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前年のシュピール直後から今年のシュピール直前までの「ゲーム年度」で印象に残ったゲームから10タイトルを選んだ。今年度私が初めてプレイしたゲームから選んでいるので新作とは限らないし、プレイした順に挙げているだけで順位付けなどはしていない。 過去の記事はこちら。2012ゲーム年度 私的ボードゲームベスト10 その1 その22013ゲーム年度 私的ボードゲーム十選2014ゲーム年度 私的ボードゲーム十選2015ゲーム年度 私的ボードゲーム十選2016ゲーム年度 私的ボードゲーム十選2017ゲーム年度 私的ボードゲーム十選2018ゲーム年度 私的ボードゲーム十選2019ゲーム年度 私的ボードゲーム十選2020-2021ゲーム年度 私的ボードゲーム七選2022ゲーム年度 私的ボードゲーム十選2023ゲーム年度 私的ボードゲーム十選●チャレンジャーズ! 対象年齢低めの軽いパーティーゲーなので私の好みからは大きく外れるはずだが、これはよかったね。アイディアの勝利。何人集まろうが2対2でリーグ戦して決勝戦するというのは、勝敗だけ勘定すると終盤の試合に意味がなくなりがちだが(決勝に出られないプレイヤーは戦うモチベを保てない)、このゲームでは終盤ほど高得点になるという、現実世界ではとうてい認められないがボドゲではすんなり受け入れられるシステムで逆転性を担保している(それでもダメなときはダメだがw)。そして本質的には坊主めくりだが、ただの坊主めくりでさえ山を自分で構築すれば面白いということに気づかせてくれたのも素晴らしい。まだまだボドゲには可能性が残ってるな!●ワイマール:民主主義の戦い 日本語版が出たのが未だに信じられない枠。4人専用、戦間期のドイツがテーマ、ばかでかい箱……なんでこれを出そうと思ったのかw 4つの政党が異なる勝利条件を目指して独自のカードを使ってデッキを構築していき、ドイツ全域での影響力、議席、議題の3つの分野でしのぎを削るというのはポリティカルゲームとして間違いなく面白かった。しかし……全然知らない分野についてヒイヒイいいながら訳したので、本職の歴史学者さんたちがプレイしてると聞いたときには冷や汗が出たw●チケット・トゥ・ライド・レガシー:西部開拓記 メジャータイトルをロブ・ダヴィオーがレガシー化したら面白くないわけがない。しかもマット・リーコックまで関わってる。はいはい傑作傑作w とはいえ、パンレガ1や裏切り者レガシーと同じく、チケライ初のレガシーということでシステムに問題がまったくないとは言えない。線路を引きたくなくなるような追加要素は入れないで欲しかったし、葉書が偏らないようにするルールも欲しかったな。このあたりのフィードバックは当然パブリッシャーにも行っているはずなので、ヨーロッパ版チケライレガシー2では改善して欲しいね! いや全然情報ないですけど! さすがに出さない理由がないでしょw●The Golden Ticket Game 箱が地味すぎるしアートワークもちょっと古い感じだったからレトロゲーだと思ってたけど、出たのは2021年だった。割と人気のある「イスタンブール」の原型みたいなものかと思ってたけどこっちの方が新しかったw ランダムに配置されたタイル上を移動して効果を適用していく。そこに射幸性が追加されてるんだから、もう面白くないわけがない。「イスタンブール」好きな人にもそうでもない人にもお勧め。すべての特殊効果がアッパー調整されてて、割とあっという間に終わるのもいい。版権ものだけど、オリジナルテーマに変えて日本語版出ないかなー。●イーオンズ・エンド:新たな時代 間違いなく面白い「イーオンズ・エンド」の、4シナリオのミニキャンペーンゲー。シールを貼るのでレガシーと言ってもいいだろう。面白い元ゲー+キャンペーン(レガシー)システム。はいはい面白い面白いw 終わったあとは基本ゲームの拡張として使えて無駄がない(多少の調整は必要だが)。 やっぱ「イーオンズ・エンド」はいいねー。拡張もいっぱい出てるしねーきっとこれから完全日本語版でもばんばん拡張が出るんだろうなーw●ニュークレウム ここに来てようやく本格的な重ゲーからの選出。