身が健康なうちはまだよいが加齢によって杖をつき よたよたとして路上を彷徨うようになればそれこそ人間として 生きてきた最終の姿としては決してふさわしものといえない 人間というものは何代も時の間に生きていつも命題を残す それは人間とはどういう生き物なのかという命題である 地球という星に生まれあらゆる進化のなかで死に絶えもせず 万物の霊長として生きている人間たちの愚かさは計り知れず ああ~人間というものはどういう生き物であるのかそれを 明確に示されたものはこの世にはいまだ発見されず・・・ 今の人間の姿が1000年先にこの生活環境が1000年先に あるということがやがて信じられない世の中が来るだろう その時日本人という人間の行先に幸せはあるのだろうか やがてこの地球上に恐ろしい疫病がはやり人間は ばたばたと倒れて死するときが来るやも知れず 人間というものは人間というものは滅亡するのか 人間という生き物はいつまで生きられるというのか 人間というものは人間というものはやがて・・・
2010年05月24日
俳句1万句の旅☆ 滝の音きくや神代に誘われ ☆
2010年05月24日
俳句1万句の旅☆ 紫陽花や舞妓にであふ東山 ☆
2010年05月24日
俳句1万句の旅☆ 五線譜に蛍飛びかふ晴夜かな ☆
2010年05月24日
風鈴文楽短歌集告げたるや母の日ならば君よ今母に笑顔を何はなくとも
2010年05月09日
今日は母の日である。母の日は俳句の季語であるが、案外その由来は知らない。いま簡単に2冊の歳時記から母の日の季語を書く。5月の第2日曜日。北アメリカのアンナ・ジャービスというキリスト教の信者の女性が、母を追憶するために白いカーネーションを教友に分けたのにはじまる。日本では、母に感謝をこめて赤のカーネーションを捧げる。母のいない者は白、母のある者は、赤のカーネーションを胸に飾る。花屋さんやコンビニにもカーネーションが売られている。何人かはそれらを買って母への感謝の気持ちを伝える。また最近は、母と一緒に買い物にいき母の希望を聞いて夏の帽子やアクセサリーなどをプレゼントする人もいる。カネーションを贈るのは女性の親子あろうと思う。息子と母の親子では、カネーションは贈らないのでは?たぶん男だったら希望する商品を買ってあげるか・・・旅行や温泉に行くか食事を楽しむかじゃないかと思う。母への感謝をどう母へ伝えるかは、人それぞれである。僕の俳句に母の日の俳句がある。☆ 母の日や愛の重さはそれぞれに ☆母からいただいた命に思いをいたし、僕は感謝の言葉をいう。母よ 僕を生んでくれてありがとう!!母との思い出にひたりながら、ありがとうをいう!!
2010年05月09日
俳句1万句の旅☆ 筍の土間におかれて三日かな ☆
2010年05月08日
疲れた!!朝はひんやりとしていたが、昼からは気温があがった。僕は、暑くなると疲れやすくなるタイプである。誰よりも暑さには、人並み以上に弱いのである。今日疲れたなあ~という一日であった。
2010年05月08日
非 情 の 森 を 歩 く 男 声低くして無力にて森に入っていく 誰も引き留めようとはしない 目の前には広大な森林がある 雑多な木々の中で埋もれて 姿はすぐに見えなくなる かすかに幹骨だけしか見られない 身は薄汚れていても心には 優しいものを保有しているのに 誰もそれを信じようとしない なんとういう森の世界なのだ 明日の明かりも見あたらずに 途方にくれて黙々と森を歩く 歩くことに楽しみなどない 歩けば歩くほど深い森に向う なぜそうなるのか誰もわからず 森を歩くことだけが目的となる 森の非情さを怖さを誰が知ろう 緑の新緑にあふれたものもなく わき目もふらず非情の森を歩く 森に入ることなく安穏と美しい 草原の中にいることができるのは ほんの一部の旅人だけである 森の中で叫び転び倒れ傷つき わめき涙を拭きながら森を歩く それがほとんどの姿なのである 非情なる森の中で悲しみにくれ 死んでいくことが動物の定めだ なんという非情の森であるのか 神というご加護も得ることもなく いつか死を迎えることは森には 永遠の愛はなくあるのは非情のみだ ただ太陽も永遠ではなく死す時が 必ず遠大な未来にあることを知れ その時にこそ非情の森も死ぬのだ 非情の森とともに人間も死すのだ 銀河系宇宙の生命体は完全に消滅する 非情の森の中はありとあらゆる万物の 黒い死骸でいっぱいになるであろう 非情の森が消え去るまで歩こう 幾多の非情が待てども歩こう 今日も声は低くして無力にて森を歩く ただただ歩き続けて行くことが 人間の永劫なる命の魂なのである 非情の森を歩くのが人間の本分である
2010年05月06日
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