重ゲー好きなのに相変わらずレガシー・キャンペーンゲーやニッチゲーばかりやってるからなw これも時間がなくてほんのさわりしかプレイしてないんだけど、それでも充分な面白さの片鱗を感じることができた。アクションタイルの使い方の二択に、電力供給できるようになるまでの長い道のり。辛いところしかない! だがそれがいいw 拡張もばんばん出てることだし、何とかしてプレイ機会を作って今度こそ完走したいところだ。●Slay the Spire: The Board Game 「ドミニオン」が生んだデック構築ゲーの世界に新たな転機を(デジタルゲーで)もたらしたゲーム。そのボドゲ版。そりゃ面白いんだろうなーと思ってたけど、ちょっとなめてたね。めちゃクソ面白いw デック構築の元となるカードプールが完全に個別。しかも手に入るカードがランダム(だいたい3択)。確かに“デック構築”と言うより、もう“スレスパ”だわw TCGだっていくらパック剥いても欲しいカードが手に入るとは限らないのに面白いんだから、そりゃ思い通りに組めないデック構築だって面白いわな。でも今まで誰も気づかなかったんだよなー。目の付けどころがシャープすぎる。 とはいえ、現状ではそれでもカードプールが少なめで、序盤こそ巡りが悪いと瀕死になることもあるが、レベル1をクリアできたころには(特に4人プレイだと)かなり盤石になってしまうので、できれば追加カードが欲しいかな。もちろん、スレスパ2ボードゲームにも期待したい。絶対出るだろw●環状鉄道都市の宝(アイゼンバーンシリーズ) これまでも小さめの国産持ち帰り謎はいくつかやらせてもらってたが、本格的なのはこれが初めてだったように思う。そして「謎解きは『アンロック!』シリーズが至高」と信じて疑わなかった私の蒙を啓いてくれた素晴らしいゲームだ(もちろん、コンポーネントがおおむねカードのみ、解答の大半が数字にならなければならないという制限下で「アンロック!」シリーズが非常に優れていることに間違いはないが)。 段階的に難しくなって行く謎。コンポーネントのいたるところにちりばめられているヒント。ストーリーと謎の融合性。どれを取っても素晴らしかった。ヒントを見るのに会員登録しなきゃならない(しかもその手順がめんどくさい)ことだけが玉に瑕だが、今作をきっかけに国産持ち帰り謎を自分でも買うようになったくらいによくできてた。続編も積んでるのでストーリーを忘れないうちに(なんと物語が続いているのだ)最後までプレイしたい。●レジサイド トランプのジャック、クイーン、キングを敵に見立てて、全プレイヤーが手札を使って攻撃して勝利を目指す協力ゲーム。トランプを使ってプレイできる新たなゲームのコンテストがあって、そこで入賞して商品化されたゲームらしい。なのでルールを知っててトランプを持っていればプレイできてしまうわけだが、このアイディアには専用カードに金を払う価値がある。ただのトランプだとテーマに乗り切れなくて味気ないし、日本語版専用のハートのエース(芝犬)も可愛いしなw このゲームを元にした「レジサイド・レガシー」のクラファンに出資するかどうかを判断するためにプレイしたが、レガシー要素抜きでも十二分に面白かったので即バックした。そっちが届くのも楽しみだ。●Clank! Legacy: Acquisitions Incorporated 最後はまたもレガシー。大本のルールを覚えてしまえばあとはちょっとずつ増えてくだけだから、実はレガシーゲーはおじいちゃんに優しいんだよね(ストーリーは忘れる)。何度でも繰り返すが、優れた元ゲー+レガシーシステム=最高。レガシー神のロブ・ダヴィオーが噛んでなくてもいいものは作れる。「チャーターストーン」くんはちゃんと反省しろよw シナリオ部分も全部自分で訳したので、他の4人にプレイさせて私はドラゴン袋から駒を引く役だけやってたが、見てるだけでも充分に楽しかった。特にこのゲームは、YouTubeで配信されてるコミカルな展開が売りの「D&D」リプレイの世界設定が元になってるので、対戦型レガシーゲーにしては殺伐とした雰囲気になりづらいのもいい。 来年には続編の「Clank! Legacy 2: Acquisitions Incorporated - Darkest Magic」も届くので、また翻訳して遊んでもらおう。番外●マドリカ不動産2 電源ゲームだけど謎解きゲーマー、ボードゲーマーとの親和性がかなり高いと思うので挙げておく。パズルを解いて不動産に巣くうオバケを撃退する。基本的には1人ゲーだが、モニターを囲んで複数でわいわいプレイした方が面白いだろう。私は1の方は未プレイだが、中身はほぼ同じなので、やるならそっちからの方がいいかも。ただし1の方はオバケがちょっとグロくて不評だったらしく、2では改善されてかわいらしくなってるので、私みたいに耐性が限りなく低い人は確認してからの方がいいかもねw さすがに近年は何をやっても大なり小なり面白く、どうしようもないものは商業レベルではずいぶん減ったように感じた。そんな中でも、同人を含めて本当にどうしようもないものもわずかにあった。以下はそんなボードゲームゴールデンラズベリー賞。もっとがんばりましょう。東大紛争オルトレーパストニヒト 今年も相変わらず定例会に参加してくれているメンバーに感謝を。来年は「クランクレガシー」の最終回をプレイして……どうしますかね? まあ依然として積みゲーを崩していくか、翻訳が終わったら「マッシブ・ダークネス2」でもやりましょう。 国産謎解きゲーの良さに気づかせてくれたり、守備範囲外のクラファンゲーなどを遊ばせてくれたりしたいたるさん、旅団長さん、一味さんに感謝を。「ボドゲはやらなきゃ分からない」ので、今後もいろいろ遊ばせてください。でもシエラマドレは勘弁な。「アイゼンバーンシリーズ」も積んでるし、日本未流通の「アンロック!」シリーズも買ったし、タカラッシュの超長時間謎解きもやりたいところですな。 遠いところから来て貴重な時間を割いてお誘いいただいたKanaさんと、段取りをつけてくれたしいたけさんに感謝を。いい歳して人見知りな上に人付き合いがへたくそなので印象悪かったと思いますが、また機会があったらお声かけください。醤油おいしかったですw 和訳を多数採用していただいたホビージャパン様、テンデイズゲームズ様、Engames様、数寄ゲームズ様、ケンビル様に感謝を。新たなご依頼はいつでもウェルカムなのでお気軽にご連絡ください。よほど締め切りまで間がないか、他の案件で手一杯のときを除いて、仕事であればくにちあだろうがシエラマドレだろうがどんなご依頼でもだいたい承ります。そろそろインボイス廃止は諦めて発行事業者にならないとないとだめですかね……。 「艦これ」引退後、なんだかんだで「シレン6」もやってないので暇なはずですが、空いた時間で漫画や小説を読んだりしてて、趣味の翻訳は思ったほど進みませんでした。1年以上積んでるゲームくらいは何とか終わらせたいと思います。 今年のトレンドは環境テーマですかね。植民地テーマとかがほぼ絶滅して擬人化動物になった上、やたらとエコを前面に押し出したゲームが多かった気がします。いやテーマはそれでもいいんですけど、シュリンクをシールにしたのは本当にいただけない。ヨーロッパの連中はずいぶん昔に木材を使いすぎるのは環境によくないとか言って日本の割り箸産業を根絶やしにした前科があるので、今回もそんな感じだと思っています。海を渡るゲームくらいちゃんと保護して欲しいところです。 なんかもう1ドル150円以上が当たり前になってますが、これじゃもうほんとに輸入してられないので、来年こそは円がもうちょっと高くなってくれますように。そしてまた10作選べるくらい無事に過ごせて、面白いボードゲームをたくさんプレイできますように。
2024.12.26
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定例会。ssk、carroll、私の3人。●テラミスティカ:ガイアプロジェクト(失われた艦隊拡張入り) 詳しくはこちら(基本のみ)↓ニコボド:ゲーム紹介『テラミスティカ:ガイアプロジェクト (Gaia Project)』 前回のプレイ記録はこちら。6年振り5回目らしい。最初の2回はいつどこで誰とやったかさえ覚えてないが。 3人なのでいつも通り、4人以上だと時間かかりすぎて終わらない重ゲーを選択。当然今日はこれだけ。もう誰もが知ってる超有名重ゲーなので詳細は割愛。 拡張込みで、1番手のcarrollが地球人、2番手の私がタクロン族、3番手のsskがスペースジャイアントを選択。この時点で、スペースジャイアントの初期配置場所が実質1つしかなく(原始惑星が宙間タイルには1つしかなく、他の原始惑星はすべて外宇宙タイル上にあって選ばれにくいため)、その近隣に私の母星である茶惑星はなかった。そして地球人が2つ目に選んだ青惑星の近くにも茶惑星がなかったため、私の初期鉱山のうち1個は孤立することが確定。いきなり厳しいスタートとなったw 我らがタクロン族。パワーストーンをガイアエリアに移動させないと宇宙船に触れない(つまりラウンドごとに1隻にしか触れない)悲しい奴だ。 ここから先は、振り返ればよくなかったことしか思い出せない。・研究所ルートで行ったのはいいが、初手で取るべきは4金収入ではなく4パワー収入だった(2枚目には取ったけど)。・序盤に鉱山2つ体制で進めたのはいいが、鉱山を4つ以降にするのが遅すぎて終始石が足りなかった。足りないのに対策を打たなかったのは愚の骨頂。素直に鉱山増やすなり、石収入タイル取るなりすればよかった。後者ならパワー収入もついてくるんだし。・とにかくスペースジャイアントに好き放題やらせすぎた。どこに入植するにも2改造必要なんだから、選択肢を減らすために2改造のパワーアクションは私が率先してつぶすべきだったし、3石パワーアクション上級タイル、到達距離+1技術タイルも取られ、3ラウンド目に「新たな種類の惑星に鉱山建設したときに3点」タイルがあったのに「ラウンド終了時に入植惑星の種類数ごとに得点」タイルまで取られて手のつけようがなかった。・上記のように、3ラウンド目に「新たな種類の惑星に鉱山建設したときに3点」得点タイルがあった上で、4ラウンド目に「交易所建設するたびに4点」タイルがあるという明白なフィーバータイムがあったのに、完全に失念していた。どう考えても3ラウンド目に鉱山ばらまくとこだろw そんなわけで、2ラウンド目までは可もなく不可もなくって感じで回せた気がしたが、終わってみればスペースジャイアントに180点以上取られてぶっちぎられた。地球人が147点で2位、私は138点で3位。拡張なしの環境では平均点前後の得点に見えるが、たぶん拡張入れたら得点も上方修正されるだろうから平均以下かなあ。 技術の最終盤面。経済を2レベルにして石収入増やして、大して使わなかったガイア計画を1レベルで止めて、その分を惑星改造に回した方がよかったかな。 獲得した技術タイル。「ガイアに鉱山作ったら3点」は5ラウンド目に「ガイアに鉱山作ったら4点」があったのでそのためだけに取った。アクションタイルが載ってるのは4パワーアクション。即時1石タイル2枚も取るくらいなら収入タイル取っておけばよかったし、7勝利点タイルも取れてないし、もうお見せするのが恥ずかしいくらいだw まあ拡張入れてプレイするの初めてだし!(3人ともそう) 1回目は練習みたいなもんだし! もう完全に理解したから次は勝つし! 次いつになるか分からんけどなw
2024.12.21
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「IELLOから出た成人向け推理ゲー買ったからやろうぜー」とお誘いいただいたので参加。いたるさん、旅団長さん、一味さん、私の4人。●Guilty: Houston 2015 メインディッシュのこれから。1人からプレイできる推理ゲーで、プレイヤーは刑事となり、女性刑務所内で起こった殺人事件を追う。被害者は上院議員の娘だったのでおおごとになり、翌朝には記者会見が開かれるため、それまでに真相を突き止めなければならない……というお話。シナリオライターは「アンロック!」シリーズで「ノーサイドショー」や「八十分間世界一周(共作)」を書いてるYohan Servais。 システム的にはほぼ「ディテクティブ」と同じで、今めくることができるカードをめくって読むと情報が手に入る。そうすると時間が進み、新たにめくることができるカードが追加される。これを繰り返して真相に迫っていく。 プレイヤーとしての捜査員は1人だけで、特殊能力はない。選んだキャラによって差異が出たり、ハズレのカードで能力を使ったりする心配がないので、推理ものとしてはその方がいいだろう。また、時間経過と共に何かが起こったり起こらなかったりする(フレーバーに過ぎないものもあれば、情報が増えたり減ったりすることもある)。このあたりはかなりドラマや映画を意識した作りになっていて、劇的なイベントが発生すると結構興奮するw 例によってシナリオには詳しく触れられないが、対象年齢18歳以上!(BGGでは16歳以上表記になってるが、箱には18歳以上と書かれている)、女囚もの! 殺人事件! ということで、仮に許されたとしてもなかなか大きな声では話しづらい内容だった。 プレイ前には分かりようもないことだったが、「ディテクティブ」と大きく違って、出てくるカードのほぼすべてを見ることができる。よほどのことがない限り、残るのは5枚くらいじゃないかな。なのでまあ、「どうせ全部見れるんだったら最初からカード全部表向きにしておけばいいじゃん」みたいな効率厨にはお勧めできない。あくまでも自力でお話を進めている“気分に浸る”ためのゲームだ。 なお、推理の難易度はかなり高く、物証のないところから想像だけで結論を出さざるを得ないことも多い。自分以外の警察関係者が無能揃いなところも含めて、このへんもフィクションの推理ものっぽくてたいへんよろしいw 今回は有料のChatGPTを駆使してOCR>英文和訳>読み上げまでやらせたのでかなり短時間でプレイできたはずだが、それでも4時間かかったし、やはり情報の見返しが英文だとだるくて細部を見落としがちになり、結果はさんざんだった。だが真相は納得のいくものだったし、いくつか「あれはそういうことだったのか! やられた!」みたいなところもあって、シナリオの出来は十二分によかったと思う。 何しろ18歳以上推奨なので、おそらく日本語版が出ることはないだろうが、英語素読みでいける(そしてセンシティブな内容も「これはフィクションだから」と割り切れる)グループならやって損なし。すでに第2弾の「Guilty: Monaco 1955」や第3弾の「Guilty: Fontainebleau 1543」も発表されてる。これらは対象年齢12歳以上と14歳以上なので、日本語版も出せるとは思うが……まあ出ないだろうから英語版でやるかw●Path of Light and Shadow 旅団長さんが帰られたあと、3人でこれ。ファンタジー世界を舞台にしたデック構築、陣取り、技術トラック、ダイス振って戦闘ゲー。7年前に到着しているはずのクラファンゲーだが、観測範囲内では誰一人感想を書いていないw デック構築を主軸として、手札をプレイしてアクションを実行したり、手札をコストとして技術トラックを進めて能力を得たり、手札をコストとして他のカードを上級版に差し替えたり、手札をコストとして他のカードを破棄して圧縮したりする。 上級カードにも得点はついてるが、主な得点手段は地域の支配。そのために手札をコストとして戦力を用意する。ここが独特で、使ったカードのうち最高値の1枚はダイスになり、残りは固定値になる。たとえば戦力が1、1、3のカードをプレイした場合、「ダイス3個+固定値2」となるのだ。 支配地域の得点はその土地の防御力に等しいため、防御力が15もある土地を落とすことができれば高得点が望める。しかし、ダイスの目に「防御力低下」があるため、同じ土地を他プレイヤーと何度も取ったり取られたりしていると防御力が(そして得点が)ほぼ0になるw 時代ごとに得点計算して、3時代やったらゲーム終了。いっぱい点取った人の勝ち。 悪くない。悪くないのだが……一部の悪いところが悪すぎるw まずデック構築部分。今指導者がいるところの土地に応じた山からランダム引き。ランダム引きなのだ。各山には強力だが1枚しかないカードが数枚あるし、一部の山には初期手札に入ってる弱いカードも混ざってる。序盤に最強クラスのカードを引ければ(そしてさらにそのカードを上級版にアップグレードすれば)かなり有利だが、コスト払って圧縮して捨てたカードをまた引いたときには泣けてくる。ここにプレイヤーの意志が関与する余地はいっさいない。運ゲーが過ぎるw あとは得点もなー。同種の土地を2つ以上支配してるとセット点が入るのだが、これが時代ごとに増えていき、3時代目には1セット12点。得点トラックが50点で1周なのにw 無理して高防御力高得点の土地狙うより、時代終了間際に低防御力の土地2つ落とした方がよほどいい。雑すぎるw 得点はともかく、カードの入手方法は(そしてカードプールの内訳は)もう少しひねりが欲しかった。かなり惜しいゲーム。やってる最中は楽しいので、1回はプレイしてもいいかもね。
2024.12.17
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